☆

102

design* yuippy
結婚したも同然の生活をしてるって聞いたわよ
そうだ もう 結婚したようなもんだ 
うそでしょーそんな酷い事いわないで そんな婚約者すてて かわりにわたしなんかどう
それよりも 紹介しとこう アシスタントのベアトリス 
うーん どーも
はじめまして 社長のお知り合いにあうのは光栄です
ふふ どうもありがと
ところで今度はいつあってくれるの もちろん結婚する前じゃなくちゃー許さないから
あー うー
すいません
そのうち必ず電話するよ
うふふふー あたし 邪魔からしら?
申し訳ないんだが 彼女と話してた 重要で深刻な仕事の話なんだ
あーかわいそうに こんな所でしごとのはなしなのー
私たちは楽しんで話してました。
わかった もう行くわね 忘れちゃー嫌よ      じゃーまたね
エーではまた会いまょう お知り合いになれてとても嬉しかったわ
さてと
動揺なさってますね 場所を変えた方がよろしいんじゃーありません
まてよ なにを言うんだ 帰る必要はどこにも無いじゃないか
むしろ ここは 腰をすえてじっくり 話し合うには 理想だよ おい ベティそんなに急いで飲むと悪酔いするぞ!
だってこんな素敵なお店で社長と夜を過ごせるなんて夢をみているみたいで幸せなんですもの
はは そうだな僕だって同じ気持ちだ とても嬉しい


お話ってなんですか
そうだな話をする為にここに着たんだった あー まずはそのー きみはこれまで エコモダの為に散々苦労してきた なのにぼくは   はーい
あーなのに僕は君のその働きを十分に評価してこなかったんだ セイゼイ給料をアップさせたくらいだ それもほんのわずかな額だったがね そこでおもったんだもっと上げるべきだとね 君の働きにふさわしい大幅な昇給を考えてるところなんだよ
私の働きが テラモダに関する事だったら それは無理でしょう社内で昇給の理由を説明する時テラモダの名前は出せませんもの お分かりでしょう
あっあー だが テラモダからの給料をアップさせれば問題は無いだろう
いいえ それこそ不当な事です 
なぜ
私はテラモダの業務にたずさわってないからです 運営はほとんどニコラスに任せきりで 私は給料を管理しているだけです
なるほど それじゃー収入が増えるかもしれないって言うのに君にはまったく関心がないんだな じゃー僕はどうすりゃーいい 他に何か希望があるのなら
いいえ 何もありません どうかご心配なく
そうか ふーん わかったよ じゃー話題を変えるとしよう ベアトリス あのメルゼデスの話だ 確かに僕は車を買ってやると話した事もがあったし それを守らなかったのも事実だよ 君がそれを怒って
いいえ社長 私はそんな事怒ってません ただあの車が気に入ったから買ったんです でも 社長が気に入らないって言うのなら 仕方がありません その時にはあの車を処分します
おーいまってくれよー 僕はそんな事一言だって言ってないぞ あれは君にふさわしい車なんだ 君の為に有るようなもんだろー ふー 問題はそんな事じゃーない 僕達二人の個人的な関係について話を始める前にはっきりさせたい それはテラモダに支出がどうなっているかという事だ 車を買ったり仲間をランチに招待したり 何も君を疑っているわけじゃーないんだよ やましさは無いって十分わかってる だけど詳しい内情を知る権利は僕にだって有るだろう
テラモダの事は心配しないでください 支出だって決められた金額に収まるようきちんと管理されています 毎月ニコラスが調整してくれてるんです。 それでも もし社長が不安だっておっしゃるならもう少し抑えますけど、
いあー 君がそこまで言い切れるならいいんだ 別に構わない
では この話はこれでいいですね。


ニコラスとは気が合うんだな
ええーそうですね 一番の親友ですから
だが 今夜彼が迎え来るなんて言わないでくれよ 今夜は僕達だけの夜なんだから そうだろ
もちろんですよ わかってます 今頃彼は寝てるでしょう  乾杯今夜のふたりに


まあいい もう止めにしておこうエコモダとテラモダの関係を疑いたくはない この話はお終いにしよう  それよりも僕が気になっているのは君自身のことなんだよ ここのところ心配の余り夜も眠れない  本当だ なあ お願いだから何が起こったのか話してくれ 僕達はお互いに真実をさらけ出すべきだろう さっき金の話や車の話それからテラモダの話をしてくれたが それらは真実なんだろう
そのとうりですよ ははーは  真実です
それなら 今度は君自身の真実を話してくれないか  いったい君はどうしてしまったんっだ 何があった
いいえ なんにも 何もかもかわりありません
ィャ いや君はいつもそうやってはぐらかしてしまうが信じられないよ 全てが物語ってる僕に対する態度が変わった明らかに拒絶しようとしている そのかわり ニコラス・モーラとの絆が深まってる その原因はなんなんだ 教えてくれ
どうしてそんな風に思うんですかー? うふふーふー
おい止めてくれよ 誰が見ても明らかだ君のそばにはニコラス・モーラの影が付きまとってる 今この場に彼が居ないのが不思議なくらいだよ さあ話してくれ事実を
何にも有りません 社長こそ変だわ ふっふっふっふー
僕は気が変になりそうだ    今でも覚えている僕の事を愛してると君は言ってくれた  忘れたのか  嫌いになったのか  さあ答えてくれ 嫌いになったのなら理由が知りたい
いいえ社長今でも愛してます うふふーふー
今の君からそう言われても 信じられない
ほんとに
どうするつもりだ
愛してるって事を証明して見せるの
止めろよこんな所で
じゃーどうすれば私を信じてくれるんですー心から愛してることをわかって欲しかったのにー  うふふーふー 
しかし    なあ だがいいかここは僕の知り合いが大勢居るんだそんな所でキスなんか出来る分けないじゃないか
そうでした すっかり忘れてたわ私ったらどうかしてた 社長とわたしが心置きなくキスできるのは知ってる人が誰も寄り付かないような怪しい雰囲気の秘密のお店 はっはっはー
それはマルセラの目を避ける為じゃーないか
もちろんわかっています   でもさっきから沢山の女の人たちが社長にキスしていますよ 知り合いがいっぱい居るこんなお店なのに
まってくれよ それとこれとでは話が違うんだ
確かに違いますね だって堂堂とキスしていく女性は美人ばかりなんですもの 社長の評判下がるどころか ますます上がっていくいっぽうです 周りの人たちは羨望の拍手を贈るんです。  その反面私には細心の注意をはらわなくちゃーならない でもそれは私たち二人の関係がマルセラさんに知られるのを避ける為でもない むしろそんな事より社長にとって一番気がかりなのは私とのキスがばれて自分のイメージが壊れる事よ
それは違う君は間違ってる
じゃー証拠みせて


いやーそのー
言ったとうりだったでしょ社長がここで私にキスすることは出来ないのよ
頼むよベアトリスこんな所で僕を試さないでくれ どうしてもと言い張るんなら場所を変えよう
どこえつれてってくれるんですか どんな所かぜひ知っておきたいわ ランプを持っていったほうがいいかしら
どうしてそんな事言うんだ
だって社長がつれってくれる所はいつも決まって暗いんですもの いいのちゃんと分かってます 社長にはそのほうが都合がいい顔を見ないでキスできるから 本当は気が気じゃー無いんでしょうこんなお店に私を連れてきて証明も凄く明るいし知っている人も沢山居る
何を言っているのか訳が分からない いつも暗い店を選んでたのは君も承知だったんではないのかそれで満足していると思ってたよ
いいえまさか こう思ってたマルセラさんと別れたら素敵な店に連れてってくれるだろうって
ああそのつもりだ だがなマルセラとは別れてないだから暗い店に行く君の姿を見ない為なんかじゃーないさわかってくれ 会社ではちゃんと見てるだろう
そうですね 洞穴のような薄暗いオフィスで
不満だって言いたいのか 僕はちゃんとしたオフィスへ移れと言ったのに君が断ったんじゃーないか 
お側を離れたくなかったからです。おかげで暗闇でも社長の顔は良く見えます。
なあ ベアトリス 君は暗い場所を非難しているが、僕は違う 暗い所でキスしたほうが 君への思いがいっそう高まるんだ      君はそうやって笑ってばかりで本気にしてくれないが 暗闇のキスは情熱的だよ体全体で感じる事が出来るんだ 君の事を
あはははー  でも それじゃー 社長と私はまるで吸血鬼カップルってことになってしまいます 太陽の下では愛し合えないのね 私には分かってます 暗い場所でしかキスしたがらない理由はもっと別な事なんですよね  でも気にしないでください私は十分理解しているつもりです。
いいや 君は何も分かっちゃーいない わざと挑発的な会話を仕掛けてきて僕を困らせてばかりいるじゃーないか だがこれだけははっきり言おう 暗闇でキスしたり怪しげな店に行く事など僕達が別れる理由にならない なぜか解るか僕のこの気持ちに場所は関係ないどんな所に居ようが僕は君を  愛してる  僕の思いに偽りなんか無いんだ君にはわからないのか 二人の間に溝が出来たのは別な原因が有るからだ
じゃーそれって いったい何なんです。
容易に想像がつくさ 僕に逆らうかの様な君の態度から ある名前が浮かんでくる ニコラス・モーラ 
ニコラス? あはははー 
なぜそこで笑うんだ 可笑しい事は言ってない 君の様子が変わったのと同じ頃かれの動きがやたらと目立つようになってきたんだ頻繁に君の事をデートに誘うようになっただろう 君の友人にまでランチをご馳走してるし何か有る度に ニコラスだ 車を買って君の送り迎え 君は僕とのデートをキャンセルしてまで彼とのデートを優先させた
私とニコラスに何か有ったとでもおっしゃりたいんですか?
ああ そうだそれしか思いつかない 正直に話してくれよ
社長 まさか本気で社長の事を捨ててニコラスを選んだと思い込んでるんですか    反論したいんですけど手伝ってくださいます。
それはどういうことだ 何をさせる気だ
キスしてよ 濃厚なキスを あはははー
prprprprprprprprprprprpr
マルセラだ 大事な時にマルセラのやつめ くっそー何なんだ
{あーそうなんだ メソンドサンディエゴ そうだベティも一緒に来てるリベロはまだ来ていないだ 奴はこざしいからなワザとこっちを待たせてるんだよ それで君は今何処にいるんだい まだパーティーの最中か  わかった僕もだよダニエルにもヨロシク えーじゃー今はこれでまた後で話をしよう いや  いやーや何時に帰れるかわからないリベロ次第だからな あっんーん わかった じゃーまた}
問題はこっちの方だぞ くっそーあのベティをどうすりゃいい ここでキスは出来ないするわけにはいかない だが今の状況では難しいぞ あー神よ彼女気持ちを鎮めたまえ

その前に社長の携帯電話を貸してください・・・・・・・・・・・

家に電話だと 本当にかけたのか 今確かめてやる んーこれだな見た事の無い番号だ ベティの家の番号でもない

さっきの番号だ ベティの奴もうねる所だって言ったのに全く ふぁーいもしもし
すみませんがこちら情報サービスセンターの者ですがさしつかえが無ければお名前をお聞かせ願いないでしょうか
ニコラス・モーラだそれがなにか
ニコラス・モーラ よりによって僕の携帯であいつにかけるなんて 今夜の事を話したってわけか いいだろうベティ そっちがその気なら受けて立つ



