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母の退院日が決定。いよいよ腹をくくってしばし仕事を整理。というわけで、誕生日も返上でPCに向かった週末。夜の会議に明後日の会議の準備を済ませ、事業実施報告書の骨格だけでもわかりやすくしておこうとさらに加筆。「あとはこういうことを盛り込みます」と記しておいて終了。メール送信。あとは、事務所でメールを10通くらい送って会議の場所へ移動。会計処理用の領収書も無事に到着しており、ほっ。子連れ参加一組と聞いてお菓子を山ほど買い込んで行ったのだが、「東京駅で夫に引き渡して来ました♪」と軽やかに必殺経理職人が現れる。その後、遅れて現れた事務局メンバーが続々と広島の「さっちゃん焼き」やら高級手作りクッキーなどを携えて現れ、テーブル中央はお菓子の山に。まるでバレンタインデーが一日早く到着したかのよう。文案2種類の討議が中心の会議なので、議題は少ないが、全員そろうのに1時間超過で、結局会議が終了したのは9時過ぎ。今月後半は皆様にお任せして、実家の母のリハビリに付き合いますと宣言しておく。で、いつものようにおなかがぺこぺこのメンバー7名で繰り出す。10%オフでご提供しますという執拗な勧誘にDさんが根負けし、新しいお店を開拓。3月初めの某会合の打ち合わせをしたかったのに、いきなりセクシーな制服で有名な某レストラン名からアメリカのロックバンドの話になり、なんとなく話題はゆるーい方向へ。一日遅れのハッピーバースデーの乾杯をしていただき、ますます話題はゆるゆるな方向へ。Dさんの目下の担当でもある介護方面では、やはりリハビリの現場にもイケメンが必要で、イケメンのおかげでみなさまのリハビリへの意欲が湧くという話に。で、つい、母のリハビリ担当とその部下が絵に描いたようなBLモードの組み合わせで、娘の妄想が爆走、なんて話までしてしまう。ここまで来ると、打ち合わせは完全に吹き飛んでいる。わはは。(私の右手薬指のリハビリをしてくれた方は、 氷川きよし似の若いイケメンで、 おばあちゃま方から絶大な信頼を勝ち得ていた。 で、彼の故郷が福島は浜通りだったことを思い出し、 つい泣き出してしまったのは、つい数日前のこと。 なんて話は、打ち明けないけど)致し方なく散会。実際に10%オフだっただけでなく、料理もなかなかだった。で収まりきらない会合運営メンバーと必殺経理職人と4名で、例のビアパブへ。いきなりまともな議論がスタート。地域格差がどうした、当事者をどう救い上げるか、侃々諤々のうえに、さっき連絡が入った法案から削除された文言への批判と某都下の自治体の本音とを重ねあわせ、ついでに地元自治体での出来事を打ち明け。気がついたら1時間があっという間に過ぎていた。東京にいる間に、出来ることはなんでもやっておこうと思っていたが、なんと今週前半の夜の予定も3日間びっしりで、実家に赴いた後との落差は明白。何ともメリハリのある毎日ですこと。
2012.02.13
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重要な会見を控えた前日に会議で最終確認。最後の最後まで念には念を入れる。「これでどうだ!」と言い切れるくらいの準備が終了。年明けの準備も、もちろん怠りない。明日に備えて直帰のつもりが、ちょっと一杯の例のパターン。主要メンバーがどっと流れ込む。かなりシビアな話題が出る。そうなの、来年度のことを考えていかないとね。方向性を見失わず、粛々とブレずにやるべきことを行って来たからこそ見えて来たことがある。それをみすみすうっちゃるのは勿体ない。でも、選択と集中が必要。さて。帰宅後、謎の時間にメールを送っておく。すべては、目標達成のために。
2011.12.14
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参加できなかった地元団体のフォーラム打ち上げ。パネルディスカッションでパネリストを務めてくださったKさんが会場を提供してくださった。こだわり八百屋であり、ワンコイン寺子屋として近隣の子どもたちの居場所もここで運営している。週末には子どもたちが集う3畳ほどの座敷に大きなテーブルをふたつ並べて、持ち寄られた料理がところ狭しと。鍋という話を訊いていたのだが、鍋にまで行き着くまでにおなかが一杯。当日、某放送局でオンエアされたニュース動画と地元ケーブルテレビの動画を代表、IさんのPCで一斉鑑賞。やはりデータに飛びつく傾向にあるね>某放送局。当日の舞台回りの仕切りは、前回、照明に間で手を加えて会館を驚かせたNさんのお連れ合いが担当してくださった。細かなところまでの気配りは、さすがプロフェッショナル。こういう方がいつもご協力くださるという有り難い巡り合わせ。引き寄せの法則は今回も生かされた?パネリストとしてご登壇依頼をしておきながら私はお会いできなかったH先生にも、当日の感想を直にお訊きしたいところだ。H先生にご登壇いただけたのも引き寄せのひとつか?38年前の子どもたちの願いが、現在に至るまで叶えられていない事実。これを訴えることができただけでも、よかった。今回は区長以下、教育長もご参加いただき、そこのところが大きかったと、メンバー。被災地で、避難所にも仮設住宅にも子どもや乳幼児親子への配慮がなされていなかったことは、地元での調査結果と重なる部分でもある。子どもへの配慮という視点が、もともとのところにないということだもの。20世紀当初にようやく「こども」という存在が発見された。以来、110余年。まだまだだなあ。まあ、これはかなりスパンの長い視点での物言い。つい、遠い眼をしてしまう。が、それは欧米での話。江戸時代の日本では、子どもたちは放っておかれたけれども、おとなたちは往来で遊ぶ子どもたちのことはちゃんと気遣っていて、馬でさえ避けて通ったと言われている。もしかすると、日本という国は子どもの存在をちゃんと確認、それなりに配慮をして来たのではないか?何が、“古来の伝統”(笑)を崩壊させてしまったんだろうね。宴のほうは、初めのほうこそ国会審議の実態が子どもたちの政治離れを助長させているなどという気難しい話をしていたが、気がついたら、全く違う話題で湧いていた。このところお疲れ気味の私は早めにお暇。寒風が吹く夜の街を酔い覚ましも兼ねて歩いて帰宅した。まだまだ、宴は続いているかな?引き続き、今後ともよろしくね、地元のみなさま。
2011.11.15
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ともかく、当たり前のように時は巡った。ともだちの学園祭に行きたい娘をなだめすかし、母娘で家を出る。まずは事務所に立ち寄り、物品を運び出す。現地到着。すでにメンバーがそろい始める。前日のメールで支持された通りに先に送っておいた品物その他を取りに行く。業務遂行能力に関しては、どこにも引けを取らない面々がそろう。あっという間に、準備作業が進んで行く。この先は、メンバーへの信頼でひたすら進むしかないんだけれど。会場内で作業をしていたら、会場側の担当者が新たなミッションを携えて現れる。はい、はい、おっしゃる通りに致します、と傍らにいた娘に用事を申し付ける。予定時刻通りに、桜田門方面の方々が到着。早めの昼食。オムライス弁当がおいしそうだけれど、すでに完売の様子。この日のために休日返上できてくださった頼もしき方々ゆえ、お好きなメニューをどうぞ、お召し上がりくださいませ。で、お弁当を食べ始めるや、次々に登壇者が到着。いちいち玄関先までお出迎え。まあ、そんなことは序の口ですわ。なにしろ、この日は主催者側スタッフよりも、多分桜田門方面の方の人数のほうが多そうだもの。イベントがスタートし、無事に自分自身のプレゼンも終了。受付に向かえば、ともかく人を盾に守られている感じ。会場マイク係もせにゃならん事態で、ホールと受付を行ったり来たり。なんだか玄関口に人の盾よろしく、体型のよい方々が並んでるし。一部終了直前に、体型のよい方のおひとりから耳打ち。この日、最も緊張する瞬間が訪れる。廊下に居並ぶ体型のよい方々。VIP到着。主催者側のトップに報告、出迎えていただく。歓迎のハグ。諸々伝令に走る。休憩を挟んで後半スタート。会場マイク係で、再びホール内を駆け回る。無事にすべてが終了。ゲストのお一人に連絡事項を伝えんとするそのときに桜田門方面の方々は、どうやらミッション・コンプリート。お呼びがかかるが、ひとまずお待ちいただき、廊下に出て、お互いの健闘をいたわり合う一礼。これまで、国家的VIPを幾度かお迎えして来たけれど、こんなに大掛かりな警護は初めてだったよ。その、ものものしさは、数で示された。体格のよろしい方々が居並ぶ様子を見て、親と一緒に参加していたお子さまに、「何だか怖い人が一杯いる」という威圧感を感じさせたくらい。無事にミッション・コンプリートで、和む暇なく、後片付け。非常に実り多い、かつ内容の濃いイベントだったのは事実だけれど、それを決定づけるためにお招きしたゲストへの警護でいつになく緊張の度合いが違った。ずっと受付にいた娘の報告。SPのおひとりがアタッシュケースを持参。それを見たAさんが、ひと言。「あれをあけると(もしや爆弾?と周囲は耳ダンボ) 日本中から、鳩が飛んで来るのよ」緊張の糸がほぐれて、その場にいたスタッフが大笑い。さらに、「こーんなにSPがいるのに、なぜ、岡田くんがいないの?」某所に総理が視察に見えたときには、イケメンSPがいたらしい。しかし、誰がイケメンかなんて、いちいち確認してらんないし。そんな訳で、いつになく厳重な警護でVIPは守られ、すべては無事に終了した。その厳重さたるや、某官僚を震撼させたほどだ。交換した携帯の番号。このあと、ためしにかけてみても番号変更されて通じないよね、多分。打ち上げ後に帰宅したら、出張帰りの夫は既に寝ていた。夫も忙しく、こちらも忙殺されていて、ほとんどまともに会話できなかった1週間だったことに、今さらながら気づく。もともと秘守義務事項は、わんこの散歩でも話さないけれどね。守る側も大変だと思うけれど、守られる側の心痛にも、思わず思いを馳せる。SPに守られなくても平気な一般市民であることにむしろ感謝したいくらい。それは、これまでにも感じていたことだけれど。
2011.10.30
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さまざまなイベントや調査が予定されている今年後半に向けた作戦会議さながらの会議。具体的に物事を進めようというときのメンバーの集中力はすさまじく、さくさくとスケジュールが決まって行く。(決まり事の多い時の議事録は、 議論沸騰の割にシンプルだったりするけど)さあ、やるぞ!という思いを、それぞれ胸に抱き、散会。会議の場には最寄り駅が3つあるので、ビルを出たところで、まずは二手に分かれる。保育のことを語らせたら掛け値なしに本俸随一のYさんと、経理に関してはエキスパート並みの力を発揮するAさんと遅めの夕食をと、お店を物色。会議で出したおやつをつまみ過ぎた私たち、今日はビール重視でと、とあるパブへ。注文する度にお金を払うシステムのお店。生ビールが各種揃っていて、酒豪のお二方はわくわく。「ともかく今日は、訊いていただきたい話があるんです」乾杯のあと、Aさんがおもむろに語り始める。地元で子育て支援活動を積極的に行っているAさん、大変難しいケースに出会い、少なからず精神的に衝撃を受けていると言う。養育困難家庭の、ある意味典型的なケース。さまざまな福祉制度があるにも関わらず、重複したケースには、ほとんど役に立っていないことを示す典型的なケースでもある。難病で身体的にしょうがいが日々進行している母と、ふたごの子どもたち。支える役目のパートナーは入院。実家は、さまざまな理由から、この家庭を支えるどころか悩み苦しむ母親を追い詰めることしか出来ていない。我が妹が日常的に関わっているのは多分、こんな家庭なんだろうな。子どもをちゃんと育てたいと言う思いは人一倍で、子どもと暮らし続けることを望んでいるのだけれど、難病でからだは日に日に衰え、精神的にも要治療状態。パートナーの支えも現実には求められず、孤立無援のなかで、ますます追い詰められて行く。行政の福祉職にアプローチ、熱心な職員は、使える制度を次々に辺り、ようやく手帳申請に持ち込む。しかし、なんとか子どもたちの面倒をみられるという母親の状態では、介護保険を使うことも出来ない。なんとか子どもと暮らせる状態の難病で身体的にも精神的にもしょうがいスレスレの場合共に暮らすことを支える制度は使えず、使えるのは、子どもを乳児院に預け、本人も療養に努めるという方法だけ。「子どもとはなれて暮らすことになれば、 ますます彼女は孤立感と罪悪感に苛まれて 生きる望みを失います」実は、今現在の母子生活支援施設には、このような深刻なケースが入所することが多い。しかし、医療的支援が必要なケースに対し、医療スタッフが常駐する場ではない母子生活支援施設では、受け入れて母子の生活を支えるだけのリソースがない。現行の制度では、どうしても母子が離ればなれになることは必至。仮に児相が介入しても、母子が離ればなれになることは避けられない。現行制度の不備が露になる。さて、どうしたものか。無力感に襲われる。大震災被災地では、支援者を支援すべきケースが日々増えている。支援する側もまた、被災者であることが多いからだ。震災前から存在し、そこで培われていたネットワークしか、震災直後には機能し得なかった、と、現地で活動を続ける方からの声。日が経つにつれ、全国、世界中からさまざまな支援がもたらされ、それは半年たった今、さらに厚みを増している。が、それとて充分とは言えない。確かに震災直後のパニックからは脱しているのだけれど。それは、平時からセーフティーネットを整備してこなかったということを如実に表している。Aさんがなんとか支えたいと思いながら、支えきれずにいる件の家庭も、そうしたセーフティーネットの不備がゆえに苦しんでいる。細かいところまで言わずとも、状況を理解、吐き出して、明日も元気に活動出来るなら、なんでも訊くよ、ということしかできないのもふがいないけど。因習や世代間無理解、保守的な社会通念、いろいろあるけど、さ。「社会で子育て」を実現しないと、本当に不幸に陥ってしまう子ども、家庭がある訳で。(そうなのよ自民党さん!)ただ、何かしらのアイデアに結びつきそう。うん、必要は発明の母。しばし考えてみたいかも。何杯もジョッキをおかわりするうちに、話題は子育て支援と保育のあたりをぐるぐる回って行く。気がつけば24時!シンデレラ、じゃないけど、帰るうちのある私たちは、それぞれに駅へと急ぐ。終電1つ前。翌朝、娘に終電1つ前で帰って来たと言ったら、その電車によく乗るよと。遠くの大学まで通ってるから、つい終電に詳しくなる。それって、夫の学生時代と同じじゃん。ふっ、親子だねえ。出来れば終電に詳しくなりたくない、と思っている。
2011.09.15
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どうも昨日辺りから、大どんでん返しの連発。どういうことかと言えば、団体役員のみなさまに「某月某日の懇親会の会場確保しました!」と報告した会場にダメ出しが出てしまう、(えっ? また振り出しに戻る?)某金融機関での各種お届け手続きに突然暗雲、(げっ、いつになったら団体名義の口座残金を動かせるんだ? 当座の立て替え資金なのに)某助成金の最終決定に必要な書類作成の依頼先が出張中、(げっ、間に合わなかったら、今年度後半の資金繰りがアウト)週末のイベント会場が没になったらしい(スマン、これに関わっていられる時間がないっ)。このほかにも、予定されている入金がない、とか。その一方で、全く別の仕事のオファーがずんずん進んでいたりも。(悪いことばっかりじゃないってことだ)そう、いきなり台風の目の中に。早起きして洗濯(早朝覚醒)、あれこれとメールや電話で連絡。外出。某金融機関での手続きに小一時間。諸事、確認のために、質問をするたびに、所要時間が延びて行く。でも、一応終了。(すでに、ぜいぜい)事務所に立ち寄ってみれば、待ち望んでいた書類が届いていて。確認電話を入れたら、「そのファクシミリを送った記憶がないのですが」と、届いた書類に明記されていた担当者。ぐわっ。(気を失ってしまいそう)某月某日のイベント案内状を相棒と作成、確認メールを送れば、矢継ぎ早に、チェックメールが入る。(Thanks)そろそろランチタイム。ご近所の名店のひとつに入る。(お茶の味が改善されていて嬉しい)戻ってみると、勝手に担当者に指名されていた方からファクシミリが届いていた。速攻で電話確認。必要書類を作成、郵送準備。(あたふた)こんな感じで、のんびりと散歩を楽しもうと画策していたはずが事務所を出たのが15:30過ぎ。