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Nov 3, 2005
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カテゴリ: 読書感想
-6%



昨日に続いて、瀬尾まいこさんの『幸福な食卓』を読みました。
また昨日に引き続き、かなり自分本位な感想(いつものこと??(爆))なので、この作品を読まれて感動されたって言う方は、どうか無視してくださいね(^。^;)

幸福な食卓

この本を借りる時、ちょっと他の方の話を聞きました。
ある人は涙が止まらなかったと言い、ある人は「ふ~ん、そう」って感じだったと言われました。

私は…
涙でましたよ…
でも、感動ではありません。。
悲しいのと怒り…
※この先は私の個人的な体験談になりますので、本の感想は コチラへ 飛んでください。


この手のストーリーって最近よく目にします。
必ず大切な人が亡くなります。

あのね…
何でそんなに簡単に大好きな人を殺してしまうの??
よりいっそう物語がドラマティックになるからですか??

でも本当に大好きな人を亡くしたことってあります??
そんな物語で書ききれるほど簡単なものではありません!
1週間や2週間で気持ちに変化が表れるなんて事、まずないでしょう…
特にああいう急激な『死』の場合…

私はある程度大人になっていたので、好きだった人が亡くなった時、出来るだけ普通に生活していましたが…
5年…5年はそこから動けなかったよ。。
下手な慰めや叱咤・激励なんて掛けて欲しくないから、何でもないふりをして生活していたけど、心は止まったまま…
何を見ても感動しないし、涙も出ない…

直後は友達も誰も私に近づこうとしなかったし…
逆にまぁその方がよかったけど…
私の内面をよく知っている後輩が電話を1本くれただけ…
他の友達も私が電話してもすぐに切りたがってたのがよくわかったから…
多分掛ける言葉もなくて、気まずかったんだろうなぁって思うけど、私もそのことには不用意に触れられたくなかったから…
だから私も思う存分自分の殻に閉じこもれた。。

その時にね、私を救ってくれたのは当時のみ友達だったおねえさんとおにいさん…
以前1年間だけ勤めていた小学校の先生だったんだけど、何か気が合って、私がやめてからも3人でよく飲みにいたりしていたの。。

そのお2人からちょうど1ヶ月後くらいに「飲みに行こう」ってお誘いがあった。
偶然だったと思うけど、それが絶妙なタイミングで…
多分それより前だったら絶対に行けなかったと思う…

その時に、おねえさんの方と途中の駅で待ち合わせをして一緒に電車に乗ったのね。。
その中で「実は…」って話をしたんだけど、そのおねえさん、私の話を聞いてただ涙を流してくれたの…
もう涙も出なかった私の変わりに泣いてくれて、なんか私の気持ちもスーって浄化されたような気がした。
その後自分も子供の頃に仲良かった男の子が亡くなった事があるって話をしてくれたんだけど…
言葉よりもその涙に救われた…
その後におにいさんと合流して静かな小料理屋さんに行き、そこでおねえさんがそのことをおにいさんに話してくれた。

私はあんまり話して欲しくないなぁって思ってたんだけど、おにいさんもその話を聞いて、実は自分も大学の時に付き合っていた彼女が突然亡くなって…って話をしてくれた。
その話がその時の私の心情とピッタリで…
他の人にはうまく説明できない色々な想いの入り混じった複雑な心理状態…
私だけじゃないんだ…
同じことを感じて、私を理解してくれる人がいる…
そんな安心感に肩の力が向けるのを感じました…

あれは本当に神様がセッティングしてくれた邂逅だったような気がします。
私にとって必要な、偶然のような必然だったのかも…


話は逸れましたが…
なので、私はこういう話を読むのが今でも辛いです。
そして腹立たしくなってしまうんです。
例え物語の中とはいえ、簡単に人の大切な人を殺すな!
じゃあ読まないといいじゃんって思いますが、そんな話だった知らなかったもん…(>_<")

まぁそれはともかく…
この物語に出てくる家族はとても『変』です。。
ハッキリ言って育児放棄だよね~
親が2人とも逃げています。
よく子供がグレなかったなぁって思う…
そう…本文中にも出てくるけど、「まじめにできてるんだなぁ…私って」
これは凄く共感できた。
全く私もそんな子供だったから…(^_^;ゞ

でもやっぱりみんながそれぞれの思いを隠し隠しというより、騙し騙し生活していくと、どこかでひずみが出てしまう。

この話を読みながら、人間の本質ってどこのあるのかなぁって考えた。
一見優しそうな人は実は不誠実だったり、一見いい加減そうな人が実はしっかりとした考えを持っていたり…

誰もが不器用で、本当の自分を出し切れていない…そんな感じ…

だからもっと人とコミュニケーションを取っていかないといけない。
ちゃんと会話をしなければいけない。
ってことなんだなぁって思った。。


それにしてもやっぱり私にはこういう文学的?…内面的なことを綴った作品は苦手だと思ったよ。。
昔一時期はやった村上春樹著の『ノルウェーの森』のさぁ~っぱり意味がわからなかったし…
やっぱこれからは無理せずに自分の読みやすい本を選んでこよう…(^。^;)



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Last updated  Nov 3, 2005 03:02:18 PM
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Re:瀬尾まいこ著『幸福な食卓』(11/03)  
読んではいないのですが、2日の瀬尾まいこ著「図書館の神様」のarshaさんの日記に共感して、今又「幸福な食卓」の評にウンウンってうなずいて。
私のもっとも嫌いな物を書くお人のようですね、
瀬尾まいこさんて方は。
ところで、自分がとてつも無く辛い気持ちでいる時、
人にあれこれ聞かれたり、言って頂いたりするのは
なんとも嫌なもの。そんな時はどうしても人目を
避けてしまいます。私は亡くしてこそいませんが、
似たような経験があります。で、世間から一歩
引いたところにいましたが、それを理解してくれない
方もあって。

涙が止まらなかったとおっしゃった方の事も
書きたかったのですが、なんせ本を読んでいません。
控えることにしました。 (Nov 3, 2005 05:54:29 PM)

ひまひまにゃーさんへ  
arsha  さん
コメントありがとうございます。。
多分、きっと自分達の身近なことが題材で、でも普段あんまり見たくない、いやだなぁって思うところ…でも実は誰もが持っている弱い面を浮き彫りにして書かれているので、余計に反応してしまうのかも知れません…
もしかしたら、私が表面上しか読めてないだけで、置くにはもっと深いメッセージが含まれているのかもしれませんが、作者が何を籠めているのだろう…って考え出すと、もう迷宮に入ったような気になります。。
私はいたってシンプルな人間なので…(笑)

私にとってこの方の作品は、心の奥まで抉り出される…そんな感じがしました。。
何か凄く痛い感じです…

多くの人が感銘を受けたというこういう作品を読んで、あまり感心しない私は稚拙なのかなぁって考えたりもしましたが…
にゃーさんのコメントでちょっと救われました(*^_^*)

また「涙が止まらなかったとおっしゃった方の事」もよかったら聞かせてくださいね。。
(Nov 3, 2005 07:04:35 PM)

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