Running&Climbing

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2014北海道マラソン

2014北海道マラソン


2014年8月31日(日)



「3年連続10度目の参戦」


2004年8月29日、午後4時05分39秒、私は中島公園内走路を号泣しながらゴールしました。私を含む誰しもが奇跡と感じた2004北海道マラソンでした。それから10年後の今日、すっかりふくよかになってしまった肉体で10度目の参戦をしました。2011年を除く毎年参戦しています。しかし今年は今大会に際して全く燃え上がる何ものも湧いてきません。8月10日の朝、突如発症した首の痛みがなかなか治らず、また2009年からコース変更となった新川通りへの苦手意識がそうさせているのです。とはいえ5km、10km、13km、16km、19km、36km、38km、41kmで両親や仲間が応援してくれているので、参加しないわけにはいきません。

前日は完走の願掛けを兼ねて整骨院で首の治療を行い、それから翌日のスタート地点を見学に出向きました。

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スタートブロックは前年と同じ『C』ですが、今年はそこまでが駅前通りをスタートするそうで少し変わりました。
前夜は肝臓を休めるなどという無粋で不慣れなことは止して、平素どおりに酎ライムを嗜み床に就きました。


当日は7時10分に地下鉄大通駅北側改札口付近で走友会メンバーと待ち合わせ。その後、各ブロックへ移動しやすいように、と西4丁目の『D』ブロックに荷を解き、着替えを済ませました。

ありがたくないことに今年もこの快晴です。

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駅前通りはここをスタート地点としてから初めて南北双方が走路と変更になったので、号砲後の渋滞が幾分緩和される期待がありました。

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そして8月31日、午前9時00分に号砲。前後左右に走友会のメンバーがいるので全く緊張感もなく、リラックスした状態でのスタートです。案の定ロスタイムは50秒。
5km過ぎに実父。10kmに走友会メンバーの同僚。13kmに今大会は不参加の走友会エース。16kmに実母と走友会メンバー。19kmに走友会メンバー。折り返してからの32.5kmと35kmに走友会メンバー。36kmに両親。38kmに高校の先輩ランナーと走友会メンバー。行き帰りで実母から渡された梅干しと濃い塩水、それと38kmで走友会メンバーから渡された程よく凍ったアミノバイタルのおかげでエネルギー切れと太腿の痙攣を回避できたと断言できます。感謝感謝。

それにしても新川通りの最終盤、32.5km以降の西野屯田通りと新琴似一番通り、琴似栄通り~再び新川通りへ。左折してからの北大構内は例年のことながら地獄でした。昨年よりも湿度が低かったので、気温の割りに消耗は少なかったかもしれませんが、生き地獄であることに変わりはありません。下に記す30km以降のラップの落ち込みが如実にそれを物語っています。

北大構内は終始顔を下に向けて走っていましたが、そこでは数年ぶりの再会となるHさん(元祖パパさん)が熱き声援を下さり、また残り1km付近と道庁赤レンガ敷地内でも温かい応援をいただき、激しいペースダウンは避けられました。

最後のコーナーを右折した際に時計に目をやると『3時間46分21秒』を示していたと記憶しています。残り約200mと少し。おぼろげな頭で『47分台』でのゴールを目標に決め、力を振り絞ってのラストスパート。途中で私を追い抜いていった走友会メンバーと偶然同タイムでのゴールは今年もバンザイをしながらのものでした。



~5km:27分54秒。(ロスタイム50秒)

5km~10km:53分56秒(26分02秒)

10km~15km:1時間20分10秒(26分14秒)

15km~20km:1時間46分13秒(26分03秒)

20km~25km:2時間12分29秒(26分16秒)

25km~30km:2時間39分03秒(26分34秒)

30km~35km:3時間06分58秒(27分55秒)

35km~40km:3時間35分56秒(28分58秒)

40km~フィニッシュ:3時間48分01秒(12分05秒)


~ハーフ:1時間52分07秒。

ハーフ~フィニッシュ:1時間55分54秒。


意欲が欠けている状態での出走にもかかわらず、30kmまでの一定ペースとそこ以降の落ち込みを最小限度に食い止めた、今の私の実力では会心のレース展開だったと言えるでしょう。







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