(でも、まだ宿題あるんだよね)お気に入りエリアを散歩して、自宅に戻ったら、案の定、諸々が進展していた。(よかった!)すべて終われば、どんでん返しを大逆転。とりこぼしはないか、ひとつひとつ確認していく。(あとひとつ)とまあ、本人的には上手くひっくり返せたと思っているのだけれど、明日になってみないと、この先の展開は不明。いきなり始まる綱渡り生活。酒量が増えたりってことはあるかもしれないけど、無理矢理にでもテンション上げなきゃならないタイミングで思ったことは、先週末にどん底から這い上がれていて、よかった♪ジェットコースター的生活。つまりはアップダウンが激しすぎる。でも、今一番会いたい人に会えるかもっていう展開は、かなりいい感じだ。ところで、Mailの迷惑メール排除機能のおかげか、重要なメールしか届かない環境になってる。余計なことは極力排除したい時期故にありがたい。お世話になった方が、仕事を辞めたことを知り、少なからずショック。旧姓のイニシャルがあんまりなので、ご結婚後のイニシャルで記しておく。DYさん、その節はお世話になりました。いやあ、非常に多くの方々に支えられての日々を、改めて実感の一日。平伏。
2011.09.08
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じいじ・ばあばとなった方々に向け、今こそ孫育てをと呼びかけるプロジェクトが次々に立ち上がるけれど、6月に立ち上げた子育てひろばのオーナー・Oじいじのように、実子はいなくとも地域の孫育てをと行動する人だって少なからずいらっしゃる。いつもは水曜日開催の子育てひろば=じいちゃんちだが、月に一度だけ土曜日開催。ママだけじゃなく、パパにも参加して欲しいとの意味だけれど、ここのところ満員御礼の水曜日に比べて土曜日の利用は出足も遅いし、数も少ない。本日もその例に同じく。だが、こういう日は、普段、話せない話題や、思いがけない話題が満載。スタッフだけのランチタイムの話題は、被災地支援。先日のこの日記にも書いた、仮設住宅に移った方々へのお米とお弁当箱、水筒の支援=ランチ・サポート(仮)については、すでにひろばスタッフ専用MLに流しておいた。オーナーのOじいじは先日仙台に行って来たと言う。実際に彼の地の現状を目の当たりにしたOじいじ。早速、ランチ・サポート(仮)に反応してくださり、窓口である仙台のOさんのプロフィールと品物の送り先を訊ねてくださる。訊けば、月末には気仙沼へも足を延ばすそうで、その報告記を地元教会の機関誌に寄稿の折りに、ランチ・サポート(仮)についてもご紹介くださるとのこと。うわっ、ありがとうございます!ランチ・サポート(仮)に関しては、“お弁当プロジェクト”、あるいは“おにぎりプロジェクト”というような、判りやすいネーミングを考えたいところ。いずれにしても、被災地からの切実な声に応えてくださる方がいてくださることがありがたい。ほんと、思いがけないものが求められているんだよね。「現地とのやり取りで、 何もかも流されてしまうって、こういうことか と改めて感じさせられることが あまりにも多いのよね」もう一人の重鎮、Kさんがおっしゃる。何もかも流されてしまったからこそ、取る物も取り敢えず避難しなくてはならなかったからこそ、継続しなくてはならない支援があるってことだ。そう考えると、津波も放射性物質も同じ被害をもたらしている。“身ひとつ”で、命からがら逃れたんだものね。ひとり一人に出来ることはあまりに少ないけれど、ひとり一人が意識して、また、継続して出来ることは案外多いんじゃないかしら。
2011.08.20
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地元で子育てカフェを開催している仲間とのミーティング。子どもの居場所アンケート報告を兼ね、10月にシンポジウム開催を予定している。ただし、私は見事にバッティングしていて準備段階から参加が出来ない状況だが。今年度、少し出遅れたが、7月からカフェも再開する。アンケート集計の分析と、昨年度のカフェでのやり取りを比較、おとなと子どもの居場所に対する思いのズレに着目。それがシンポジウムの企画のポイントになるだけでなく、今年度のカフェの隠れテーマにもなる。さらに、カフェ当日の進め方にも、それを活かしていく。研究職という仕事柄、非常に冷静かつ緻密に分析を進めていくYさんが、今夜はやけに熱く語る。KMさんも、なんだか熱い。今回初めて間借りしている施設の会議室ではなく、ファミレスに集まったことが、この熱さの原因?そう、それぞれがビアジョッキ、あるいはワイングラスを片手に語っているのだった。元は、子ども手当と子育て支援制度に関するアンケートから始まった。アンケート結果発表を兼ねたシンポジウム開催を通じ、子どものこと、子育てのことを語る場を欲している人の多いことに気づく。そこで、親御さんたちが望む子育て支援策の1位が「産む場所」、僅差で「のびのびと遊べる場所」だったことから、子どもの居場所について語り合う場を考えた。自分たちが育った環境と、現在の環境に思いを馳せ、よりよい環境づくりに必要なことは何か?を語り会った1年間。そこに子どもたち自身に展開したアンケート結果を踏まえれば、新たに見えて来たことがある。ハードとソフト。結局、「人」なの?と思わないでくださいませ。人を活かすのに必要なことがいろいろあるでしょう?1日24時間と限られた私たちの時間をどう使いこなしていけるか、に、実は、子どもたちの生活環境の行く末も関わっている。というか。さんざん語り合って、すっきりした私たち。駅に向かう途中で、代表のIさんが思わず提案。「これからも、こういうスタイル(飲みニケーション?)、 頻繁に開催しますか」全員、賛成!暗ーく放射線の話をしながら帰ることが続いたHさんと私だったけど、今夜は、子どもを巡る時代の変遷を自らの体験と照らし合わせたり、性別役割分業の根深さや、ファッションとしての子育て事情などについて、明るく、熱く語りながら家路に着いた。なんだか気分は前向きだ。
