世界で一番愛する人と国際結婚

結婚式: 色々な打ち合わせ


アリッサちゃんから、色々質問をいただいた。

そこで、ご参考までに、打ち合わせのとき様子も
書いてみることにしました。



お料理の打ち合わせ


ささやかなパーティだけど、
ゲストの皆さんにとって、大切なお料理の味。


パーティの2ヶ月くらい前に、試食会に申し込みました。



実際のパーティと同じお料理が食べられ、
飲み放題プランについているのと同じワインが飲める。


オーナーとシェフの方が、私達のテーブルにいらした。


「こちらがフランスで修行をつんだ、シェフのXXXと申します。」



「まあ、よろしくお願いします。実は、私もパリの
コルドン・ブルーに通っていたんですよ。ほほほ。」

(私のはプロ用ではなくアマチュア用ですが、事実は事実。)


ああ、何て嫌な客だろう。



でも、それくらいは、来ていただく方のためにも
プレッシャーをかけておこう、ということです。



「何か、味付けのご希望とか、こう変えて欲しいとか
ご要望があればおっしゃってくださいね。」


「はい。」


私は、一つ一つ写真を撮り、

ゆっくり味わって食べ、

そして、紙に感想をメモしました。



・アミューズをつけて欲しい。
・コンソメスープには金粉を浮かべて欲しい。
・お肉料理の盛り付けの仕方を、こう変えて欲しい。
・デザートは焼き菓子が多いが、ウェディングケーキも
つくので、冷菓子中心にして欲しい。



などと、希望を書いてメールしたところ、

お一人様につき、XXXX円の追加になります、と
返事が来てしまいました。


直せるものは直してもらい、妥協できる点は妥協
することにし、


結果、


当日は、かなりImproveしており、
多くの方に、美味しかったと言っていただけました。


一つ後悔したのが、招待状に、立食ではなく
着席型だと付け加えておくべきでした。


当日、急病や仕事で3人の欠席があり、お料理が無駄になって
しまったからです。後で聞くと、立食だと思っていたそうで、
フルコースだと分かっていたら遅れてでも行ったと
言ってくれた人もいました。ざんねーん。




司会者との打ち合わせ


一度、友人の結婚式の2次会の司会をやったことがあります。
とても光栄でしたが、緊張したので、司会者は友人ではなく、
プロの司会者を雇うことになりました。



バイリンガルの司会者の相場は10万円。慎重に決めなくては。
紹介された人達、一人ずつと電話で話したところ、
全員在米歴のある人達でした。


元々は女性の司会者を希望していましたが、話してみて
一番感じがよかった男性の司会者に決めました。



実際に彼に会って打ち合わせをし、
その後も何度もメールでのやり取りをしました。


いい声をした、とても感じのいい方でしたが、、、


ここをこうして欲しかった、ああして欲しかった、
という不満が後から後から沸いてきて、

もっともっと詰めて話し合えばよかったです。



パーティの成功・不成功は、司会者の裁量による
ところも大きいと思います。





ヘア・メイク打ち合わせ


ブランがようやく結婚に対して前向きになったのが、
遠距離交際復活した2004年の3月。


私は、結婚式はしないだろうなと思いつつ、
もしかしたらするかもしれない、とも思い直し、


つまり、1年以上前から

私は (もしかしたら、着るかもしれないウェディングドレスのために)
ストレートパーマをかけるのを止め、
レイヤーが入っていた髪も伸ばし始めました。


ずいぶん、用意周到だこと。



教会のほうの専属だった、YA美容院。

そこで、まず、ヘアメイク・リハーサルをやりました。


当日、どんなメイクにするか、どんなヘアスタイルに
するかの打ち合わせです。



花嫁さんのメイクは、だいたい似たりよったり、
濃い目になりがちですが、
そこは、非常にナチュラルメイクなのです。



普段の私のメイクと変わらないくらい。


私は、アートメイクを入れていたし、睫パーマもしていたので
アイメイクはほとんど時間をかけず (その分、料金を割り引いて欲しいくらい)


あくまでも下地つくりに力を入れているようでした。
(でも、下地に人並み以上に時間かかったから、仕方ないか。)




パーティ会場のほうのヘアメイクも、同じ人に頼む予定でした。



でも、パーティ会場と提携している美容院以外に頼むと、
持ち込み料がかかります。ヘアメイク代を2箇所に払うのも同じくらい。



そこで、結局、別々にお願いすることにし、
パーティ会場のヘアメイク・リハーサルにも行きました。



パーティのほうは、お色直しの時に、
ダウンの巻き髪にしたかったのですが、
進行表を見せると、とてもそんな時間はないとのこと。



そこで、まずは夜会巻きにしてもらいましたが、

ドレスの写真を見せると、もっと華やかな髪型のほうが
似合うと言われ、髪を逆立てたアップ姿にし、
赤いバラを散らすことにしました。



前日の夜にシャンプーをして、
何もつけないほうが翌日まとめやすいそうです。
そして当日は、朝シャンしないほうがいいそうです。
くたっとなってしまうので。





お花打ち合わせ


会場は、カリフォルニアをイメージさせるような
白い壁に高い天井。とてもカジュアル。



女性のゲスト人数分の数のバスケットに入ったお花を

テーブル装花にして、女性全員にお花をあげることに決めたのですが、

白い壁に合うように、お花は薄いピンクのバラを考えていました。



ところが、


1週間前に会場に、最終打ち合わせに行ったところ、

なんと壁の色が塗り替えられていて、濃い茶色に変わっていたのです!!!



コーディネーターの女性は、1ヶ月前、予約が入っている人たち全員に、
壁の色の件でメールを打ったというのです。

でも、私のところには手違いで来ていませんでした。




これはショックでした。


薄いピンクが似合うような壁の色ではない。


かなり濃い色じゃないと負けてしまう。


翌日、花屋さんに大急ぎで電話をして、色をピンクから
赤に変えてもらいました。



それから、会場に向かう階段に、白いチュールを巻き、
その上からバラを巻きつけるようにしたかったのですが、

そのチュールの布は自分で用意して欲しいとのことでした。


s-手すりの装花.jpg

(イメージ。お花はピンクから赤に変更。)




適当なチュールが、式の前々日まで見つからず、

前々日、会社の休み時間、タクシーに乗りあちこち探し回りました。




でも、その労を要した力作には、あまり気づかれなかったようで、
おまけに、その階段の写真が一枚もないのです。

ざんねーん。





プランナーとの打ち合わせ


毎週のように打ち合わせに足を運んだ会場。



私は、エクセルで、かなり細かく進行表を作っていました。


これを、パーティのウェディングプランナー(コーディネーター)、
司会者、カメラマン、ビデオ撮影者に渡しましたが、
ほぼ毎日アップデートをしていました。




修正したら、英語版もアップデートしてブランに送ります。
その後、ブランと電話でああでもない、こうでもない、
と話し合いました。


そうやってせっかく作った、細かい進行表。


プランナーは、ちゃんと見てくれていなかったり、、、、、


そうなんです。私達の、ウェディングプランナー、
若くて、びっくりするくらい可愛くて、感じがよくて、


そして、


びっくりするくらい、抜けが多かったのです。



受付をしてくれた私の友人達が一言、


「コーディネーターはブスでもデブでもいいから、
仕事のできる人が一番ね。」


私も、かなりラテン系なところがあるので、
あまり気にならなかったのですが、
そんな私ですら、途中で、「この人大丈夫かしらん。」
と、心配になってきました。



すごく可愛らしくて、すごく性格のいい方だったので、
私は言い出せなかったのですが、 不安があるなら、
担当を変えてもらえばよかったと思います。






ウィットネスとフラワーガール


結婚式の際のウィットネスは、国際結婚の大先輩、
アメリカ人のご主人と結婚して13年になる私の友人、
夫妻にお願いしました。

(式の時に、サインしてくれる証人です。)

9歳になるお二人のお嬢ちゃんには、フラワーガールもお願いしました。


私は、彼女をお母さんのお腹の中にいた時から、ずっと見守ってきています。

まさか、彼女にフラワーガールをお願いすることになるほど
結婚が遅くなるとは思いもしなかったです。




彼らは敬虔なプロテスタント教徒です。
毎週日曜日は、必ず教会に礼拝に行っています。


彼女たちとの打ち合わせは、3人が通う教会の近くの
レストランで。その後一緒に教会の礼拝へ。
私は、にわかクリスチャンになっていました。




お色直し



噂には聞いていましたが、名古屋の従兄弟の結婚式に出た時は、
お色直しが多くて、それはそれは、ファッションショーのようで
見ていて楽しかった。



なかには、こういう意見もあります。


「花嫁さんがお色直しで退席するなんて、失礼よね。」


「そ、そうだね。」


と話を合わせつつも、、、、、


実は私もドレス好き。私はお色直しをする結婚式って超楽しい!!!と
密かに気にいっていたのです。



複数のドレスを着て欲しい母の希望もあり、
お色直しと、ドレスの色当てクイズをやることにしました。


ドレスのレンタルも、何度か打ち合わせがあります。


自分の体に合わせてお直しをしてくれるため、
2ヶ月前、1ヶ月前、1週間前、と足を運び、
アクセサリーや手袋などの小物も決めます。


1ヶ月前、


「今より痩せる予定ですか?
それでしたら、もう少し詰めておきますね。」


と聞かれました。


「はい。がんばります。」
(花嫁さんは、みな、ダイエットをするらしい。)



1週間前、


「おサイズ、全く変わっていないようですので、広げ直しますね。」



・・・・・




つづく


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