素盞嗚（スサノオ）の日本古代史

札幌から帰って着ましたぁ！

はらわたが溶けるぐらい

呑んできましたぁ・・・・

久しぶりに女の子ちゃんのいるお店にも

行ってきましたぁ！

豪快にハメをはずしてきましたぁ・・・・

・・・・・

心底後悔したしたぁ・・・・

ちゅーことで古事記の謎に迫ります。

西暦７１２年に世に出た古事記。

あまり注目はされてないけど、

どうにも不可解なことがある。

古事記の成立については、

編纂者太安万侶による「序文」に書かれてます。

天武の時代（西暦７８０年前後か）、

世に間違った内容の歴史書が多く、

このままでは真実の歴史が何なんか

わからなくなっちゃうので、

せっかくだから正しい歴史書を作ろう！

天武はいわゆる「削偽定実」と言われる宣言をしたんです。

そこで早速作業にとりかかるんですが、

実際に「古事記」として世に出たのは７１２年。

天武の宣言からおよそ３０年もかかってるんです！

歴史書の編纂作業って

そんなに時間がかかるんかい？

これが素盞嗚氏の古事記に対する

大いなる疑問だったんです。

しかもその天武の時代（７８０年ごろ）に

一旦まとめた内容を「紙」に残さないで、

わざわざ人に暗記させたんです。

そう、稗田阿礼に。

なぜこの時点で「紙」に記録として残さなかったのか？

これが疑問の１。

疑問の２は「削偽定実」の「偽を削る」とあるけど、

これは具体的に何を指しているのか？

そして疑問の３は、

なぜ古事記の説話は

「継体天皇」までで終わっているのか？

これだ。

天武の命令で国史の編纂をはじめたのが

西暦６８０年前後で、

継体天皇の時代は西暦５３０年代までだから、

およそ１５０年間の天皇の説話を

載せていないことになるんですな。

しかもこの時代は蘇我氏の台頭、

聖徳太子の活躍、大化の改新、

白村江の戦い、壬申の乱、

と歴史上重大な出来事が続いた時代だ。

古事記はなぜこの時代のことを書かなかったのか････

定説ではこの疑問に答えることはできない。

そして過去の古代史研究者たちも

この件について明確な答えを出せないばかりか、

研究課題として取り組んだ形跡もほとんど聞かない。

しかーし！

この問題について素盞嗚氏を唸らせたのは、

やはり古田武彦氏だった。

もちろん九州王朝説の立場からの説ですね。

ではそれを解説しよう。

まずは天武の想いを想像してみよう。

前回解説した通り、

天武の時代の倭国王は唐の操り人形「薩夜麻」だ。

天武は決して中心権力者じゃなかった。

しかし天武は虎視眈々と天下を伺ったことだろう。

もしかしたら薩夜麻の次はお前だ、

と唐と密約があったかもしれない。

以前ここでも紹介した

万葉集にある天武の不可解な歌がそれを物語っている。

そして天武は自分たちの「天下」のための準備として

国史編纂を手がけたと考えられる。

次に古事記の内容を見てみよう。

古事記に記載された内容とは

一言でいうと「ウソ」の歴史と言えますね。

なぜなら卑弥呼のことも、倭の五王のことも、

ましてや九州倭国のことなど、

知っていながらまったく書いていない。

天武が考えた国史（古事記）とは、

要するに「削偽定実」にはほど遠い、

自分にとって都合のいい

歴史改ざんだったと考えていいですね。

しかし時代はまだ「薩夜麻」の時代だ。

九州倭国を抹殺した国史を世に出すことは絶対にできない。

記録に残すことも危険だ。

だから天武は人の頭の中に

その秘密の歴史書を隠した。

その秘密を暗記させられたのが稗田阿礼だ。

今は世に出すことはできないけど、

いつか必ず公表できる。

しかしリスクもある。

阿礼が忘れたらどうする････

阿礼が死んだらどうする････

当然考えられるリスクだ。

素盞嗚氏はこの秘密の歴史書「古事記」を

暗記させられたのは阿礼以外にも

何人かいたんじゃないかと思うんです。

まーそれはいいとして、

とにかく天武の計画通り

古事記は阿礼の頭の中に隠された。

そして時は過ぎ、７１２年。

ついに古事記は世に出された。

ではなぜ７１２年だったのだろうか？

この２年前の７１０年、

大きな出来事がありましたね。

そう平城京への遷都だ。

そしてその平城京には大極殿がある。

そう、近畿天皇家は

名実ともにこの国の中心権力者となったんです。

７１０年に。

だから大手を振って

自分たちに都合のいい歴史書を

公表できたんです。

これが古事記を暗記させた理由です。

次回は「削偽定実」問題と

中途半端な説話問題を考えていきます。

お吟とおさよ、

完全に虜にしましたぞぉ♪

ぐふふ・・・

ナゼナゼしちゃったし♪

古事記が終わったら

ほのぼの越後屋一家だ！

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