圧力鍋の選び方

圧力鍋の選び方

圧力鍋は高価なので、選ぶのも慎重になりますよね。
私も何年もかかって選びました。(というか、優柔不断か・・・)
どのような点を考慮して選べばよいか、以下にあげてみました。

大きさ ・・・ どのような料理を、何人分くらい作るか を考える。
・圧力鍋は蒸気口がつまらないよう、 鍋の深さの約2/3 が最大量です。
ただ、圧力をかけている間は、その量しか入れられませんが、
蓋を開けて煮込む時は普通の鍋のようにたっぷり入れてOK。
圧力調理を複数回に分けるのが面倒くさくないなら小さいものでも可。

・豆のように皮などが蒸気口に張り付く恐れのあるもの、
乾物のように量が増えるおそれのあるものは鍋の 1/3~1/4
・米を圧力鍋で炊きたい人は、その鍋の最大炊飯量を確認。
・毎日出して使うなら小さめ、たまにど~んとした料理や、
毎日4人分以上を作る事が多い人は4.5L以上の大き目がお勧め。
2段調理をしたり、鳥やタンなど丸々煮る事ができます。
・できれば、実際に鍋に食材を入れてみる機会があるといいですね。
私はデモ販売の際に、実際に食材を入れさせてもらい確認してみたところ、
4つ切りキャベツ二つや、800gくらいの肉などが入ったので
スーパー活力なべにしました(3L)。自分が良く作る料理、これから
常時つくりたい料理、を目安に考えると良いかもしれません。
・収納場所も考慮するといいと思います。

重さともち手
・基本的に重いものですので、重いものが苦手なのに、コンロが少ないとか、
ゆでこぼしなどの作業など、鍋をよく動かす人は、小さ目がいいかもしれません。
・両手鍋か片手鍋かは好みですが、片手鍋でも補助ハンドルが大抵ついています。
片手鍋は柄が長いので収納場所も考えて購入してください。

素材やつくり
ステンレスとアルミの多層鍋 をお勧めします。
両方のいいところ(アルミの熱伝導のよさ、ステンレスの耐久性や保温性)が
生かせる→早く温まり、火を切った後も余熱で火が通ったり、味が染みるので
光熱費の節約になるだけでなく、焦げ付き、形崩れ、栄養の流出が少ない。
アルミだと安いけど、酸などに弱く、冷めるのが早いので味の浸透が悪い。
・底だけでなく、 鍋全体が一枚もの のほうが手入れのしやすさや、
熱伝導のよさなどで優れています。

手入れのしやすさ
実際にデパートなどで見せてもらうのが一番です。手入れが億劫だと出番が少なくなりますので。
自分が、分解しやすく、洗いやすいとおもったもの。

蓋の開け閉めのしやすさ
これも実際にデパートなどでやってみるのが一番です。大抵、スムースに開け閉めできるように出来ていますが、
触ってみるとまた違いますものね。

オモリ式か、リング式か
オモリ式はシューシュー音がうるさいですが、調理中の匂い
(こげの出来具合など)や、火を止めるタイミングなどがわかりやすい。
リング式は静かでスマートですが、目で見て判断するしか
ありません。好みの問題です。

対応熱源
最近のは大抵が、IHなどの多種多様な熱源に対応可能ですが、
自宅の熱源にあわせ、確認のこと。

メーカーとアフターサービス
私個人では、有名メーカーのものを購入することをお勧めします。理由として、
・高価で、長く使うものなので、パッキンなどの消耗品がすばやく、そして長く
提供されること。
・ホームページやメールなどで情報やレシピの入手や、質問が可能。
・一般のレシピ本でも、有名メーカーの鍋を使用していることが多く、
参考にしやすい。
・安全装置が何重にも備わっているものが多く、安心できる。
・保障期間が長い。

圧力が切り替わるか
・高圧、低圧の2段階の圧力切り替えが出来るものがよいです。
時間がかかるものは高圧で短時間調理。
火が通りやすい野菜は低圧でなどと調整が可能なため。
硬いものしか煮ない!と言う人は、高圧のみでOK(笑)

付属品
個人的にお勧めは「ガラス蓋」と「蒸し板」。圧力をかけた後、煮込んだり、保存するときに「ガラス蓋」は重宝します。
最初から着いていなくても、買い足せるといいですね。



© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: