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ちー4946

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2006年07月17日
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カテゴリ: 気になるあれこれ
東洋伝承医学研究所・日本アーユルヴェーダスクール 主催の「アビヤンガワークセミナー」に行ってきました。

「アビヤンガ」 とはアーユルヴェーダのオイルマッサージのことです。

ヘナ・ハーブシャンプーを始めたときからアーユルヴェーダには興味がありました。

でも、そこから何故か「アロマテラピー」にはまり、現在に至るって感じなんですが・・・・。

アーユルヴェーダを今までちゃんと学んだことがなく、4月にリラックス屋さんのセミナーに参加して基本中の基本を少し教えてもらいました。

アーユルヴェーダって何? って言われると、インドの古代の伝承医学で「1人1人の体質、年齢、体力、消化力、生活習慣、場所、季節など、ありとあらゆるものを考慮して、その人にとって、もっともふさわしいその人だけの治療をする、それがアーユルヴェーダです」(東洋伝承医学研究所より)とあります。

そして、アーユルヴェーダとは、生命学・寿命学であり、健康の維持増進のためであるそうです。

そのアーユルヴェーダのオイルマッサージの紹介を講義と実際のトリートメントのデモンストレーションを受けてきました。

講師は日本アーユルヴェーダスクールの校長のクリシュナUK先生。日本にいらして20年ということで日本語が上手で講義もとてもわかりやすかったです。

インドではオイルマッサージというのはとても日常的にやられてるみたいで、儀式の前には欠かせないものだとか。

たとえば、結婚式の日花嫁・花婿がオイルマッサージをして結婚式をする。

葬式の時もオイルマッサージをするそうです。

アーユルヴェーダのマッサージの目的は「治療」なんですよね。

そして、マッサージの手技よりも「オイル」をいかに浸透させるかが大事だそうです。

なので、セラピストの手技のテクニックなどは一切関係ない(肩こりやその他の症状によって手技も大切にはなってくるが)らしいです。

その「オイル」は200種にも及ぶ薬草オイルがあり、アーユルヴェーダの医者はそれを患者に処方することと、マッサージをしてからのアドバイスが一番重要だということです。
なので、処方とアドバイスは医者、マッサージはマッサージ専門にする人、という風に分担してやるそうです。

オイルも薬草オイルを作る専門家がいるそうです。

アーユルヴェーダトリートメントを学ぶには手技ではなく 「アーユルヴェーダという理論をしっかり学ばなければクライアントに適したトリートメントとカウンセリングはできない!」 ということです。

アロマテラピートリートメントの場合お客様が「こういう強さで、こうしてほしい」という要望を聞いて好きな香りを主体として、オイルをブレンドし、トリートメントを行いますが、アーユルヴェーダでは医者が全て決める。そこが「治療」と「リラクゼーション」の違いなんでしょうね。

アビヤンガを受ける前、受けた後で大切なことは、

トリートメント3時間前には食事を済ます・・・・・未消化物が胃の中にあると体調がすぐれなくなる場合があるということ。
しかしお腹が空きすぎてもいけないらしいです。
お腹が空いたときはエネルギー補給飲料などを適度に摂ることもいいとか。

トリートメントを受けた後の食事は単純な物を・・・・・煮たり焼いたり、複雑な行程で作った食事よりおかゆとか素うどんとか消化の良いものの方が代謝ががよくなるということです。
冷たいビールは厳禁だそうです。とにかく温かい飲み物を摂るとのが大事。
トリートメントを受けた後、老廃物は腸で吸収され便で排泄される。
この解毒が一番有効で便をスムーズに排泄させないようにする食事は摂ってはいけないということでした。

トリートメントを受けた後は激しい運動をしない。

トリートメントを受けた後は石鹸でオイルを洗い流さない。

アロマトリートメントを受けた後でもお客様には同じことを伝えてますが、より改善していただくためにはホームケアアドバイスを実行していただくことが何より大切なのですね。

手技で気になったのが、アビヤンガでは最初に座位からトリートメントが始まり、頭にオイルを塗りマッサージしていきます。

それから首・肩、背中、そして仰向けで足に入るんですが、インドは足からトリートメントするのは「死んだ人だけ」と聞いてギョッとしました。

私が習った手技は足から始まるんです (-_-;)
頭からやるという理由の1つに、頭・顔もトリートメントするのに足触ってからでは汚いということもあるそうです。

私が習った手技では顔はトリートメントに入らないのでデコルテまでで、最後にオプションで軽くヘッドマッサージをやりますが、その前に手を洗ってきます。
なので、一応頭を触るときはきれいな手なんですけどね^_^;

アビヤンガは続けて行うことに意味があるそうです。

アロマトリートメントの場合短くて4,5日は間を空けて次のトリートメントをしていただきますが、なんとアビヤンガは14日間続けてもらうそうです。

本当に「治療」ですね。

インドでトリートメントを受ける場合「1日」だけのお試しみたいなことは、断るお店もあるとか。

それは、オイルを仕込むのに2リットルぐらい使うかららしいです(トリートメントの種類にもよるみたいですが)

1回の使用量が100ml~150mlで、14日間ですからね。それぐらいになるんでしょう。
1日だけだとオイルが無駄になってしまうからとか。

日本でというかアーユルヴェーダのオイルトリートメンとはまだ受けたことがないのでわからないですが、日本で毎日14日間通うというのは結構難しいですね。

あと、質疑応答の場面である方が「岩盤浴」の事を聞いていらしたのですが、「岩盤浴」はインドでは3千年前からやっていたから、日本は古いことやってるんだね。と先生はおしゃってました^_^;

「治療」であるアビヤンガをどういう風にアロマに取り入れようか難しいところですが、お客様へ対してのアフターカウンセリングなどは似通うところもあったり、続けて行うことの良さを改めて感じたり、この3時間の講義、とってもとっても勉強になりました。
以前、mixのお友達の nanacheちゃんから アーユルヴェーダの本をいただいたので、しっかり読破しようと思いました。

まとまりつかない文章でしたが、15日「私も行ってたの」という方は補足お願いします。


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最終更新日  2006年07月18日 00時34分54秒
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