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日本国じゅうに被害が拡大しているようです。昨夕、速報が入った「毒餃子」事件です。日本では認可も製造もされていない有機リン系の農薬(殺虫剤)が混入していたそうです。有機リン系農薬の成分の中には、分子構造が神経系毒ガスと似ているものがあるそうで、オウム真理教で一躍有名になった「サリン」と同じような働きをするのだとか。恐ろし過ぎる。現に、中国では農薬散布中に中毒死する農民がかなりいるのだとか。「無知」がそうさせるのだと思います。推測として、餃子の製造工場に大量の虫やネズミがいて、それを駆除するためにまいた殺虫剤が混入した、と言う専門家がいました。あり得ないことです。食品の製造工場に虫やネズミがうじゃうじゃいるなどということは。これでは、中国製の冷凍食品は口にできない!と思ってみても、結構難しそうな話のようです。いま、日本の一般市場に出ている冷凍食品のおよそ80%に中国がかかわっているそうです。中国で製造した完成品を輸入する場合と、中国の素材を輸入して、日本で完成品にする場合とがあって、割合は80%:20%だとか。日本のメーカーが中国に自社工場を建てた場合を除き(日本人が口にすることがわかっていて、唾を入れたり、異物を混入させることがあるようなので、除いていいのか疑問ですが)問題はかなりありそうです。もはや、危険な中国製品から逃れることができない状況。不況の檻柄、安い物に手がいくのは致し方ないと思いますが、死を覚悟しないといけないくらい危ない中国製品を安く買うか、安心を高く買うかは消費者次第です。JTの子会社のJTフーズは、社会的責任もあり、今回の補償はするでしょう。しかし、中国の工場は知らぬ存ぜぬの一点張りだそうで、何をどうしてくれるか定かではありません。国際問題といってもいいくらいの事件ですが、日本政府は中国政府に対して何も言うことはできないと思います(福田さんは親中派だし)。少し身の回りを見直すいいきっかけになるのではないでしょうか。「そういえば、タッパーから変なニオイがする」「プラスティックポットに入れたお茶がどうも腐りやすい」「買ったばかりのタオルや衣類が臭い」「レトルト食品を食べたら、異臭がした」もしかしたら、中国製品かも。健康被害に遭わないように、注意したいものです。
2008.01.31
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以前にも書いたように、3月末をメドに同居人との生活を解消し、一人暮らしに戻ります。決心したのは今年に入ってからですが、同居期間中(9年間)ずっと思っていたことだったと思うので、同居人に話をし、同意を得たことでホッとしたのは間違いありません。その途端の変化には、驚くばかりです。1.「ありがとう」「ごめんね」「~しようか?」と、相手を思う言葉を頻繁に言えるようになった。2.どちらかからの強い主張からケンカになりそうになったとき、折れることができるようになった。3.毎日の食事や外食のとき、これまでより二人で食べられることに感謝・感動できるようになった。4.何気ない毎日が、互いの努力の上に成り立っていることを感じた。5.自分の表情が明るくなった。6.視野が広くなった。7.思考がポジティブになった。8.これまでにないような未来を考えられるようになった。などなど、数えればキリがないほどたくさんの変化がありました。人間は、悩みを吹っ切ることができたとき、顔が変わるのだと思います。もちろん、女性はキレイになるし、男性は豊かな表情になる。私のように、人を巻き込んで劇的に変えようとすれば、それなりのムリもありますが、ちょっとした心の持ちようで、自分の心を変えることができる。心が変われば顔が変わる。いつも怒っている、いつも悲しんでいる、いつも悩んでいる、いつも嘆いている……そんな、塞ぎ切った心を抱えているなら、その原因を取り除く努力をするべきだと思います。多少の痛みもあるし、寂しさや苦しみも感じます。でも、その先にある光を求めて、力を振り絞るべきです。遅くなればなるほどしんどくなる。思い立ったらすぐにでも動いて吉。そんなこんなで、ちょっと表情が豊かになり、若返ることができたかなと思うきょうこのごろです。同居解消まであと2ヵ月、その過ごし方が今後の自分を決めるのだと、自分に言い聞かせている日々です。
2008.01.29
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大阪府知事選に橋下弁護士が勝利しました。このことに「ガッカリした」という感想を漏らした人は多いはず。それはそれで、正直な感想でしょう。しかし、なってしまったものは仕方ない。この上からは、大阪府民としては、彼の手腕に期待して応援・支援するしかありません。個人的に嫌いだとか、無能だと思っているというわけではないので、応援・支援することはいとわないし、応援・支援しないと、自分の生活がどうにかなってしまうというほど逼迫している大阪府の財政を前にして、ゴチャゴチャ文句は言っていられません。それにしても、驚いたのは民主党が推薦(公認だったっけ)した熊谷陣営の戦略です。何を血迷ったか、橋下候補の誹謗中傷チラシをばらまいたというのだから、ひっくり返るばかりです。誹謗中傷の内容がよしんば正しいとしても、誹謗中傷を言う人を人は信用も支持もしない。お金をかけてそんなことをする意味がどこにあったのでしょう。極めて理解し難い。しかもこの戦略は、熊谷候補自身ではなく、党(民主)の差し金だったように思います。完全な失策です。その上、熊谷陣営は選挙結果を受けて、敗因を「知名度が…」と言います。逃げです。素晴らしい政策があり、人々を説得できる言葉があったら、大阪府民は「茶髪の風雲児」などを選ぶはずがありません。己の実力不足、人徳の足りなさを、「相手が有名人だから」という短絡的なキーワードで覆い隠そうとしているとしか思えません。民主党はどこまで不細工なことをするのでしょう。チャンスは何度もやってきているのに、無為無策というか、思いつきのような幼稚な手を仕掛けて自爆するというのを繰り返しています。全くもって情けない。自民党がダメなのは、皆がわかっているのです。しかし、民主党はそれよりもダメです。党首が悪い。執行部が無能です。あんな党首に物が言えないなんて。小沢さんは自民党に戻ればいい。自民党の中から自民党を潰して、新党をつくればいい。民主党の中の元自民党議員もついてくるでしょう。寄り合い所帯の民主党でゴチャゴチャするよりよっぽどはっきりしている。それにしても共産党は資金力がありますね。どんな選挙にも必ず候補者を立て、選挙戦を戦い通します。首長選挙に勝っているのを見たことがないのに、必ずです。すごい党員数なんでしょうね。「赤旗」の売上のほかに、上納金もあるのではないでしょうか。弁護士、教師など、頭でっかんで浮き世離れした人たちが空虚な議論をしてはるのでしょう。そんなこんなの感想を持った、大阪府知事選でした。
2008.01.28
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大相撲初場所は、白鵬が朝青龍を下し、14勝1敗で6回目の優勝を遂げました。溜飲を下げた人、ホッとした人、ガッカリした人、いろいろだったと思いますが、総じて「これが順当」というところではないでしょうか。やりたい放題、礼儀知らずで立場をわきまえない、異国の暴れん坊に対して、少なからず違和感を感じていた人も多いはず。一方、同じ国の出身ながら、礼儀正しくて紳士的、謙虚で真面目な若き戦士は、暴れん坊のおかげで余計に評価が上がりました。もし今場所、朝青龍が優勝していたら、朝青龍の人気は上がったでしょうか。否。もともとキライだった人はキライだし、ファンだった人は大喜びするだけのこと。では、白鵬が負けていたらどうでしょう。中途半端な大相撲ファンは、離れていくでしょう。でも、白鵬ファンが離れることはないし、新たな大相撲ファン(中途半端な)がつく可能性もある。結局、何も変わらないのだと思います。気分の問題です。私個人としては、白鵬が優勝してよかったと思います。白鵬にとって。同郷の先輩のやらかしたことによって、彼には相当なプレッシャーがかかっていたでしょう。ファンから、協会から、部屋から、自分からの。負けることへの恐怖は想像だにできません。というわけで、チャン、チャンです。が、いけないのが大阪府知事選です。「だれがなっても何も変わらない」という質のものではない。予想どおり、橋下さんが当選しそうです。横山ノックさんで懲りたのではなかったのでしょうか。大阪府民の底なしの有名人好きには驚くばかりです。「子どもが笑う社会」って、先に「老人」でしょう。年金問題、独居老人の孤独死、老人の犯罪、老人服役囚の激増……、老人がて生きていけない世の中です。社会不安の最大の要因になっています。ましてや、大阪市を含め、生活保護受給者が全国的に見ても極めて多い大阪府で、ちょっと的外れな話だと思うのですが。何をやってくれるのか……。東国原知事が応援演説に来ていたそうですが、二番煎じに対しては、世間の目は厳しいですぞ。
2008.01.27
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低温火傷をし、皮膚科に行ったら、消毒と塗り薬を塗られただけで終わったというのを、きのうのブログに書きました。処方箋を薬局に持って行き、塗り薬をもらいましたが、「先生は、処方箋に回数は書いておられませんが、1日に4回は塗ってくださいね」と言われ、「4回」の割り振りをどうしたらいいかを考えつつ薬剤師から薬をもらい、事務所に戻りました。「4回」というと、単純に6時間置きに塗らないといけないということなので、包帯を取ったのですが、ガーゼがサージカルテープでガチガチに貼られていて、それを取ると、ガーゼが再利用できない状態だと判断したので、剥がすことなく包帯を巻き直しました。夕方には大切な商談があり、会食があったので、病院でやってもらったままの状態が是かと。深夜に家に帰り、包帯を解き、火傷跡を見ると、かなり赤い範囲が小さくなっていました。薬局でもらった軟膏を塗り、滅菌ガーゼをのせて包帯を巻きました。大事にならなくてよかった。やはり、赤くなっているのを確認したとき、水で冷やすのが第一です。氷はダメ。冷た過ぎて凍傷になる確率が高くなるし、皮膚にもよくないのです。火傷には「流水」はつらいです。水圧が痛い。貯めた水に5分くらい浸けて冷やすのを5回以上繰り返すのがいいと思います。ということがわかったアクシデントです。ケガは初期の対処が重要です。火傷をしたなら、水道水で10分以上冷やすことを基本にしてください。
2008.01.26
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朝、シャワーを浴びていたら、右足の甲が赤くなっていて、痛くはないけれど思い当たることがあったので、「あっ、火傷した」と思いました。ストーブです。最近寝不足で、夜、パソコンでなんだかだをやっているときに睡魔が襲ってきて、寝てしまったのです。低温火傷だと思いました。跡が残らないように、できるだけ早く冷やさないといけません。急いで体を洗ってしまおうと、右手にボディソープをつけたナイロンたわしを当てたとき、「あれ、ここも赤くなってる」気づきました。右手の手首から肘側に15cmくらいが真っ赤になっています。火傷です。しかも、少し膨らみ始めています。あったかいシャワーのお湯を当てたからでしょう。できるだけ迅速に体を洗い、お風呂から出て服を着て、洗面ボウルにためた水で赤い部分を冷やしました。きょう、大阪は最悪なほど寒かった。右足と右腕を交互に水につけ、3回ほど水を換えて30分近く冷やしました。しびれました。感覚がないほど冷やしたので、赤い範囲が狭まりました。出勤時間を過ぎていたので、とりあえずそのまま家を出て、一仕事を済ませ、診察受付ギリギリに病院に行きました。医者は聞きました。「どうしました?」「火傷です」「何で?」「寝てる間にストーブで」「あ、これは低温火傷ですね」「(決まってるやん)はい」「消毒して、軟膏を塗っておきますね」で、チョチョッと消毒して、軟膏を塗って終わりです。それでも、“市販薬を買うより安い”という感覚で支払いをしようとすると、あにはからんや、2,000円ほどもして、アレ? でした。私としては、“跡が残る”のが最も心配でしたが、「うん……、来週月曜日に見せてください」で、逃げられました。不自由です。包帯を巻いた右腕は、顔を洗うにも、炊事をするにも、風呂に入るにも、とても不自由な思いをします。が、「火傷をしたことは不運だった」とは思わないことにしました。間違って、布団を焦がしてボヤを出したとか、顔が焼けたとか、もっと大事になっていた可能性もあったのに、これくらいで済んだのだから、幸運だったと思おうと。とは思っても、跡が残るといやだなぁ。
2008.01.25
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今年になって、いろんな人と再会(再連絡)しています。数年間音信不通だった人、仕事の縁が切れて久しかった人、20年来の知り合いなのにプライベートな交渉がなかった人などなど。明日は、電話とメールの連絡だけで、一度も会ったことがなかった人と会うことになっています。最初にこちらから電話連絡したのが5年くらい前。仕事の話でしたが、東京の人なのに波長が合う感じがして、話しやすかった。その後、同郷(大阪)だと聞いて納得しました。何がどうというわけではないのですが、久々に連絡が取れたり、近況を報告できることができると、なぜかホッとして、気持ちがあったかくなるものです。きょう、5年ほど前に仕事を一緒にした人と話す機会があって「まだ、あの場所にいらっしゃるんですか?」と聞かれました。大阪の北区というと、仕事場としてはステイタスのある場所です。そこに事務所を構えて13年、「はい。同じ場所です」と答えたときに、“頑張っていてよかった”と思いました。もし、事務所が都落ちしていたり、仕事の環境が変わっていたりしたら(就職するなど)、「かわいそうに」「大阪は景気が悪いからな」「強気の商売をしているからだ」「自業自得だ」「何か悪いことをして凋落したのだろう」いろんなことを言われるはずです。いまの状況なら、「頑張っているな」と言ってもらえるでしょう。それにしても、目まぐるしい日々です。そこで、ふと頭をよぎることがあります。それは、同居人が11年前に占い師から言われた言葉。“相手の人は、2008年に大変なことになる”同居人はそれを「死」と受け取ったそうです。私は死ぬ前に、会わなければならない人に会っているのでしょうか。いまのところ、「会わなければならない」というほど重要な人物に会っているとは思えないので、死ぬのはもう少し先なのかもしれません。立春(2月4日)までは、まだ2007年なので、人生の「処理」の類いかも。いずれにしても、これから会う人とは「一期一会」の心で、会えることを喜びに思い、感謝のひとときを送ろうと思います。人間はいずれ死にます。そのときがいつ来てもおかしくない。そういう気持ちで日々を送ろう!
2008.01.24
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一人暮らし再開のため、ここのところ何度か幾つかの不動産屋との交渉をしました。やはり胡散臭い。最初に交渉したのは20年以上前です。微妙な色柄のソフトスーツに微妙に派手な髪型をし、皆総じて貧乏臭い顔をしている。若いとき、「アンパンやったやろ」という感じのスケた歯をし、腰が低いのに生意気な話し方をするのです。最近は、「アパマン」「エイブル」「センチュリ-21」などの冠がついていますが、実態は地場の不動産屋がFC化したものです。情報や対応についての統一感はある程度あるものの、対応する営業マンは相変わらず“不動産屋”です。いい加減、自分たちが“相手をだます”というおごりを捨ててほしいものだと思います。若いときならできなかったことですが、書面やデータにないことを突っ込んで聞くと途端にアタフタし出す。が、それを自分たちの不勉強のせいだとは認めず、「上」のせいにするのです。「管理会社」や「施工者」など、より現場に近いものに責任を押し付ける。「あなたたちの不勉強と無学が原因でしょう」と言いたくなるのをぐっと抑え、例を挙げる形で情報を提供していきます。そして、その人間の反応から、人間の質を見たいと思って言葉を投げかけるのですが、総じてバカです。なぜなのかが不思議でならないのです。素人にわかりにくい世界であることは確かだと思います。不動産に関わることなど、人生に幾度もないし、次に不動産に触れるとき、ある程度期間がたっていて、以前のことを忘れている。そして、用語やトレンドが変わっていて、ケムに巻かれやすい。それから、不動産を探すときって、結構人生の転機だったりして、精神的にも物理的にも余り余裕がない。ということで、いい加減に妥協してしまうのが原因ではないかと思います。大きなお金を動かすにしては、ひどい人種を相手にしていると思いました。で、いろいろと多角的な情報を提供し(不動産に関係することも、住宅設備に関係することも、社会常識的なことも)、帰ってきました。「あなたたちなんかに、だまされると思うなよ」というアピールでした。日本という国は、歴史的に病んでいる部分が時代を越えて温存される文化なのだと思いました。ヤクザの世界、公務員の賄賂体質、建設業の談合体質、教師のロリコン資質、「先生」(士のつく業種)優遇、官僚支配……。その弊害について、いろいろ言われながら、結局は何ら変わりはしない。そんな国なのです。日本は。小泉政権が発足したとき、うっそうとした閉塞感に風穴が開いたと思ったのに、それもなし崩しになりました。胡散臭い不動産屋がなくなるということは、日本の因襲を洗い流す浄水が湧き出たときでしょう。世界的水不足の現代及びこれからにとって、それは、極めて難しいように思います。胡散臭い不動産屋、自浄せよ!!!
2008.01.23
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テレビを見ていたら、「かき醤油」というのを紹介していました。「オイスターソース」?それとも、カキにかけて食べるとおいしい醤油?どうやら、生ガキを煮詰めて(5時間だっけ)、カキのエキスを煮出したものと醤油を合わせた調味料らしいのですが、動物性タンパク質と合わせるとおいしいらしいのです。「ヘェ~」と興味を持ちましたが、電話やインターネットで注文するということまでは考えませんでした。「きょうの夕食、何が食べたい?」同居人に聞くと「寒いから、鶏団子鍋!」と即答でした。近くのスーパーに材料を買いにいくと、何と、あったのです。「かき醤油」が。メーカーは、テレビで紹介されていたものと違うかもしれませんが、一度買ってみようと値段を見てびっくり! 250mlで350円以上するのです。テレビではもう少し安い商品を紹介していたように思いますが、そのスーパーに置いているのは、その商品だけでしたから、いたし方なく購入。家に戻り、鶏団子鍋に使えるかどうか、少し味見をしてみました。「おいひい!!」文句なくおいしいのです。奥の方で磯の香りがするような、何とも言えないコクがあって、甘味があって、少しカツオの味がするような気もするのですが、全体にまろやかで味わい深い。鶏団子の調味にも醤油の代わりに使い、出汁にも少々加えてみました。予想どおり、おいしい!テレビでは、炒めた肉や卵などに合うというふうに紹介していましたが、冷や奴にも合いそうだし、漬かり過ぎた漬け物につけてもおいしいと思います。マヨネーズと合わせると、絶妙の味わいになるような気がしますので、大根の千切りとホタテ貝柱の水煮(缶詰)をかき醤油マヨネーズで和えてみようと思います。剣先イカのお造りに大根おろしをのせ、マヨネーズと醤油をかけ、ネギの小口切りをたっぷりのせるという某料理店の人気メニューがあるのですが、このときの醤油をかき醤油に変えると、ずっとおいしくなると思います。というように、おいしい調味料に久々に出会いましたので、皆様にもお教えします。よければ、ぜひ。
2008.01.22
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月曜の体調が最悪です。日曜日の不摂生が原因だと思っていましたが、昨日はブランチをつくって食べた後、ずっと眠っていました。16時ころと23時半ころに数分起きていただけで、後はずっと死んだように眠っていました。眠るというより、意識不明といった方がしっくりくるという状態でした。なのに、今朝、激しい眠気と倦怠感を感じました。起きられない。元来、血圧はかなり低いのですが、血圧を測ってみたら100はあったので、低血圧が原因ではない。じゃ、このしんどさは何なのか……、有力なのは、肝臓の疲れ、腎臓の弱り、胃腸の不調……、そして、出社拒否でしょう。納税の期日だったので出社しないわけにはいかず、何とか出社しました。火曜には、すっかり症状がおさまるので、きっと月曜病でしょう。理由は……、仕事がパッとしないせいかな。もちろん、病気が隠れている可能性もあります。検査に行かねば……。以前、同居人が占い師から私の死ぬ(死ぬとは言わなかったようですが、それらしい雰囲気だったとか)年齢を言われたことがあるのですが、それが今年なのです。いかん……。
2008.01.21
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カレーは、「好き」というわけではなく、仕事の途中で女性一人で店に入っても気軽に食べられる構造になっている(カウンター席がある)店が多いということで、若いころからよく外で食べた。店ごとに味が違い、しつらえが違い、食べ方が違うが、それぞれおいしかった。梅田の新阪急八番街の地下2Fにあった(いまはラーメン店になっている)「ピクルス」は、「チキンカレー」がおいしかった。ターメリックが効いていて、「ビーフカレー」よりあっさりとしていながらスパイシーな味わいは、暑い夏でも、寒い冬でもおいしく食べられた。いまはなき、北浜「ライオンズホテル」の「ビーフステーキカレー」は、ルーのほろ苦さとビーフステーキがベストマッチで、ルーの少なさは少々いただけなかったが、それはそれでおいしかった。「ロイヤルホスト」の夏の『カレーフェア』は、結構楽しんだ。何といっても「カシミールカレー」がダントツだ。しかし、10年以上前に食べたときには満足できたが、4年ほど前に食べたとき(これが最後)、ちょっと違う味がした。料理人が変わったのか、材料が変わったのか。ミナミの「自由軒」は、20歳のときに行った。白いご飯が好きな私は、カレーとご飯が混ざって出てくるその姿に違和感を持った。味も特筆すべきものではなかった。温度の問題もあった。ぬるかったのだ。玉子がのっているのも、カレーをぬるくする要因になっていた。2度と食べていない。「T&A」(まだ大阪府下だけのチェーン店かも。うちの事務所ビルに本部があるし)のビーフカレーも結構いける。チェーン店だけに、味が均一なのが安心できる。コクはそうないが、うま味がある。揚げたてのトンカツをのせるとげに美味。私は4倍カレーにし、チーズをのせるのが好きだ。何が入っているかわからない不気味さもいい。反して、「CoCo一番館」は最悪だ。全国にチェーン店がある意味がいまだもってわからない。オペレーションは遅いし、辛さの加え方も意味不明で、テーブルの辛味パウダーも存在がよくわからない。味も薄っぺらで、うま味もコクもない。2度行ったが、一生行かないだろう。「ハナぐるめ」「サンマルコ」「ピッコロ」、それぞれおいしかった。が、心酔するには至らなかった。私が最も「おいしい」「食べたい」と思っているのは、いまはなき大阪・福島「ホテルプラザ」1F『パントリー』のビーフカレーだ。ゴロンゴロンと大きな肉と、これでもか、というくらいたくさんのマッシュルームが入っていて、ルーの量も満足できた。味はというと、バターの香りが高級感を醸し、小麦粉ではない何かがつくった濃度がご飯によく絡んで、絶妙のバランスになった固まりが口の中を満たしてくれる。肉の食感がまたいい。高級シチュー肉だ。本当においしかった。が、ホテルプラザの倒産とともに、カレーも消えてなくなった。どこかで、同じレシピを再現している人がいたら、教えてほしい。死ぬまでに、もう一度食べてみたい。「あれ、おかしい。ハチじゃなかったの?」と思われた方も多いはず。「ハチは別格」これが答えです。ほかのカレーと比べようがないのです。ハチのカレーは「ハチカレー」として君臨しています。『パントリー』のビーフカレー、食べたい。「ハチカレー」……食べたい!!!!
