オリーブの子育て日記

オリーブの子育て日記

7日目



今日も快晴。

イスタンブルの寒さが嘘のように、暖かいマラシュです。

子供達は半そでのシャツを着て、外で走り回っています。

兄弟や親戚、夫くんの幼馴染達が私達の取り合いをしていました。


「今日はうちに泊まってもらいたい」「だめだめ。あなたのところには、前にマラシュに来た時泊まっているんだから」「じゃせめてイフタルだけでも一緒に」

夫と顔を見合わせて 思わず苦笑い。


すると黙って座っていた義父さんが 「ケンカするくらいならずっと我が家に泊まってもらうよ。この子達を待っていたのは何もお前達だけじゃないんだから」 と怒ると、
みんな静かになりました。 さすがです。


ということで今日はお義兄さんの自宅へ移動します。

マラシュの街並み



昨年購入したばかりのマンションは、4LDKで天井が高いせいかひろびろ~としていた。
大きな10畳ほどのベランダが付いていて、見晴らしも良好。

トルコの人たちは、マンションのベランダだろうがマンガル(炭焼きバーベキュー)を楽しんだり、夏の熱帯夜にはマットレスを持ち出して寝室代わりにしたりと、第二のリビングのように活用しています。

掃除が行き届き、どこもかしこもピカピカ。


じゃがいもくんお掃除中

長男がお掃除しています。

早速家の中を探検。

義姉のアイシェは、夫くんの家族の中でも一番の仲良し。

お嫁さんという同じ立場だからか話も合うし、16歳を先頭に4人の子供を育てる、母親業の先輩でもあるのです。

子供達を子供部屋で遊ばせ、私達はリビングへ。

家族の近況、日本での生活のこと、トルコの物価のことなどなど。話は尽きません。

中でもアイシェが一番気にかかっているのは、最近できたという長男の彼女のこと。


イスタンブルやアンカラなどの都会では、最近は日本のように晩婚化しているみたいなのだけれど、田舎では比較的早い時期に結婚を決めてしまう傾向にあるらしい。

まだ長男は16歳。 「まさか結婚を考えてるわけないでしょ?」

けれどアイシェ達夫婦も17歳で結婚したという。

う~む。マラシュなら結婚も有り得るということなのか。

まだ一度も彼女に会ったことがないというアイシェ。

「ねぇ、それじゃ一度会ってみたらどう? イフタルに招待してみたら?」聞くと

「いい考えね。じゃ早速息子に招待するように言ってみるわ」とニコニコ顔になりました。

初めて会った時、まだ幼い子供だった甥っ子。

もう結婚を考えてもいい年(あくまでトルコの田舎の話ですが)になったんだね。

感慨無量だよ。




今夜のイフタルは、バルコン(ベランダ)でいただきます♪


今日はバルコンでお食事


深夜までおしゃべりをして、12時頃ベッドへ。

でも断食していた私達は、再び4時頃起きだしてサフル(朝食)。

あまり食べられずでした・・・。



8日目の日記はこちらからどうぞ




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