Atelier Casablanca -ダンスドレスの部屋－

Calendar

金曜日は更新できず大変申し訳ありませんでした。
実は病院でちょっとした手術を受けてきたため、金曜午後は自宅でずっとごろごろしていたのです。

大学病院の産婦人科で受けた手術は、子宮頸部のレーザー手術というものです。子宮頸部に高度異形成が認められたので、その部分だけをレーザーで除去するという20分程度で終わる簡単なものでした。その後の妊娠出産には一切影響がないという安心の手術で、先生の技術も確かなものでした。日本と比較しても、ドイツの医療は技術的にも設備的にもはるかに先進的なので本当に安心です。

日本では妊婦以外の産婦人科受診率が大変少ないですが、ドイツの大半の女性はだいたいピルの服用を始める15～16歳ごろより毎年子宮がんや乳がんなどの検診を受けるのが常識となっています。もちろん診療費は完全に保険でカバーされます。

とはいえ、残念ながらきちんとがん検診をやってくれない産婦人科医が多いのも実情です。私の場合、今年から知人の医師に進められた評判の産婦人科に行くようになったとたんに異常が見つかりました。高度異形成の状態でレーザー除去してしまうと負担やリスクも少なく100％完治しますが、何年も放っておくとがん化するのだそうです。

ちなみにこのレーザー手術ですが、あっけないほど簡単なものでした。麻酔の注射もいつされたのかわからないぐらい痛みがなく、金髪美人の若い看護士さんと楽しくおしゃべりしているうちに終わっていました。（私って強心臓？？？）もちろん入院は不要なのでそのまま家に帰りました。その後も生理痛に近い痛みがたまに少しだけあるだけで普段と全然変わらないのですが、一応数日は家で安静にしていないといけないそうです。それを口実に一日ごろごろし、家事を主人に押し付けていますが、来週半ばからはもちろんダンスの練習を再開しようと思っています。

子宮頸部の異形成は最近では20代の女性にも大変多いそうで、 早期発見が非常に大切 です。自覚症状がないので検診を受けないとわかりませんが、早く発見することで 100％治る 病気なのです！

このブログの読者の大半が女性のだと思われます。個人的な話を書いてしまって大変恐縮なのですが、この場を借りて皆様に申し上げたいと思います。
産婦人科でのがん検診を必ず受けに行ってくださいね！！

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう