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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.10.16
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カテゴリ: 番外編
白衣の男性「さあ、これから実験に入ります」

ニセアリス「”実験”?」

白衣の男性「まあ、”実験”もかねての大会です。
うほん……。
さて……、途中”ギブアップ”する時は手元のスイッチを押してください。その時点までのタイムを計測いたします。
最高タイムを出した者が優勝です。
ただし……開始から1分以内にギブアップした場合はその時点で”失格”といたします。」

モグモグ 「ピィ、ピィ……」

白衣の男性「優勝者には賞金が出ますよ。頑張ってください。今までの最高タイムは59秒!
まだ1分を突破した者はいません」

ニセアリス「ラッキーだ!まだライバルはいない!踏ん張りなモグモグ!目指すは優勝だ!」

モグモグ 「ピィ、ピィ……」

モグモグは少し怖がり始めました。

ニセアリス「どうした?!”男”だろ!」

モグモグ 「ピィ、ピィ…………ピィ」

ニセアリス「”きな粉”が欲しくないのか?!きな粉が?!タラフク食べたいだろ?!」

モグモグ 「ピィーー!ピィーー!」

モグモグはきな粉と聞いて一瞬元気になったのですが……。

モグモグ 「ピィ、ピィ…………ピィ」

返事の声はドンドン小さくなります。

白衣の男性「では行きますよ!ギブアップスイッチはちゃんと握りましたね。スキャンを始めます。
映像が流れてからタイムがスタートします!」

なにやらすごい機械がモグモグの頭部に取り付けられました。機械はブーンという低い小さな音を立ててモグモグの脳波をスキャンし始めたようです。

モグモグ 「ピィ、ピィ…………ピィ」

モグモグはビックリしてスイッチを押しそうになりました。

ニセアリス「何をこれぐらいでビビッてんだ!押すな!賞金欲しいだろ!賞金!賞金!」

カメラが回っているのでアリスは恥ずかしくなってニセアリスの服の裾をツンツンと引っ張りました。

白衣の男性は機械に取り付けられている時計板を指差し、

「さあ、ではスタートします!」と言いました。

モグモグ震えています。
時計の針が動き始めました。
モグモグ額に汗をかきます。
10秒経過……。

モグモグ 「ピィーーーーーーーーーーーーーー!!!!
ピィーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

モグモグ絶叫!!
ニセアリスはモグモグがスイッチを押そうとしたのを無理矢理押さえにかかります。

ニセアリス「バカ!まだ押すな!早い!」

モグモグは羽をバタバタさせます。

モグモグ 「ピィーーーーーーーーーーーーーー!!!!
ピィーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

今度はアリスがニセアリスを止めにかります。

アリス  「可哀想だから!ギブアップさせてあげて!」

ニセアリス「何をこのぐらいでギブアップだと?!根性無さ過ぎだ!!!」

ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

その時ブザーのような音が部屋中に鳴り響きました。

白衣の男性「ただいま、被験者がギブアップのスイッチを押しました。
タイムは36秒!規定時間の1分に満たないので”失格”です」

どうやらニセアリスがアリスに止められた隙にモグモグがギブアップスイッチを押したようです。





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Last updated  2007.07.09 04:08:27
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