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2016.02.03
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カテゴリ: 日本のハーブ
yoroigusaL2 四季の山野草.jpg
                       出典 季節の山野草



朝からの小雨もやっと上がりました。

恵方巻は自分では買わないし作らないけれど
豆まきはします。

以前は軽視していましたが
「節目」を感じる風物詩ですし、これを過ぎれば立春

その前の厄払い

楽みながらやりたいと思います^^





ヨロイグサ


九州中部から北部、中国地方の山地などで自生する
セリ科の多年草

野生種は古く時代から「薬用」として
用いられてきた植物。
現在も薬草として全国で栽培されています。

シシウドに近い種類でよく似ています。

別名  ビャクシ、オオシシウド、ウドモドキ





薬 用

秋に根を採取し水洗い後、日干しにします。

生薬名  百芷(びゃくし)

成 分
フロクマリン誘導体( ビャク・アンゲリコールなど
モノテルペン炭化水素類の
α-ピネン、カンフェン、β-ピネン、ミルセン、
α-フェランドレン、α-テルピネン 他

セリ科アンゲリカ属に共通するフロクマリン類を含有します。
精油のアンジェリカ・ルート、アンジェリカ・シードなどとも
成分が似ていますね。

芳香があります。




 百芷5g(1日量)を水300ccで半量まで煎じ服用します。

カタル症状、冷性などにも





「本草和名」(918)に百芷という漢名を上げ
和名をヨロイグサとしていることから

日本でも1000年前には
すでに薬用利用されていたようです。

江戸時代には中国から生薬として
百芷が輸入されていますが
国産種も栽培されており「薬」として
市場に流通していたようです。

その後、18世紀には
日本在来種と中国種を合わせて栽培されるようになりました。



                (参考)山野草カラー百科






暦では明日から春ですね。

気候は冬なのに
不思議なもので気分もなんとなく春っぽくなるような


では、また。














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Last updated  2016.02.03 13:36:41
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