自閉症を誤解していませんか?!


welcome to my homep…
自閉症についてはきっと多くの方が誤解されていることと思います。
私も我が子が自閉症だと診断されるまでその多くの方と同じように
”精神的な苦痛からのがれようと殻に閉じこもった人”と思っていました。


そんなに難しくはないので是非その誤解を解くために読んでいって下さい。

ひよこはな



自閉症の原因は長い間親の育て方や
劣悪な養育環境などが原因と見なされていましたが
1970年代以降多くの調査研究がされた結果
そのような考え方は否定されました。

現在では、

自閉症の原因は脳(中枢神経)の何らかの生物学的な障害である

と考えられています。

残念ながら現在でも世間一般の自閉症に対する知識は誤解と偏見に満ちています。
閉じこもりがちな子供、内向的な子供、ナイーブで傷つきやすい子供
といったイメージで考える人が多く、

テレビタレントが「私はかつて自閉症だった。」などと語ったり、
有名な作家が「親が悪いと子供が自閉症になる」などと書いたりすることも
いまだに続いています。

自閉症は生涯続く発達障害と考えられてます。

一部誤解されているような
一時的に心を閉ざしている子供のことではありません。

発達障害は乳幼児期に言葉の遅れなどで障害が明らかになり、
その原因としては、生物学的な要因の関与が強く疑われる
障害全体をさす言葉です。

精神遅滞(知的障害)と自閉症がその代表で
多動性障害や学習障害なども
発達障害の仲間と考えられています。

逆に言えば親の育て方や精神的ショックなどの心理的な原因で
何らかの障害が生じる場合は発達障害とは言いません。

自閉症の特徴は、障害とされる領域が広いと言うことです。

言葉の遅れ
対人関係(コミュニケーション)の問題
こだわり
感覚過敏
感情コントロールが苦手なことが多い

等々

自閉症の子供も成長するに従い、言葉が少しずつ出てきたり
対人関係に関心をもつようになったりと
良い変化があることが多いのですが
完全に正常になるまで発達することは少ないのです。

したがって

自閉児には、生涯に渡る援助が必要です。


今読んでいただいた事を自閉児を取り巻く人々が皆理解したとしたら、
自閉児とその家族は今よりもっと過ごしやすくなるのです。

皆さんのまわりにもきっと誤解されている方はいらっしゃると思います。
どうかこのことを伝えていただいて誤解を解いて頂ければ幸いです。





青天使
最後まで読んでくださりありがとうございました。
あなたのその優しさに感謝します。





© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: