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2006年06月20日

今日テレビ番組で、ペットブームの中で珍しい毛色の犬を高値で売って儲けるために無理なブリーディングが行われているという話を放送していました。
私の友人はラブラドールとチワワなど数種の犬のブリーダーですが、真面目な話とても大変な仕事です。交配には遺伝や病気などさまざまな制約があり付け焼刃の知識ではとてもじゃないけどやっていけないのです。その友人が嘆くのはまさに放送どおりの悪い業者の台頭でした。健康でよい子犬を提供しようとすればそのための調査や環境にお金がかかりその分を価格にかけると高価なものになります。今まではそれでよかったんでしょうがそういう準備など抜きにして儲けに走る人たちが見た目は同じでも障害のあるような犬を平気で売ってくるのでは信用や価値観が骨抜きにされることになりますからね・・。
自分の飼っている犬の子供を安易に欲しがるのも問題です。毛色で掛け合わせてはいけないものなどもあるのにそんな知識もない飼い主が、仲良しの友人のペットとお見合いさせて子供を作り友達同士で譲渡して・・二代目はいいとしてその先の責任まで取れるのでしょうか？本当の意味で動物たちの幸福を考えるときそこまでの責任を考えて欲しいと思います。

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