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みつばっち8181

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『かはたれ』散在ガ池の河童猫

(6)

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91858)

カテゴリ：絵本＆本のこと

かはたれ

こぶたちゃんたちをこぶたパパの実家に連れて行ってもらい
久しぶりにこぶた母は美容院に行ってきました

デジタルパーマをかけるので時間は３時間くらいかかる･･･と思い
あやごんにおすすめする前に読んでおこうと思った児童書『かはたれ』を持って行き
どっぷりはまって読んでしまいました。

【かはたれ】＝【彼は誰】
明け方の薄明。おぼろげな光のなかで、かれはだれか見分け難いとき、の意。

散在ガ池に住むこども河童【八寸】は８１歳だが人間では８才のこども。
ある日長老河童に呼び出され人間世界に修行に出ることになる。
河童の姿では行かれないので【猫】になって行くのだけれど
人間世界には車や犬など恐ろしいものばかり･･･
ある日お腹のすいた八寸は落ちていたキウイフルーツを食べぐったりする。
その時【麻】と言う名前の女の子に助けてもらう。。。
それが二人の出会いで物語の始まり｡｡｡

児童文学にしてはもったいないと思う一冊です。
いえいえ児童文学だからこそ子供たちにも読んでもらいたいテーマなのでしょう。

『美しさや感動を愛する人に伝えるにはどうしたらいいか』
『一番良い方法は‘感動して自分が変わっていくことだ’』
‘自分が変わっていく’ことは‘自分が成長すること’

『自分の心の感じることが、いつでもたいてい本当なんだ』

ティーンエイジャー予備軍の小学校５．６年生くらいに是非読んでもらいたいと思うし、
（もちろんﾃｨｰﾝｴｲｼﾞｬｰも！！）
女の子【麻】が悩んでいたことって誰でも子供の頃に
悩んでいたのでは｡｡｡大人たちにも特に子育て中の方にも是非読んでもらいたい本でした。

最後の方では涙が止まらなくなり美容師さんに
『パーマ液がしみますか～』と言われてしまいました

字が少し小さいし表現も少々難しいところもあるので
小３のあやごんにはもう少ししてから与えてみようと思いました。
【あ～これだから児童文学はやめられないっ】
大人が読んでも感動する名作が沢山ありますよね