2008.01.19
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今度はインサイダー取引だそうです。横領、着服、放火、殺人、痴漢、買春……、まさに無法地帯です。テレビのコメンテーターがよく言います。「真面目に、きちんとお仕事をされている局員の方がほとんどなんですが、こうした事件があると……」本当にそうかと言いたくなります。本当に「ほとんどの局員がまともと言えるのか」と。事件が外部に漏れるのはほんの氷山の一角のような気がします。役所のような体質です。きっと、身内の不祥事はひた隠しに隠しているでしょう。いわゆるモミ消しもたくさんあるはず。なぜ、こんな集団になってしまったのか……。「危機感の欠如」が一番の理由ではないでしょうか。「組織解体(一般企業なら倒産)」などあり得ないと思っている。政府とあんじょうやっおけば、安泰だと安穏としている。だって「受信料」という、不労所得が間違いなく入るわけですから。一般企業なら、不祥事が発覚して社会的立場を悪くすると、消費者や取引企業が離れる。すると、商売が成立しなくなり、収入がなくなり、利益がなくなり、しかし借金の取り立てはある。資金繰りに窮し、果ては倒産、ということになります。「倒産」の危機感があるから、一般企業は不祥事の発覚を最も恐れ、コンプライアンスを徹底するのです。また、「図体がでかい」というのも理由のように思います。受信料未納(支払い拒否)問題があっても、年間予算は6,600億円、職員数は12,000人。「え、そんなに少ないの?」と疑問を持ちました? んなわけないじゃないですか。いわゆる「関連団体」にわんさと職員を飼っています。35を超える団体をせっせとつくり、そこにOBだら、できの悪いのやらを抱えているのです。その数20,000人とも言われていて、もちろん、発注元のNHKのスネにがっぷりとかじりついているのです。そして、その中には、こっそりと悪いことをする輩がうじゃうじゃいる。この状況は、職員のせいばかりとは言えません。遵法意識の低い職員に根本原因があるのはもちろんですが、教育ができない、教育者がいない、監視機構がない、やる気がない……、要するに、組織の体質の問題です。いっそのこと、アメリカみたいに「寄付」で運営してはどうでしょう。身の丈に合った番組と組織をつくる能力も必要になるので、組織上層部の総入れ替えが必要でしょう。そして、全国にモニターを置いて、調査会社に、すべての意見や批判が入ってくるようにする。それを集計し、公表して寄付を募る。好評なら、それをサポートしてイメージアップしよう、という企業も登場するでしょう。モニターへの自社アピールや評価もしてもらうシステムをつくればいい。いかがでしょう。このままでは、NHKという組織は存続できない。善良な国民側に、犯罪集団にお金を支払う義務がどうしてあるのでしょう。いま、盛んに「テレビの設置状況」なるものを調べているようです。お金を回収することを考える前に、組織改革が必要だとは思わないのでしょうか。戦後60年の平和がつくった、象徴的な腐敗組織です。霞ヶ関と同じく。
2008.01.18
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大阪で、すごい事件が立て続けに起こった。一つは、「小銭強盗」だ。男性の背後から片言の日本語で声をかける者がいて、「オチタ、オチタ」と言う。足元を見てみると、小銭が散らばっている。男性は自分が落としたのだと思い込み、それを拾うことにした。拾い終わって振り返ると、足元に置いたバッグがなくなっていて、片言の男の姿もなかった。足元に置いたバッグの中には、従業員に渡すはずの給与800万円余りが入っていた。男性は建設関係の会社の社長で、きょう配るはずの給与を信用金庫から引き出してきたばかりだった──。恐らく、信用金庫から後をつけてきた外国人の犯行だろう。もう一つは、ものすごく残忍な事件だ。昨日夕方、突然押し入ってきた男に母親は粘着テープで冷蔵庫に張りつけられ、子どもは口を粘着テープでふさがれて窒息、死亡した。男は出産祝い金の5万円ほどを奪って逃走した。警察は「強盗殺人事件」として捜査を開始した。自宅は母親の実家で、夫は大学4年生。今春の卒業後、結婚して同居する予定。子どもは生後わずか18日だった──。これも、犯人は日本人だろうかと疑問に思う。子どもの声を気にしたとしても、生後18日の赤子など、どんな反応をするかわからない。窒息死させるほどひどい張り方をする必要はないだろう。「死んでも仕方ない」という未必の故意があったとしか思えない。この二つの事件が外国人犯罪者の仕業だと断言することはできないが、この類いの事件に外国人がかかわっていることは極めて多い。昨年、やり逃げして自国に帰国してしまった犯罪者を他国政府が裁いてくれるという特例があったが、ほとんどは「やり逃げ」状態で、裁かれることはまずない。ゆえに、日本に犯罪のためにやってくる犯罪者がものすごく多い。万が一、日本で裁かれるとしても(「犯罪人引渡し条約」を締結した国の犯罪者)、日本の要請により「代理処罰」をするにしても、犯罪者はどちらが罰則が緩いかを見極めて、日本を犯罪地に選んでいるように思う。入国審査が緩い、犯罪における処罰体制が緩い、罰則が緩い、人間が緩い、で、日本は、世界の犯罪者の標的になる。「身を守るのは自分」、にも限界がある。国、自治体、警察のドラスティックな対応を期待したい。でないと、一人暮らしの女性は怖くて生活してられない!!
2008.01.17
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何というか、すべての事象や感情が一致したのでしょう。9年間一緒に暮らした同居人との同居生活を解消します。「こうならないと、納得できない」という気持ちがどこかにあったのは否定できません。が、相手のあることです。何がどう変化するかわからないし、思いも寄らない好転があるかもしれない、と、ずっと思ってきました。しかし、昨年末、あることがあり、これがトリガーになって、一気にこの運びに。先週末、このことを言うと、同居人は意外にもあっさりと了承してくれました。一昨年、ある事件によって職を失い、仕事が安定していない状況ですから、結構強気な発言だったように思います。「何事もプラスに考えないと」とは言っていましたが、不安は大きいでしょう。同居人の収入が足りなくて私がフォローしたり、同居人が新しく携わる仕事に必要なものを私が買ったりしましたが、そんなことは別にいいのです。長い人生、いろんなことがあります。バイオリズムが落ち込み、何もかもが悪い方向に転ぶということもあります。私がひっかっかたのは、互いに負の作用を相手に及ぼしていないか、ということです。出会って11年たちますが、まだ「好き」という感覚がなくならない。「家族」にならないといけないのに、相手の存在を大きく感じ過ぎ、自分を殺すということが多い。いい年になりました。何かを変えたいのなら、早い方がいい。体力と気力はどんどん衰えます。で、いま、となりました。「自分の基盤がしっかりして、自分が納得できたら、またお前を迎えに行く」と同居人は言ってくれています。そんな日が来るかどうか。人生は自分のものです。私は死ぬまで自分で自分の面倒を見ないといけないと思っています。先はまだ長い。いま、変な妥協をして後々人のせいにするより、自分がいまできることをきちんとやって、納得して死にたい。開業して20年。確実にターニングポイントだと感じています。不動産もある程度確定しました。さて、明日はどう動くか……。
2008.01.15
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きのう、「おすすめブログ」に登録させていただいている「悠游さん」の日記のタイトルが「速記」だったので、改めて感じたことを。私は速記士です。1級を取得した者が「速記士」、2級が「準速記士」で、「準速記士」は「速記士」の補助がないと仕事ができません。3級以下は、持っていてもさほど意味がない資格です。合格基準は、3級が1分間に240字朗読される文章を5分間速記で書き取り、1時間で反訳し、間違いが3%(36字)以下で合格。2級が280字/分を10分朗読、2時間で反訳し、間違いが2%以下、1級が320字/分を10分朗読、2時間で反訳し、間違いが2%以下。3級以下は「辞書の持ち込みOK」ですが、2級以上になると、辞書なしで音を文字に直さなければなりません。そのため、「用字用語」というのを徹底的にやります。速記の基準では、「まちじゅう」の「じゅう」はひらがなで表記します。「街中」と書くと、「まちなか」か「まちじゅう」かわからないからです。こういう、独特の世界をみっちり勉強して、1年半、最短で1級を取得しました。ストレート合格、というやつです。「学校始まって以来」、と先生や校長から評価されました。なぜ速記をやろうと思ったのか……文屋……ちと古過ぎる表現ですね。「新聞記者」になりたかったのです。