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11月1日に「ワインの会」があります。3年前から私も参加しているのですが(父が亡くなってから、時間的・精神的に余裕がなくて、お休みを続けていますが)、その会を、山猫軒で開いてくださるとの連絡が。 「ワインの会」は、好きなワインを持ち寄って、おいしいお酒とワインにまつわる話とか、近況報告とか、最近観たおすすめ映画とか、季節の食べ物と一緒にそんな話に花を咲かせる自由で楽しい会です。 1のつく日は、山猫軒の定休日。事情を説明すると、オーナーのたまちゃんが夜も店を使わせてくれると。いい人です。 というわけで、ただいまメニューを考案中。大方決まっているのですが、あれもしたい、これもつくりたいと、いつまでたっても決定事項にならない。もちろん、市場に買い出しに行くまでは、決定できないのですが……。 一昨日、「パン」という言葉が突然脳裏をよぎりました。以前、同じ会を別の店で開いてもらったときは、厨房設備の問題があり、街のパン屋さんで買うしかできませんでした。 今回は……つくってみようと思いました。料理をイタリアンにするつもりですので、ホカッチャがいいなと思って、土曜日、店でホカッチャを焼いてみました。材料は、ほぼピザ生地と同じ。小麦粉の種類と材料の配合が違いますが、作業工程や出来上がった生地の雰囲気は似たようなものです。店にあるオーブンレンジが高性能マシンなので、かなり素早くおいしいホカッチャが焼けました。 昨日は、ProteaMamaさんがやってきてくださったので、早速試食をお願いしました。「健膳スペシャル」を召し上がる前に1個、召し上がった後に半分(私の試食分の半分)をお召し上がりになり、「おいしい!」と言ってくださいました。Mamaさんがそうおっしゃるなら、ワインの会に出しても問題ないでしょう。 現在、考案しているメニューはホカッチャを入れて10品。奇抜なものはないけれど、安心して召し上がっていただけるものばかり。あとは、いい材料を手に入れるのみ。厨房は使わせてもらえるけれど、調味料の持ち込みが大変なので、8割方仕込んでおけるものにするつもりです。当日は私も一緒にワインを楽しめるかな。 こういう会、自分の店を持ったらどんどんやりたい。おいしいワインと食事がセットになった「ワインと食事と音楽の夕べ」みたいな。「音楽はどうするんだ」という話はありますが、ま、何とかできるでしょう。その気になれば。 水曜と金曜の夕方は私用があり、木曜がワインの会、火曜日は買い出しで、月曜日は本業があるのでお店はお休みします。何だかめまぐるしい。 金曜日(26日)にカイロプラクティック(野瀬治療院! いいですよ!山猫軒のすぐ近く。ご紹介しますよ!)に行っておいてよかった。野瀬さん(うちのカレーにはまっていらっしゃいます) つらかった首の痛みがやわらぎました。これで、今週の激務を乗り越えられそうです。 おいしいカレーは毎日提供します(29日/月はお休みしますが)。よければ、体を癒しにいらしてください。朝夕の寒さに打ち勝つ体がつくれるカレーです。 山猫軒 大阪市北区天満4-1-15 日新ビル1F月〜土 11:30〜14:15(日曜定休)
2012.10.28
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この季節になると、具合が悪くなります。体がしんどいとか、何となく不調といった状態ではなく、パキンとした症状が出るのです。 例えば、五十肩。去年、この時期に左肩の症状が一気に悪化しました。今年は右肩。ひどい状態です。おまけに首がガキガキ。カイロの先生は、肩から来ているのではないかとおっしゃってますが、首が痛くて、肩が痛くて、夜は2時間以上連続して眠れません。う〜んつらい。 それと、軽い鬱。やる気が出ないというか、サクサク仕事をこなせないというか…。ま、こういう症状が秋に出る人は多いようなので、深く考えないことにしましょう。 それから、消化器。最初は肝臓でした。次は胃。胃と連動している腸(大腸含む)も悪くなりました。そして膵臓。膵臓は、4年前から何度か……。 ちょっと悪いようです。2〜3日、ずっとみぞおちと背中が重くて、昨夜はいよいよ危ない状態になったので、絶食+膵炎の薬を服用。薬といっても、膵液を出さなくするだけのことで、治療薬ではありません。で、絶食です。今朝から膵炎の薬は飲んでいませんが、食べ物は口にせず。ひどい状態になると、食欲も出なくなりますが、きょうは四六時中お腹がグギ〜、バゴ〜、ゴグ〜と鳴っているので、まだ胃は元気な模様(膵臓に症状が出ると、胃も腸も動きがストップし、あふれてきた膵液を外に出そうとします)。 急に食物をシャットアウトすると、低血糖になるはず。ゆえに、あめ玉を数個口にしました。あとはタマネギ茶。早朝から大きな仕込みがあったので、えらく疲れました。両替をしに、仕込みのわずかな隙間で銀行に行ったら、両替機がストップしていて「窓口でお願いします」だって。両替用の窓口なんてないし、公共料金の払い込みなんかと同じ窓口だから、何人待ってるかわからない。時間がないから諦めました。雨の中、せっかく出かけたのに。 急性症状が出て倒れたら、M井S友銀行のせいですから!!! 明日も絶食しましょう。できれば5日間したいところですが、これ以上痩せると違った弊害も出てきそうですので様子を見ながらということにして。明日の夜、三分粥くらいにはトライしてみようかと思います。 さ、明日は「決戦カレー」の日。味見できないのが残念ですが、頑張って売ります。幸いにも晴れそうです。 気分を入れ替えて、決戦でーす! 疲弊
2012.10.18
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この一週間、いろんなことがありました。……この一週間に限ったことではありませんが。でもいつもより少し心を動かされることが多かったので、書き留めておこうと思います。 ●兵庫県立粒子線医療センター兵庫県たつの市にある医療施設です。知人が大変な状況になっていて、それを何とかするためには、最先端の医療技術の助けを借りる必要があるということで、なぜか私が医者に提案し(紹介状を作成してもらって)、センターに連れていくことになりました。店をお休みし、朝から車での長旅です。高速ばかりを使っておよそ2時間、渋滞もなく割と楽に行くことができました。が、到着してびっくり。たつの(龍野)といえば、「揖保の糸」「うすくちしょうゆ」くらいしかない兵庫県の端の端の場所。本来、何もなかった山間部を大きく切り拓いて、一大学術都市が……。「重粒子線」「陽子線」を取り出すのには、大変広大な設備が必要なようで、車を使わないでウロウロできるスケールじゃなかった。勉強になりました。ガンという病気には、こんな最先端医療が用意されているのかと。罹患する人の多さを感じました。パーキングに置かれている車を見ると、山口、島根、岡山、広島、和泉……、他府県から来所していることがわかります。粒子線治療ができる施設は、日本で8つしかないので、当然のこと。なかにし礼さんが、ステージ3の食道がん(リンパ転移含む)を完治させたことで有名になりましたので、これから需要は格段に増えると思います。治療できるケースとできないケースがあるので、夢の治療法とはいきませんが、興味のある方は調べてみてください。 ●テイサツ?近くのカレーショップのご主人じゃないかと思われる方がいらっしゃいました。私は直接お会いしたことがなかったのですが、お客さまから風貌を聞いていましたので、「まさか」と思ったのですが、その方が帰られてすぐに情報をくださったお客さまがいらして確認したら、「そうに違いない」という結論に(違ったらすみません)。うちの噂が他のカレーショップの方々の耳に入っているなんて、うれしいことです。どういうふうに言われているかはわかりませんが、うちのカレーに人様の口にのぼるほどのファクターがあったということですから。汗だくになりながら決戦カレーを召し上がって帰られましたが、感想を聞きそびれました。残念。もう一度いらしていただくことは難しいように思いますが、次はぜひ健膳スペシャルを召し上がっていただきたい。意味はないですけど。 ●北の大地からのお客さま中学時代の友人(?)がわざわざ来てくれました。札幌から。「行きたい」とは言ってくれていましたが、本当に来てくれるとは。決戦カレーを汗だくになって食してくれました。胃が悪いようで、ちょっと心配しましたが、全く問題なかったようです。元来、辛い物好きの御仁で、あちこちの激辛メニューに挑戦しているよう。コ○イチの10倍カレーと比較して、「辛さは同レベルだけど、こっちの方がいい」と言ってくれました。うちのカレーの方が、体にやさしいらしいです。辛さの質が違うとも。当たり前です。使っている食材が違いますから。つくり方が違いますから。愛情のかけ方が全然違いますから。カレーとワインで食事した後、東京での商談に向けてそそくさと機上の人となりました。忙しい中、無理繰りやってきてくれたようで、うれしいやら、申し訳ないやら。国際線がなくなって、めっきり小さくなった感の伊丹空港まで送り、渋滞をくぐり抜けて十三経由で戻り、しばらくしたら携帯に着信が。「もう羽田に着いた」と。日本は狭くなりました。また来てね。今度は健膳スペシャルを用意しておきまーす! ●カンボジア土産週1以上のペースでカレーを食べに来てくれる、天使のようなOLさんがいます。このほど、カンボジアに旅行されて、お土産を買ってきてくれました。黒コショウの入った民芸品(編んだ小さなカゴ)と、「ANGKOR WAT」とスタンプされたクッキー。そのクッキーがすごくて、製造販売が日本人女性らしいのですが、お土産というとそれくらいしかないので、バカ売れしているらしい。最近、キティちゃんとコラボしたクッキーをつくって、さらにバカ売れだって。クッキー自体はごく普通のもの。日本でなら、特徴のないものだけれど、向こうでは至極おいしいものなのかもしれません。にしても、いい商売を考えたものです。こういう商売をしないといけませんね。ちょっとした刺激を受けた出来事でした。 ●健膳カレー、おいしくなる!淡路島のタマネギ(ある生産者のもの)のせいだと思います。質が格段にいいのです。甘味と水分量が理想的です。ゆえに、カレーがおいしくなっています。これまでなら、熟成させること4日目でようやく使えたのですが、いまなら3日目、うまくいけば2日目に使うことができます。これは助かります。熟成させることで、スープとタマネギやスパイスを一体化させていたのですが、2日目にはうまく一体化していて、スパイスの角も随分取れています。タマネギの水分量が適度なのはもちろん、成分の中に、乳化作用のある何かが発生しているのだと思います。甘味の元(糖分)の働きかしら。何にしても、いいのです。これから、生産者を指定して購入しよう。というわけで、健膳カレー(決戦カレーも)がおいしいです。是非、召し上がりにいらしてください。お待ちしております。 ……大した話、ありませんね。すみません。でも、私としては、慌ただしくて、気持ちが動いた一週間だったのは確かで……。今週は、穏やかで、うれしくて、楽しい一週間になりますように。健膳カレーがたくさん売れますように(これが基本!)。 祈願
2012.10.14
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ストレスがたまっているせいか……。気になることがちょっとあります。世の中の趨勢に影響するような大きなことではないし、少々歪んだ性格の私だけの「気になること」のような気がしますので、軽い気持ちでご覧いただきたく。 ★朝日新聞本当は、右だといううわさがありますが、それには何ら反論することなく、常に左の姿勢を貫くフリをするマスメディアだと思っています。安倍さんが自民党の総裁になった途端、安倍バッシングを開始しました。総裁選に出馬する決起集会で、安倍さんが(難病の腸炎を薬で克服できたことをアピールするパフォーマンスで)食べたカツカレーが3,500円だったと報じました。「庶民感覚とズレている」と。庶民は3,500円のかつカレーは食べないだろう、というわけです。ホント、どうでもいいことです。それを知って、「庶民感覚とズレている」と思う国民はいるでしょう。が、安倍さんがそれを食べたことと、政治家としての力量は並べて語られることではない。単に、「庶民感覚とズレている政治家は、庶民の望む政治をしてくれない」という根拠のない(あるいは妄想的な)意識を芽生えさせるだけの情報であり、そういう報道に心を動かされる国民が多いことを利用するマスメディアの策略だと思うのです。この傾向は、毎日系のメディアも同じ。うんざりです。そんな細かなことに心を動かされる国民が多い日本にもうんざりです。うちのスペシャルカレーは1,200円です。でも、ごく普通のビジネスマンやOLの方々が召し上がってくださいます。人は、価値を見出したものにはお金をかける。次の総理になるかもしれない総裁選の決起集会で3,500円のカレー……、特筆すべきことじゃないし、取り立てて報道することじゃない。レベルが低過ぎます。国民を愚弄するのもいい加減にしなさい。 ★野田さんこの人は、菅さんよりひどい。私は以前、「(首相になった)菅さんは、ちょっとやそっとでは辞めない」と言ったら、周囲の人間に「市民派の政治家だから、身の処し方はわかっている」と反論されました。が、案の定、首相の座に固執して日本の国政を混乱させました。野田さんが首相になったとき、私は「まずい」と思いました。この人は、口ばかりの政治家だからです。菅さんの方がまだ実績があり、プライドもあった。が、野田さんには何もない。 口だけでやってきた人は、ボロが出ない。それまでの活動を検証しても、大した実績も、失政も、批判すべき行動もない。不信任案が可決されても、のらりくらりしていたらいいのです。辞めませんよ。「一内閣一閣僚」なんて言いながら、もう3回も内閣改造をして平気の平左のこの人、いよいよ、自分の味方だけで布陣を固めました。任期満了までやるつもりですよ。さぁ、安倍さん、どうします? 谷垣さんのように、お人好しだったら、してやられますよ。口だけの人は強い。この人が首相でいる限り、日本の政治は混迷します。野田さんは、首相の間に好き勝手な実績を残そうとして、それに邁進するでしょう。安倍さんと違って、再登板はあり得ないことを自覚していますから。あれ、自覚していないかな? ストーカー的観念。怖。 ★オスプレイ何でこんなに騒ぐのでしょう。オスプレイに限らず、航空機は事故を起こすものです。ジェット機もエアバスも、ヘリコプターも、何度も事故を起こし、改良され、精度を上げてきた経緯があります。民間機でさえ、いまだにさまざまな事故があります。もちろん、犠牲者もたくさん出ています。それが軍用機となると、新機種には「世界初の技術」を搭載することばかり。が、その技術採用の目的は、「国の威信をかけて」という前提以上に、「国民を守るため」「国防のため」というのがあります。そのために、軍人は犠牲になるのを覚悟して操縦訓練をします。オスプレイも、多くの犠牲者を出したようです。そうまでして開発する必要性(アメリカにとって)があったわけで、そのことに、日本が口出しできるわけではない。そして、その軍用機を在日の米軍基地に配備することは、アメリカが必要だと考えているということであって、 そのことに、日本が文句を言うことのできる法律はいまはありません。それにどうしても文句を言いたいなら、日米の地位協定だけではなく、安保,更には憲法改正にまで踏み込まないとどうにもならない。が、反対を声高に唱える人の多く(沖縄の人ではなく左翼活動家)は、改憲はいやらしい。究極の矛盾。が、日本のマスメディアは、「反対活動」ばかり報道して「賛成意見」には全く触れないし、オスプレイの重大事故を起こす確率が他の軍用機より低い(決して多いわけではない)ことも報じない。日本のマスメディアがこうである以上、国民は正しい判断はできない。問題なのは、すべてのマスメディアの歩調が同じこと。ある意味、中国メディアと何ら変わりないわけです。恐ろしき(報道の自由が確保されている)自由主義国です。 ★AKBとEXILEテレビを見ていて、「何じゃ、このタレント! 素人臭い」と思ったら、案の定AKBかEXILEの一人。さすがにジャニーズのタレントはすぐにわかる。どこか光っていますから。 「気持ち悪さ」「きれいさ」「かわいさ」いずれにしても、突出したキャラクターがあり、最終的には「好感度」につながる要素を持っています。一時期、子ども過ぎるときからのグループ結成で、成長するにつれておかしなことになるという現象があったけれど、いまはそれも一つの個性になりつつある(そうじゃないのもいるが)と思います。 が、タイトルの二つのグループは……。グループ総合点ならいいのかな。タレントは、それではいけないと思うけれど、世の中の趨勢なので致し方なし、というところでしょうか。が、「だれでもタレントになれる」的風潮は、「タレント(才能)」という地位を軽視しているようで、どうも気持ちが悪いのです。それなら、「そんなにギャラをもらう資格、ないでしょ」と言いたくもなるので……。 ひがみ? ねたみ? ま、世の中についていけない「嘆き」ですね。はい。 もっとありますが、憂さ晴らしに書こうと思っていたのに、書いているうちに重労働だということに気付きました。続きは日を改めて。では。 空即是色
2012.10.07
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山猫軒の軒先を借りてカレーをお出しするようになって、はや2ヵ月。暑かった夏がようやく過ぎ去ろうとしています。先週、どういうわけか、「健膳カレー」にいろいろな言葉が集まりました。 ★「翌朝スッキリするんです」14:30。営業が終わった時間ですが、まだお客さまがいらしたので、立て看板を引かずにいたら、店の前に車が停まり、降りて来た女性が店のドアを開けて「まだいけますか?」ちょっと焦ったご様子。以前、何度かご来店くださった方でした。「大丈夫ですよ」片付けはすっかり終わっていたのですが、ルーとお肉を温めるだけで、すぐにお出しできる状態でした。ほぼ召し上がったタイミングで客席に出て、「お昼、遅くなるんですね」と声をおかけしたら、「そうなんです。ここに来たいのに、なかなか営業時間に間に合わなくて」「3時くらいまでは店にいますので、少し営業時間が過ぎててものぞいてみてください」 「わぁ、うれしい。たまにすごく食べたくなるんです。ここのカレー。翌朝、ホントにスッキリするんですよ」以前から、女性のお客さまによく言われた言葉ですが、これを言われるとうれしい。カレー好きの女性は珍しいけれど、こういう形で健膳カレーのファンになってくださるといいな、と思っています。 ★「レギュラーにしてくださいよ」 これは、「決戦カレー」に対していただいたお言葉。ブログ上の交流をしていただいているチュンさんが、仕事をやり繰りしてようやく先週金曜日においでくださって。ガスコンロと鍋の都合で、金曜日の限定メニューにしていますが、毎日お出しできたら、辛いもの好きが集まってくださるでしょうか。実はいま、土曜日にもかなりの数をオーダーいただくという不思議な現象になっています。金曜日につくったルーが残っているので、鍋に移して温めるだけです。ある分しかお出しできないのですが(ルーをつくるには、ある程度の煮込み時間が必要で、すぐには対応できません)、先週も先々週も、結構なオーダーをいただきました。 「決戦カレー」の存在が浸透しつつある、ということかしら? ★「辛いカレーがあるんでしょう?」すぐ近くのカイロプラクィック治療院にいらしたついでにカレーを召し上がりにいらっしゃる女性のお客さまが、1ヵ月ぶりに来店されておっしゃったお言葉。カイロの先生が宣伝してくださったみたいで、とても辛いもの好きのそのご婦人は、見事に完食され、「おいしかったわ。もっと辛くても私は大丈夫よ」と。豪快な。「なかなか、こんなに辛いカレーを食べさせてくれる店、ないのよ」確かに。カレーの名店「ハチ」が閉店してからは、激辛カレー(しかもおいしいカレー)は少なくなったと思います。 「カイロの帰りはここに来ると決めてたのよ」うれしいお言葉。 いつも体のケアを心がけていらっしゃる方に言われたので、うちのカレーの中にご婦人にとっていい要素があったのだと確信しました。 ★「ブレないですね」週に一度はいらしてくださる女性のお客さまのお言葉。決戦カレーを毎日出せない理由、テイクアウトをしたくない理由、化学調味料を使わない理由……、 問われるままに答えていたら、そう言われました。いえいえ、ブレたいんです。頑になる理由はないのです。皆さんのご意見を聞いて、皆さんに愛されるカレー、売れるカレーにしたい。と思って、いろんなご意見を聞いていますが、できることとできないことはやはりあります。できないことを言っていたら、結局健膳カレーしかつくれないという答えにたどりついてしまう。頑固で、不器用で、気が小さいので、本当にいいと思うものしか人にお出しできないというのが実情。人の体(明日)をつくる食べ物ですから、妥協ができない。所詮、商売人にはなれないということでしょうか。 ★「元気になれるカレーです」体調がピリッとしないとき、気分がすぐれないとき、仕事に身が入らないとき、二日酔いのとき、風邪気味のとき、体の中がモヤモヤしているとき……、そういう、ちょっとイマイチの状態のとき、うちのカレーを召し上がるという方が多いのです。汗だくになって、決戦カレーを召し上がっていた若いビジネスマンがこうおっしゃいました。 代謝の向上、循環器機能の向上、消化器系の機能向上などうちのカレーに効用を求めていらっしゃるということのようです。彼は、「体調や気分を高めたいときにここに来ます」とおっしゃいました。翌日のおなかの調子もよいようです。薬膳とまでは言えないけれど、健康によい「健膳」くらいの名前はつけてもいいのではないかと思って、「健膳カレー」と名付けました。多分、多くの方が受け入れてくださっているのだと思います。うれしいことです。 肩の痛みと、流れる汗と、火傷と、強烈なカレーの香りに包まれながらの過酷な仕込み作業を乗り越えて、人様にお出しできるカレーになった「健膳カレー」は、人の舌と体を癒す、ほかにないカレーだと思っています。 季節の変わり目。体調がすぐれないと思ったら、ぜひ「健膳カレー」を食べてみてください。きっと、驚くような体調の変化があるはず。体にいいものしか入っていませんから。いいものをこれでもか、と贅沢に使っていますから。淡路島のタマネギの皮を煎じてつくったお茶(血液と血管と肝臓にいい)と、長野のリンゴ酢(これが驚くほど高価!)に漬けたニンジンのピクルスも無料で飲み放題、食べ放題! 騙されたと思って……。 大阪市北区天満4-1-15 日新ビル1F「山猫軒」 「健膳カレー」ののぼりが目印
2012.10.01
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