2012年02月14日
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カテゴリ: 環境
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【消えない放射能】

2012年2月8日 福島第二原発は、また
温度が上昇しているのだと言う。
そしてまた、水を注入するのだと言う。

安全だ 安全だ と言いながら
その蒸発したと思われる水は、何処に
行ったのだろうか ?
完全に無害に為って 何もかも消えたとでも
言うのだろうか?

雨も雪も放射能に関係無く綺麗です と
言えるのだろうか ?

外で放射線を計れば0.06マイクロシーベルトは、
超えると言うのに、食べ物に、飲み物に
「不検出」と書ける人が恐ろしい。
子供の未来に、責任も無く言える人間が、
生き者が恐ろしい。

犬だって猫だってカエルだってミミズだって
子、孫に決っして悪い物を与えることは、
しないはずなのに・・・

だましてまで未来有る子供たちにて悪い物を与えよう
とする大人が居る。
そんな国が有る。
人災でありながら、責任を逃れ自然災害に摩り替えようと
する国がある。

きっと 今の子の思いだろう!


(参考)
絵 ベン・シャーン
 構成・文 アーサー・ビナード

 「ラッキー・ドラゴン、幸運な竜。このめでたい名前の一艘の船、第五福竜丸……」
 2012年1月15日にNHKで放送された「日曜美術館」はその言葉で始まった。
 幸運な竜という、いかにも今年辰年にふさわしそうな船の名前だが、これが第五福竜丸の英訳であることを知れば、ラッキーとは真逆であることに気づく。
 第五福竜丸といえば、日本人ならだれでも知っている、アメリカの水爆実験で被曝したマグロはえ縄漁船であり、この事件をきっかけに原水爆禁止運動がはじまった。
 が、ベン・シャーン(1898-1969)はアメリカ人、二十世紀のアメリカを代表する画家の一人だ。彼は人種差別事件や冤罪事件を人間味あふれる絵画の連作という形で告発し、好評を博した。そして晩年、最後の連作として制作されたのが、「LuckyDragon Series」である。
 ベン・シャーンの絵は美しい、そして恐ろしい。焼津港から船が無事に帰還することを祈って送り出す人々。カラーで描かれた被曝の瞬間、髪が抜け顔が真っ黒になっていく男。絵から伝わってくるのは、怒りよりも悲しみだ。「もうやめよう、こんなこと」。ベン・シャーンの声が聞こえてくる。

 この連作を絵本にするために、詩人で日本在住のアメリカ人、アーサー・ビナード(1967-)が構成と文を日本語で担当した。

 いきなり 西の空が まっ赤に もえた。
 「太陽がのぼるぞぉー!」と
 ひとりが さけんだ。
 西の空の 火の玉は
 雲よりも 高く あがっていた。
 けれど ほんものの 太陽は
 東の空に のぼる。
 にせものの 太陽みたいな
 ばけものが うようよ
 もくもくと もがいているのだ。


 ひとびとは わかってきた??
 ビキニの海も 日本の海も アメリカの海も
 ぜんぶ つながっていること。
 原水爆を どこで 爆発させても
 みんなが まきこまれる


 「久保山さんのことを わすれない」と
 ひとびとは いった。
 けれど わすれるのを じっと
 まっている ひとたちもいる。

 ベン・シャーンはLuckyDragon Seriesの連作を、無線長の久保山愛吉を主人公にして描いたが、そのことについてこう語っている。「放射能病で死亡した無線長は、あなたや私と同じ、一人の人間だった。第五福竜丸のシリーズで、彼を描くというよりも、私たちみなを描こうとした。久保山さんが息を引き取り、彼の奥さんの悲しみを慰めている人は、夫を失った妻の悲しみそのものと向き合っている。亡くなる前、幼い娘を抱き上げた久保山さんは、我が子を抱き上げるすべての父親だ」(あとがきより)

 1月25日未明、柏崎刈羽原子力発電所5号機が定期点検のために停止した。これで現在稼働中の原発は、4基を残すのみ。

[ボイスプログ]ジョシュア四十四
http://www.voiceblog.jp/joshua404/

[ボイスプログ]ベテスダ・柏
http://www.voiceblog.jp/bethesda/




(旧約・旧約続編・新約・ジッパー聖書有ります)


http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/npocac121



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最終更新日  2012年02月14日 11時18分07秒
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