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戦いの決着は----------!?
最終回らしい盛り上げと、派手な演出。
これぞアクションもののラストに相応しいお話だったんじゃないかなぁ。
「頑張ったって無駄」
そう言って、現実を笑う足立。
そして、嫌なものはみないで、信じたいものだけ信じればいいと言うのだ。
世界を認めていないけど、仕方ないから生きているだけ。
そこは才能を持つものだけがうまく生きられる世界。
絶望に気づいた時点でゲームオーバーだと。
「現実はゲームじゃない!!」
そう叫ぶ悠。
その時、彼の額に当てられた銃に銃声が響き渡るのだった-----。
まさか、悠!?
足立の幻影は次々と仲間を襲い始める。
世界はもうすぐ霧に飲み込まれ、人はシャドウに変わる。
もうすぐ世界はひとつになる。
だが、消えるなら足立が消えればいいのだ!!
その時、 エネルギーの塊のようなものが宙に。
人は皆シャドウになるだけ。
人間だろうが、どっちでも同じだというのだ。
だが、思い出してみろ。
自分から出たシャドウはもっと生き生きしていたはず。
本音のままに生きているだけだから。
足立の撃った珠は・・・。
どうやら地面に向かって発砲されたよう。
威嚇だったようで。
本物の銃が撃てるからと警察に入ったという足立。
だが、こんな田舎町では早々銃を撃てるような事件など発生しない。
悠たちだって、退屈な日常に刺激が欲しいだけじゃないのか。
だからこんな推理ごっこのようなことをしているのではないのか。
それが犯罪者と何が違う?
「君が求めていた真実とは何か、きちんと考えた事あるかい。
そんなもの、誰が欲しているんだい」
生田目が連続殺人犯でいいのだ。
これが世間の真実でいい。
仮に足立が捕まったとしても、世間は犯人の対象者を変えるだけ。
所詮誰でもいいのだ。
「これが君がずっとさがしてた--------真実だ」
すると、ついにイザナギが串刺しに。
そのダメージが悠に伝わる。
声にならないうめき声をあげる悠。
だが、苦しい息の元、悠は叫ぶ。
「そんなもの、真実じゃない!!」
茶番はうんざり、言い訳は聞き飽きた。
「お前の犯した罪は消えない!!それが真実だ!!」
そして直斗たちも、同じ結論に達する。
足立の言っていることはわがまま。
人はひとりで生きていけないのだから。
生きるのは面倒、死ぬのもイヤ。
人手あることも放棄するようなものは、ガキと一緒だと叫ぶ雪子。
そして、陽介も断言する。
「お前は、ただのくだらない犯罪者だ!!」
皆、殺してやると狂気に囚われる足立。
そんな彼を説得する悠。
「お前は間違ってる。
自分の罪を認めろ!!」
「俺を否定しないと、お前らが立ってられないんだろ!!」
だが、自分達だって見たくもない真実と戦ってここまで来たのだ。
子供に何が分かるのかと叫ぶ足立に、悠は告げる。
「現実が最低なのはお前だけじゃない。
現実と向き合え!!」
自分が負けるわけないと、殺してやると叫ぶ足立のシャドウに、今度こそイザナギでトドメを刺す悠。
転がる足立は、負けを認めるの拒みながら、最後は投げやりに。
「あ~あ、面倒臭いな」
そう言って、自分のこめかみに銃口を向けたのだ!!
慌ててとめようとしたその時。
悠の前で足立が黒い球体に包まれ、宙に浮き上がったのだ!!
もうすぐ人はシャドウとなる。
そこに秩序の主として君臨するというそれは------ 巨大な目!!
カメラのレンズのようなそれが、足立を取り込む。
「お前は誰だ!?」
アメノサギリ・霧を統べしもの---------。
世界の侵食は止まらない。
すべては時間の問題だという。
どんどん霧が深まる現実世界。
こいつが霧を生み出すもの。
ここは、人の心にある無意識の世界。
肥大した欲と虚構により生まれた場所。
ここへ来れたのも目玉の与えた力だというのか。
人が見たいと望むものを見せる窓。
それがマヨナカテレビ。
では、メディアに取り上げられた人が写ったのも、皆が見たいと思ったから写ったというのか。
虚構を欲すると、現実を求める力が強くなる。
では、人は現実を求めてないというのか。
ふざけるな!!
