2003年1月
母は穏やかになったものの足腰が弱くなりました。
トイレが近い事もあって、ポータブルトイレをベットの側に設置しました。
ポータブルトイレはレンタルがなくて一割負担で購入。
これで母も私も楽になりました。
同じ部屋で寝ているので臭いは気になりますが、一人でできるので私は起きなくてもすむようになりました。
夢うつつの中、母のオシッコの音を聞きながらそのうち母の寝息が聞こえてくると安心して寝る事ができました。
6月
母がうちへ来て丸三年たち介護も四年目に入りました。
要介護度も4のままです。
母はうちが終の棲家と決めたようで、田舎に帰るとは言わなくなりました。
私も怒らなくなったが、母もそれなりに我慢しているように見えます。
優しい娘ではないけれど、母を守るのは私しかいないと思っています。
母を見ていると自分の老い先も見えてきます。
更年期も空の巣症候群もどこかへ飛んでいってしまいました。
体重だけが残ってしまったけれど。
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