オリーブの子育て日記

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トルコで披露宴


披露宴と言っても 日本でポピュラーな お食事スタイルではなくて、お客様に出すのは トルコの紅茶(チャイ)と ケーキ それだけでした。

旦那さんの実家は 田舎にあって、若干宗教色の強い地区だからか、
男性と女性の部屋は 別々になっていました。

ホールの広い部分に200人近い女性達が集まっています。

珍しい日本人の花嫁を見るために 沢山集まってくれたようです。

披露宴の前に ウエディングケーキは7段だよ(笑) と嬉しそうに言っていた旦那さん 。
ご自慢のケーキを見たときは ちょっとひっくり返ってしまいそうでした(笑)

だって 確かに7段あるんだけれど・・・ プラスチックの台に スポンジケーキが段状に並んでいるだけ・・・。

あれ~? 生クリームとか 飾りつけは ないのかなぁ? と見ていると
お菓子を作ってくれたパスターネジュが 慌てて 爪楊枝と紙でできた傘を飾っていました。
その後で、生のお花も乗せてくれていました。

ほっ。よかった。スポンジだけなんて ちょっと寂しすぎるなぁと思っていたので、生花が載ると一気に華やかになりました。

男性は少し小さめの別室に ギューギュー詰めのような状態で集まっていました。愛煙家の多いトルコ。その部屋だけ 白く煙って 奥にいる人達の顔は 見えにくくなっていました。

ウエディングドレスは 実家近くのお店で購入したのですが、これはまた次の機会にお話しします。

披露宴が始まりました。
大音響でトルコの音楽がかかっています。
指輪の交換をして、壇の上に登らされました。

すると 手に手に 金やお金を手にした奥さん達が 寄ってきて 私のドレスに沢山つけてくれました。

ネックレス ゆびわ ブレスレット、金のブローチ、現金をピンで留めてくれる方もいました。

前日に妹達から聞いていたのですが、これほどのアクセサリーを頂いたのは2?まで生きてきて 初めての事です。

にわか成金のような姿の私を 旦那さんがダンスに誘います。

カットしたケーキが配られ、別室にいた男性にも ケーキとチャイが振舞われました。
親戚以外の男性は、結局 一度もホールには出てきませんでした。

兄や妹達の旦那さん達は 写真を撮ったり ビデオを回したり 司会進行をかってでてくれたりと ホールにずっといてくれました。

最後は 女性達が入り乱れての ダンスパーティーになっていました。

結局5時間後の 真夜中にやっとお開きになり、私と夫となった青年は
何とも リボンや造化で派手な飾りつけをした乗用車に乗って、近くのお菓子屋さんへ行きました。
ウエディングドレス姿のまま、街を歩くと タダでさえ 目立つ日本人、人の目が突き刺さる様でした。 おししいアイスクリームを食べて、たくさん写真を撮ってもらいました。

ホテルにもどったのは 明け方近くになっていました。


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