うんんん
何か有ったんですか もう帰りましょうか
いや なぜだ
ずいぶんと長いこと電話されてたようですから どうせまたマルセラさんの追求を受けてお困りなんでしょう 
いやー マルセラとは何の問題も起こらなかった 長電話といえばさっき君が家へかけた時の電話はもっと長かった
いいえそんな事は有りません 今の方が長かったわ  社長が居ない寂しさでそう思ったのかしら
そうだな  話を本題に戻そう
そうでした   確かこうやって 私の気持ちをみせる所でしたね 私はニコラスに対して特別は感情は抱いていません 愛しているのは社長一人だけです
本当にニコラスのことを愛してないのか
どんな事をすればわかってくださるんですか
いいかげん嘘をつくのはやめろ きみは家になど電話してないじゃないか これ以上ふざけるな 家に電話するといって僕の携帯をかりただろ そして君は何食わぬ顔で戻ってきてニコラスとは何の関係もないと言い張ってた だが僕は見たんだ この電話の発信履歴を 家にはかけてない 言ってみろ電話をかけた相手の名前を
電話代はいくらですか 使った分は払います
馬鹿な事を言うな 電話代なんか問題じゃーない 問題は恥知らずな行為だ 嘘をついて二股かけてる 
ええー 私は 恥知らずな女です これ以上我慢出来ません帰ります 
いいーや 帰らせないぞ 
こんな事をしていいの この店には知り合いがいっぱい来てるんでしょう 腕づくで引き止めようして大騒ぎになったらあなたの評判に傷がつくわ 私はどう思われようが構いませんけど どうせ 平気で嘘
をついて二股かけるような恥知らずな女ですもの
まてよ 帰らないでくれ 話は終わってない ベアトリス ベアトリス 失礼 いやー どうも ベアトリス
ベティ 話を聞いてくれ 落ち着いて話し合えば必ず分かり合える
何を言っても時間の無駄です
僕が恥知らずと言ったから怒ってるのか それは不本意な事を言われたから怒ってるんだろう だったら本当の事を言って説明すればいい どうして僕を困らせようとするんだ    いいだろう 君がどんな態度をとろうとも ここからは帰さない いつもならうまい事逃げられてしまってたが今夜こそそうはいかないからな
もう ほっておいてください 帰ります
全てをさらけ出すまで絶対帰らせるわけにはいかないんだ
さらけ出すって何をですか 全てが明らかになったでしょう ベアトリス・ピンソン・ソラーノは なんとまあ二股をかけてました これ以上何が知りたいっておっしゃるんですか もう十分でしょう さよなら
あーあ 終わりなのかこんな事で あー いいのか
こんな女でも構わないんですか だったらお付き合いをつづけったっていいんですよ だって私は所詮恥知らずな女ですもの
わかった 悪かったよ 誤る 恥知らずは取り消す だけど僕の気持ちもわかってくれ 混乱してるんだ なぜこんな事態に陥ってしまったのか僕にはさっぱりわからないからな だけど解決できるはずだ 一緒に店に戻り話し合えばお互いに分かり合える 行こう
店に戻るですって いったいなんの為にどうしてよ 恥ずかしい思いをするわ 私を連れてはいるのはあなたにとって屈辱的なんでしょ
やめてくれ 屈辱なんか感じないさ
いいえ 感じるはずだわ
いいーや 感じない
嘘よさっきの態度でわかるもの
そうか みんなが見ている目の前でキスをしなかったからか
良くわかったさ おいで僕の愛を見せてやる
いやよ やめてください
どうしていやがる さっきまで君はあんなに求めてた あー キスをしろとせまってきた今は拒否か 僕はキスしたいんだ 死にそうだ もうがまんできない
どうかしてるわ 社長
そうさ、どうにかなりそうだよ そうさせているのは君じゃないか ニコラス・モーラへの嫉妬心で僕の心は壊れてしまった
んーー
わかってくれ 僕の愛を どんなに愛しているか ニコラスのことなど忘れてくれ 君にふさわしいのは僕だけなんだ 愛しているよ
だめ、こんなことやめてください
なぜだ 僕の命 魂をこめてキスしたいんだ さあ こっちを向いてくれ ベティ
いや もうやめて いやよ 


ベティ ベティ 今からどこかへ出かけよう 誰にも邪魔されずに二人っきりになれる場所へ  今すぐ君がほしいんだ

どうした なぜ泣いてる
触らないでよ
まだそんな事を なぜなんだ
もう行かなくちゃ
行くって どこへ
家へ帰るんです
強情張るのやめろ なあ頼む 僕に何かしら重大な過ちが有ったのは認めるよだけど君が話してくれないと何も解決しないだろう お願いだから帰らないで一緒に居てくれ
いいえ だめです 私は帰ります。

さよなら 社長

乗っちゃだめだベアトリス 頼むから乗らないでくれ 僕らはわかり合えるはずだ 話し合えば解決するんだ 場所を変えたっていい 帰りは僕が家まで送ってやる
今夜は無理です 明日にしましょう
ベアトリスこんな所で僕を見捨てないでくれ さっき見せの中に居た僕は本当のぼくじゃ無いんだよ 本当の僕はこんなにも君を求めてる 心から狂おしいほど 一晩じゅう君のことを放したくないんだ
お気持ちはわかりました でもわたし一緒に居たくないんです 私はあなたを求めていません 
ベティ行かないでくれ   ベティー


© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: