漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

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2020.06.17
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カテゴリ: 音楽のススメ


     サキソフォンコロッサスというソニーロリンズの最初に買ったジャズの名盤

大阪梅田にあったワルツ堂で、
ジャズのLpを1枚最初のトッパナに買ったのが店長推薦盤のソキソフォンコロッサスだった。

僕は守備範囲が広い。
歌謡曲・ニーベルンクも指輪・ポールモーリアにシャズとなんでも音楽であると信じている。
音が楽しいと書いて音楽であるというのが心情である。

ウィーンフィルだけが音楽ではないと痛感したのはバリ島のウブドのガムランだった。
シダッカルヤという銅版打楽器製造工房まで直接出向いて10年間かけて3台勝ったのである。
観光資源として演奏されるものたちより村の守護神のための演奏と舞踏が拠り素晴らしいと知った。
デグンバリという小さいガムランと笛と地手さいドラムの音楽も素晴らしい。

モーツァルトを聴けなくなる事が死ぬときだと言ったアインシュタインの気持ちは深く理解する。

サキソフォンコロッサスのLpにレコード針をおろした瞬間、
ドラムの音に続いてサキソフォンが鳴り出した瞬間、
ソニー・ロリンズが仁王立ちで演奏を始めた姿がはっきりと見えたのわ今も記憶しいてる。

これはズージャといういち大カルチャーショックであった。
サキソフォンコロッサスは大愛聴版の中の貴重な1枚でありLpのほうが音も響きもはるかに素敵だ。
と僕は思っている。

                                      玉地 俊雄





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最終更新日  2020.06.17 00:00:17


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