明 天 更 好

明 天 更 好

その1 赤ちゃんは来たけれど


検査薬で確認後、産婦人科へ・・・

でも、胎嚢はみえるけど、赤ちゃんは見えていないとのこと。
時期が早いのかもしれないし、1週間後また来るように言われました。

1週間後、やはり赤ちゃんは見えません。
「稽留流産」ということで、早めに掻爬しないと大量出血する恐れがあるから・・・といわれましたが、そう簡単に納得できません。
違う病院へ行ってみましたが、結果は同じ。

結局手術を受けることになりました。
10数えるうちに意識がなくなり、目覚めたときにはもう終わってた。

終わったときは涙も出なかったなあ。

それから約1年後、また妊娠の兆候が。
でも、今度は出血。
あわてて病院にいきましたが、妊娠反応はあるものの子宮内には赤ちゃんらしき姿はなく、「子宮外妊娠」の疑いがあるとのことで安静を言い渡されました。

結局は「外妊」ではなかったのですが、また流産してしまいました。

そして約1年後、三度妊娠の兆候が。
またまた出血。
しばらく安静にとのことだったのですが、出血も止まらず、このたびも「子宮内をきれいにして残留物を取り除いておいたほうが、次の妊娠のためには良い。」といわれ、また掻爬手術を受けることに。

何度繰り返せばいいのだろう・・・
悲しい日々でした。


つづく


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