レッド・ガーランドというピアニストは、聴き手を楽しませながら自分の理想を追求していく人だったのだろう。それだからこそ、理想を追求するのが難しいと思った時に、十数年も引退生活を送ることになった。本盤『ブライト・アンド・ブリージー(Bright and Breezy)』は、1962年に一時引退をする少し前に、ジャズランド・レーベル(プレスティッジの傍系)に吹き込んだトリオ・アルバムである。
[収録曲] 1.On Green Dolphin Street 2. I Ain't Got Nobody 3. You'll Never Know 4. Blues In The Closet 5. What's New 6. Lil' Darlin' 7. What Is There To Say? 8. So Sorry Please