中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2006.07.31
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カテゴリ: レストラン
例の病気

おそらく、日本で唯一であろう、現存する愛玉子(おーぎょーちぃ)の専門店。
その店は東京・谷中(※住所は上野桜木)にある。

日曜日の昼下がり、日暮里駅の南口という、陸橋の上のかなりマニアックな出口を出て左へ。
ゲルマ温泉の看板のかかった、実にレトロな趣の旅館の横を通り過ぎて、道なりに左へ。谷中霊園の中を突っ切っていく。
夏でもここは涼しげだ。

谷中霊園の中の道

「40年前ぐらいにタイムスリップしたか」と思うような建物など、江戸情緒を楽しみながら歩いていき、突き当たりの少し車通りの多い道を左に折れ、少し歩くと左手にお店が見えてくる。

愛玉子の店
↑カメラのストラップが写っちゃった(-_-;)

店の名は「愛玉子」
そのまんまである。。。

ここの店、驚異的ロングランを続ける「こち亀」にも、登場したことがある。

両さんが、お土産用のを購入して、お店のおばちゃんから「ちゃんと冷やして食べるんだよ」と言われているシーンを覚えている人は、かなりの「こち亀」通だ。
#ちなみに、うちの実家にも全巻ある。。。

実は、その頃(もう十数年以上前だ)から気になっていた店なのである。


店構えは、町の昔ながらの大衆食堂のようなイメージの店。
のれんは出ているが、ぴしゃりと締まった横開きの戸。
ショーケースは古びていて、本当に営業しているのか?というほど、活気が伝わってこない。

休みか?

と思ったが、多分そういう店なんだろうと思って、戸を開けると小さな声で「いらっしゃい」と言うおじいさんが1人とお客さんが3人。
どうやら営業中らしい(^_^;)

愛玉子店内1

店内は、かなりレトロ。
しかし、昔はこれはモダンの最先端だったのではないか。

愛玉子店内2

こんなボックスシートもある。
4名卓が3つ?に、ボックスシート2つの小規模なお店です。

一応、愛玉子のいわれも書いてある。

愛玉子店内3

拡大。

愛玉子いわれ

新高山というのは、今の玉山(ユイサン)のことです。
カロリーは米と同じぐらいって…(-_-;)


さて、注文。

メニューには、来店した著名人の写真が。
オーギョーチ400円がベースで、これにアイスをつけたチーアイスや、カキ氷をつけたチー氷、ワインに入れたチーワインなど、普通の店ではまず見かけない、かなりマニアックな商品構成である(^_^;)
一応、喫茶なので、アイスコーヒーとかもある。

冷やして食べろ、と両さんには言っていたようだが、どうやらここは冷えて出てこないとの噂だったので、チー氷あんみつを注文。

水が出てきた。
汲み置きで、カウンターに並べていた所から取ってきたもの。

ぬるい(-_-;)

暑いんで湯冷ましみたいになっています。室温と一緒。氷なんか絶対に入っていません。
…でも、いいんです、ここはそういう店です。

カキ氷はおじいさんが、昔ながらのカキ氷機(縁日でよくあるやつ)を使って、削ってます。
なんか、いいなあ、こういうの。
谷中の街並みに合ってる。


さて、チー氷あんみつが出てきました。
じゃーん。

チー氷あんみつ

下に、愛玉子があって、その上にあんみつ、一番上が氷です。
シンプルです。


さて、食べてみましょう。

上は、普通の氷あんみつですが、さて愛玉子と一緒に食べるとどうか…

んー。。。
愛玉子のクラッシュ(粒)1つ1つの大きさが大きいので、上手く混じりません。
とはいえ、独特の食感がしっかり愛玉子です。
この前、食べたゲル化剤をぶち込んだやつとは、ちょっと違います(失礼)

ただ、美味いか?と言われたら、そもそも愛玉子は味がないものなので…
ものすごい期待をして来ると、肩透かしを食らうかな。。。


ただ、この雰囲気を楽しむということを考えたら、谷中という土地の魅力もあって、バランスがとれると思います。
今でも魅力的な建物がある、谷中を散策するついでに、立ち寄るというのが、
#味だけに興味がある人はちょっと難しい。。。バーミヤンの愛玉子のほうが、遥かにコストパフォーマンスが高いです。

谷中の風景1

谷中の風景2
↑谷中の建物


私ですか?

多分、また行くと思います。

理屈じゃないんですが、何となく。
根津や谷中あたりの雰囲気が良いので、その辺をふらついて、愛玉子っていうイメージがついちゃうんですよね~。
そうだ、この辺には anomaさん というところもあったか!

上野動物園や国立博物館からも近いので、近くへ行かれたら、試してみてはいかがでしょうか。


ちなみに、お土産も買ってきて食べてみました。

お土産愛玉子

やはり粒が大きいので、シロップと混ぜるのが大変です。
氷を入れてシロップをキンキンに冷たくし、粒を崩しながら、食べるのがオススメです。

お土産愛玉子盛り付け例


愛玉子
住所:東京都台東区上野桜木2-11-8
電話:03-3821-5375
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休
↑なんか、食べ歩きブログっぽいですね(笑)

▼デザート【愛玉子(オーギョーチー)】 愛玉子(オーギョーチィ) 愛玉子(オーギョウーチ)6缶セット

このあと、中国茶を飲みに行きました♪
続きは、また明日。





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Last updated  2006.08.01 00:14:57
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