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ワサビ
九州から北海道の深山渓流で自生する
アブラナ科の多年草。
日本特産
の草本です。
私たちの食卓には欠かせない植物で
多くは栽培されていますよね。
別名 ワサビナ、フスベ、ヒノ
「本草和名」(918)や「和名抄」(932)では
葉が葵に似ているので 山葵
とし
和名は 和佐比
としているようです。
語源は
「悪障疼」(わるさはひびく)の略で
極めて辛いという意味らしいです。
薬 用
秋から冬に根茎を採取しますが
一般的には市販のものを使いますよね。
香辛料の他に
健胃、食欲増進、防腐、殺菌、鎮痛、リューマチ、神経痛緩和
などに利用できるそうです。
生薬名 山葵(わさび)
成 分
からし油配糖体(グルコシノレート)の シニグリン
など
この成分がすりおろされる時に空気に触れ
酵素と反応することで生成されるアリルイソチオシアネートが
たんぱく質と結びつき
強力な抗菌効果をもたらすようです。
その他にも神経細胞や全身細胞の再生を促し
骨密度の回復を助ける可能性や
酸化ストレスを防いだり、抗アレルギー作用も
期待されているらしい。
また、アリルイソチオシアネートは
ビタミンC
を加えることで(レモンやライムなど)
殺菌力が倍増するとか。
なるほど
そういえば、レモンは
おさしみに、よく添えられていますね。
食欲増進に
いつも通りに、すりおろして薬味に使います。
■
リュウマチ・神経痛に
すりおろしたものを薄くのばして患部に貼ります。
(10分程度)
食 用
一年中、必要時に全草を利用できます。
根はお馴染みのワサビとして。
葉茎は前ブログのユリワサビと同じように
利用できます。
ゆでておひたしや、各種和え物や漬物に。
身近な香辛料すぎて
あまり薬用効果を意識したことがありませんでしたが
どうやら、若返り効果も期待できる?ようですね。
(参考)山野草カラー百科
ニュース映像で、福岡市動物園のお猿たちが
露天風呂に浸かっている傍ら
オラウンターは毛布をかぶってヒーターを独り占め
そんな様子を見ました。
みんな、風邪をひかないとよいけどね。。
では、また。
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