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キース・エマーソンの来日は、完全になくなりました。名古屋も大阪も中止(延期?)が正式に決まったそうです。東京なしで名古屋と大阪だけやるなんてのも採算取れないだろうし、賢明な判断でしょう。どうやら東京公演に関してはプロモーターとの協議が難航したようです。今後は、日時や場所を事前にきちんと詰めた上で、来日してほしいと思います。個人的には刈りジャムで、事実上、エマーソンのライブは観れたので、本物は来れなくても不満はありません。(笑)----------------------さてさてイーグルスの来日が決定しました。今朝の朝刊にも広告が掲載されていましたが、以下の通りです。2004・10・30(土) 東京ドーム 6:00pm2004・10・31(日) 東京ドーム 6:00pm2004・11・3(祝・水) 大阪ドーム 6:00pm2004・11・5 (金) 福岡ドーム 7:00pm ◎料金:S¥9,800 A¥8,800(税込)※未就学児童の入場は不可 ◎全ての会場での撮影・録音禁止(録画機能付携帯電話使用禁止)←どうやってチェックするの?詳しくはこちらで。ウドーの先行予約(東京公演)は「7/7(水)11:00~7/16(金)18:00」だそうです。-----------------------------イーグルスは生で観たことないので、行きたいです~。が、しかし神無月は…10月9(土)・10日(日)は、ジョン・ロートン10月16日(土)は、デイヴ&リチャード・シンクレア10月23日(土)は、ブラックモアズ・ナイトとライブが続く上、スタジオでの練習もあるはずなので、10・30にイーグルスに行くとなると、毎週毎週、出ずっぱりで、家庭サービスができなくなるな~(汗)どうしましょ?
2004.07.05
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10月はカンタベリー祭りもあるようですが、ユーライア・ヒープ祭りもすごいですよ。ちょっと気が早いかもしれませんが、と言っても、あと3ヵ月後ですので早めに紹介しておきます。「URIAH HEEP 祭 in 東京」 ゲスト John Lawton(ex Uriah Heep,Lucifer's Friend...) 日本が誇るヒープのカバーバンド4組が演奏し、その中の何曲かを本物のジョン・ロートンが歌うというすごい企画です。日時:10月10日(日) atClubPhase場所:〒171-0033 東京都豊島区高田3-8-5 セントラル・ワセダB1FTEL:03-5911-2777 FAX:03-5911-2555(JR高田馬場駅から普通に歩いて、4分30秒くらいで着きます。)Open 16:30Start17:00~Rainbow Deamon17:50~Steerforth ~サイン会~19:30~高麗屋スープ( from 名古屋 )20:20~Dra-Conquestチケット:前売り2500円(当日精算券)、当日3000円。(ドリンク別)------------------------------大阪でもライブがあります。「URIAH HEEP 祭 in 大阪」 ゲストJohn Lawton 10月15日(金)場所:Bonilla Osaka〒541-0051大阪市中央区備後町3-1-10 木村 ビルB1FTEL:06-6233-1230大阪音楽大学の教授、助教授、OB、学生が、ヴァイオリン、リコーダー、チェロなどのクラシック楽器で演奏し、ぶ厚いコーラス隊参加も絡んでURIAH HEEP の名曲を再現します。------------------------------2年前の7月にも同じ企画でロートンが来日しました。アナログ盤を数十枚どっさり持ってきてサインをねだるファンにも、小言を言わずにサインに応じる姿に感動しました。ジョン・ロートンとはファン一人一人を大事にする心温まるミュージシャンです。
2004.07.04
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キース・エマーソンの東京公演は延期(中止)になりました。午後に会場のduo MUSIC EXCHANGEから連絡がありました。 ただ、中止にするのか延期にするのかは未定だそうで、延期の場合の振替公演日も決まっていないそうです。 あくまでも噂の域をでませんが、名古屋と大阪ブルーノートでの公演も雲行きがあやしいそうです。キースと直でやりとりしている人からの情報なので、信憑性が高いのですが、今回の来日はだめになる確率が高いらしいです。(望みは捨ててはいけませんが…)どうしてなのか理由はわかりません。あくまでも個人的な想像ですが、ギャラが高すぎて、これ以上、チケット代を上げられないとか…?あー、残念です。(>_
2004.07.02
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今日の午前10時からチケット発売予定とされていた、キース・エマーソンの東京公演チケットですが、急遽、イープラスやチケットぴあでの一般発売が延期となりました。発売日は未定だそうです。ですが、ライブ会場の duo MUSIC EXCHANGEでは、電話で予約を受け付けています。当日精算で整理番号はありません。もし公演自体ができなくなった場合は、予約者に連絡してくれるそうです。数日以内に結論がでるそうです。公演日:2004年7月18日(日)開演:7:00PM 開場:5:30PM 会場: duo MUSIC EXCHANGE 席種・料金: 立見 \10500 学生 \5250 (サイトには、まだ詳しい情報は掲載されていません)というわけで私もなんとか入場権(券ではなく)は確保しましたが、どうなることやら。キースのような大物を呼ぶのに、こんなあやふやでよいのでしょうか?
2004.06.29
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キース・エマーソン・バンドの東京公演が決定しました。公演日:2004年7月18日(日)開演:7:00PM 開場:5:30PM 会場: duo MUSIC EXCHANGE 席種・料金: 立見 \10500 学生 \5250 (サイトには、まだ詳しい情報は掲載されていません)エレクトリックライブで、共演するのは、デイブ・キルミンスター(ギター)、フィル・ウィリアムス(ベース)、ピート・ラリー(ドラムス)の腕利きミュージシャン。 2004/6/29(火)から発売 @ぴあ会員になる必要があります。詳しくは「電子チケットぴあ」のページで検索してください。 このメンバーでの演奏は「Viva Citas - Live At Glasgow」(国内盤 VICP62446)というCDで聞くことができますが、キルミンスターの演奏がすさまじく良いです。今回も予想される演奏曲は、「タルカス」「ホーダウン」「庶民のファンファーレ」「ホンキー・トンク・トレイン・ブルース」など。 それにしてもチケット代が高すぎる。しかも立ち見かよ~。(笑)オーディエンスの年齢層(30~50代)を考えてほしいものです。
2004.06.25
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今日のビッグニュースはこれでしょう。ソフツこと、ソフトマシーン(Soft Machine)の作品群が、10月にソニーから紙ジャケでリリースされます。(探検隊サイトより)10月1日に発売されるのは以下の5枚。MHCP423 ソフト・マシーン / 3RD MHCP424 ソフト・マシーン / 4TH MHCP425 ソフト・マシーン / 5 MHCP426 ソフト・マシーン / 6THMHCP427 ソフト・マシーン / 7 ソフト・マシーンとは、1960年代末、ジャズやロックなどの要素が混ざり合ったサイケチックなサウンドで、イギリスのカンタベリーを中心に活動していたグループ。結成当初は、ロバート・ワイアット(ds、vo)、ケヴィン・エアーズ(b、vo)、マイク・ラトリッジ(key)、デイヴィッド・アレン(g)らで66年に始動。2作目以降からは、ヒュー・ホッパー(b)やエルトン・ディーン(sax)、カール・ジェンキンス(key)(この人、いまや「アディエマス」で大ブレーク!)、ジョン・マーシャル(ds)らのジャズ組がバンドを支配するようになると、ひねくれたカンタベリーサウンドに代わり、濃いジャズ・ロックへとサウンドが変化します。一連の名盤の紙ジャケ化(たぶんリマスターでしょう)は、プログレファンの悲願でもあったので、うれしいことです。ですが、アラン・ホールズワーズ(g)が唯一参加した8作目の作品で、超名盤とされる「収束」からレコード会社がCBSからEMIに変わったので、今回のリストには含まれていません。そしてソフツを抜けたロバート・ワイアットが、デイヴ・シンクレア(key)や、ビル・マコーミック(b)、フィル・ミラー(g)らと結成したマッチング・モウル(MATCHING MOLE)の以下のアルバムも、同じ日に紙ジャケでリリースされるそうです。MHCP428 マッチング・モール / そっくりモグラMHCP429 マッチング・モール / そっくりモグラの毛語録MHCP430 ロバート・ワイアット / THE END OF AN EAR「そっくりモグラ」1曲目の「オー・キャロライン」は、聞く者の涙腺を刺激する名バラード。さらに「対モグラ・ジャケット」は名アートワークとして名高いものだけに、ぜひ紙ジャケで堪能して欲しいものです。 おりしも10月にはデイヴ・シンクレアがいとこのリチャード・シンクレア(b,vo)を伴って来日公演をするので、いやがおうにも盛り上がるでしょうね。来日情報はこちら。
2004.06.22
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ジェネシスと、「ピーガブ」ことPeter Gabrielのファンに朗報です。超難解であるがジェネシスの最高傑作であり、ピーガブ在籍時の最後の作品、「魅惑のブロードウェイ」(The Lamb Lies Down On Broadway)がリリース30周年を記念して、9月に5.1ミックス・ヴァージョンとして再リリースされる予定だそうです。少年ラエルの不思議な冒険物語を基にしたロック・オペラ風トータル・コンセプト・アルバムの本作(2枚組み)が、どんなハイ・クオリティ・サウンドでよみがえるのか、興味津々です。さらに、ジェネシスの歴代メンバーや関係者たちが、当時の貴重なライヴやテレビ番組映像、ビデオ・クリップなどを織り交ぜて、ジェネシスの名曲の数々を振り返る映像作品「ザ・シェネシス・ソングブック」がDVD化されます。ビデオ版は3年前にリリースされましたが、今回のDVD版はVHS版の内容に、「フォロー・ユー・フォロー・ミー」「アフター・グロウ」などのスタジオ演奏や追加インタビューなど約40分間加えたものになっているとか。出演者は、ピーター・ガブリエル、アンソニー・フィリップス、トニー・バンクス、マイク・ラザフォード、フィル・コリンズ、スティーヴ・ハケット、レイ・ウィルソン、ジョナサン・シルヴァー、チェスター・トンプソン、ダリル・ステューマー、ヒュー・パジャム、トニー・スミス、デヴィッド・ヘンツェルなど歴代メンバーおよび関係者。<収録予定内容> (01) ゴーイング・アウト・トゥ・ゲット・ユー (02) スタグネーション (03) サルマシスの泉 (04) ホライズンズ (05) ザ・ミュージカル・ボックス (06) サパーズ・レディ (07) アイ・ノウ・ホワット・アイ・ライク (08) 眩惑のブロードウェイ (09) イン・ザ・ケイジ (10) ダンス・オン・ア・ヴォルケーノ (11) アフターグロウ (12) フォロー・ユー,フォロー・ミー (13) ミスアンダースタンディング (14) ターン・イット・オン・アゲイン (15) ママ (16) インヴィジブル・タッチ (17) セカンド・ホーム・バイ・ザ・シー (18) ドミノ (19) 混迷の地 (20) アイ・キャント・ダンス (21) ノット・アバウト・アス (22) フェイディング・ライツ など。型番 VABG-1130:\3,990(税込)7月28日にリリースされるそうです。(CDジャーナルより)リリースが待ち遠しいです~!(笑)------------------さらに今日はポール・マッカートニーが来年の2月に、3年ぶり4度目の来日公演を行うというニュースもありました。東京・大阪に加えて札幌・名古屋・福岡の5大ドームでの公演が行われる可能性もあるとか。今度こそラストツアー?くわしくはこちらで。--------------------今日の東京新聞の社説「輸入CD規制 厳しい監視を怠るな」は、輸入盤規制法に反対する消費者の気持ちを代弁したすばらしい内容。「国民は、特定のCDが輸入禁止になる法律の運用だけでなく、CD市場で輸入盤が高くなったり、種類や数が減らないか、厳しく監視する必要がある。国民の選択肢が制限されると、音楽文化の衰退につながる。事態が悪化したらただちに、法の見直しを求める行動が迫られよう。」まさにその通り。そして問題の根本は、これですね。「著作権など保護の名の下に、実際は業界の利益擁護に走っているとしか思えない文化庁の姿勢にも問題がある。文化庁設置の目的はわが国文化の振興で、特定業界の保護ではない。文化庁の役人も公務員の一員のはずだ。国民全体の奉仕者との自覚を忘れてはならない」原文の一読をオススメします。
2004.06.18
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先週リリースされたそうですが、今日、お茶の水で買ってきました。この作品を買うのはこれで何回目なのか、よくわかりませんが。今回はライノからリリースされた「Expanded & Remastered」バージョンの国内盤仕様。新規リマスターで音質が向上したうえ、ボートラが6曲もついています。2002年1月23日に、国内盤としては紙ジャケシリーズでHDCDリマスター盤がでています。ライノのリマスターは派手さはないもの、高音部から中間部、低音域にいたるまで、丁寧な音作りに定評があります。今回のリマスター盤も中間部が豊かで、クリスのベースの輪郭がより明確になるなど、きめの細かいリマスタリングがなされているようです。大音量で聞くか、さもなくば高音質ヘッドフォンで確認したいところです。ボーナス・トラックは、このアルバムから「ロンリー・ハート」に次ぐ2枚目のシングルとしてリリースされた「Leave It」のシングンル・リミックス。さらにはシネマ期に録音された「Make It Easy」。これは1990年のボックス・セット「イエス・イヤーズ」に収録されたもの。イントロが「シネマ」です。3枚目のシングルとして発売された「It Can Happen」のシネマバージョンも、同ボックスセットからのテイク。こちらは全米51位。初出の「It's Over」はラビンがリード・ヴォーカルを取るロック調のナンバー。賛否両論が起きそうなのが「ロンリー・ハート」のエクステンデッド・リミックス。原曲がかなりデフォルメされているが、ラビンが作った最初のデモテープと同じリズムパターンだそうです。かなり、黒っぽいつくりですが、飽きるのも早いかも…。(笑)最後はシングルB面で出ていた「Leave It」のアカペラ・ヴァージョン。一切の装飾を排除してヴォーカル&コーラスのみ残したアレンジ。アカペラ・ヴァージョンは待望の初CD化です。ラビン期イエスのスタジオ盤は、8人イエス作「結晶」も含めのべ4枚ほど出ていますが、この90125はポップチャート・ナンバーワンを獲得するなど、イエスとしても最高の出世作であったわけで、それにはプログレファンも異論はないはず。個人的には、「こわれもの」や「危機」(これはこれで素晴らしいが…)よりも、別の意味で愛着を感じるアルバムかもしれません。(WPCR-11859 \1890 in tax)
2004.06.15
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GTRは、1984年にエイジアを離脱したスティーヴ・ハウ(イエス)が、元ジェネシスのギタリスト、スティーヴ・ハケットと85年に結成したスーパーグループ。異なる音楽性を持つダブル・スティーヴが、ギター中心のサウンドを目指して製作したデビューアルバム「GTR」(1986)は、ジェフ・ダウンズのプロデュースも功を奏し、アメリカの産業ロックファンに受け入れられ、プラチナム・アルバムに輝いた。しかし、メンバー間の音楽的な対立やレコード会社のエゴなどにより、ハケットがツアー後に脱退、ロバート・ベリーを迎えての2作目制作途中で崩壊。しかしファースト・シングル「When the Heart Rules the Mind」 がトップ15に食い込むなど、その後のメロディアス・ハードという新分野を開拓した先駆的バンドだったと思う。ともかくハウとハケットが奏でるカラフルなギターサウンドと、マックス・ベーコンの高音ヴォーカルが売りでした。スティーヴ・ハケットのサイトでGTRのオフィシャル・ライブ映像が公開されました。解像度が低いので少々不満はありますが、当時の演奏が楽しめます。When The Heart Rules The MindQuickTime(BB)Real Audio(Modem) Jekyll & HydeQuickTime(BB)Real Audio(Modem) Here I WaitQuickTime(BB) Real Audio(Modem) ImaginingQuickTime(BB)Real Audio(Modem) The HunterQuickTime(BB)Real Audio(Modem) Stop Look & ListenQuickTime(BB)Real Audio(Modem) --------------------------------------RIAAが定めたゴールド/プラチナ・レコードの基準。 1.ゴールド・シングル1958年から1988年までは、100万枚以上の売り上げがあったシングル盤がゴールドと認定された。1989年からは基準が変わり、半分の50万枚でゴールドと認定されるようになった。 2.プラチナ・シングル1976年になって施行されたプラチナ・シングルは当初、200万枚の売り上げに対し授与された。1989年から、半分の100万枚でゴールドと認定されるように基準が変更された。 3.ゴールド・アルバム1958年から1974年までは、卸値で100万ドル以上の売り上げがあったアルバムをゴールドと認定した。1975年以降は、それに加えて50万セット以上の売り上げが条件として追加された。 4.プラチナム・アルバム1976年から導入されたプラチナム・アルバムは、100万セット以上売れて、かつ卸値で200万ドル以上の売り上げをあげたアルバムに対して贈られている。 5.マルチプラチナム・アルバムプラチナ・アルバムの2倍、3倍…にあたる条件を満たすアルバムに、ダブル・プラチナム(プラチナ×2)、トリプル・プラチナム(プラチナ×3)…とその都度、認定されている。6.ダイアモンド・アルバムプラチナム・アルバムの10倍の条件を満たす売り上げを認定されたアルバムに贈られる。
2004.06.13
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ロジャー・ウォーターズ/ザ・ウォール~ライヴ・イン・ベルリン1989年11月のベルリンの壁崩壊から約8ヶ月後の90年7月21日、東西ドイツ時代には中立地帯だったベルリンのポツダム広場で開催された「ザ・ウォール~ライヴ・イン・ベルリン」という記念イベント。久しぶりにDVDで観たらとても感動したので、レヴューを一筆。当日、広場に集まったオ-ディエンスは20万人とも30万人とも言われる。第二次大戦の元爆撃機操縦士レナード・チェシャーが設立した災害救援基金に賛同した元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズが主催した企画。ライブ中のステージ後方に巨大な壁を築き上げ最後には一気に崩壊させるフロイド時代のパフォーマンスがここでも再演される。ポツダム広場という巨大な舞台で、積み上げられる壁も巨大になり、フロイド時代の「ザ・ウォール」ライヴを凌駕するパフォーマンスは、まさにベルリンの壁崩壊を思い起こさせる壮大なエンターテインメントとして完成した。トラックや車が広場や舞台を行き交い、ジェラルド・スカーフによる巨大なキャラクターのオブジェが宙を舞う。壁に投影されるアニメーションも、第二次世界大戦や冷たい戦争我テーマとあり、改めて戦争の愚かさと悲惨さを想起させる内容。登場キャラクターを演じる役者たちも超豪華だ。検察官には、映画「ロッキ一・ホラー・ショー」でフランクン・フルター博士を演じたティム・カリー、ティーチャーにはトーマス・ドルビー、ワイフにはディートリヒの再来といわれるウテ・レンパー、マザーにはマリアンヌ・フェイスフル、そして裁判官にはイギリスの名優アルバート・フィニーが起用された。演奏面では、2002年のロジャーの来日公演「イン・ザ・フレッシュ」ツアーに同行したアンディ・フェアウェザー・ロウやスノウィ・ホワイトなどが在籍するブリ-ディング・ハート・バンド。ゲストにはザ・バンドのレヴォン・ヘルム、ガ一ス・ハドソン、リック・ダンコの3人。そしてジョニ・ミッチェル、ヴァン・モリソン、ブライアン・アダムス、シニード・オコナー、シンディ・ローパー、スコーピオンズ、ポール・キャラック、フーターズなど。ラストの壁の崩壊シーンは、このライブのクライマックス。オーディエンスとパフォーマーを隔てていた巨大な壁のブロックが一気に崩れる。前年のベルリンの壁崩壊のイメージと重なりあい、とても感動的なシーン。ロック界のカリスマ、ロジャー・ウォーターズのソロ活動の中でも、このイベントは頂上に位置するパフォーマンスであり、ロックの歴史にも深く刻まれる偉大なイベントと言える。安いうちに購入しましょう!(笑)
2004.06.12
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エマーソン・レイク&パーマーのキース・エマーソンが7月に来日公演を行います。今のところ東京は未定ですが、名古屋と大阪はチケット発売中です。☆名古屋ブルーノート テーブルシート8,500円、カジュアルシート5,100円 7月14日(水) 1st 18:30 / 2nd 21:15 start7月15日(木) 1st 18:30 / 2nd 21:15 start☆大阪ブルーノート ¥9000(税込)【Our Live会員価格 \7000(税込)】7月16日(金) 1st 18:45 / 2nd 21:307月17日(土) 1st 18:00 / 2nd 20:45すでに予約受付は始まっています。希望者は各会場へお問い合わせください。なお、今回の来日にはジョン・ウェットン・バンドの一員として、97年と99年に来日したギタリスト、David Kilminsterが同行するとの情報もあります。彼は再結成ナイスのギタリストとしてツアーを行っていますが、今回の来日がナイスになるのか、Keith Emerson Bandになるのかなど詳細は不明です。東京公演も決まってほしいです。
2004.05.30
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ジェネシスのマイク・ラザフォードの別プロジェクト、マイク&ザ・メカニックスが待望の新譜をリリースします。(CDジャーナルより)85年のデビュー以来、全米ナンバーワンヒット曲を放つなど人気を博したメカニクですが、2000年にヴォーカルのポール・ヤングが急死してしまい、活動停止になってしまいましたが、悲しみを乗り越えて、約5年ぶりとなるニュー・アルバム「REWIRED」を完成させた模様。 このアルバムから、もう一人のヴォーカリストであるポール・キャラックをリード・ヴォーカルにフィーチャーした体制にしたため、バンド名を「マイク&ザ・メカニックス&ポール・キャラック」と改名したそうです。これまでのAOR路線を踏襲した内容だそうで、国内盤(VJCP-68672 \2,548(税込):CCCD仕様)は7月28日にリリースされる予定。国内盤に先駆けて6月7日には、DVDがボーナス・ディスクとして付属されるUK限定版がリリースされる予定。このDVDにはCD収録曲全曲に映像を加えたミュージック・ビデオが収録されるそうです。PAL方式ですが、これに対応したDVDプレイヤーを持っているなら、購入を検討しましょう! CD収録曲1.One Left Standing 2.If I Were You 3.Perfect Child 4.Rewired 5.I Don't Want It All 6.Hou Can I 7.Falling 8.Somewhere Along The Line 9.Underscore DVD ・One Left Standing ・If I Were You ・Perfect Child ・Rewired ・I Don't Want It All ・How Can I ・Falling ・Somewhere Along The Line ・Underscore以下のサイトでDVDのダイジェスト版が、見れます。ご使用の回線速度および再生ソフトから選択してください。<Real Media Player>HighMediumLow<Windows Media Player>HighMediumLow予約はこちらでできます。 いわゆる「輸入盤規制法」が成立してしまうと、このような特典付きCDも買えなくなるかもしれません。
2004.05.25
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プログレ・ファンおよび、カンタベリー・ファンの皆様!10月は大変なことになりそうです。まず、キャラヴァンが来日し、大阪と東京で「Canterbury Festival」と題したライブを行います。Oct 09 - OSAKA (Japan), Quatro (Canterbury Festival) Oct 10 - TOKYO (Japan), Quatro (Canterbury Festival)CARAVAN arePye Hastings (guitar & vocals)Richard Coughlan (drums)Geoff Richardson (viola & flute)Jan Schelhaas (keyboards)Jim Leverton (bass & vocals)Doug Boyle (lead guitar)さらに待望のダブル・シンクレアーが1週間後に来日。東京2公演、大阪でも1公演やります。Oct 15 - TOKYO (Japan), O-West Oct 16 - TOKYO (Japan), O-West Oct 17 - OSAKA (Japan), Quatro Richard Sinclair(bass & vocals)David Sinclair(keyboards)キャラバンの名曲「In The Land Of Grey & Pink」のコンプリート版を、日本のプログレ系ミュージシャンと共に演奏します。さあ、貯金貯金!(笑)http://perso.club-internet.fr/calyx/index/concerts.html
2004.05.22
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忘れないうちにプログレ関係のリリース情報を一つ。ピーター・ガブリエル時代や80年代以降のブレイク期とは異なる「TRICK OF THE TAIL」から「DUKE」発表期(76~80年)のジェネシスの貴重なライヴ映像がDVDでリリースされるそうです。この時期のジェネシスのライブ映像は、ビデオでもリリースされていましたが、DVD正規盤でのリリースは初めてではないでしょうか。「GENESIS 1975 - 1980 : THE DIFINITIVE CRITICAL REVIEW」というタイトルで、おなじみの「CLASSIC ROCK PRODUCTION」から、6月下旬にリリースされます。<ウニオンのサイトから一部引用>幻の「TRICK OF THE TAIL」「DUKES」ツアー映像収録DVDが遂に発売!!数々の伝説を残したバンドの一大転機の時期だけに、プログレッシヴ・ロック然としたライヴ構成が見られる最後の姿は正にファン垂涎のもの。ヴァリ・ライトを駆使した音と光が交錯する美しい映像を存分にお楽しみ下さい。ボーナスとしてSTEVE HACKETTの「In The Quiet Earth」「Please Don't Touch」を収録予定。収録曲:Dance On A Volcano/Deep In the Motherlode/Follow You Follow Me/Dukes End/I Know What I Like/Tun It On Again/Los Endos他 2,929円(税込) この時期の映像ではビル・ブルフォードとフィル・コリンズがドラムバトルを展開する76年のライブ映像が有名ですね。<訂正 6月1日>ディスクユニオンからの訂正情報で、「Trick Of The Tail~Duke」までの映像を、ときおり挟みながら、MOSTLY AUTUMNのメンバーなどによるGENESISの曲や演奏の解説が収録されたDVDだそうです。解説が中心ですが、貴重な時代の映像が織り込まれている模様。(輸入品につき字幕は表示されません)。 <訂正 6月9日>7月16日に「ジェネシス / インサイド・ジェネシス 1975-1980」というタイトルで発売予定だったこのDVDの国内仕様盤(ARDV1026)は、発売中止になりました。こちらを参照してください。
2004.05.18
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「PANGAEA」(パンゲア)という日本のプログレバンドがデビューしました。北岡絵里歌(Voice)、大杉尚史(Bass,Guitar)の二人によるプロジェクトで、サウンド的には初期のキング・クリムゾンを思わせる叙情的なロック。この「unu」(SRCL 5730)というデビュー・アルバムにはキング・クリムゾンのイアン・マクドナルがフルートでゲスト参加。「宮殿」風サウンドをいっそう際立たせています。さらに、MOON DANCERの厚見玲衣(ex.VOWWOW)がメロトロン&ハモンドで全面参加し、アルバムプロデュースまで担当しています。バイオリン奏者の金子飛鳥など超一流のミュージシャンも参加。イアン・マクドナルドはニューヨークのスタジオで、フルートパートをダビングしたそうです。彼らしい、天を自由に舞うようなフルートサウンドがとても楽曲にマッチしています。7曲目の組曲が「閉じられた本」というタイトルで、なんとなくクリムゾン(?)を連想してしまいます。このデュオ、まだ10代だそうです。最近の若いもんはおっそろしいですね~。(笑)なおこのCDはソニーからリリースされているので、レーベルゲートCD2仕様になっているので、コピー不可です。ただし、MAGIQLIP2という付属の再生ソフトをインストールすればPCに保存できます。こちらのサイトで彼らの音楽を試聴できます。妖艶な(?)ビデオクリップもあります。PANGAEAオフィシャルサイト:http://www.pangaea-music.net/厚見玲衣倶楽部:http://www2u.biglobe.ne.jp/~VOWWOW/今日聞いた音楽The Last Dance / Ken HensleySwaddling Songs / Mellow CandlePANGAEA / unuヤング・ミュージック・ショー / KISS (NHKアーカイヴ)
2004.05.02
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イエスの結成35周年記念ドキュメンタリー「イエス・スピーク」というDVDを鑑賞しました。内容は表題が物語っている通り、各メンバーの語り(インタビュー)が中心です。イエスに参加した経緯や、イエスというバンドへの思い、自分の家族の紹介などを、それぞれの視点で語っていて、ファンにとってはとても興味深い内容です。クリスの家族は大家族で、さすがに元奥さんは出てきませんが、生みの母親に似てセクシーな娘さんが登場します。(笑)ご両親もまだ健在で、クリスは父親似かも。クリスの弟さんは固い職業だそうで…、クリスとは似ていない。ジョン・アンダーソンはアコギを弾きながら、作曲はこうやっているんだよと実演までしてくれます。企業秘密のはずなのですがね…。(^^ゞスティーヴ・ハウはかなり老け込んでしまって、アブナイ感じ。それでもギターの技はいっこうに衰えを見せないのはさすがです。プロでも1週間、楽器に触らないと、さすがにボケるそうです。リック・ウェイクマンは何度も出入りを繰り返している人ですが、イエスがやはり自分のホームだみたいなことを語っていました。アランは、シアトルの自宅周辺でのクルージング風景が印象的です。水のあるところにいないと、気分が落ち着かないそうです。スキューバダイビングもとても好きだとか…2枚組で2枚目のDVDには昨年の「フルサークルツアー」のライブ音源が収録されています。高音質なので、これだけでも買う価値ありです。総じて、イエス中級者以上向けの内容ですが、昨年の来日公演を見た人、見に行けなった人にもオススメです。今日は部屋の配置換えなどという、とんでもない一日。疲れました。パソコンの移動って思ったより大変ですよね。ケーブル抜いて、差し替えたり。周辺機器が多いので、コードがごちゃごちゃするし…。
2004.05.01
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イエスが全米で初めて100万枚を売り上げた「トーマト」(78年)リリースにともなうツアーから、1979年フィラデルフィアで行なったライヴが収録されたDVD作品「ライブ・イン・フィラデルフィア 1979」が装いも新たに再発されました。販売元はハピネット・ピクチャーズ、発売元はコロムビアミュージックエンタテインメントで、型番は「HMBR-1007」となっています。 前回、日本コロンビアからリリースされたものはリニアPCM音源だけでしたが、今回はそれにDTS 5.1chサラウンド音源が加えられ、ボーナス映像としてロック・ジャーナリスト、クリス・ウェルチ氏(メロディ・メイカー誌)の解説映像が追加収録されました。トーマト・ツアーは78年8月から79年6月まで「バンド結成10周年ツアー」として行われましたが、このフィラデルフィア公演は79年6月21日なのでツアー終盤の映像です。テレビスペシャル用に記録された映像なので当時のツアーでは20曲くらい演奏された中から、6曲しか選曲されていないのは少々、残念かも。円形の回転ステージは、当時としてはとても珍しいアイデアで、どの席からでも各メンバーの演奏が観られるようによいう配慮。のちにデフ・レパードやメタリカなど、多くのロックバンドに受け継がれたスタイルでもあります。■ 曲目 1.Siberian Khatru 2.Circus Of Heaven(天国のサーカス) 3.The Ancient(古代文明より「Leaves Of Green」) 4.Starship Trooper5.I've Seen All Good People 6.Roundabout メンバーはイエス史上、最強ともいえるジョン・アンダーソン、スティーヴ・ハウ、クリス・スクワイア、リック・ウェイクマン、アラン・ホワイトの5人。このメンツで昨年、バンド結成35周年記念ツアーの一環として来日公演したのは記憶に新しいところ。円熟した演奏ではありましたが、才能がほとばしるような鋭さ、革新性に欠けていたのは事実。なのでこのフィラデルフィア公演は若き日の5人による熱い演奏が観れるので貴重です。欲を言えば、容量が大きいDVDなのですからセットリストをすべて収めた完全版にしてほしかったかなと思います。<追記>既存のDVD(COBY-90040)との比較では、今回の再発盤が画質、音質共に向上しています。映像の歪みがなくなり、音の分離がよくなりました。5.1サラウンド音源も再発盤のみに収録されています。ただし既存盤の冒頭部にあったメンバー紹介のナレーションが、再発盤ではカットされています。そのかわりメンバーがステージに向かうシーンから収録されています。コレクターならイエス30年史(字幕表示)も収録されている既存盤も手放しにくいでしょう。
2004.04.23
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著作権法改正案の問題は、コレクターにとって最大の関心事であるので、私も近日中にGSなどで法案反対の署名をするつもりです。さて、毎日この話題ばかり書いていてもいいのですが、さすがに疲れてきたので純粋に音楽の話に戻しましょう。(笑)ケン・ヘンズレーといえばユーライア・ヒープのほとんどの曲を作ったソングライター兼キーボーディスト(ギターも弾きます)ですが、「ストレンジ・デイズ」6月号に新作国内盤リリースにともなうインタビュー記事が掲載されています。インタビュアーがヒープが73年に来日した時、イエスと比較されて、「神のイエス、悪魔のユーライア・ヒープ」とイメージされていたのを知っているかと質問するくだりが面白い。ヘンズレーは「そんな風に見られていたとは知らなかった。アルバムジャケットにネガティブなイメージがあったかもしれないが、バンドの本質を理解したならば、悪魔のイメージからはほど遠いと思う」と、答えている。じっさい彼らの最高傑作「悪魔と魔法使い」は北米では悪魔崇拝のレコードだと受け止められたらしい。ほんとうは「善と悪の闘い」がテーマになっていると彼は主張しています。たしかにイエスとそのように比較されてしまったのは、残念でした。ルックス的な面もあったのではないかと思われますが…。(^^ゞそれはともかく、国内でもつい最近リリースされた彼の新作「ラスト・ダンス」、ブルースフィーリングたっぷりの曲や、ヒープ風の叙情性を感じさせる大曲もあり、とても良い作品になっています。関心のある方はぜひ聞いてみて下さい。王道ロックに出会えるはず…。
2004.04.22
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After all your day is doneTime for sleep,the night time's comeHopes and dreams are rebornIn the quiet of your room彼が肺がんを患っていることに気づいたのは去年の9月。病院で検査を受けたときは、すでに「stage4」でどうしようもなかったそうです。放射線治療を受けたものの効果はなく、モルヒネなどの鎮痛剤による治療は植物人間になるだけだと拒んだそうです。すべての苦痛、痛みから解放され、ジョンは4月1日に永眠したとのメールが、今日、奥さんから送られてきました。思えば彼との出会いはジョン・ウェットンのオフィシャルサイトでした。当時、私は本名で書き込みメルアドも公開していたので、すぐに彼から連絡が来ました。日本でのみリリースされた「ウェットン・ダウンズ」のCDが欲しいというので、新宿のレコードショップに問い合わせたりして手に入れてあげた。おかえしにウェットンが参加したフィリップ・ランボウのソロアルバムが買えるサイトを紹介してもらったり、当時はCD化されていない貴重な音源をもらったりした。ウェットン・ファンとして、プログレ・ファンとして、国と言葉が違っても通じ合えるものがあった。彼はよく「Ken、僕たちはとても音楽の趣味が似ているね。仲良くしよう。」と言ってくれた。年齢もそう変わらなかった。彼は野外動物公園の警備員をしているとかで、よく馬に乗っていたそうだ。こっちがメールの最後の挨拶にエイジアの曲名でもある「Ride Easy」とよく書いてあげたら、すごく喜んでくれた。9・11アメリカ同時テロの時は、「アメリカに神様のご加護がありますように」とお悔やみを言ってあげたら、「君の祈りに感謝するよ」とレスがきた。最近はとんとご無沙汰になってしまって、どうしたのかなと思っていたら、奥さんから訃報が届けられた。大事な友人を失った。とても寂しいし、悲しい。After all the pain has goneOnly memories linger onAnd in the darkness,when I callTell me please,that there is light,after allI'll never forget what you had done for me.You were always very kind.I wish it would be the same if I saw you in heaven.God bless you,Mr.John Selby.ちょっと気を取り直して日記を読み直してみたら、誤解を生じるような書き出しだったかもしれません。ご容赦を。^^;
2004.04.16
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イギリスのカンタベリー系グループの大御所、キャラバンのオリジナル・キーボーディスト、デイヴ・シンクレアー(Dave Sinclair)が来日、東京は江古田のフライングティーポットというロックバーで行ったミニライブを観て来ました。70~80名くらいのコアなファンを前に、新作「Full Circle」から数曲とマッチングモール時代の名曲「オー、キャロライン」などを披露してくれました。Full Circleの曲は世界初演で、イギリス人もまだ見たことはないという貴重なもの。サポートメンバーに、SIXNORTHの島秀行(B)さんをはじめ、浦千鶴子(Vo)、飯田一樹(K)という日本のプログレシーンを支えるミュージシャンを従えてのミニライブでした。フルバンドではなかったのでバラード系の曲ばかりでしたが、デイブのキーボードプレイは、春の優しい日差しのように会場を暖かく包み込み、とても楽しい小1時間を過ごせました。ジャズっぽい浦千鶴子さんのヴォーカルも、ときおりスキャットを織り交ぜながら、デイヴの楽曲をうまく引き立てていたと思います。入場者にのみ販売された新曲「Always There」は日本のファンのために作ったんだよという心憎いまでの配慮。Fill my life with wondertouch my heart with pain,but let me know you're always therecause deep inside,my spirit will never be the samenow you know how much I careFor you have shone a lightto guide me on my wayand bring me safely back againこの時期に来日したのは桜を見たかったからというのは、半分冗談でしょうけれど、(本当は秋の来日公演のための契約関係でしょう)この人も日本を愛する貴重なミュージシャンです。とゆーか、日本のファンに支えられているのです、この人も。(笑)ということで、今秋、デイヴは再びやってきます。いとこのリチャード・シンクレア(ex Caravan,Hatfield & The North,Camel..)と共に、東京と大阪で10月中旬(東京は16日、@オンエア・ウェスト)頃に本格的なライブをやるそうです。これはプログレ・ファンにとっては必見でしょう!
2004.04.12
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イエスの「ニュー・スタンダード・リマスター・コレクション」シリーズ第3弾で、「トーマト」「ドラマ」「ロンリー・ハート(原題:90125)」がリリースされましたが、日本では、「ロンリー・ハート」(WPCR-11859\1,890(税込))のみ6月9日にリリースされるそうです。国内盤にも海外盤同様に以下の追加曲(6曲)が追加収録される予定。・Leave It(Single remix) ・Make It Easy ・It Can Happen(Cinema Version) ・It's Over *未発表曲 ・Owner of a Lonely Heart(Extended remix)*未発表曲 ・Leave It(A Capella version) また、6月23日には、DVD化された「9012ライヴ」がリリースされる予定(WPBR-90257\4,410(税込))。従来のステレオ音声に加えて、5.1chサラウンド対応の音声も追加収録される模様。イエスといえば、「YESSPEAK DVD」の日本盤はもうすぐ4月20日に発売されます。オススメの目玉はオマケの静止画付サウンドトラックでリック復帰の2002ツアーのコンサートを完全収録しています。もうひとつ、「LIVE IN PHILADELPHIA 1979」のリマスター盤DVDの日本盤もハピネットピクチャーズより4月23日に発売。以前出ていたもの(TV放送バージョン)に比べ画質UP。しかもメンバー登場部分の映像を収録など若干内容が追加。クリスウェルチ氏の解説映像も追加になっています。FC情報によれば、買い替え推奨盤だとのこと…。アメリカ軍など連合軍と反米武装勢力との衝突が拡大し、治安情勢が一層悪化しているイラク国内で、とうとう日本人が武装勢力の人質に捕った。韓国の牧師7人も拘束された。(こちらは、その後、釈放された)小泉さん、困りましたね。武装グループの要求を受け入れて自衛隊を撤退させたらアメリカの反発を買うだろうし、イラク戦争に加担してきた大義名分を失い、政権は吹っ飛ぶだろう。かといって、このまま3人を見殺しにはできない。小泉さんの師匠でもある故・福田赳夫元総理は77年9月、赤軍派のハイジャック事件で乗客が人質に取られた時、「人の命は地球より重い」と言った。しかしこの時、世界は「日本はテロリストと取り引きをするもか」という非難を浴びました。
2004.04.08
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リズム隊が生き残ったビートルズ、リズム隊が他界してしまったザ・フー。この二つのグループが合体すればパートのダブらない4人組のバンドになります。かと言って、単純に合体効果以上の化学反応が起きるかどうかは別問題ですが…。ザ・フーの名作「トミー」(UIGY-7055~6 \4,830) が、デモやアルバム別ヴァージョンなどのレアな音源を多数収録したボーナス・ディスク付きで、ユニヴァーサル・ミュージックから再発されました。輸入ハイブリッドSACD盤に帯と解説が付いた国内盤仕様でリリースされました。ピート・タウンゼンドによるリマスタリング作業により5.1chサラウンドにも対応しています。ただし、ボーナスディスクの(13)~(17)はCD層のみに収録。ピート・タウンゼンドがこの「トミー」という現代オペラの構想を練り始めたのは、1967年頃。主人公トミーを三重苦にすることによって、外界の混沌な世界から遮断した。こうすれば人間はいつまでも純粋でいられると信じた。これは当時ピートが傾倒していたインド哲学(師はミハー・ババ)からトミーを伝導者(救世主)にする構想となり、69年に完成した。インド哲学などに魅力を感じていた若者達の間では狂信的ともいえるブームを巻き起こしたそうです。SACD層の音はたしかに以前のCDより向上しています。アコギのカッティング、フレンチホルンやトランペットなど管楽器の音の伸び。逆に粗が目立つ部分もなきにしもあらずでしたが、感動を新たにしました。組み曲形式の大作志向はイエス、ジェネシスなどのプログレ系ミュージシャンにも小さからぬ影響を与えた事は明らかだと思います。哲学云々よりもロック・ミュージックに救いを求める若者へ向けたまなざしが、普遍の生命力を生んでいる傑作。http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=6138
2004.04.02
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紙ジャケで再発されたUKオリジナルアルバム・ヴァージョンを購入しました。「夕暮れバージョン」です。改めて聞いてみて、クイーンのアルバムの中で一番聴きやすいと思いました。フレディはもうこの世にいないのだから、死を目前とした緊迫感がないからでしょうか。それだけではなく良い意味で「吹っ切れている」のだと思う。フレディの死後、4年という長い歳月を経てリリースにこぎつけた本作。全盛期のようなメンバーの気合は伝わってこないかわりに、前進し続けることを誓った3人の意気込み、一体感は感じます。強烈なのは4曲目の「Mother Love」。I'm a man of the world and they say that I'm strong.But my heart is heavy,and my hope is gone.最後に録音したと言われている曲だけあって、テーマも重い。しかし人間は最後には母の胎内に帰っていく「母胎回帰」というテーマには泣けます。とにかく歌詞とメロディが、すーっと心の中に入ってくる作品群。クイーンが成長したのか、自分が老いたのか、どちらかでしょう。(苦笑)それにしても「You Don't Fool Me」などを聞いていると、フレディの新境地をみるようで、45歳の若さで逝ってしまったのは本当にもったいない…。購入はこちらで⇒クイーン (紙ジャケット) / メイド・イン・ヘブン
2004.04.01
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ジェスロ・タルが元UKのエディ・ジョブソンをゲストに迎えて、80年9月にリリースした13作目「A」(TOCP-67288)が、このたび東芝EMIより紙ジャケ・デジタルリマスター盤でリリースされました。タイトルの「A」はイアン・アンダーソンのイニシャルのことなのですが、映画「未知との遭遇」チックなジャケットに浮かぶAの文字はAlert、つまり警報ではないかと言われていたそうです。タルといえばトラッド、ブルースをベースにした独特のサウンドがイギリスやヨーロッパで受けましたが、こと日本では人気がイマイチ。メンバーに美形がいなかったからかなどと邪推してしまいますが、ダイエーの王監督も驚いたという(?)イアン・アンダーソンの一本足フルート奏法など、ライブでも見せ所は多かったはず。タルの絶頂期は「アクアラング」「ジェラルドの汚れなき世界」「パッションプレイ」を出していたころであると思うけど、個人的にはこの「A」との出会いがタルへの関心を引き起こすことになったことは否定できません。エディ・ジョブソンという鬼才を輸血したタルは、このアルバムの成功後、再び黄金時代を築きます。サウンド的にも洗練されたシンセサウンドが、このバンドに新しい息吹を起こしいるかのよう。今回の紙ジャケ・リマスター化で同梱されたDVD「スリップ・ストリーム」は当時のメンバーでのライブ映像を、収録したもの。ビデオやレーザーディスクで出ていたものですが、オフィシャルDVD化は今回が初めてです。UK時代のオフィシャル映像が皆無な状況で、シンセやバイオリン、マンドリンまで弾きこなすエディの姿が観れるのはとても貴重です。ウェットンよりもエディが日本女性には人気があったのは本当だったんですね…。(笑)それにしてもこのアルバム、ウェットンのにおいが漂ってきます。1曲目の曲名は、なんとウェットンが同時期(80年)にリリースした事実上の初ソロアルバム「Caught In The Crossfire」という歌詞がそのまま出てくる「十字砲火」(原題は「Crossfire」)だし…。さらにタルのギタリスト、マーティン・バレは、そのウェットンのソロでギターを弾いています。さて十字砲火という曲は、本作制作中にロンドンで起きたイラン大使館人質事件がモチーフになっているそうです。他の曲もイギリスの現状や労働者の日常を描いている内容でとても面白い。日記風な歌詞ですね、一言で言えば。聞きやすい、とっつきやすいという点で、タル入門用と言えましょう。
2004.03.23
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今日のタイトルからボストンを思い浮かべてしまうかもしれませんが、そうではなくマイク・オールドフィールド(Mike Oldfield)です。マイクのデビュー作にして最高傑作と言われる「チューブラー・ベルズ」の2003年リメイク版のDVD-AUDIOと、彼の「アート・イン・ヘヴン・コンサート:ザ・ミレニアム・ベル~ライヴ・イン・ベルリン」、「チューブラーベルズ2」、「チューブラーベルズ3」という3作のDVD-VIDEOがセットになった超豪華版「DVDコレクション」(WPZR-90003)とやらを購入してしまいました。まあ、それぞればらで買うよりはお徳でしょうということです…。(^^ゞやはりDVD-Aで聞く「チューブラー・ベルズ2003」は、その音密度の濃さ、そして音の広がりに圧倒されます。まるで宇宙の彼方へ飛ばされてしまいそうな気分に襲われた、と書いたら大げさでしょうね、やはり。(笑)マイクの作品はインストゥルメンタルが多いけれど、一人多重録音でここまでやるかという練り上げられた音の構築美が魅力でしょう、一言で言えば。実はマイクにハマるきっかけは「チューブラー・ベルズ」ではなく、94年の「THE SONGS OF DISTANT EARTH」です。これは、アーサー・C・クラークの小説「遥かなる地球の歌」を題材にした長編シンフォニーですが、とてもファンタジックで独特の浮遊感がたまらないサウンドでした。目を閉じて聞いていると宇宙旅行しているような気分になれたものです。ぜひとも来日してほしいミュージシャンの一人なのですが、大掛かりで大規模なライブになってしまうので採算面から来日は難しいそうです。となると、こちらからイギリスに行って見るしかないのですが、マイクのライブのためだけに渡英するというのも、もったいないし…。ウェットンのライブと重なってくれないだろうかと密かに願っているのですが…。
2004.03.14
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キング・クリムゾンの2003年4月の来日公演を収録した2枚組みDVD「Eyes Wide Open(アイズ・ワイド・オープン)」(UIBE-1020/1)を観ました。収録内容:Disc 1・2003年4月16日、東京厚生年金ホールにて収録。Disc 2・「ブートレッグTV・プロジェクト」2000年3月、ロンドン、シェファーズ・ブッシュ・エンパイアにて収録。昨年4月16日の東京・新宿の厚生年金会館でのライブだから自分が観たライブ(当日券で2階席)ということになります。トラック1で開演前の客席が数秒映るのですが、知り合いの某女史がカメラに向かって歩いてくるではないですか。思わず「おひさ~」と言ってしまう自分。(笑)それはともかく、こうして観ていると、あの時の感動が甦ります。エイドリアン・ブリューはリハーサル時からあのダボシャツを着ていたのが、ボートラ収録のリハ映像で確認できます。(笑)「質実剛健」(見たくれ悪くても男は中味で勝負!)という言葉がぴったりなメンバー。とてもロックミュージシャンとは思えない4人が繰り出す音楽は、精巧で緻密で隙のない構築美。最初から最後まで腕を組みながら聞けてしまうロック。そんな硬ーい雰囲気の中で「エイドリアーン」と叫んでしまった、ある女性の勇気は尊敬に値します。さらに松本ではステージに歩み寄ってロバート・フリップに芋羊羹を差し入れた女性もいらっしゃいました…。つくづくクリムゾンは日本のファン、それもコアな女性たちの熱意によって支えられているということをつくづく実感したものです。それにしてもロバート・フリップの職人魂には感服です。サウンドスケイプを会場で聞いたときは、自然と泣けてきちゃったし…。ギターの音色やピッキング、コードワークなどは正確無比。人生哲学やビジネスに対する姿勢を含めて、学ぶことが多い。東京公演最終日(17日)、ステージを去る前にオーディエンスに向かって深々と頭を下げたのがとても印象的でした。今のクリムゾンは気前の良い日本のファンなくしては、経済的にもやっていけないしね…。なんか全然、DVDのレビューになっていない…(自爆)。
2004.03.13
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イエスの名作「こわれもの」(FRAGILE)のDVD-Audioヴァージョン(AMAY 10018)を聞きました。このアルバムをDVD-Aで聞くのは初めてだし、そもそもDVD-Aを聞くこと自体が初体験。国内盤ですが、2002年にRHINOレーベルからリリースされた原盤に、ワーナーミュージック・ジャパンが日本語解説と歌詞やインタビューの対訳などが掲載されたブックレットを付けて同年暮れに発売したものです。ですから正しくは国内盤仕様というべきかも。再生を始めた瞬間から、これまで聞いていた「こわれもの」との違いに愕然としました。1曲目は有名曲「ラウンド・アバウト」ですが、全然、違う曲に聞こえました。スティーヴ・ハウのアコギが奏でるハーモニクス音からして全く違う。クリアーなどというありきたりの形容詞では表現しきれない臨場感。ピックで弦をなでる音までよく聞こえます。ジョン・アンダーソンのヴォーカルは何回かオーバーダブしているはずだけど、コーラス部の3声ハーモニーでは「ジョン-クリス(スクワイア)-スティーヴ」の声がはっきりと聞き分けられます。そして何といってもリック・ウェイクマンのキーボードの音色がダイナミックこのうえなし。目を閉じて聞いていると音の壁に圧倒される。ビル・ブルフォードのパーカッションも実に生々しい。マラカスだかなにかを使っているのがよくわかる。クリスのベースは地を這うという言葉がぴったり。お腹にびっしびっしきます。(星勘かい…?(笑))なんか全く別のアルバムを聞いているかのごとくでありました。DVDなので聞きながら歌詞をモニター画面に表示させることもでき、ジョンと一緒に歌うこともできます。ラウンドアバウトって、哲学的な内容かと思っていたけど、ただのドライブ中に見た景色を描いたものだそうで…。CDSAよりももっと奥行きがありますね、DVD-Aは。これ聞いちゃうとCDの音がスカスカに聞こえます。まだまだ数が少ないですけど、これからはDVD-AとCDSAが主流になっていくような気がします。もっと需要が増えれば、かつてCDがそうだったように、値段も2000円台まで下がってくるでしょう。(現在は3000円程度)なんかどんどん欲しくなってきちゃいました。http://www.rhino.com/store/topgenre_dvdaudio.lasso今日のニュースから~ BBCのデジタル・ラジオ局6ミュージックが「人生を救った曲」と題して行なったリスナー投票で、以下の曲がベスト10に選ばれたそうです。1.ザ・スミス「I Know It's Over」2.ボウリング・フォー・スープ「Girl All The Bad Guys Want」3.R.E.M.「Everybody Hurts」4.ザ・キュアー「Pictures Of You」5.レディオヘッド「Fake Plastic Trees」6.ジョイ・ディヴィジョン「Love Will Tear Us Apart」7.ピンク・フロイド「Comfortably Numb」8.ケイト・ブッシュ&ピーター・ガブリエル「Don't Give Up」9.ブラー「This Is A Low」10.ザ・ビートルズ「Good Day Sunshine」 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ「Under The Bridge」 (10位は同票で2曲)個人的には7,8あたりがツボなんですけどね。特に7は「人生を救われた」ような気はしませんが、とても気分がよくなります。温泉に浸かりながら聞きたい曲、ナンバーワンですね…。(^^ゞちなみに1位の「I Know It's Over」は、ザ・スミスが'86年にリリースした名作『The Queen Is Dead』の一曲。投票者は、「この曲を聴くと、スピーカーから大きな腕が出てきて抱きしめられるように感じる」などとコメントしているそうな。いったいどんな曲なんでしょうか?
2004.03.11
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「春眠、暁をおぼえず」とはよく言ったもので、毎朝、寝床から起きるのが辛い時期になりました。U2、デヴィッド・ボウイ、トーキング・へッズなどを手掛けたプロデューサーでもあり、環境音楽「アンビエント・ミュージック」の伝道者、ブライアン・イーノの初期ソロ作がリマスターされUKで5月17日に再発されます。ロキシー・ミュージック脱退後に発表したソロ・アルバムから、ポップ・ロックと実験音楽が融合したファースト・ソロ「ヒア・カム・ザ・ウォーム・ジェッツ」(ジョン・ウェットンも参加?)、同じ路線の2作目「テイキング・タイガー・マウンテン」、環境音楽への方向性が見えはじめた3作目「アナザー・グリーン・ワールド」、トーキング・ヘッズなどのニュー・ウェイヴからの影響もある5作目「ビフォア・アンド・アフター・サイエンス」の4タイトル。すべてデジパック仕様でリリースとなる模様。国内盤は未定ですが東芝EMIから紙ジャケ仕様でリリースされるかもしれません…?UK紙ジャケはまだかい…(笑)。
2004.03.08
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フィル・コリンズ(52)が、13日公開のディズニーアニメ「ブラザー・ベア」(監督アーロン・ブレイズ)の吹き替え版で、主題歌を日本語歌詞で歌ったそうです。吹き替え版のオープニングテーマ曲「グレイト・スピリット」の日本語版は、天童よしみ(49)がカバーしたそうですが、主題歌「ノー・ウェイ・アウト」は、フィルが担当。この曲は、主人公がセリフと歌を組み合わせて秘密を告白する重要な場面で使われているため、「子供たちに直接メッセージを伝えたい」とフィルが熱望し、英語圏以外の5カ国語(仏、独、スペイン、イタリア、日本)で歌ったそうです。彼は、99年にアカデミー賞最優秀歌曲賞を受賞したディズニー映画「ターザン」の主題歌「ユール・ビー・イン・マイ・ハート」を、仏語など4カ国語で歌ったことがあります。また、来日して「ニュース・ステーション」でも歌いましたね。日本語に挑戦したのは今回が初めてですが、「思ったより難しくなかった」と自信満々だとか。早く聞いてみたいです。日本語の歌詞で歌ったミュージシャンで思い浮かぶのは、「手を取り合って」(クイーン)、「あいすません」(ジョン・レノン)、「待ってください」(キング・クリムゾン)とかが真っ先に思い浮かぶけど、最初から最後まで日本語ってのは珍しいですね。「ブラザー・ベア」は、自然のおきてに逆らったため熊の姿に変えられてしまった青年キナイと、小熊のコーダの心の触れ合いを描いた感動作。参考:http://www.disney.co.jp/bbear/index2.html
2004.03.01
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最近、クリムゾンとクイーンがマイブームです。水と油のような両者ですが、暇があればどちらかのCDを聴いていることが多いです。クリムゾンは紙ジャケ再発を機に80年代の「Discipline」以降の作品について聴きなおしているのですが、改めてその凄さに驚愕を禁じえません。特に「Discipline」(1981),「Beat」(1982),「Thrack」(1995),「Power To Believe」(2003年作品)の4枚は傑作だと思います。「Discipline」リリース時は、ちょうどプログレを聞き始めた頃で、いまはなき浅草国際劇場で開かれたライブにも行きました。クリムゾン初来日ということで、フリップやブリューの緊張感あふれるギター・ワーク、変拍子を紡ぎ出すブルフォード・レヴィンのリズム隊、それらが化学反応を起こして見事なアンサンブルを繰り広げるさまはまさにプログレシッヴでした。さて、今回再発された紙ジャケは英国オリジナル盤のアートワークを再現するなど、秀逸な仕上がりですが(「ヴルーム」は少々、安っぽいけど…)、特に感動したのが「ビート」ですね。この作品、1950年代のアメリカ文学界で異端とされた「ビートニク」と称されるカウンター・カルチャーの代表的作品「路上にて」(ジャック・ケルアック)からモチーフを得たコンセプトアルバムです。この辺の話が解説書に詳しく書かれていて、大変勉強になりました。個人的には80年代3部作、最終作「スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー」と「ザ・コンストラクション・オブ・ライト」には正直、感動を覚えなかったのですが、これから何年か経てば、聴き方を悟れるかも。いずれにしろクリムゾンの楽曲は何年か先を進んでいることが多く、評価されるのは何年か経過してからということが多々あります。「レッド」もリリース時は評価されなかったし…。歳月が経てば経つほど深い味が出る醸造ワインみたいなものですかね、クリムゾンって。(^.^)
2004.02.23
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新作が「Full Circle」が好評なデイブ・シンクレア(元キャラバン)がプロモーションのために4月に単独で来日するそうです。大阪と東京でジャズ・ロックバンド「SIXNORTH」のリーダーである島秀行(B)と、ボーカルの浦千鶴子に飯田一樹(K)の3人をバックに新作の曲を中心に演奏するとのことです。●デイヴ・シンクレア・ミニライブ(東京&大阪)2004年 4月 11日(日) 14:30 梅田BTF4F Dance Studio2004年 4月 12日(月) 19:30 江古田 Cafeフライングティーポット新作「Full Circle」からの曲を中心に45分程の演奏の後、サイン会を行う予定だそうです。詳しくは、こちらへ。 http://www.musicterm.jp/default2.aspこういう形式なら、日本でもあまり認知されていないミュージシャンを来日させやすいかなと思ってみたりしました。会場もライブバーみたいなところですし経費も会場レンタル代も安そうだし。ニューアルバムのプロモーションをかねて、ミニライブを行うわけですから、ミュージシャンもファンの反応を把握することもできるわけですから、一鳥二石といえるでしょう。ライブの収入で滞在・移動費用も賄えそうですし…。いろいろと勉強になりますねえ…(^^ゞ
2004.02.19
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ブリティッシュロック・ファンの愛好書『ストレンジ・デイズ』4月増刊号として「Artist & Disc File Series Vol.3 キング・クリムゾン」というムック本が各書店の店頭に並んでいます。http://www.strange-ds.com/ http://www.strange-ds.com/compiledata.htm#kingcrimson 282ページにわたり「King Crimson」について特集した厚手の本が出版されたことを心から喜びたいです。!(^^)!神保町の三省堂本店に寄ったら1階の音楽誌コーナーに見慣れた「赤らんだびっくり顔ジャケ」が表紙になった本が山積されていました。圧巻でしたが、クリムゾンを知らない人が見たら、「なんじゃ、こりゃ」ってなものでしょう。ちなみにこのジャケですが、子供に見せると「わー、おばけ~」というリアクションがほとんど(特にまともな女の子)なのですが、ごくたまに「のど○んこが見える~」などと言いながら笑い転げる変わり者(?)もいます。(爆)どこの家の子供だとは言いませんが…(^^ゞ脱線しましたが、内容については、バンドの歴史、アルバム紹介(オリジナルアルバム+ライブ盤、その他関連アイテム)、評論家によりクリムゾン論、メンバーズインタビュー、フリップ翁の作品紹介などなど。入門者からマニアックな上級者まで、いちおう満足できる内容です。いちおうと書いたのは、ディープなファンにとっては「もっと充実してほしい」「最近明らかになった史実と異なる」などと思う部分が、あるからです。それでもこれだけのデータを集めた取材・編集力には素直に脱帽します。税込み2500円は、決して高くないと思います。もちろんクリムゾン人脈ということでウェットン先生のキャリア(作品紹介など)が8ページにわたり紹介され、2001年「Welcome To Heaven」リリース時に「ストレンジ・デイス 第18号」に掲載されたインタビューが載っています。後者はKC特集に載せるにはちょっとピントがずれているような気もしますが。そこから一言。「ステージで失敗したら、他人を責めたりはせず、自分を反省する。自分の為すことに、自己責任を負う人間なんだ」(ウェットン談)すばらしい!それで今、休養中なんですね。(笑)そうそう、一つ誤記があります。115ページ、Robert Fripp Works の中で取り上げられている「Robert Fripp…Unplugged!」(http://www.fripp.com/rfrippunplug.html)の紹介で「プロデュースを担当した…妹パトリシア…」とあるのは「姉パトリシア(Patricia Fripp)」が正しい表記です。翁には1歳年上の姉がいらっしゃいますから。
2004.02.18
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元ELPのグレッグ・レイク(GREG LAKE)のオフィシャル・サイトで発売中の未収録音源集「FROM THE UNDERGROUND VOL.2」(GL-CD3004)がリリースされました。「DEEPER INTO THE MINE」という副題が付いています。近年はリンゴ・スター率いるオールスターバンドのベーシストになったり、最近はジョン・エントウィッスルの急死により空席となったザ・フーの後任ベーシスト(次作のレコーディングに参加)になったりと活躍中です。今回リリースされたCDには、ELPやELPOWELL、クリムゾン、ソロなどのキャリアからアウトテイクや未公開ライブ音源など、計13曲が収録されています。エイジアのジェフ・ダウンズとは83年の「エイジア・イン・エイジア」(東京・武道館)の時に、ウェットンの代役として抜擢されて以来の付き合いだそうで、このCDにも「Ride The Tiger」というLake-Downesによるプロジェクトから3曲収録されました。レイクはELP時代の美声を失ってしまいましたが、年老いてブルージーで力強い歌声に変わったことが功を奏したのか、聞きなれれば全く問題ありません。リスト1.Black Moon -(rare live version) EMERSON LAKE & PALMER2.Check It Out (previously unreleased) GREG LAKE’S RIDE THE TIGER3.Love Under Fire (previously unreleased version) GREG LAKE’S RIDE THE TIGER 4.Cold Side Of A Woman (previously unreleased) GREG LAKE (with TOTO) 5.Step Aside (previously unreleased studio rehearsal) EMERSON LAKE & POWELL6.Preacher Blues (rare live unreleased song from) EMERSON LAKE & PALMER 7.Hold Me (previously unreleased) GREG LAKE8.Heart On Ice (rare live version) GREG LAKE and Band 9.Blue Light (previously unreleased version) GREG LAKE’S RIDE THE TIGER 10.You’re Good With Your Love (previously unreleased) GREG LAKE (with TOTO) 11.You Really Got A Hold On Me (previously unreleased) GREG LAKE (with TOTO) 12.Epitaph (rare live version from 1969 Hyde Park show) KING CRIMSON 13.Fanfare For The Common Man (rare live version) GREG LAKE Band (featuring Gary Moore) RELEASE DATE: DECEMBER 12th.,2003 参考(試聴もできます!):http://www.greglake.com/newsite/index.asp
2004.02.13
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アニー・ハズラム期ルネッサンス(Renaissance)の貴重な紙ジャケCD「プロローグ」と「燃ゆる灰」の2タイトルが、今週13日に再発されます。「プロローグ(Prologue)」は1972年、歌姫アニー・ハズラムをヴォーカルに据えた新生ルネッサンスのデビュー作。マイケル・ダンフォードのクラシックを基調とした曲調に、ジョン・タウトのフランス印象派風のクラシック・ピアノがぴったりと合致した叙情性あふれる英国トラッド・フォークの雰囲気を漂わせています。個人的にはドラマーのテレンス・サリバンとベーシストのジョン・キャンプが作り出すリズムにも魅力を感じています。キャンプのベースはクリス・スクワイア(イエス)の影響を感じさせるブリブリ感がロック調の曲で独特なグルーヴを生み出しています。バンドの独自性はセカンドの「燃ゆる灰(Ashes Are Burning)」でより顕著になります。1曲目の「Can You Understand」から、精霊がこの地に舞い降りたような「カーペット・オブ・ザ・サン」、ラストの大曲「燃ゆる灰」まで、捨て曲なしの名盤です。今回このCDをディスクユニオンで購入すると国内アナログ再発時復刻帯と、US CAPITOL盤「燃ゆる灰」(おすましアニー嬢の別デザイン版/シングル・ジャケット、歌詞カード掲載内袋付)紙ジャケットがもらえるそうです。(さっそく予約を入れました、笑) http://www.diskunion.com/progre/review_detail.php?rid=290&sid=1
2004.02.07
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元ヤードバーズのジム・マッカーティーとキース・レルフ(故人)、キースの妹のジェーン・レルフらがルネッサンス脱退後に結成したイリュージョンの1stと2ndのカップリング・アルバム「アイランド・イヤーズ(原題:The Island Recordings)」(MSIG 0068)がとても気に入りました。いわゆるオリジナル・ルネッサンスは、後期ヤードバーズの頃からフォーク指向が強かったキース・レルフとジム・マッカーティがトゥゲザーというフォークデュオを経て、1969年に結成したプログレバンドです。メインヴォーカルはジェーン・レルフ嬢で、キーボードにジョン・ホークン、ベースにルイ・セナモという職人ミュージシャンが参加していました。彼らは1st「ルネッサンス」、2nd「イリュージョン」という秀作をリリースするも、その後バンドが分裂してしまいます。で、それぞれソロ活動やアルマゲドンというハードロックバンドを経たマッカーティとレルフが、75年にルネッサンスの再興を望んで結成したのがイリュージョンです。当時は別のメンバーによるルネッサンス(一般的にはこちらを指す)が活動をしていたために、名称をイリュージョンにしたわけです。しかし76年5月、レコーディングをはじめるなど、さあこれからという時に、キース・レルフがウェストロンドンの自宅で感電死してしまいます。普通、リーダーが亡くなればバンドは解散でしょうけれど、故人の意思を継ぐべくマッカーティーを中心にデビュー・アルバム『アウト・オブ・ミスト』をアイランド・レコードからリリースします。このアルバムは繊細で神秘的なジェーン・レルフの声で歌われる「フェイス・オブ・イエスタディ」や「イザドラ」など名曲ぞろいです。メロトロンやキ-ボードなどを使ったアコースティックな曲の美しさでは、右に出るものがないほどの逸品と言われています。2作目『イリュージョン』は前作の路線を継承しつつも、オーケストラアレンジを加えるなど、より深みを増していますが、いかんせん当時はパンク全盛期。78年、3作目のための曲をいくつかデモ録音した後、79年に分裂しています。このCDは、その2つのアルバムを1枚のCDに収録した全14曲収録のお得盤。再発ですが前回のものより音がリマスターされていて良くなっています。彼らの音源はライブ盤や未公開音源がリリースされるなど、ここ数年、再び注目されています。ところでルネッサンスといえば、マイケル・ダンフォードやアニー・ハズラムのいる新生ルネッサンス(当時はそうよばれた)が有名で、私もそちらが好きなのですが、ジェーン・レルフの歌声もいいなあと感じる今日この頃です。http://www.musicscene.co.jp/contents/search/db/rockdb/rockindex.htm
2004.02.06
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クリムゾンの「紅伝説」と「グレイト・ディシーヴァー」のボックスセットのリリースは、年末頃まで延期される可能性があるそうです。(業界関係者談)「紅伝説」はCD4が、今のクリムゾンの未発表ライブ音源などに変更する案が検討されているそうです。ウェットン期ライブ音源を収録した「グレイト・ディシーヴァー」は、当時の新発掘音源を付け足して既出の4枚と合わせ合計6枚組ボックスセットでリリースされる案が有力とのことです。いずれにしろ、ボックスセットのリリース延期は、安月給で小遣いをいろいろやりくりしている貧乏コレクターにとっては、とってもうれしいことです…。(爆)それでなくても今月は、クィーンの紙ジャケシリーズ(14タイトル、「メイド・イン・ヘブン」は3月に延期だそうです)とか、クリムゾンの紙ジャケシリーズ第2弾(6タイトル)とか、大波が二つも三つも押し寄せてきますからね…。こっちも延期になってくれ~い。(笑)話題の「冬ソナ」が、4月3日から地上波の総合テレビで、毎週土曜日の午後11時10分から1時間ずつ放映されることになったそうです。(全20話)これでDVDを買って観る必要がなくなりました。(^^ゞhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000205-kyodo-ent本日の猟盤(3点)☆アイランド・イヤーズ / イリュージョン (MSIG 0068)☆ライブ・イン・バッファロー / エイジア (ARC-1065-66)☆ゼン・アンド・ナウ・ツアー’90 / エイジア (ARC-1067-68)
2004.02.05
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元ジェネシスのスティーヴ・ハケット(Steve Hackett)バンドによる2003年秋のヨーロッパ公演を収録した最新ライブ・アルバム「Live Archive」(CAMCD33:2枚組み)が届きました。本日、到着したばかりで、ハケットのサイン入り。最新アルバム「To Watch The Storms」からの新曲を含め、22曲が収録されています。エレクトリックでもアコースティックでも独特のギター奏法と音色でファンを魅了するハケット。メタルばりの早弾きはしませんが、ライトハンド奏法の創始者だけあって、多彩な音色が彼のギタープレイの特徴です。昨年、ギターウォーズで来日して、ポール・ギルバート、ヌーノ・ベッテンコート、ジョン・ポール・ジョーンズらと熱いステージを披露しましたが、今年は単独での来日公演が待たれます。日本のサイト:http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/steve_hackett/index.htmlライブ盤の購入はこちら→http://www.stevehackett.com/猟盤記録(2点)CLEAR LIGHT / CLEAR LIGHT SYMPHONY(ARC-7035)CLEAR LIGHT / Forever Blowing Bubbles「シャボン玉幻覚」(ARC-7036)
2004.01.30
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今日は休み時間もずっとクリムゾンを聞いていました。改めて「宮殿」から「USA」まで聞いてみると、1作毎に変身を遂げつつ進化していく、まさに恐竜のようなバンドであったなあとしみじみ実感したのであります。特に初期4作のコンセプトやジャケは、詩人のピート・シンフィールドが担当しただけあって、古代ギリシャの哲学者プラトンの対話集「ティマイオス」で語られている世界を構成する四大要素「天地火水」と「均衡が取れた世界」がベースとなった理想主義を反映したものだとか。(注)プラトンの霊肉二元論は、霊魂の三区分「知恵、勇気、節制」が徳を以って肉体と調和したときに正義の国家が現れると説いた。さて、シンフィールドは世界を構成する四大要素をクリムゾンのアルバムのテーマに当てはめたそうです。「宮殿」は天、「ポセイドンのめざめ」は水(海神ポセイドン)、「リザード」は火(錬金術でとかげは火の象徴)、「アイランド」はもちろん地がテーマです。さらに彼は占星術の12星座を個々の楽曲にちりばめていたわけで、「風に語りて」は双子座、「エピタフ」と「ムーンチャイルド」は蟹座、「クリムゾン・キングの宮殿」は獅子座、「ポセイドンのめざめ~リブラのテーマ」は天秤座と乙女座、「アイランド」のジャケには射手座の三烈星雲(M20)の写真が使用されるといった具合。以上の内容は「アイランド」のブックレット解説に詳しく書かれています。当時と言っても、私は後追いでしたが、このようにコンセプトが順に体系的になっているとは知りませんでした。ウェットン期の3作品には、このようなコンセプトはありませんでした。シンフィールドのような詩人はいなかったし、何よりもフリージャズに影響されたインプロを中心とした演奏に、より多くの比重が置かれたためでしょう。
2004.01.28
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「KING CRIMSON 21st CENTURY COMPLETE EDITION」シリーズの第1弾が本日、店頭に並びました。http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/king_crimson/king_crimson_disco.html■ クリムゾン・キングの宮殿(UICE-9051)ピンク・アイランド・プレスから復刻。HDCDマスタリング。■ ポセイドンのめざめ(UICE-9052)ピンク・アイランド・プレスから復刻。オリジナルのテクスチャー紙に近い紙を使用。見開きジャケット内面銀色インク使用■ リザード(UICE-9053)パーム・アイランド・プレスから復刻。金色インク使用。アイランド水色内袋付き。■ アイランド(UICE-9054)オリジナル・フリップバック・アウター、見開き袋型インナーを再現。■ アースバウンド(UICE-9055)HELPシリーズ用黒内袋付き。初回出荷分のみジャケット背上下しぼりタイプ。■ 太陽と戦慄(UICE-9056)専用内袋付き。初回出荷分のみジャケット背上下しぼりタイプ。■ 暗黒の世界(UICE-9057)初回盤仕様の歌詞入り内袋付き。可能な限りオリジナルに近いテクスチャー紙使用。■ レッド(UICE-9058)PP/コーティング加工。アイランド水色内袋付き。初回出荷分のみジャケット背上下しぼりタイプ。■ USA(UICE-9059)PP/コーティング加工。アイランド水色内袋付き。初回出荷分のみジャケット背上下しぼりタイプ。(各税込¥2.344)(←左が衝撃のデビュー作「クリムゾン・キングの宮殿」、右は筆者が最高傑作と評価している「レッド」)今回の紙ジャケシリース(ユニバーサル)は前回のポニー・キャニオン盤に比べて、よく出来ていると思います。「宮殿」にかんしては、オリジナルのピンク・アイランド・プレスってこうだったんだ~と感心させられます。「ポセイドンのめざめ」(ポセイドンをおいかけて…が、正しい邦題)は、油絵をみているかのような高級感あふれるジャケ。迷作(?)「リザード」は、教科書のつるつるした表紙を思わせるPP加工が良いです。肉体派(?)と言われた「アイランド」はオリジナルのアナログ盤にも付いていた見開き袋インナーが忠実に再現されています。もの時期のライブ盤「アースバウンド」は、粗雑で安っぽいつくりのジャケまで再現してくれています。さてウェットン期の4枚もすごいです。「太陽と戦慄」は中袋がそっくり再現されているし、「暗黒の世界」のジャケも油絵のような仕様。英国の現代詩人Dylan ThomasのUnder the milkwoodも懐かしいですね。「レッド」もつるつるしたPP加工ジャケが、昔の記憶と感動をフラッシュバックさせてくれます。「USA」も光沢がきれいです。解説も今回のリリースに合わせて、すべて新たに書き下ろしされています。ロバート・フリップのクレジットがすべての解説に記載されています。つまり御大公認なわけ。作品毎に過去のアナログ盤やCD盤を紹介するブックレット(クリムゾン・ギャラリー)も付属していて、コレクターにとっては便利です。難を言わせていただくとすれば、英語版ブックレットがキャにオン盤に比べて、こじんまりとしてしまったことでしょうか。紙質も高級感に欠けますか…。レーベルマーク(英アイランド時代は「ピンク」「島」)までオリジナルを再現予定という宣伝文句も嘘だったのかな。レーベルマークがな~い。というわけでキャニオン盤(透けるゴールド・ディスクも良かったし…)も手放せなくなりました、結局。^^;とはいえ、100点満点で90点はあげられます。よくぞここまでやってくれましたと、制作関係者に謝意を表したいと思います。音的には前回のHDCDヴァージョンをそのまま使用しているので、変わりありません。もっともトラック・タイムには若干の違いがあります。といっても、わずか1~2秒の範囲。ここまでくると紙ジャケも一つの文化現象なのではないかと思えてきます。家宝にしようと思います~♪
2004.01.27
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かつてロバート・フリップがこの雑誌の表紙を飾ったことが思い出されます。ただいまコンビニなどで発売中のアエラ最新号(04.2.2)に、以上のタイトルで興味深い記事が載っています。私に言わせれば「プログレの蘇り」というか、リバイバルは89年のABWH(Anderson-Bruford-Wakeman-Howe)あたりからはじまったような気がしますが…。90年代は、エイジアの来日や、8人イエスでプログレ・ルネッサンスは一気に盛り上がり、クリムゾンやフロイド、ELPなどの大御所の再結成ブームを経て、ヨーロッパや南米などの辺境プログレまでもてはやされるようになりました。だからこのような記事を読むと「なんで、いまごろ?」「こっちはもうとっくにマイブームだけど…(ブツブツ)」(笑)ってことになるのですが。まあしかし、今回の記事は銀座や高円寺、蕨のプログレバーに集まる中年の親父(他人事のように書かせてもらいます…)達の喧騒ぶり(?)が紹介されていて面白いです。プログレとは「マジメで探求心のある日本人気質に合った音楽」という某プログレバー店主(面識あり)の言葉に共感を覚えたけど、要するにプログレ・オタクが多いということですね。この記事を書いたアエラ記者氏のCD、LPコレクションは2500枚で、そのうちプログレはたったの700枚だそうで。まだまだですね~、お互いに。(笑)
2004.01.26
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既報のキング・クリムゾン「紅伝説」の再発ヴァージョン(Frame By Frame、Second Edition)ですが、CD1-4はスタジオ録音音源で、オリジナルとは違う新アートワークでのボックス・セット仕様になりそうです。そしてCD5-8はライヴ音源(内容不詳)を収録。さらに紅伝説のコンパクト版「The Concise King Crimson」(2CD,Second Edition)もリリースされます。ウェットン期クリムゾンのライブ音源集「偉大なる詐欺師2」(The Great Deceiver,Second Edition)は、CD1-4が旧オリジナル盤と同内容で、CD5-6に同時期の新発掘音源が収録されるそうです。アートワークも一新されます。これは、あくまでも構想段階です。確定するまでには、まだまだ紆余曲折があるかもしれません。今日のスタジオ練習は、ヴォーカル&コーラス担当がもう一人加入してくれたおかげで、エイジア・サウンドの特徴ともいえる音の壁のような分厚いコーラスの再現に一歩近づきました。(笑)私はというと歌詞抜けがあったり、ベースラインを忘れたりとミスが目立ちました。Don’t Cryも歌詞の一部を間違えました。師匠に似せようとしたわけではないのですが…^^;次回は「Wildest Dreams」やるぞ~♪
2004.01.25
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ブリティッシュ・ロックファンご用達の愛読誌です。まだ1月なのに3月号なんて気が早いと思いつつ、一気に読破しました。今月号の特集はキング・クリムゾン。近くリリースされる紙ジャケシリーズ第1弾を意識したものであることは間違いありません。今回は歴史やサウンドの変遷がラインナップ毎に、簡潔にまとまっていて読みやすい。アルバムレヴューも、それに付随するライブ・アルバムが紹介されていて、初級者から上級者(なんているのか?)まで便利な記事になっています。イアン・マクドナルド、ピーター・ガブリエル、デイヴ・シンクレアなどのインタビューも読み応えがあります。クリアライトのアルバムでジョン・ウェットンが歌う予定だったなんて、知りませんでした。参考:http://www.strange-d.com/index.htm 続・空から降る一億の星ドラマの続きという意味ではありません。このドラマを収録したDVDにはエイジアの「嘘の微笑み」(The Smile Has Left Your Eyes)は収録されていませんでした。(やっと見終わった。)最終回の放映でこの曲が使われた場面(キムタクと深津絵里、とよた真帆の3人がバーで会うシーン)では、スティーヴ・コステロが歌う主題歌「スマイル」に差し替えられていました。ちょっと、残念。
2004.01.21
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最近購入したCDの中から、感動したものを紹介します。Dave Sinclair / Full CircleDaveは、ソフト・マシーンイギリスのカンタベリー・シーンを代表するキャラヴァン(Caravan)の元キーボード・プレイヤー。2002年1月の初来日公演にも参加しました。ソロ作としては2作目にあたるこの作品は、こてこてのプログレというよりは、AOR風ロックに仕上がっています。もちろん所々に(特にキーボード・ソロ)プログレ的アプローチを感じる部分も多くあります。カンタベリー出身の女性ヴォーカリスト、Roxane(ロザーン)が幅広い音域と豊かな表現力でデイヴの楽曲を引き立てています。キャラヴァンの新旧ベーシスト、Jim LevertonとRichard Sinclairが、これまた渋いヴォーカルを披露。ジムおじさんは、2003年、キャラヴァンの来日公演でも演奏したNowhere To Hideというバラードの完全版で説得力あふれる歌唱を披露。デイヴの従兄弟でもあるリチャードは、カンタベリーの名バラード、O’Carolineで優しい歌唱を聞かせてくれます。キャラヴァン陣営からはギタリストのDoug Boyle、パーカッショニストのSimon Bentallも参加しています。異色なのが仏英日の3ヶ国語で歌われる平和ソングPeace In Time。表題の歌詞が出てきます。おもいだして はだのぬくもりやさしいひとみ おだやかなえがおロックの中で日本語が使われた例は多いですが、これはクィーンの「手を取り合って」を思い出させます。原田なおみという女性歌手が美しい平和ソングに色を添えています。イエスのFragile(こわれもの)を想起させるジャケのアートワークも秀逸。さっそく今年のマイベスト候補になりました。デモ音源や未収録曲を収めたInto The SunというCDも同時発売されています。購入はこちらで(送料無料)→http://www.musicterm.jp/default2.asp オフィシャルサイト(日本語):http://www.iris.dti.ne.jp/~yutayuta/ds/index.htm
2004.01.20
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ヴァンゲリスとジョン&ヴァンゲリスの紙ジャケ再発盤(5枚)を購入。(誘惑に負けた) 「ショート・ストーリーズ」(ジョン&ヴァンゲリス UICY-9375)「フレンズ・オブ・ミスター・カイロ」(ジョン&ヴァンゲリス UICY-9376)「プライヴェイト・コレクション」(ジョン&ヴァンゲリス UICY-9377)「野生」(ヴァンゲリス UICY-9378)「流氷原」(ヴァンゲリス UICY-9379)ヴァンゲリスは「炎のランナー」の映画音楽で、有名になりましたが、イエスのヴォーカリスト、ジョン・アンダーソンとのコラボは70年代の半ばから始まっていたわけで、今回の再発盤シリーズは無名時代のヴァンゲリスの作品まで網羅していて貴重です。「ショート・ストーリーズ」は「炎~」の1年前、つまり80年1月にリリースされた作品。当時、ジョンはイエス脱退の決意をしていたそうです。ヴァンゲリスとは、ジョンのソロ作「サンヒーローのオリアス」(76年)からの付き合いで、ヴァンゲリスは74年、イエスを脱退したリック・ウェイクマンの後任候補に名前があがったほど。透明感あふれるヴァンゲリスのシンセサウンドにジョン・アンダーソンのクリアーな歌声がマッチしていて、いろいろと想像力を掻きたててくれます。仕事の合間に一服しながら聞くと心が和みます。特にハードワークの後や行き詰まった時には、こういう曲がいいですね。癒し効果も大。リマスターされて音質もぐんとアップしました。自分はどうもジョン・アンダーソンのハイトーン・ヴォイスが気に入らず、イエスもあまり聞かなかったのですが、30代半ばになって、やっとあの声に癒されるようになり、以後、イエスを深く聞くようになりました。あれって地声だったんですね。どうりで若い頃からほとんど歌声が変わらないはずです。日本人歌手で例えるなら、音質が異なりますが、美川憲一さんなどがこの部類でしょうか。いずれにしても、歌は地声で歌うのが喉には一番良いそうです。バンド練習ではそうもいかないのですが…。(表題の話題から少し外れてしまいました…^^;)参考HP:ヴァンゲリスの部屋購入サイト:ディスクユニオンなど。 夜はサーバーが混雑するみたいで、日記を二回もアップしたのに失敗しました。HPも正しく表示されなかったりして不安になりました。無料サービスとはいえ、楽天で買い物をしたり、商品の宣伝などもしているんだから、夜中でも閲覧や更新がサクサクとできるようにサーバーをもっと強化してほしいものです。
2004.01.15
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エクソシストのテーマ曲といえば、ぴんとくるでしょう。そう、マイク・オールドフィールドの処女作にして最高傑作「TUBLAR BELLS」の2003年リメイク・ヴァージョン のDVD-AUDIO盤(ややこしい?)がついにリリースされてしまいました。メーカーの関連HPマイクファンの間では「いつになったら出るの?」という声が多かったそうですが、これってコピーコントロール付きのSACD盤が昨年リリースされたり、通常盤が出たりとわけがわかりません。それでも今回のDVD-AUDIO盤は、5.1chはもちろん、さまざまなサウンド・ヴァージョンを収録しているそうで、1枚で何パターンもの「チューブラーベルズ」が楽しめるそうです。とは言っても、ハード(再生機)を持っていない私にとっては何の意味もありません。SACD盤は買いましたけど、再生機がないので、生まれ変わった音世界の恩恵にあずかれていません。http://www.diskunion.com/progre/search.php?page=&search_type=artist&search=MIKE%20OLDFIELD まことに独りよがりな希望ですが、DVD-AUDIOとSACDが再生できて、DVD-VIDEOはNTSCとPALに対応してリージョン・フリーという機能を備えたうえで、値段が3万円位の「DVDレコーダー」なんてないでしょうねえ…。欲張り?(爆)
2004.01.13
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若き日のピンク・フロイドの映像が拝める「ライブ・アット・ポンペイ」(UUSD-70026:ユニバーサル・ピクチャーズ)のDVDを観ました。歴史的な大ヒットアルバム「狂気」がリリースされる前の、71年10月4日から7日にかけて、イタリア南部のポンペイ遺跡で敢行されたライブの映像です。ライブとは言っても観客はいません。中期の名曲「エコーズ」や「吹けよ風、呼べ嵐」などの楽曲を、古代ローマ時代の円形劇場で演奏しているさまは圧巻です。途中途中、「狂気」のリハーサル風景(これは貴重です)も挿入されています。メンバーの「若さ、青さ」(笑)がとりわけ際立っています。ウォーターズもギルモアも声が垢抜けていないと言うか、とにかく若いのです。声変わり前と言っても過言ではありません。4人の和気藹々とした姿も印象的です。この後、メンバーが仲違いしてしまうなんて信じられません。コンピューター・グラフィック処理で復元されたポンペイ遺跡の映像も見事です。DVDならではの資料集や地図などボーナス満載。これで3800円は決して高くはないと思いました。プログレファンのみならず、全ロックファン必見です。(と、押し付ける気はさらさらありませんが…)■収録曲・エコーズ PART1・ユージン、斧に気を付けろ・神秘・吹けよ風、呼べよ嵐・太陽賛歌・マドモアゼル・ノブス・エコーズ PART2全7曲 イタリア、ポンペイ古代遺跡・円形演技場にて収録。購入を検討される方は、たとえばこちらで→
2004.01.08
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70年代末、ジョン・ウェットンと共にUKという「遅れてきたプログレバンド」を率いていたエディ・ジョブソンが、UK活動休止後、ジェスロ・タルに在籍していましたが、その時のライブ映像がとうとう正式にDVDでリリースされるそうです。80年にリリースされたタルの「A」が、2月25日、東芝EMIから紙ジャケ・リマスター音源で再発されるさいに、エディがバッチリ映っている幻の映像作品「SLIPSTREAM」がボーナスDVDとして付くそうです。参考:http://www.diskunion.com/progre/review_detail.php?rid=221&sid=1#私は特別エディのファンというわけではありませんが(汗)、この映像はブートビデオなどでみたときに、UK時代のキーボードセットで全く同じ音を出しているのが面白いと思いました。79年のUK日本公演でも、こんな容姿だったのかと想像できます。・エディ・ジョブソンのサイトはこちらです。・イアン・アンダーソンのインタビューはこちらです。・ジェスロ・タル・オフィシャルサイト(英語です。)John Wetton日本公演レヴューのページに23日のセットリスト(メンバーのサイン入り)のコピーを掲載しました。提供してくださったYさんに感謝します。
2004.01.05
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プログレッシヴな初夢なんてあるんかい?というツッコミを受けそうですが、それよりも具体的にいつ見る夢を初夢というのでしょうか?初夢の内容で1年を占う「夢占い」というのが古くから行われていたりするので、なおさら気になりますね。いつ見る夢が初夢なのかについては以下の3通りの説があるようです。 ・1日起きるまでに見る夢 ・1日に寝てから2日に起きるまでに見る夢 ・2日に寝てから見る夢この基準で行くと私の場合、今朝見てしまった極めて実務的な仕事の夢ってことになってしまう。そんなのいやじゃ~(笑)。で、もう一回仕切り直しってことで、今日の晩から明日の朝にかけて夢が見れたらそれを初夢とすることにします。初夢に良い夢を見るためのおまじないの一つは「なかきよのとをのねぶりのみなめざめ なみのりぶねのをとのよきかな」(長き世のとをの眠りのみな目覚め波乗り船の音のよきかな)という回文(上から読んでも下から読んでも同じ言葉)を書いて、それを枕の下に敷くと良いらしいです。もうひとつは悪い夢を食べてくれるという獏(ばく)の絵、あるいは「獏」という字を書いた紙を枕の下に敷いて寝るという方法もあるらしい。また、初夢に縁起がいいものは「一富士・二鷹・三茄子」ということだそうです。富士とか鷹というのは納得できますが、茄子というのは、なんだかよくわかりません。感動的なウェットンのライブで、自分がバックで演奏している夢なんてのが見たいんだけどねえ。(自爆)今日聴いたアルバムで感動的だったのはキング・クリムゾンの「レッド」。各楽器の音が濃密で、リズムはヘヴィーだし、ヴォーカルは切ないし、ギターはどことなく投げやりだけど哀愁を感じるんですね。プログレの定番、「スターレス」の名唱はわれらがジョン・ウェットン。
2004.01.02
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あけまして、おめでとうございます。ここを訪れていただいた皆様のご多幸をお祈りいたします。昨年暮れからスタートしたこのHPですが、今年はさらにパワーアップして、プログレッシブな内容にしていくつもりです。必ずしもジョン・ウェットンやエイジアばかりを扱うのではなくプログレやロック全般について、そのときそのとき思いつくままに書いてまいります。音楽とは関係ないことも書くでしょう。ですので、感想はもちろんのこと、何か気付いたことがありましたら書き込んでくださいネ。さて新年最初に聴いた曲は、John wetton / Rock Of Faithでした。このアルバムって、ジョンが自身の再出発をテーマに曲を書いています。ジョン・レノンで言えば、「Starting Over」みたいなものでしょうか。新年、再スタートにあたり、Rock Of Faith、A New Dayなど佳曲ぞろいです。神聖な気分になれる名盤だと思います。今年の目標・<バンド活動に関して>ベースを弾いて歌うことには慣れてきたので、今年はヴォーカルに本格的に力を入れようかと思っています。・<コレクターとして>これ以上CDを買い続けると床が抜けるかもしれないので(半分冗談)、必要の無いものはどんどん処分します。・<職業人として>今年は積極的に打って出ていこうかと思います。いつまでも「イエスマン」ではいけないですから。・<一家の大黒柱として(古い表現だけど…)>子供たちには、もっと厳しい親父にならないとなあ…。^^;これまで音楽や趣味の活動に関しては、グループ単位で活動することが多かったのですが、今年はソロ活動に力を入れたいと思う。このHPもその一環かもしれません。といっても、極端に引きこもったりはしないし、友人達がそうもさせてくれないでしょうね。さっそく3日からオフ活動開始だし…(笑)。
2004.01.01
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カンタベリーを代表する歌人 Kevin Ayersが、新譜完成を間近に控えて日本にやってきます!(以下、コピペ)・西日本ツアー(問合:CLEAR SPOT 06-6652-7638 http://www.clearspot.jp )●5/13(木) 岡山ペパーランド 086-253-9758 open 19:00 start 20:00 前売6000円 当日6500円 各1ドリンク付き●5/14(金) 近江八幡 酒游舘 0748-32-2054 *アコースティックショー open 19:00 start 20:00 前売6000円 当日6500円 各1ドリンク付き●5/15(土) 大坂Bridge(動物園前 フェスティバルゲート8F) okunari@clearspot.jp open 19:00 start 20:00 前売6500円 当日6800円 各ドリンク別 ・東京公演(問合:POSEIDON 03-3264-5910 http://www.musicterm.jp/poseidon/ )●5/16(日) 東京On Air 03-5784-7088 http://www.shibuya-o.com/ open 18:00 start 19:00 1Fスタンディング/2F自由席共通券 前売7000円 当日7500円 各ドリンク別 チケット先行発売: 1/10(土) ディスクユニオン新宿プログレ館803-3352-5141)、目白ワールドディスク(03-3954-5348)、On Air 03-5784-7088 チケット一般発売: 1/24(土) ぴあ、ローソンチケット、イープラスツアー企画: POSEIDON 03-3264-5910 http://www.musicterm.jp/poseidon/ 来日公式web: http://www.iris.dti.ne.jp/~yutayuta/ka/index.htm 協力:東芝EMI--------------------------------------------------------★ケヴィン・エアーズ初期作品4タイトル 紙ジャケ復刻シリーズ 東芝EMIより2/25発売紙ジャケ仕様(Harvestレーベルのカンパニー・スリーヴも再現)デジタル・リマスター、ボーナス・トラックつき 海外CDブックレット解説の和訳 及び 解説/歌詞/対訳つき-TOCP-67357 おもちゃの歓び 2,700円 ソフト・マシーンを脱退したケヴィン・エアーズが、ハーヴェスト・レーベルから発表したソロ・デビュー作。初期ピンク・フロイドを支えた奇才シド・バレットをフィーチャーした「レリジアス・エクスペリエンス(朝に歌えば)」などボーナス・トラック六曲を追加。(1969年11月発売)解説:大鷹俊一-TOCP-67358 月に撃つ 2,600円 ケヴィン・エアーズが、バック・バンドにザ・ホール・ワールドを従えて発表した傑作セカンド・アルバム。現在まで綿々と続くカンタベリー・シーンを代表する一枚として長く愛されてきた作品。未発表曲「ハット」をはじめボーナス・トラック五曲を追加。(1970年10月発売)解説:和久井光司-TOCP-67359 彼女のすべてを歌に 2,700円 ケヴィン・エアーズの第三弾は、実験性溢れるオーケストレーションとケヴィン特有の音楽的アプローチが見事にマッチし、制作から30年を経ても色褪せない内容。「ブルー・スエード・シューズの異邦人」の未発表テイクなど四曲のボーナス・トラックを追加。(1972年1月発売)解説:立川芳雄-TOCP-67360 いとしのバナナ 2,800円 ケヴィン・エアーズの通算四枚目となるアルバムは、個性的なミュージシャンをバックに、ニコやシド・バレットへのオマージュを含んだ、これまでになくポップかつソウルフルな内容。ボーナス・トラックに「退廃(デカダンス)」の未発表テイクなど四曲を追加。(1973年5月発売)解説:坂本 理------------------------------------------------------どれも名盤です。ケヴィンといえばソフトマシーンの初期メンバー(1作目のみ参加)としても知られていますが、カンタベリー系放浪ミュージシャン(?)として、独自の作風と唱法で地道に音楽活動を続けてきた人。かくいう私もベスト盤と「彼女のすべてを歌に」(whatevershebringswesing)くらいしか持っていなくて、あとはMike Oldfieldへの参加曲(Flying Start)とか知りません…(汗)。2002年の来日公演に関するレヴューはこちら。http://music.sky-sea.net/event/kevin/index.html韓国風いも鍋「カムジャタン」を約1ヶ月ぶりに食べました。やわらかい肉が付いた豚背骨と野菜を鍋にあふれるほど入れて、20~30分ほどことこと煮込みます。豚骨スープとキャベツや人参や白菜などから滲み出る煮汁が融合した独特な味が楽しめます。残ったスープはご飯と混ぜてごまだれと海苔をふりかけて、チャーハンにして食べます。肌を美しく保つコラーゲンが豊富な韓国料理だそうで…。もっともそんな効用よりも、いま流行のBSEと無関係ってのがいいじゃないですか。(笑)
2003.12.30
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