2011.06.21
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やっと念願かなってオープンの子育てひろば。オープン初日には行けなかったけれど、2回目には何とか行けそうだ。おもちゃ関係の諸々も、多方面からのご厚意で随分集まったし。小さな人たちと会える喜び。ふふっ。イベントのために、打ち合わせにも参加できなくて大変申し訳ない感じでいるのだけれど、やっと前線に立てるというのも嬉しい。今度こそ、ちゃんと楽しいこと考えられそう。
2011.06.08
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5月、6月で何が忙しいかと言えば、どの団体、企業も総会・株主総会が目白押しということかも。ご多分に漏れず、来週末はイベント終了後に団体の総会も行う。昨年は、敏腕事務局長がいたのに、体調および諸事情でリタイア。今年はかなりのパワーダウンは否めず。それはともかく、イベントのために奔走する傍らで、今日は総会の準備。無事に会計監査も終えることが出来たし。お隣の会議室では子育て支援者養成の連続講座。講師はHさん。キャー、懐かしい!とお互いに声を掛け合う。忙中閑ありで、大家さんの副代表やら相棒やら合計5名でお昼ご飯を食べに行く。お互いの近況報告に、未来の話まで、結局デザートとコーヒーまでオーダーしてたっぷりおしゃべり。最寄り駅まで送りがてら、例の犬の彫像が守る庭をご紹介。で、事務所に戻ってみれば、朗報が飛び込んで来た。そちらの対応のために、しばし総会準備はお預け。結局暗くなるまでばたばたしてしまう。イベントに行けない代わりに寄付をと申し出てくれた友人が思いがけない金額を振り込んでいてくれて、これもまた有り難く。夜、夕飯後にまったりしていたら、いきなり知った顔が連続してテレビに写ってる。そうか、NPOの皆さんで立ち上げた、東日本大震災子ども支援ネットワークが初会合を行ったんだね。熱く語るみなさまの姿から、やり取りが聴こえて来そう。ここ数日、随分たくさんの人と会ってたくさんしゃべっている。メールのやり取りもにぎやかで、いかにもイベント前っていう感じなのだけれど、イベントだけではなく、ひろばオープン間近ということもあり。実は月曜の夜辺りから、右目に何か出来たみたいで、真っ赤に充血中。明日、ようやく眼科を受診できそうなんだ。くたびれてくると、膝や目に必ず異変が起こる。今のうちに治しておかないと。
2011.05.26
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すでに先発隊が鯉のぼりを現地にお届け。画像も届いている。で、いよいよ私たちも明日出発。帰って来るまでこのブログの更新は出来ないと思うけれど、公式ブログはなんとか更新したいし、ツィッターでもつぶやきたいというので、事務所でツィッター初心者の相棒にモバイル設定を教授。と言っても、私自身はモバイルやってないんだけど。溜めておいたペットボトルを半分に切り、ビニールテープで切り口をカバー、筆洗を作る。作業が済んだらさっさと帰宅。夕方、現地から連絡あり。本当に心待ちにされてるみたい。出発予定を1時間早めよう。明日は冒険遊び場で子どもたちと一緒に新しい鯉のぼりを作る。天気はよいみたい。いよいよ、20匹近くの鯉のぼりとともに現地を目指す。
2011.05.02
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友人が広報として関わる映画のチャリティー試写会へ。震災前からご招待を受けていたもの。「こんなときに」開催してよいのか?とかなり逡巡、監督以下スタッフ全員で議論したが、震災の義援金を会場で集めるチャリティーイベントとして予定通り開催しようと決めた。某新聞の見出しには「慈善上映会」と書かれたと友人がぼやいていたけれど、結果、なかなかの盛況で無事に終了した。映画のストーリーはもとより、その作り方や、資金繰りなど、非常にユニークなので話題が尽きないのだけれど、ともかく、ほとんどの撮影場所が地元であることと、出演者の多くが地元住民であること、さらに、後援や協賛に並ぶ団体名が、一般的な映画とは、ひと味もふた味も違う。逆に突っ込みどころも満載なのだけれど、それも合わせて、映画の批評はまたの機会にしたい。それよりも、映画づくりを通じた全く新しい流れが生まれていることのほうに今日は強い興味を感じた。震災で大変なことになっている福島県を舞台に撮影を予定していた映画のプロデューサーが、福島県の人々を応援する意味も込めて、撮影することを決意したという。今夏から撮影を始めて、試写会は年末になる。秋には、ほかの被災地では復興ムードが高まっているかもしれないが、原発事故の行く末は多分まだ見通しが立たない中で、福島県だけ取り残されてしまうのではないか?という危機感がある。だからこそ、今年の年末には、福島県で撮影した映画を完成させ、地元で上映会を行い、福島県の人々を励ましたいというのが製作続行の理由だ。友人が関わった映画も、この流れの中にある。産業も商業も、長引く不況の中で元気を失っている。なんとかして元気づけたいと立ち上がった地域住民が、地元活性化のアイデアを映画化してプレゼンするというのが、今日観た映画のストーリー。映画のコンセプトが地域応援なんだ。さらに、この地域が持つポテンシャルを紹介、それを活用したアイデアが映画の中で語られる。友人の会社が、実際に自治体に向けてプレゼンしたアイデアもある。彼女たちは、そのアイデアを実現するつもりでいるし、プレゼンしたアイデアは、自治体に採用される予定。そう、この映画自体が、プレゼンになっている。だから、映画としての出来云々よりも、映画のコンセプトや作られ方のほうに気持ちが向いた。今回、映画づくりは目的ではなく手段であることは明白だ。さまざまな情報伝達手法が生まれ、表現の世界にも強い影響を与えているけれど、例えば被災地の高校生が協力しているというサイトのように、今最も求められていることにキャッチアップしたものが次々に生み出されていることこそが、ものづくりを大切にして来たこの国をこれからも支えて行くのだと強く思うよ。
2011.04.09
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被災地の子どものために各地でチャリティーイベントやバザーが行われている。保育と子育て支援なら、まずはこのお二人でしょ、というくらいの重鎮ペアが発起人となったバザーに仲間とともに出かける。会場は発起人パート1のO先生が施設長を務める子育て支援施設。絵本作家やイラストレーターの方々の原画、ぬいぐるみ作家のテディベア、工芸ガラスのグラスに常滑在住作家の陶芸。極め付きは極上のイラン製じゅうたん!これらが定価の4分の一以下で買えるばかりか、売り上げのすべてが被災地の子どものために使われる。さすが、じゅうたんの色合いや柄があまりに素敵過ぎ!お気に入りがいくつも見つかるんだけれど、我が家には敷物と見れば粗相するワンコがいるし、相棒のところには粗相するお子ちゃまがいるし……。で、相棒はとっくりを、私は一目惚れの絵を。会場の隣の部屋で、発起人パート1のO先生をお見かけする。真剣に打ち合わせ中。階下に下りて、事務所に立ち寄り、副施設長のIさんに恐る恐るお願いごとをしてみる。実は、わたしたちも被災地に向けて応援メッセージを届けたくて昨年から始めた春のプロジェクトを被災地向けに企画変更したんですの。できれば、この施設の利用者さんたちにもご協力いただけると大変ありがたいのですが。「施設長に訊いて来ますね」Iさんがほがらかに応えてくださる。さすが、O先生が全幅の信頼を寄せるぴか一スタッフだけあるなあ。待つことしばし。「やてみましょうっておっしゃったので」にこにこしながらIさんがおっしゃる。ありがとうございます!震災の被害の膨大さ、深刻さを思うと東京で出来ることなんて、本当にささやかなことだと思う。今朝も、昨夜の余震で再び停電に見舞われた岩手の行政マンに携帯電話で連絡をした。案の定、昨晩送ったメールは届かなかったとmailer daemonからのメールが届いてしまった。実に辛抱強く、他者のことを慮る彼の地の人々。それを知っているが故に、いたたまれない気持ちになる。彼の地の方々が、心の奥で本当に求めている声なき声に応えたい。被災地の妊婦さんのことを思い、東京都助産師会と関係者が立ち上がった。おととい、ようやく正式ホームページが立ち上がり、目下のところ広報に誠心誠意努めているところ。「東京里帰りプロジェクト」」というネーミングに、思わずS区のT部長のことを思ってしまったよ。わが地元でも、すでに100名以上の被災した方々を受け入れているという。今月中には、宮城県内の某市に支援ボランティアを派遣するべく、目下のところはボランティアを募集しているところ。こうしたサポートを息長く続けることが一番大事かな。被災地に向けた応援メッセージは、このたびの震災と津波、原発事故で大きく傷ついてしまったこの国の人々すべてに向けた応援メッセージにもなると思うよ。今日、移動途中の地下鉄の中で、何度も涙ぐんでしまった。
2011.04.08
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入院中の若い友人を見舞う。お天気がよいので、ワンコも連れて行く。勝手知ったるE病院だから、つないでおけそうな場所も判るし。ご近所のフランス焼き菓子店でお土産を調達。復活祭用の子羊を模したケーキにする。何となく縁起が良さそうでしょ?教えてもらった病棟に行こうとすると、未熟児フォローアップの会の事務局Aさんとばったり。親族のお見舞いだそう。ちょっとだけ内緒の話をする。友人のところへ行くと、ご子息用の毛糸のパンツを製作中。随分調子が良さそうだ。2週間ほど前、何だかからだに力が入らず、ふらつくようになったので、受診したいけれど、どこに行けばよいのか?とつぶやいていたので、「神経内科か内科にどうぞ」と返信した。翌日、「緊急入院になった」と報告があり、ひどく驚いた。10万人にひとりという難病特定疾患。この4月から育休を終えて職場復帰の直前だった。半日遅ければ、完全に動けなくなり、呼吸停止の危険もあったとか。非常に進行が速いんだね。「皮一枚というところで助かりました」初めの1週間は集中的に免疫を高めるための点滴が行われ、その様子を写真とともにツィッターで逐一アップしてくれていた。システムエンジニアという職業柄、ITをフル活用している。さらに合気道を嗜み、一日中ベッドに寝ていては、からだがなまると、病棟内を行ったり来たり。自分が病人であることを受け入れ難かったみたいだ。受け入れ難い現実だけれど、症状は決して予断を許さない状況だと、無意識のうちに理解できていた。だから、受診しようと決めた。まさか、これほど重篤な状態だとは意識していなかっただろう。日にち薬と言う言葉もあるし、急性期は特にしのぐ気持ちでやり過ごすしかないよねと伝えたら、妙に腑に落ちたようだった。点滴が外れたら、ご子息の毛糸のパンツを編み始めた。からだのあちこちにひどい痛みがあるようで、何か出来ることをしていないと、痛みにすべてが支配されてしまうんじゃないか?という怖れもあっただろう。5つめの毛糸のパンツ用にと、我が家のストックから選び出した毛糸を差し出す。途中若い男性医師が顔を出す。そのやりとりで、ようやく効果のある鎮痛剤に巡り会えたと判る。よかった!常に前向きで、周囲にきめ細かな配慮を忘れない彼女。ご近所の育児仲間プラスαでサポートチームが結成された。ご子息の保育園の送り迎えや、お連れ合いの休養日までを設定、チームで家庭を支えている。連絡用にGoogleのスケジュール管理機能を活用。労りのコメント欄もあって、思いやりにあふれている。それでも悩みは尽きない。目下の最大の障壁はご子息の年齢。何とかならんのか、と思い、某所に掛け合ってみたけれど、規則は曲げられない。こうやって、いちいち、さまざまなことに阻まれる。次々と悩みが浮上する事態は、どこかの事情と似ている。リハビリ最後に病院の周囲をひとまわりできるのが、最大の楽しみであり、癒しだと言う。特に桜。桜前線がようやく宇都宮まで北上した。福島、宮城、岩手はいつになるかな?桜前線の北上が終わる頃、彼女も退院出来てるといいなあ。
2011.04.06
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土曜日の連続講座最終日。午前中は公開講座で、現在文科省が進めている学校支援地域本部の大本ともなった千葉県習志野市秋津小学校にできた秋津コミュニティの育ての親、岸裕司さんが講師。この講演が聞きたくて申し込んだ。少子化にともない学校に空き教室が生じている。その空き教室を地域の人々に開放し、地域コミュニティの基地にする。初めて岸さんの著書を読んだとき、埼玉で自主運営学童クラブに関わっていた友人の話を聴いたばかりで、関わる人々の連帯感を育てる手法がよく似ているのに驚いた。学校と学童クラブの違いはあるけれど、近隣のおとなたちが入れ替わり立ち替わりやってきて、その場を盛り上げていく様子は、まさに「子どもたちを守るのは人の壁」さながら。これは福岡市の某小学校の元校長の言葉。秋津コミュニティが注目を浴びた直後に大阪教育大学付属池田小学校の事件が起きたことを講座終了後の岸さんとの会話の中で思い出す。あれから10数年。秋津コミュニティはさらにパワーアップしている。わが自治体でもいよいよ本格的にスタートする学校支援地域本部だけれど、授業のサポートなどが中心のよう。学校が必要としているサポートは授業だけではない。地域が真に共同体となるためにその核となるのは、寺社か学校か。どちらでも全くかまわないけれど、学校が持つ機能を考えると、学校の可能性に軍配が上がるような気がする。午後は、講座全体のまとめ。前回から今日に至る間に、いくつかのプロジェクトの提案がなされた。まずプロジェクト提案者のプレゼンが行われ、各プロジェクトに参加したい人々が集まり、今後の行動計画を立てる。終わりは始まり。地元自治体主催のこれまでの講座と明らかに一線を画するのは、この点だ。講座終了後こそ、受講者たちの本領発揮。子どもがなく、仕事に邁進して来てしまったため地域とつながりを持たないOさんは、近隣の乳幼児親子に自宅を開放することで子どもの育ちを支えたいと考えた。育児休業中のSさんは、興味の赴くままに地域の子育て支援活動に参加、地元にネットワークを構築したいと願う。OさんとSさんの思いをカップリングして、子ども・子育て支援プロジェクトが立ち上がる。地域とつながりを持たないOさんと近隣の乳幼児親子とをつなげることが、Oさんの地域デビューのお手伝いでもあるとともに、乳幼児親子がくつろげる場を提供、そこに関わる人々が新しいメニューを企画、実現できると地域での子育て環境がもっと豊かになるだろう。社会保障は、ゆりかごから墓場までを想定して仕組みを考えていかなくてはならない。誰かの役に立ちたいという願いを形にすることも、上手く仕組みに組み入れられるといいよね。なぜなら、社会保障とは言葉を変えれば相互支援の仕組みでもあるはずだから。自助、共助、公助。このなかの共助を、もっと後押しできるようでありたい。OさんとSさんがご提案のプロジェクト、チーム名は「じいちゃんち」。子どものいないOさんには、もちろん孫もいない。でも、「じいちゃんち」が実現、稼働すれば、地域の孫たちが、次々に訪れる。岸さんがおっしゃっていた。「ゆうちゃん(岸さんの呼び名)のためだったら、 将来、税金払ってもいいよ」と秋津小の子どもが言ってくれるのだと。子どもたちに、じいじやばあばのために将来働いて税金払ってもいいよ、と言わせる。だからさ、地域の子どもや孫たちのために、「税金払ってもいい」と言えるおとなでいたいなって思ったんだ。これぞ、異世代交流の最大の成果。さて、この実現のために、政治が出来ることは、何?おとなの本領発揮を見せていただきたい。
2011.02.19
