◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

エイジの孤独。

誘拐事件の落した影。

連続児童誘拐事件が世間を賑している。
過去の自分が蘇る橘。
また一方で、報道を神妙な顔つきで見つめる男、芥川がいた。
「アンティーク」では、エイジがパティシエとしてメキメキと成長をしていた。
橘と小野は近い将来フランスでの洋菓子修行を薦め、語学学校へ通わせる。
エイジはあまり乗り気ではない。
「アンティーク」での自分の存在が希薄になっているように感じていたのだ。
そんな時、エイジは公園で不良に絡まれている男を助けたのだが...。

エイジのプロデュースしたケーキが大好評♪

シンプルなだけに固定客がついたらリピーターが多いケーキだそうで、これは大成功。

本当のところエイジは･･･ 小野自身、自分を超えるパティシエになると明言。
でも今はそれはエイジには内緒。

調子づけてはダメだからね。

でも本格的にパティシエ修行を始めるということで、エイジはフランス語を学びに行くことに。

どうやら今までは全部丸覚えしていたようで（＾＾；）

独立を考えて･･･という小野のすすめもあり、しぶしぶ送り出されるエイジですが･･･。

今までの自分の仕事だった仕込み。それをすべて小野にやらせてしまう申し訳なさ。

でも何より･･･エイジはやっぽりケーキが好きなんだよね。

ケーキ作ってるときが一番生き生きしてるんだよ。

それでも、フランス語を学ぶことはパティシエに必要だということで、小野と圭一郎はしばらく様子をみることにするのですが･･･。

さて、そんなエイジのケーキファンのおひとりである芥川氏。

気難しい顔して食べてるわけですが、警察やめても毎日楽しいようで、なぜそれを素直に顔にださないのか？妻にはそれが不思議で仕方ない。

だが、ここの所、少年の誘拐事件が多発しているという。
その事件に当然圭一郎のことを重ねる芥川。

「もうそんなにご自分を責めないで･･･」

そういうしかできない妻。

圭一郎を誘拐した人物。彼はもう刑法では逮捕することはできないのだ･･･。

ビールを買った帰り道、エイジが暴力に走りそうになってるシーンを目撃してしまう圭一郎。

虫の居所が悪いということで、エイジはかなり凶暴化してます。

アッパー寸止めでもかなり相手には威力があったようで、かなりビビってますが･･･。
圭一郎もビビってる （あはは）

でもさすがマモ。
殺気を含んだ声は流石ですね～♪

だがやはりエイジのいない日はアンティークではしわ寄せが大きいようで･･･。

シューが追い付かない小野は苦肉の策で、圭一郎に生地を作らせるのですが･･･。

流石圭一郎！！
ソツなく完璧に作ってしまうのでした（＾＾）

だがそこに帰ってきたエイジ。

圭一郎にケーキのことまで首をつっこまれたくないのか、自分がやると必至。

「そんなに頑張らなくてもいいいんだよ」

そんな声も聞こえていないようで、エイジはケーキつくりに没頭。

妙に張り切りすぎてるのが気になるエイジってば、どうしちゃったの～？？

その夜、帰りが遅いエイジを心配して迎えに行く小野。
そこではまた暴力をふるうエイジの姿が！！

でもさすがに拳だけは使ってないようでよかったけどさ。

それを止めた小野に、すがるような眼を向けるエイジ。

「先生は、俺がいらなくなったから俺のこと、フランスに行かせたいわけじゃないよね。
俺が全然仕事ができないから、俺を店から追い出すんじゃないよね」

「何言ってるの、神田くん、そんなこと･･･」

「だって俺、いらない子供だったから！！」

ずっと子供の頃からいらないと言われるづけていたエイジ。

そっか、それが彼の頑張りの原点だったんだ。

ボクシングは勝ち負けがはっきりしているから頑張れたけど、ケーキ職人はそういうものがない。
言葉でしっかり伝えねば、エイジには伝わらないのだ。

「俺もう、誰かに捨てられんのいやだよ･･･」

ずっとこの店で先生と一緒に働いていたい。

･･ ･マモの演技に泣かされましたわ･･･

エイジ可哀相すぎる（＞＜）

ようやくエイジの不安を知った小野。
エイジにはちゃんと言ってあげなきゃ伝わらないんだ。

だからしっかりエイジの手を取っていいパティシエだって。
励ましの言葉をかける。



･･･って何やら雰囲気があやしいんですけど（＾＾；）
しかも小野の趣味じゃないのは自分だけって（あはは）

もう暴力は振るわない。
そう約束させられるエイジでした（＾＾）

これでもうエイジの不安もないはず。

だがその頃、 誘拐事件は最悪な展開に･･･。

見つかった子供の死体。

圭一郎の中、過去の事件と向き合い、解決の道を探すときが来たのか----------。

いよいよ圭一郎の過去の真相に迫ってくる展開になってきましたね。

エイジの話。
この子も苦労っ子ですからね。

アンティークで自分の居場所を見つけられてよかったよかった。

次回からイタイ話になるのか、圭一郎のこと、どこまで描ききってくれるか見守りたいと思います、

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