ぶるーみんぐ便り

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じょうない としき

じょうない としき

2005.01.20
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カテゴリ: ばら
さて,いよいよお待ちかね,接木教室の始まり始まり~。
ばらの接木には,芽接ぎと,切接ぎがあるのですが,ここでは,切接ぎをやりま~す。
接木をやる前に,まず,今日は基礎知識から。

接木図解

図をご覧ください。
これは,接木の断面図です。
Aが,表皮。いちばん表です。
Bが,形成層。挿し木なんかした時に,カルスが発生してくる部分です。
いちばん細胞の働きが活発で,接木したときにくっつくのはこの部分からです。
Cは,木質部。硬い部分です。
Dは,髄部といいます。やわらかい,綿みたいな部分です。
接ぎ木は,台木と穂木の,形成層同士を密着させることが,大きなポイントです。

穂木には,充実した枝を選びます。
折ってみて,ストローのようにグニャ,と曲がるようなら,穂木には適しません。花のついているような新しい枝は,そういうのが多いです。
割り箸のように,ポキッと折れるようなら,充実した枝といえます。
でも,あんまり古い枝は,老化しているので,接ぎ木には向きません。
剪定した枝からでも十分接ぎ木ができます。一度試してみてはいかがでしょう。

さて,準備するものです。
穂木,台木はもちろんですが,そのほかに,
剪定ばさみ
ナイフ(接木用ナイフがベストだが,なければ大きいほうのカッターナイフでも可)
接ぎ口を縛るテープ
後,接いだ苗を植える鉢や,土が必要です。

つづく









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Last updated  2005.01.20 20:38:20
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