「死」と「生」との間


書籍名:命・魂・生・声
著者名:柳 美里
出版社:小学館

感想:
単行本と文庫本の組み合わせでやっと読み終わった感じですね。
長い年月かかりました。妻ある男性との間で妊娠した作者は、その子
の誕生と引き換えに、かつての「師」であり「恋人」でもあった東由多加
の「死」の向き合わねばならないことになる。
東の壮絶なまでの生き様とそれを支える数人の人たちとのふれあいの様子、
手術もせず、「ガン」と向き合ったまま「死」を迎えるまでの日々の戦いと
何故そうしたか、の深い意味が、考えさせられて、涙涙の読書でした。
映画もよかった。


点数:100
スリル  ☆☆☆☆
泣ける  ☆☆☆☆☆
ドキドキ ☆☆☆


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