世の中のさまざまな出来事を取材し、文字にする、素晴らしい仕事です。できれば、少しでもたくさん自分の言葉が使えるコラムやインタビューのようなものを担当したかったのです。8月に1級に合格した私は、9月以降に届く募集要項を待ちに待ちました。うちの学校は、共同通信、読売新聞、毎日新聞、朝日新聞と、そうそうたるマスコミ各社から募集要項が届きます。「私のものだ!」と思いました。なぜなら、その時点で1級に合格しているのは私だけだったし、男子学生はようやく3級に合格した、という状態だったからです。募集要項が届いた瞬間、校長のところに行きました。「新聞社に就職したいのです」校長は渋い顔をしました。「履歴書は送ってあげますが、まず無理でしょう」にわかに、その言葉の意味が理解できませんでした。が、すぐに現実が襲ってきました。「我が社の職務には残業があります。女性は残業ができないので、採用しません」「男女雇用均等法」が施行される1年前のことです。女性は1日に2時間以上残業できなかったのです。許されている職業は、「看護婦」と「教師」だけでした。看護婦は夜勤が絶対的に必要な職業ということで。教師は、修学旅行があるから、ということで。いまなら、裁判沙汰になる拒否理由です。新聞社には、3級しか取得していないアホな男子学生が就職しました。私は、自力で就職しました。まだ、短大卒が50%、4大卒が26%という就職率の時代です(女子)。いまの女子学生には想像もできない世界でしょう。「給与に格差がある」なんて、このことからしたら大したことないのです。就職さえできなかったのですから。1級の私より、3級の男子が就職できたという事実は、どうしようもない現実だったのです。人生が変わりました。記者になっていたら、いまのこの状況はなかったでしょう。よかったか悪かったかは別にして、法律によって人生が変えられたと言ってもいいのではないかと思います。薬害患者や自衛隊、生活保護受給者、年金受給者……あらゆるところに、法律ができたかできないかで処遇が変わり、人生が激変してしまう人がいます。その人にとっては、人生は一度きり。その年の、そのときにしかできないということもあります。立法府の国会には、法律の不備で人生が変わってしまう人を一人でも減らす努力をしてもらいたいと思います。年間、3000万円ももらっている議員さん方には、こういう切実な思いは届かないかもしれませんが。
2008.01.14
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きょうは朝から寒かったので、同居人のリクエストでクリームシチューをつくることにしました。材料は、鶏肉600g、ニンジン2本、タマネギ3個、ジャガイモ5個、ホワイトブナしめじ1パック、牛乳300ccと北海道クリームシチューです。単身赴任の方、ご参考に。つくり方(10皿分)1.煮込み用の鍋にサラダ油(大さじ1)とバター(20g)を入れ、一口大に切った鶏肉を皮目から焼きます。2.皮目にきつね色の焼き色がついたら、薄切りにしたタマネギと乱切りにしたニンジンを入れ、軽く炒めます。3.水(1.5L)を加え、ブイヨンと粗挽き黒コショウを投入し、タマネギが透明になるまで煮ます(40分くらい)。4.ジャガイモは「根菜」モードでチンします。5.タマネギが透明になったタイミングでルーとジャガイモ、ホワイトブナしめじを投入します。6.ルーが溶けたら牛乳を加え、5分ほど煮込んだらできあがり。シチューの箱には、「20分くらい煮込んでルーを入れる」となっていますが、タマネギの存在感がほしい場合を除いては、30分以上煮込んだ方がいいかと思います。うちの場合は、シチューをご飯にかけ、とろけるチーズをのせてオーブントースターで焼き色をつけてドリア風にして食べるのが人気です。ぜひ、試してみてください。
2008.01.13
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「きょうの夕飯は何にするかな」と考えつつスーパーに行くと、「春キャベツ」というPOPが出ていて、「えっ」と驚きながら見てみると、高知県の促成栽培物のキャベツでした。これを見たら、夕飯のメニューは「ちゃんこ鍋」以外にないと思いました。材料は、キャベツ、もやし、ニラ、エノキ、シメジ、薄揚げと、鶏団子、豚ロースです。鶏団子は、ニラとショウガのみじん切り、卵、酒、塩、薄口醤油、ごま油、片栗粉を入れてつくります。出汁は、昆布と鶏スープ、塩、酒、粗挽き黒コショウです。土鍋に入れた出汁が煮立ったら、鶏団子をスプーンで丸めながら入れて、キャベツほか材料を投入し、フタをしてしばらくおきます。蓋の湯気穴から、湯気が立ったら出来上がり。醤油ベースの出汁にすると、同居人はとりあえずはOKなのですが、変化がなくていやなので、塩味をベースにしたのですが、鶏団子にしっかり味がついているので、余り違和感なく食せました。よりたくさん食べなければならないお相撲さんは、塩味のちゃんこがいいようです。いつも目分量なので、詳しいレシピが書けないのですが、もしご要望があるなら、きちんと書きたいと思います。単身赴任など、日常の食に困っている方、是非。
2008.01.12
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いまや、日本の歯科医院の数は、コンビニを上回るそうです。そう言われれば、ビルの2階くらいに入っている歯科医院は結構多い。けれど、コンビニ以上とは思えません。多分、路面にないので、実感がないということでしょう。きょう、久々に歯科医院に出向きました。「かぶせ」が取れてしまったためです。院長は50ちょっと前のメタボおやじですが、いやに色気を放っています。枯れてない。小太りで声が高いのが気に食わないのですが、「おっさん」の疲れがない。なぜか。3人いる歯科衛生士が皆かわいいのです。芸能人の系統でいうと、しょこたんよりべっぴんで、頭がよさそうで、スタイルもいいという感じ。愛想もいい。診察後の支払いのときも、“まだカルテが届いてないだろう”と、待合室の椅子に腰掛けていたら、「よかったらどうぞ」と言ってきました。受付の前に座って、支払いをせよ、ということです。“よかっかたら”と言われなくても、名前を呼んでくれれば、そこまで行ったのに、という状態でした。しょこたん似の衛生士さんは、処置の内容やこれからの計画など一切告げず、金額だけを言います。私はその支払いをしながら、「前回にいただく予定だった領収証(1年近く前のもの)をいただけますか?」と聞くと、「確認します」と言ってカルテをチラッと見、「少しお時間をいただけますか?」と言うのです。「どれくらい?」「40分くらい」耳を疑いました。領収証を出すのに40分かかるというのは、何ゆえでしょう。“裏に不正がある”と思うのは、曲解でしょうか。歯科医院としての腕を疑うとか、設備に不備があるとか、そういう患者に不利な条件を見つけたのではなく、歯科衛生士の女性がかわい過ぎたのと、領収証を即座に出せなかったというだけで、この歯科医院は「いかがわしい」医院になってしまいました。ここ数年で、教育、食品、医療、政治、外交……、信じられないようなことばかりの世の中になってしまったのです。料金が4,000円近くしたことも、国の医療行政の「うそ」を感じる結果になってしまいました。私は、年金+保険料を月間で60,000円近く払っています。その上で、この金額を支払うのです。これは尋常じゃない。歯科は、保険外診療が多いのも事実。その金額を決めるのは医者ですから、暴利を貪ることも可能です。「診療報酬」も最大限貪り、保険外診療も理由をつけて最大限施すのでしょう。しかし、患者側としては、保険外診療をお願いしたこともないのに、勝手に施した施術が◯◯◯円です、と言われて、納得して支払わなければならないのでしょうか。いやに色気のある医院長と衛生士たちの生活を潤すために、「治療」と言いながら変な薬を塗られて歯や歯茎がとけてしまうのではないか、というような、おそろしい想像をするのはいやだな、と思います。が、かわいい歯科衛生士がいる以上、院長は頑張るでしょうし、衛生士も他を押しのけて自分が利権(金)を得るためにありとあらゆる策略を展開するでしょう。歯科医院の医院長と衛生士の関係は、普通ではないな、そんなことを思った新年の昼下がりでした。
2008.01.11
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大阪(兵庫の一部も)は、「えべっさん」で賑わっています。商売の神様「戎天」を祀っている神社には商売人たちが集い、賽銭を投じてパンパンと手を打ち、笹を買って商売繁盛を願います。9日を「宵戎(よいえびす)」、10日を「十日戎(とおかえびす)」、11日を「残り福(のこりふく)」と呼んで、3日間は戎天系神社には人が大勢集まってきます。私は、梅田近くの「堀川神社」に行くことが多かったのですが、去年から、事務所の地域の氏神様の大阪天満宮が「えびす祭」を大々的にやってくれるようになったので(近くの堀川神社に遠慮して、戎天を祀っていることをPRしてこなかった。新しい神主さんがやり手で、去年からバンバン宣伝してる)、放送局でのミーティングの後、初詣を兼ねて出掛けることにしました。境内に入ると、結構な訪問者がいます。平日にしては多い。やはり、「えびす祭」を目指して来ているのでしょう。本殿右脇に設置された手洗い場で手を洗い、口をすすいで本殿正面へ。賽銭箱の前は木の台が置かれて一段高くなっています。そこへ上がって賽銭を入れたいのですが、手を合わせている人がいるので、後ろで少し待って賽銭を入れることに。前があいたので、前に進んで台に乗り、賽銭箱に金を投じたのですが、5人くらいのスペースしかないその場で柏手を打つことに罪悪感を覚えたので、一歩下がって拝もうと台を降りると、おやじやらおばはんやらが我先にと私の前に割って入り、私はあっという間に4列目くらいになってしまいました。極めて大阪的な情景だとは思いますが、状況は“神の前”です。恥ずかしくないのか、と思ってしまいます。コチズさんは、「早稲田・穴八幡神社」で、願い事をする前に「今日も、こちらに来させていただき、お目にかからせていただき、ありがとうございます・・」と、つぶやいているご婦人がいたことに驚いていらっしゃいました。全く逆の意味で驚きました。人を押しのけ、背後で手を合わせる人間を完全無視する状態で拝もうとする、強欲さをにじませた人物が大勢いました。そんなさもしい心と無神経さを神が見逃すはずがない、と思うのです。経営状態が悪いのかもしれません。死活ラインギリギリのところにいるのかもしれません。必死に拝みたい! そんな気持ちもわかります。が、そんな傍若無人な態度で、願い事がかなうとも思えない。“神に対して”「恥ずかしい」とは思わないのか、甚だ疑問です。日本人もここまで来たか、という感じです。せめて、神や仏の前では慎ましやかで敬虔であるべきでしょう。いまの日本は、特に大阪は、世の中の政情不安を口実に、サルにもとる態度を正当化しようとしているとしか思えません。その態度で自分の心や生き方の何が満たされるというのでしょう。こんな、勘違いをした人間ばかりが集うえべっさん、虚無感が満ち満ちてくるのは否めません。
2008.01.10
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きのう、途中で気持ちが萎えてしまって、焦りばかり見えるブログになってしまい、思うことを最後まで書けなかったので、改めて。ハチのママのすごいところは、ほとんどのメディアから隔離されて生きているということです。店にあった固定電話は、いたずら電話に悩まされた挙げ句、はずしてしまわれました。「知り合いとの連絡は、どうしているんですか?」と聞くと、「連絡を取りたい人には家の電話番号を教えてあるから」と涼しい顔でおっしゃいます。が、が、です。ママは15時間労働。しかも、家の電話は古めかしい黒電話。留守電や転送機能があるわけではないので、ママと電話で話すのは、果てしなく奇跡のような気がします。そんな状況を見かねて、お客さんが携帯電話を持ってきてくれたそうです。名義やら料金の支払い方法などはわかりませんが、ママは携帯電話を持つことになりました。が、が、です。ママが携帯電話の電源を入れるのは午後3時以降で、それも忘れることが多いとか。やはり、ママと電話で連絡を取るのは難しいようです。FAXはもちろん、携帯電話の電話以外の機能やパソコンも使ったことがないとか。「ネットでお店の情報、たくさん流れてますよ」「そうみたいね。私、そういうの見ないから、わからないのよ」「見なくても平気ですか?」「わからないものは見なくていいわ」あっさりしています。どんなふうに書かれているかというのも聞きません。テレビとて、見る時間は深夜帯の1、2時間だそうです。だから、いまや常連と化した室井佑月さんのことも、いまだによく知らないようです。お土産や何かをもらってはいるようですが。ラジオも、100mほど北側にあるFM局の放送をよく聞いていたのに(局員に常連さんが多いということもあって)、マンションが建った途端電波が入らなくなったので、いまはAMをちょこっと聞くだけ、と、メディアから遠ざかった生活をされています。そんな、「トレンド」や「ブーム」といった、半ばメディアがつくったようなものと完全に隔離されたところにいながら、多くの人の心と舌をとらえ続けるママのカレーは、まさに「本物」の人気商品だし、だからこそ、長年その地位を脅かされることがないのだと思います。そんなママが嘆くことがあります。それは、「若い人は、人の気持ちを汲む術を知らない」「良い年をした人こそ常識がない」これそこが、いま、日本が抱えている大きくて深い病巣だと思います。両者は親子関係といえる年齢かもしれません。20代~30代と、50代~60代。ニュースを見ていても、この層が起こす事件はボリュームゾーンになっています。ママのような人は、肌で、心で、人の変化を感じていると思います。そんなママが「怖い」と言います。店に一人いるときに入ってくる人が、異様な殺気を発していると。そういう人物は、ネットで情報を得て、妄想に似たシミュレーションをし、突然、全く自分だけの都合でやってくるのだと思います。ネットのおかげで、ママの知らないところで流れている情報が原因となって、ママに恐怖を感じさせる事態を招いているとすれば、情報弱者(という言い方がいいかどうかは別として、情報に接する機会の少ない人)に完全に不利な世の中になっているということです。メディアに関しては「昭和」の状態を保ち続けているママにとっては、「情報」の功罪を実感することが多いのではないでしょうか。一度、正式にママにインタビューを申し込みます。聞いてみたいことは山ほどあります。どんな意見をおっしゃるのか楽しみです。インタビューができたときは、必ず書き込みます。お楽しみに。
2008.01.09
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新しい年を迎えて間もないのに、去年のことを書くのは気が引けますが、ふと、年末にハチのママと話したことを思い出したので、書くことにします。どうして?ママが一角の人物だからです。カレー一つで毎度30人以上の行列をつくらせ、わずか8席ながら、昼間の限られた時間に60~80食売り、何年も通う常連客を飽きさせないというワザを持つママは、普通の店主ではありません。まさに一角の人物なのです。ゆえに、おっしゃることにも重みがあるし、ある根拠に裏打ちされた自信があります。「ある根拠」それはすなわちママ独自の「経験」「分析」「統計」です。ま、そんな細かなことはいいとして、こんなことを話しました。ママ「どう? 景気はいいの?」私 「ううん、ダメです。大阪はダメですね」ママ「そう。東京や名古屋はいいみたいなのに」私 「名古屋はトヨタがあるから。大阪は本社機能が東京にいってしまって、広告関係はどん底です」ママ「放送関係もダメなのかしら」(ハチのお客さんは放送局の人が多い。代理店も多い)私 「しんどいみたいです。◯◯(ラジオ局)も特番が全然入ってないし」ママ「でも、タレントさんて、たくさんもらってるんでしょう」私 「そう! タレントと社員の給料は上がり続けるんです。そのしわ寄せは、すべて下請けの制作会社に来るんですよ」ママ「そうなの」私 「社員は、組合が強いですから、給料を下げられない。タレントも、ギャラを減らせばブッキングできない。で、外注費が減らされ、経費が減らされ、です」ママ「じゃ、大変ね」私 「ギリギリ、カツカツって感じです」ママ「テレビでは、年金や医療費の不安を煽っていながら、自分たちにはあんまり関係ないのね」私 「そうなんです! O倉さんなんか、1日のギャラが200万以上だと思います。朝の番組だけで年間4億ですよ。そんな人が、年金や医療費の不安を口先だけで言わないでほしいわ。アナウンサーごときでも30歳にもなれば、年収1000万円超えますから。そんな人たちに(よくニュースのネタになる)“年収200万円以下の低所得者層”のことがわかるわけがない!」ママ「そんなにもらってるのね。へぇ。いいわねぇ」ママは1日15時間労働です。営業は週3日ですが、週6日間仕事をしています。で、売上を計算すると…、1日70杯売れるとして(1日に炊くご飯の量から逆算)、900円×70杯=63000円、玉子が50円で、約1/5がオーダーするとして15杯=750円、テイクアウトが10杯として=7000円、1日:70750円×13日=919750円/月、これがママの1ヵ月の売上。この中から原材料費と光熱費と店舗賃料を差し引けば、40~50万円でしょう。1日60人以上を集め、30人もの行列をつくらせる、特筆すべき店の経営者が手にする金額がこれです。かたや、放送局のバッジをはずせば、一人では生きていけないような30歳の局員が手にするのが80万円以上。そんな放送局員に、一般市民の考えていることや、求めていることが見えるのでしょうか。ま、そこまで考えなくてもいいでしょう。ハチのママと話したことだけを書きましょう。何だか暗い気持ちになってきました。テレビばっかり見ていてはいけません。タレントや局員の私腹を肥やすだけのこと。バカになりこそすれ、賢くなるような番組はそうそうない。テレビを見る時間があったら、本や芸術でも見て、教養を身につけましょう。将来、自分の武器の一つになるはず。というわけで、文面に自ら焦りを見ることができるブログになってしまいました。ふぅ。
2008.01.08
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えらいことになっています。原油価格がどんどん上がっています。その動きは一向にとまりそうにありません。産油国がオイルマネーを投資に運用したくても、サブプライム問題で金融市場は不安定。だから、商品先物系に金を流さざるを得ない。最も安定的に金を運用できるのが石油への投機だ、というわけで、石油を買う、原油価格が上がる、金が入る、また石油を買う、という恐怖のスパイラルが続いているわけです。石油というような、世界共通(先進国が中心ですが)のエネルギーを投機対象として放置しておいていいのでしょうか。中東各国の地下資源ですが、別に土地そのものは、そこに住む人たちのものじゃない。地球は人類のものです。石油だけじゃない。鉱石、鉱物、天然ガス……大枚の発生するところには、ことごとく「利権」という、得体の知れない巨大にして恐ろしいものが地球上の各地を支配しています。「国策」としてどうにかするべきでしょう。灯油購入の補助金を出すなんていうバラマキは、選挙対策以外の何物でもないでしょう。補助金を出す、出さないの線引きが極めて難しいし、最終的にしわ寄せが来るのは、もらいたくてももらえなかった、ギリギリのところにいる人々と、せっせと税金を納めている、薄給世代です。で、です。原油価格高騰を実感することが多くなりました。★トイレットペーパー…5m巻きの短い商品が登場しました。でも、5mだとは思えない。10mくらい短くなっているのではないかと。★スーパーのビニール袋…サッカー台に設置してある、ロールのあれです。薄い! うまく切れない。本当に薄くなっています。★マックのナゲットソース…ソースの大きさが格段に小さくなりました。容器も薄くなり、材質も変わったみたいに思います。おまけに…ソースの味も落ちました。食材を変えたのでしょう。★海外旅行…航空機を使う旅行商品(海外)が、相当値上がりしているようです(私には関係ありませんが)。このままだと、スーパー銭湯や温泉、宅配便など石油を燃料とする業界、石油製品を使っているメーカー、輸出業、輸入品を使うメーカーなど多くの業界で悲鳴が上がるでしょう。もちろん、その先にいるのは我々一般消費者で、悲鳴どころか、断末魔の叫びを上げそうな気がしますが。物価は上がれど給料は上がらず。無為無策の政治家を肥やしている国・ニッポンです。
2008.01.07
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年末年始は芸能人の結婚・離婚ラッシュだったそうです。以前からうわさがあったカップル、予想できた範囲のカップル、不意をつかれたカップル、いろいろでしたが、総じて“めでたい”ことではないでしょうか。一般人と違って、離婚したからといって互いもしくは片方が不幸になる芸能人カップルは少ない。一時休業していた女優も、芸能界は突然の復帰を受け入れてくれる。羽野晶紀さんがいい例です。彼女の場合、プロダクションの力というより、以前所属していた劇団の劇団員が誘ってくれたようですが。ことほどさように、その気になれば、芸能界で金儲け、もとい、芸能活動が再開できるのですから、離婚を躊躇することも少ないのでしょう。ポンポンと離婚されます。去年結婚した芸能人は非常な派手好きがいましたので、結婚式などの光景は記憶に新しいところですが、30も半ばになろうかという人間が、「(ダンナ様に)一生ついていきます」と言っている様は、何とも違和感がありました。世の中には、始まりがあれば終わりがあります。形あるものは壊れます。どんなに心とらわれる事柄でも、そのうち冷めます。状況は常に変わります。30半ばになると、「一生」「永遠」という言葉に虚無感を感じ始めます。40になると、それは、自分だけで完結できることだけに限定されると認識します。結婚生活は、相手があること。そんな空虚な言葉を吐くべきではない。個人的な意見ですが、「できちゃった婚」もよくありません。生まれたてのころは、ペットを得たような快感があるかもしれませんが、体力が続かない。子どもはペットほどおとなしくないのです。子どもの世話に疲弊し、相手を恨み、“もし子どもがいなかったら”と、必ず考えます。万が一、時を同じくして夫(もしくは自分)の仕事が芳しくない状況に陥ったら、もう地獄です。「こんなはずじゃなかった」必ず、こんな言葉が飛び出すはず。ま、先行きを見定める力がないから“できちゃった婚”になったわけで、「こんなはずじゃ……」は予想どおりの言葉とも言えるのですが。というわけで、年末年始に動いたカップルには、心から幸せになってほしいと思います。男女というのは、1年目より2年目、10年目より20年目、と年を追うごとにいい形になっていくものです。互いの努力があれば。わずかな年数で離婚するなら、結婚式はやめてほしい。招待された人間は、大変な苦労をして出席しているのです。せめて、離婚を決めたときに、幾ばくかを返してほしい。「いま、横にいる人の何十年後かを見てみたい、そのとき、私はそばにいたい」そう思いながら努力と妥協をすることです。できれば結婚前にシミュレーションしてみた方がいいと思います。離婚は体力と気力を使うらしいので。何にしても、2007-2008年はとてもめでたい年末年始だったようです。さて、人のことを言うより、自分の行く末も真剣に考えるときです。2008年、いろいろありそうな予感がします。
2008.01.06
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いつもこうです。大晦日と元日を実家で過ごし、2日の午後に自宅に戻るのですが、帰路の車の中ではもう具合が悪い。胃腸が全く機能せず、微熱が出て、肩が異常に重い。こんなことが何年も続いています。例年は、2日いっぱい具合が悪く、3日に無理やり出勤すると何とか治っていたのですが、今年はそういう訳にはいきませんでした。年末、ラジオ番組のスタッフの忘年会に出席し、ボウリング大会で大声を出し過ぎて喉を傷めたところへ、同居人が風邪を引いたようで、年末の2日間くらい一緒にいたので、風邪菌を浴び続けてしまいました。年が明けて、いつもの具合の悪さに加え、風邪の猛威が私の喉を襲いました。熱発です。2日~3日は37℃台でしたが、4日は38℃台、最高38.6℃、平均38.4℃を続け、食事もできず、消化器系もやられ、歩くとフラフラする1日を過ごしました。仕事があるので、きょうは出勤しましたが、朝まだ37.3℃あったので、、ウィダーインゼリーと水、リンゴを何とか押し込んで家を出ました。以前なら、39℃台でも平気だったのですが、やはり年でしょうか。いえ、多分緊張感の欠如でしょう。そんなことを言っていられないくらい仕事があれば、寝てなどいないでしょうし、旅行やデートなどの予定があれば、ウキウキの方が勝るでしょう。これではいけない。今年は緊張感を大切にしたいと思います。新しいことに挑戦するとき、新しい環境に飛び込むとき、知らない人に会うとき……、そんなシーンで感じる緊張感を得る努力をしたいと。現在の体温は……37.3℃。はぁ、下がりませんなぁ。あしたは出勤を諦めよう。家の用事(洗濯、掃除、買い物、おさんどん…結構あります)をして、あとは寝ていよう。5日のスタート遅れ……、少々痛いけれど、早期に挽回できる戦略もきちんと立てて……。まずは体。
2008.01.05
