ランモデ！

MG ｻﾞｸ2 TYPE-F

MS06 ZAKU2 TYPE-F

１／１００　ＭＧ　ザク２　Ｆ型

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もう、とにかく大好きな機体です。

機動戦士ガンダム　第１話『ガンダム大地に立つ！！』
静寂の宇宙空間で、呼吸音のみ響く。　宇宙空間では「音」は聞こえませんよね？　まあまあ・・・(笑)
登場した３機の『ＭＳ０６　ザク２』の圧倒的な存在感！
「サイド７」に侵入するザクのショルダーアーマーに当たって、コロニー外に飛び出して行く作業用アーム。
無重力空間である事を、否が応でも思い知らされる演出。
もうその時点で『僕の人生を変える宝物』を手に入れた、と思いました。

MG ZAKU２　TYPE-F

ザク２の改造ポイント

頭部
■ノーズの継ぎ目部分を削りプラ板で新造
■パイプ基部を「幅つめ」
■モノアイシールドの支柱を薄く加工
■ノーズのインテークパーツの周りにプラ板を貼り大型化

胴体部
■太股基部を切り取り１ミリ「幅つめ」後、再接着。サイドアーマーとの干渉をなくす
■ランドセル上部開口部と内部パーツのフィンを薄く削る
■動力パイプを全て削りなおす

腕部
■左肩スパイクアーマー横のモールドをプラ板で新造
■同アーマーのスパイク基部を削り「生えてる感」を出す。
■右肩にプラ板と市販のマイナスモールドで追加装甲を新造
■肘アーマー、及びアーマー裏のディテールアップ
■上腕パーツ上部を肉厚ギリギリまで削りこんでシャープに
■手首受けのポリパーツと連結部の穴を削り、市販のバーニアパーツを加工したものをカバーとして、手首のスカスカ感をなくす

脚部
■ひざアーマーを上面以外すべて削りこんで小型化
■上記改造により、スカートパーツとの間に開いた隙間をプラ板で塞ぎ調整
■ひざアーマーにプラ板で装甲風ディテールアップ
■スカート内側を薄く削りこみ
■スカート後部中央の段落ちモールドを削りプラ板で新造

MG ZAKU２　BACK

塗装

薄いグリーン部
■パーツ全てに「ベースクレー」吹き
■暗グリーン(ＧＣ「グリーン４」＋「グリーン３」に「ジャーマングリーン」「カーキグリーン」「クリアーブルー」を少量)　をベースとして吹く
■上記の暗グリーンにホワイトを加えた明グリーンをハイライト。グラデーションは抑え目に

濃いグリーン
■ＧＣ「グリーン３」に何色かのグリーン系(忘れました・・・)を混ぜて吹き、ホワイトを加えて明度を上げたものをハイライト

コクピット前、ひざ＆肘アーマー、足など
■「つや消しブラック」に「エクストラ・ダークシーグレー」を少量

関節、手の平、内部フレームなど
■「黒鉄色」＋「ジャーマングレー」に「つや消しブラック」で調整

バズーカ、バックパックのバーニア
■「つや消しブラック」＋「シルバー」を吹き「スモークグレー」で黒味の調整。　バーニアはその後「クリアーオレンジ」を少々

仕上げ
■全体を塗装後、エナメル系「レッドブラウン」＋「つや消しブラック」でウォッシング
■「フラットベース」を全体に吹いて塗装終了
■遊びでシールド及びショルダーアーマーにバトルダメージ

MG ZAKU２　BUST

感想

まず、このキットは何年も前に買ったっきり、押入れの奥に押し込められていた「かわいそうなヤツ」です。(笑)

昨年春にモデラー復帰してからも、しばらくは手をつけられませんでした(作業途中のキットが２体ほどあった為)が、昨年８月から製作を開始して、完成した時には１０月に入ってました。

大好きな機体なので、とにかく力が入りました。　基本的には、『ガンダム　ウェポンズ　６』誌に、ＭＡＸファクトリー作として掲載されていた「シャア専用ザク」の作例を参考にさせていただいてます。

その中で『自分の技術力』や『こだわらなくてもいいトコロ』を考えつつ、なおかつ『 Ａ専用ザク らしさ』が出るように作ったつもりです。

ＭＧといえども初期の頃に出たキットです。
以降の「ＭＧザク系キット」と比べると物足りない部分もありますが
冒頭に綴った、幼き日に僕の魂を揺さぶった『あの機体』は、紛れも無くこのＦ型です。　　　by Ａ専用ザク

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