フォッカーといえば・・・・

フォッカーといえば・・・・

森博嗣(S&M)





最高です、森博嗣、昨日『幻惑と死と使途』を読破っっそして今、『詩的私的ジャック』を読んでいます。知らない人には全く何のことだかワカラナイダロウガ、いいんですっ・・・と、言うか、むしろ知ってください、森博嗣っっ
名古屋大学の工学部助教授でありながら、小説家としてはミステリをはじめ、エッセイ、絵本、日記と幅広く、どうやらゲームまで出している模様・・・すげぇ~んですよっマジでっっ

いや・・・狂人の如く、熱く語ってしまいました・・・
しかしまぁ、時代は変わりましたね・・・昔は、小説家と言うものは皆、文系の人間だと、独断と偏見を持って信じてきた俺ですが、
今の時代にそんな垣根は無い様で、理工学部の助教授も書く、その生徒の大学生も書く、主婦だって、サラリーマンだって、ひょっとしたら小学生も・・・
どんどんオープンな社会になっていくようで、読書好きの俺としてはうれしい限りです。今読んでる森博嗣のシリーズは、トリックの巧妙さとキャラ立ちがよく、ついついハマりこんで修論が手につかない状況ですよはっはっは・・・(笑い事じゃないけど)

人間は基本的に情報を好む生き物でと思います、知識欲の無い人間はいないんじゃないかな、それが学校の講義であれ、社会の仕組みであれ、好きなこの好みであれ、知りたがるのが人というもの(決めつけっ)、紙に、ディスプレイに、書き込まれた他人の考えを吟味できる、ああ、人間ってサイコー♪

(・・・・・・・・・・・・・・・今日はテンションがおかしいようです)





S&Mシリーズ第7巻『夏のレプリカ』・・・この辺携帯で書いてます。



さぁさぁ遂に、S&Mシリーズ(森博嗣)第7段『夏のレプリカ』を読破しました。
最後は衝撃の結末・・・悲しい結末と言うかなんと言うか、読み応えのある大作だけど、最後のシーン・・・途中でその可能性を疑い、感情的に否定してました。
さすが森博嗣・・・久しぶりに思い入れのある作品に出会えました。
作品を読む上で、私が最も重視するのはキャラクターの魅力です。トリックは2の次・・・
このS&Mシリーズは犀川と萌絵の魅力が炸裂しまくりで、しかもトリックが緻密かつトリッキー、これで面白くないわけがないっ
私の一押しキャラは真賀田四季、彼女は第一巻『全てがFになる』の最重要人物でありながら、S&Mシリーズ、ひいてはVシリーズの根幹にもかかわるとか・・・
彼女がメインの話『四季・春・夏・秋・冬』の4編に辿り着くには、S&Mシリーズ、Vシリーズの20作品を読破する必要があるらしい・・・ううっ楽しみだなぁ、ゆっくり読みたいような早く読みたいような・・・
7巻を読み終わったトコですが、次に読んでるのは2巻の『冷たい密室と博士たち』・・・この巻だけ抜かして読んでたんですよねぇ~・・・同じ趣味の人間が近くに居たので貸してもらいました。さぁ、読むぞぉ~~~~~~っっ






S&Mシリーズ第8巻『今はもうない』・・・と行く前に、読み残しの2巻『冷たい密室と博士たち』




ようやく・・・と言ってもいいくらい時間かけたなぁ~

最近は眠気が酷くてまともに本が読めんかった。

電車で眠りバスで眠り、読書の時間が眠りに費やされて・・・

そもそもこの作品、登場人物が多すぎて全体の把握が困難だったんですよっしかもメッチャ死ぬし、物語は回想する形で始まってくんです(時系列が前後するのは結構苦手なんでス)

しかしまぁ、これまた森博嗣らしい作品でした。

国枝は結婚するし、あの喜多先生も登場、萌絵の父が所長をやっていた研究所らしいし、犀川先生何気にモテる、『夏のレプリカ』まで読んでいて今更だけど・・・

喜多先生かっこいいよねぇ~、頭もいいし、強そうだし、男前過ぎ。

そして今回もまたぶっとんだ思考と行動力を犯人が見せ、背筋が凍りつくような狂気の一端が垣間見えます・・・う~ん、一般人の思考じゃないわな。

後輩に『今はもうない』と『数奇にして模型』を借りる。

もう少しで完読っ!!待ってろよぉ~真賀田四季っっ、しかしその前にVシリーズか?

まだまだ遠い道程だ、『有限と微小のパン』もある。っつーか、引越しまでに見終わるのは無理だろうなぁ~。

はっ!!・・・気が付けば森博嗣のことばっか書いてねぇ?

何か別な話題・・・今日はホワイトデーだ。

昨日、適当に甘いものを詰め合わせて買ったものを、あげた。皆彼女が大の甘党だと言う事を知っていたので、誰の思考も似たり寄ったり・・・体重が2キロは増えると思うが余計なお世話だろうか?

企業戦略に踊らされるのは嫌いだが、こういうイベントを楽しむのも、日本人らしくて気に入ってる、祭りっぽくていいよね?

明日は会社面談っ遅刻しないで済むかは五分五分、方向音痴のこの俺が、朝6時に家を出て熊谷へ・・・時間もギリギリしかねぇし・・・ヤバいよねぇ?






S&Mシリーズ第8巻『今はもうない』




やってくれます森博嗣っ

正直、やられたってカンジですよ、さすがです。

誰かのHPで犀川先生の活躍本として紹介されていた、第9巻『数奇にして模型』・・・珍しくもアクティブな犀川先生が読めるっつーもんで、楽しみにしてたんです。

・ ・・そう言うわけで第8巻『今はもうない』に関しては通過点程度に、さらっと読み流すつもりでした・・・極端な話、期待してなかったんですが。

そこは森博嗣、駄作があろうハズがないっ全て傑作に決まってる。

この本・・・マジでビビリましたよ、展開を読み進むうちに話がおかしな方向へ・・・いや、おかしくはないんですが、それを認めてしまうとS&Mシリーズの根幹を揺るがすような重大な出来事が、いとも容易く浸透していく。

読んでいる読者は戸惑いながらも、あまりに自然な流れゆえに、気の抜けた炭酸でも飲むかのように、あっさりと嚥下し、自分が何を飲み込んだのかに気付いて驚愕する。

あまりにも自然に話しの展開は移動し、結論に達し、しかしその意味を吟味してみると、あまりにも不自然な答えに行き着く・・・何かがおかしい。

実はこの話、物語の冒頭から読者に対して大きなトリックが仕掛けられており、誰もが気付かずに、この巧妙な罠に引っかかる。

最後の最後、'彼女'が賭けに勝利した瞬間、全ての魔法が解けて、本当の解答に行き着く・・・

ますます'彼女'のファンになりましたね。

それにしても森博嗣・・・タメ息しか出ませんね、すごいよ。

・・・因みにこの感想、書き込む途中で2回も失敗して、これが3度目の文章だったりします・・・ああ、しんど。






S&Mシリーズ第9巻『数奇にして模型』


・・・ってあれ?感想書いてなかったのか?(びっくり)







S&Mシリーズ最終巻(10巻)『有限と微笑のパン』





『貴女は貴女から生まれ、貴女は、貴女です・・・そして、どこへも行かない』

犀川助教授の真賀田四季との会話はシビレますね、この2人は結構似たもの同士のような気がします。一方で、彼女は萌絵が昔の自分のプロトタイプだと言っていますね。
この3人、実に興味深い・・・

真賀田四季に関してはある意味この話の裏主人公ですからね、全体を通して彼女以上の存在はいない、何処にでもいて何処にもいない、自分が彼女の中にいるのか、彼女が自分の中にいるのか・・・今回は萌絵を中心として、現実と虚構の狭間が曖昧になっていき、境界条件が無くなり、本当の真実は何なのか、何を指針として物事を判断すればいいのか、自分のことさえもわからなくなる・・・

今回の話は萌絵がちょっとかわいそうな気がしましたが、私的には大満足です。
実際に使われたトリックはある意味、究極の反則技ですよ・・・こんなのアリ?みたいな・・・真賀田四季だからこれくらいのスケールはアリってことですかね。
最後には驚きの真実、

『私はその世界では、もう存在しません、私はもう・・・』

―――衝撃が走った―――
???はい?何?どういうこと?いま、なんていいました??
ものすごい展開、予想外の出来事、やってくれますよね、全く。

そして、そのまた裏があるんですよね、やっぱり
儀堂世津子・・・意外な接点です、関係ないように見えて、物語の中心に最も近いところにいました。
真賀田四季のあんなセリフ、あんな態度、想像を絶してますね(汗)、あるいはミチルか?
四季シリーズは未読だけど、ミチルや他の皆も出てくるんだろうか?ますます興味が募りますね・・・くぅううううううっっ早く見てぇ~~~~~~~~~~~~っっっ
Vシリーズ、まずはそれから、ですね。
それにしても今回ばかりは犀川先生は死んじゃうと思いましたよ。




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