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東京でも百貨店やパルコといったファッション系ショッピング施設で、年明け2日あたりから一斉に福袋販売が始まったようです。そもそも、私は福袋やバーゲンに興味がないので、それほど気にしていなかったのですが、年末、11月に入るとすぐ、カード会員になっている百貨店から「会員様限定・先行福袋予約開始」というようなメールが何度か届いていたので(もう数年前からになるかしら)、百貨店などでは朝早くから並ぶとか、走って売り場に行くといった野蛮なことがいまだに展開されているとは知りませんでした。会員限定だか何だか知りませんが、洋服や靴のサイズ、色・柄が指定できるし、定価だと10万円近くするものが15,000円で売っていたりするので、皆がこのシステムを利用しているのだと思っていました。ところがどっこい、あにはからんや! ものすごい勢いで福袋をGETしようとする人がまだまだいるようです。ニュース映像を見ていると、東京の女性もそれなりにひどいものですが(大阪から遠征しているという女性がいたので、ひどいのは、大阪人かもしれません)、大阪は想像を絶します。そもそも、東京なら“本来高級なものを安く手に入れる”というコンセプトのようで、どちらかというと百貨店や有名なファッションビルが中心のようですが、大阪はちと違います。「スーパー」です。スーパーで売っている商品の、一体何がそんなに欲しいというのでしょう。“みんなで分ける”と主婦らしい客が言っていましたが、核家族化が当たり前になったいまの時代、「みんな」はだれを意味するのでしょう。まさか、近所の主婦に購入金額以上の価格で売って、儲けようと言うのではありますまいな。実にさもしい福袋争奪戦でした(以下状況解説)。★人がつかんだ福袋を横取りする★子どもを置き去りにして会場に向かう★福袋を破く★福袋を堂々と開け、中身を入れ替える★「お一人様二つまででお願いします」という店員の声を一切無視し、4つも5つもつかむ。店員が注意すると「主人と子どもと来てる。はぐれたから私が二人の分も買う」とあり得ない言い訳をする★福袋をつかんだものの、余りの混雑のためレジまで行けずに荷物を人の顔にぶつけまくって進む★友達や夫に「荷物監視要員」となってもらい、福袋GETのはしごをする(女性)枚挙にいとまがありません。最近では、ネットオークションに出品して小金を稼ぐという人も多いそうですが、売れ残ったときのことを考える必要があるでしょう。そんなことで商売になるなら、店員さんや関係者が手はずを整えて、しっかり儲けているはず。送料や代引き手数料や料金の未払いといった事故などを総合的に考えると、福袋10個くらいの小商いで何がどうなるものでもないでしょう。ま、「日本にもまだまだお金とパワーがあるんだな」と思わせてくれる、微笑ましいお正月の風物詩だと思えばいいのですが、反面、日本人が持っていたはずの「恥じらい」や「慎ましさ」、「譲り合いの精神」がすっかりなくなってしまったことを象徴する出来事の一つだとも思います。私は、“欲しいもの”のために他人と争うとか、目を吊り上げるとか、他人に罵声を浴びせるといったことができないので、「福袋」は生涯縁のないものだと思います。これが終わったら「成人式」です。全国各地(特に沖縄)で繰り広げられる無知蒙昧、傍若無人、言語道断、失礼千万な式典の様子を、テレビニュースを通して目撃することになります。暴れる若者(しかも成人)も何ですが、成人式に同行するアホな母親の存在にゲンナリすることでしょう。「成人式」の意味が全くわかっていない。そんな親に育てられた子どもがまともなわけがないと思うのです。そして次が「ひな祭り」。決して“かわいい”とは言えない子どもに、これでもか、という晴れ着を着させ、住まいに不釣り合いなひな人形を飾っているバカ親とバカ祖父母の映像を目撃します。春になると「入社式」があります。両親そろって子どもの入社式に参列し、上司に「うちの子は気が弱いので、営業には回さないでください」と直談判したりするらしいです。そうそう、うちの会社の取引先の印刷会社に新入社員が入社し、専務に伴われて挨拶に来たことがありました。ろくに挨拶もできず、名刺の渡し方もわからず、お茶を出しても礼も言わずで、おどおどとした視線に「こりゃいかん」と思いました。しばらくして仕事を発注したとき、専務がやってきたので、「あの新入社員はうちの担当じゃなかったの?」と聞いたところ、「聞いてください。1週間ほど前、〈きょう、休ませてください〉って朝連絡があったので、体調でも悪いんか? って聞いたら、〈きょう、就職面接なんです〉って言うんですよ。親が受けろって言ったって」「それって、二股かけるってこと? 面接落ちたらお宅にとどまり、通ったらやめるって…」「そうでしょうね」アングリです。入社したばかりの会社なのに。こういう非常識な親がいるから、若い子は技術も知識も身につけないし、一生「教養」がないまま死んでいくのでしょう。あ、新年早々愚痴のような内容に……。今年はできるだけ明るくいきたいと思います。改めて、、、本年もよろしくお願いいたします。
2008.01.04
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年末年始というと、海外に出た人以外は、老若男女がテレビの前にいる確率が非常に高くなる時期だと思います。新聞やラジオや雑誌より、手軽に情報が得られるテレビが媒体として選ばれるのは、当然のことだと思います。で、どうでしたでしょう。「おめでたい」「正月ムード」「国民の祝日」という実態のない因襲を隠れ蓑にして、実にくだらない番組ばかりをダダ流ししていました。「将来に夢が持てない」という中学生の混沌とした気持ちを明るくする番組など皆無でした。「明日の生活費が不安」というお年寄りの不安を解消する情報など何ら流されませんでした。「子どもが産めない」と嘆く、産科のない地域の女性を安心させるニュースなど一向に聞けませんでした。あり得ないほど知識のない、若い泡沫タレントがいたずらに時間を浪費するクイズ番組では、“知識の豊富な人間に感心する”“番組を見て勉強する”といった常識を覆し、“バカを嘲り笑う”という目的しか達成し得ないような、くだらない状況が延々と続いていました。もちろん、“デキる”芸能人も一緒に出演しています。元アナウンサーや知性派タレントと、“バカな”芸能人は一線を画され、デキる方は褒めさやされ、バカな方は蔑まれる。イジメの構造と同じではないでしょうか。それとも、“バカでも芸能界で立派に生きていける。希望をなくすな”というメッセージが込められているとでも言うのでしょうか。占い、スピリチュアル、予言といった、かえって社会不安をあおるようなテーマを取り上げ、占い師がしたり顔で「天変地異」とか「経済破綻」といった、究極の言葉を吐いていたりする番組も見受けられました。信じる、信じないは本人の自由なので、占いや予言そのものを否定するつもりはありませんが、テレビ番組として放映するのは、場合によっては放送法にひっかかります。科学が万能だとは思いませんが、「根拠」を示せないものは、公共のメディアで扱うべきではないでしょう。朝のニュースワイドの番組に必ずといっていいほど登場する占いは、ほとんどが12星座ですが、皆結果が違います。「統計学」に基づいているというのなら、違うのはおかしい。「お笑い番組」も、人気芸人がひっぱりダコで、1番組に出演している芸人の中堅層が薄過ぎました。“面白い”と感じる間もなく“つまらない”がやってきて、「お笑い番組」として成立しているとは思えませんでした。それに反して、ジャニーズタレントの露出が少なかったのは、さすがジャニーさんだと思いました。レギュラー番組のスペシャル編成くらいしか出演していなかったのではないかと思います。なぜそんな政策を取ったのか。理由はこうではないでしょうか。「年末年始の番組はつまらない。そんな番組に大切な所属タレントを出演させて、“安モン”のレッテルを張られたくない」。地上波、BS、CS、地デジ……、棲み分けやイメージづくりはお任せしますが、メディアとしての役割を理解し、務めを果たしていただきたいと思います。まずは、スポンサーを納得させ、スポンサーのネームバリューを向上させる番組企画を立案し、企画書が書ける人材を獲得することが先決です(私、やります!)。2008年の念頭に当たり、そんなことを考えさせられてしまいました。
2008.01.03
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今年最初のブログです。2008年が明けました。今年はどんな年になるでしょうか。ブラジル人予言者(予知夢を見るらしい)「ジュセリーノ」という人が、テレビ番組で日本のことを予言していました。「東海地震発生」「北京五輪開催中止」何年までに富士山が噴火するとか、ほかにもいろいろな予言をしていましたが、ちらっと見ただけだったので、正確には東海地震と北京五輪のことしか覚えていません。東海地震は9月13日だそうです。彼が見た予知夢の中には、9.11テロとか、阪神淡路大震災、スマトラ沖地震、リンゼイ・アンホーカーさんの殺害事件など、大きな事件を幾つも当てているのだとか。当たるかどうかは別にして、注意しておいて無駄はないな、と思います。関西では、阪神淡路大震災の傷跡も癒え、人々の記憶が薄れかけています。いま、大きな地震がやってきたら、大きな被害が出るような気がします。太平洋側にあるプレートが原因の地震だけに、揺れによる直接的な被害はもちろん、津波や火災、土砂災害など、予想を超えた状況が引き起こす被害も大きいのではないかと思います。が、不安要素ばかりに心を奪われることなく、確実に進んでいく時間を無駄にしないために、計画的に、希望と見通しを持って、この1年を過ごしたいと思います。ちなみに、「1年の計は元旦にあり」と言いますが、これを、“1年の計画を立てるのは元旦(元日の朝)”と思っている人が多いようですが、実は、“1年の計画を実行・遂行できるか否かは元旦の過ごし方にかかっている”という意味です。若い人が間違って使っているのが気になったので。さ、頑張ろ。
2008.01.02
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