だが、目玉は、自らを殺すはずだったシャドウを制服し、抗う力もい変えた皆の事は予想外だったよう。
それは人の可能性。
「私はお前達を試さなければならない」
今から始まる人がシャドウとなる世界で。
「まだ終わらせない!!」
どれだけ傷ついても立ち向かう悠。
「俺はひとりじゃない!!
あいつらと一緒なら、世界だって変えられる、俺たちは諦めない!!」
みんながいたから、ここまで来れたのだ!!
強い絆の力が奇跡を生む!!
まさにとりこまれようとした悠を救った新たな力。
それに皆が共感する。
悠の名を呼び、一斉にみんながその力を集約させる。
世界を悠に託す!!
「任せたぜ、相棒!!」
「ペルソナ!!」
皆の力を得た悠のぺルソナ・ルシファーは、巨大な目球をバラバラにし、ついに霧を晴らしてみせたのだ!!
人の可能性を示したと告げる目玉。
だが、人が望む限りいつでも現れると言い残し、消えていく。
「新たな可能性の子らよ------------」
全てが終わり、足立には、生きて捌きを受けろという陽介。
それが現実のルールだから。
「帰ろう、足立さん」
そう言って手を差し出す悠。
目を覚ました菜々子は、堂島に夢を見たという。
「お兄ちゃんたちが悪い人とかやっつけて、みんなを助けてくれたの」
そして3月------------。
EDと共に流れるテロップ。
このEDの歌詞がすっごくいいんだよなぁ。
ついに悠がこの街を去る日がやってくる。
見送りにやってきた皆。
駅で泣き出してしまう菜々子は悠に抱きつく。
「菜々子、将来お兄ちゃんと結婚する!!」
「えぇぇぇ!!」
みんな驚愕だけど、堂島はOKのよう。
部屋はあのままにしておくという堂島。
「お前も俺の家族だ」
そして、クマも帰るという。
彼もまたあの場所を守っていくというのだ。
そして、皆に見送られ、電車に乗る悠。
その手には、あのめがねが---------。
ラストはこれで幕引きかと思えば、イゴール登場。
「ようこそ我ベルベットルームへ」
そして、あなたは真実を照らし出す宝珠を手にしたと告げる。
真実へ近づいてきた。
「では、行ってらっしゃいませ-------」
って、 真実の25話、ディレクターズカットがDVDに収録かよ(><)
商売上手~♪
こりゃ買うしかないじゃないかぁぁぁ!!
ラストはやっぱり悠の旅立ち・・・になってしまったわけですが、それでも最後にまだ真の犯人がいたって展開は盛り上げてくれたし、それが中尾さんが声ってのがまたニクイ。
いや~ぶっ飛んだ設定と、コミュニティの面白さ、各キャラの心の闇の話とか、結構訴えるものが多かったと思う。
序盤はキャラ紹介と世界観の説明で時間を費やし、何度も犯人は誰かという問いかけがあったわけですが、それを最後までしっかり伏線を張って引っ張ってってくれたと思う。
全体の構成バランスもすごくよかった。
遊びアリ、笑いアリ、3とかのコラボアリ。
でもシャドウの存在は心の闇。
そういう表と裏をしっかり見せてくれたと思う。
最後はやっぱり若干足早・・・だったので、是非送別会だとかの話はDVDでって事で。
半年間、悠たちと一緒に犯人探しにお付き合いできて楽しかった。
作品が今も愛されてるのが分かるなぁって想います。
次はVitaでのゲーム発売ですね。
原作は知りませんが、ゲームそのままだというアニメの作りは、ゲームプレイされた方にも評判よかったようですし、こちらも気になるところです。
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