ヨンハにLove Holic♪星の指輪’s Room

永遠~AnotherStory #1



昼間 仕事をしてスタッフに囲まれているときは

楽しくすごせるし 冗談ばっかり言っているけれど

夜中ベッドに入り 天井をみていると

こころのなかに なぜか悲しい思いが

溢れてくる・・・

本当は判っている 大事なこと でも選べない。

選べなかった自分に 腹を立てて また

いらだって 凹んで・・・いつのまにか 朝がくる・・・         

今日も朝の気配がするころ ようやく浅い眠りについた

うつら うつらしていると、

トン トン・・・だれかが 肩をたたく

・・・ う~~~ん  だれ?・・・

ゆめ??寝ぼけた目で 肩のほうを

みるけれど 誰も居ない・・・

「ヨンハ。。ねぇ。起きて!」

今度は ちいさいけれど、はっきり声が聴こえる

「えっ 誰?」ガバッと起き上がる。。

「やめて!!つぶれる。。ここだよ」

サイドテーブルから めがねをとって

みてみると 小さな妖精の男の子が立っている

う~~ん、どこかでみたぞ、そうだEien のMVだ!

「君はあの妖精だね?どうして???

夢だろう??だって 君は ほんとうには

いるわけない・・・」

「僕の名前は YoNaだよ。だって 毎晩僕を

呼んでいたでしょう。。僕もヨンハに逢わなくては

いけなかった。どうしても やり忘れたことがあるんだ。

それを やり遂げないと 僕は一歩も前に進めない。

おねがい・・いっしょに来て!」

「いっしょにって・・いいけれど でも どうやって?」

「だいじょうぶ。僕は妖精だから。

ヨンハにも魔法をかけてあげる。さぁ着替えて!!」

いわれるまま いそいで GパンとTシャツに着替え

なぜか、PCのそばに置いてある

 あのネックレスを ポケットにねじ込んだ。

「いいよ、行こう!」

どうにでもなれ!今の僕はきっと

行かなくては行けないんだ。それで 何かが

変わるなら 僕こそ前にすすまなくちゃ・・・

YoNaが僕の耳をひっぱった。

そうしたら あっという間に僕のからだは

YoNaと同じ大きさになった。「わぉ、すごい!」

「やった!成功だ!じゃあ、乗って!」

あの サイドカーが付いたバイクが

ベランダに止めてあった。
eien cp5.JPG


「ふふふ、やった!わくわくするな。YoNa,

僕に運転させて!いいだろ!」

「だめだよ。スピードだすだろう・・・こわいよ」

「最初の場所までは僕が行くから

その後ならいいよ。今はがまんして・・」

「わかったよ・・」 しぶしぶ サイドカーに乗り込んだ

「シートベルトしてね。行くよ!」

いい終わらないうちにブルン ブルンと

心地よいエンジン音を響かせ

あっという間に 空に向かって走り出した

ビルの谷間に朝日が輝きだしていた
eien ca1.JPG


「どこへ いくの?」

風の音に声が吹き飛ばされたのか

YoNaは何も言わない。あっという間に

街は小さくなって 青い空に向かってぐんぐん

スピードをあげる・・・

「なんだよ。YoNaのほうがスピード狂じゃないか。」

しばらく雲の上を飛ぶと 急に高度を下げ始めた

「しっかりつかまって!」YoNaが叫ぶ、

雲の粒子が顔にあたって 痛い。

おもわず目を閉じた。

次に目を開くと きらきら輝く湖が目の前に現れた。

つづく。。



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