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朝一番で区役所に向かう。きょうから2月の区議会開始。こども文教委委員会を傍聴する。地元にはこども関連の専門委員会および本会議をすべて傍聴しているという有名人がいらっしゃる。が、今日はその方以外にわたしたち3名も加わったせいか、議員のみなさまが次々に質疑を行い、大変熱のこもったやり取りが続く。こりゃあ、本会議よりも専門委員会のほうがより面白い。40分時間延長で終了。終わってからは、3月開催のおしゃべりカフェのチラシを議員や顔なじみの区職員に渡して行く。おしゃべりカフェに議員のみなさまにも参加していただき、実質的タウンミーティングを目指そう!というのが、今年度最後のおしゃべりカフェの特別企画。議員だって、みなさま同じ区民ですから、同じテーブルに座って、どんどんおしゃべりしていけるといいよね。本業は別にあるけれど、志を同じくする仲間で活動しています!と専門委員会の委員長にご説明したら、面白がってくださった。何となく好感触。新年度には、また別のテーマが浮上しており、現在仕込みの真っ最中。もちろん今年度のカフェの成果とアンケート報告を兼ね、6月にイベントも予定している。帰りにメンバーの一人と本屋に立ち寄り、かねてから読みたかった2冊をゲット。たまっていたポイントを金券に替えて購入。急に冷え込んで来たと思ったら、みぞれが降り始める。帰宅してみると、ワンコはすっかり回復の様子。昨日、絶食させて正解だった。どっちにしても、外は雪。うっすらと積もり始めて、今夜の散歩は中止。明日は坂道を避けて遠回りしないと出かけられそうもない。
2011.02.14
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日曜日に中高時代の友人から高校同級生のコミュを紹介され登録したとたん、mixiでの旧友等の交流が盛り上がり始める。で、地元団体の月に一度の定例会。目下進行中のアンケートや来月開催のおしゃべりカフェについてさくさくと作戦会議。上手く実現できるかどうかは判らないけれど、ちょっとしたサプライズ企画も前向きに検討が進む。一番の懸案事項、代表交代もああだこうだと言いながら、無事完了。「先行きが心配になって来ました」と新代表のIさんがメールをよこしたけれど、旧代表にも言った、こんな言葉を贈りたい。代表が忙しかったりして頼りにできなければ、副代表以下が頑張るから大丈夫。下手に代表ばっかり頑張ってると、ほんと、ろくなことにならないから、頼りにできないくらいでちょうどいい。みんなでフォローしますから!と、決定の瞬間、メンバー全員が異口同音に叫んだし。定例会終了後、春から京都に一時移り住むので退会したKさんとNさん、Mさんの4名で食事に行く。このメンバーは、時勢を鋭く見つめる人々ばかり。政界に入り込んでいた人もいる。民主党政権のこれまでを振り返りつつ、ついつい話は日本人のアイデンティティにまで及ぶ。どうしても切り離せないのは、戦争の終わり方とそれがもたらしたこと。昭和9年生まれ、大正15年生まれの親たち。祖父たちの経験。戦争に関与した人たちは結局、大事なことは全部、自分たちの胸に納めたまま鬼籍に入ってしまった……。国政選挙や国会審議の時期に、世の中を騒然とさせる事件が勃発する不思議。あまりに偶然すぎるよね、とKさん。それでも、大事なことから目をそらしたくない。解ってる人々は、大勢いる。今の若者たちだって、みんな冷静に見つめてる。むしろ浮かれたバブルを経験して来た私たちのほうがよっぽど流されやすいかもしれない。それにしても、チュニジアやエジプトのような反政府デモはどうして起こらないのだろう?もっと怒りを行動に移しても良いはずなのに、みんなおとなしいよね。KさんとMさんが不思議がる。「エジプトの影響は、日本にまでは届かないのかしら?」Kさんが首を傾げる。終バスの時間はとうに過ぎていて、帰りは、またしてもタクシー。雨が降り始めた。なんと、タクシーの運転手さんからも沖縄関係の諸々情報がもたらされ。午前中、テレビの国会中継を聴きながら作業していた。だからって、政治がらみの話題で一日が終わるとはまったくもって考えてもいなかった。で、家に帰ってメールをチェックすれば、またしても旧友からメッセージ。70年安保にも、ベトナム反戦運動にも乗り遅れた私たち世代。別に乗る必要はないが、少し上の固まりのような世代にそうしたどうしようもないことを常につつかれ、頭を押さえつけられて来たこと。最早どうでもいいような気がしてくるのに、目の上のたんこぶみたいに気になっていることも確かだ。
2011.02.08
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連続講座の2回目。今日は講師をお呼びしての公開講座と連続講座受講者のみのワーク。取材にも行ったことのある地元の小学校でホタルを育てる取り組みを続けている方のお話がともかく面白い。息長く続けていると、周辺環境が変化していって、思わぬ助っ人が現れたり、風が追い風に変わったりして、その都度、「上手く波に乗る」ことができれば、始めた頃には想像もつかなかった「大事を成し遂げる」ことにもつながって行く。気持ちが折れそうになったら、それを立て直し、応援してくれるような出来事が起こったり、ね。午後は、かつての盟友Nさんから私財を投げ打って、子どものための施設開設にトライしていたという思いがけない話を聴き、再び降り出しに戻ったような感じのプランを代役として私がメンバーの前で披露する羽目に。一般市民の手で、ひろばも一時預かりも訪問事業も、さまざまな相談事業もファミサポも一手に引き受ける“子ども家庭支援センター”を立ち上げようという壮大なプラン。実のところ、それが実現すれば、10年以上前にYさんたちと模索していた諸々が一気に実現!となる訳で。それはそれで素晴らしいこと。おまけに、自宅を開放して使ってくれてもいいよという方もいらっしゃれば、具体的に訪問事業の中身を考えている人もいて。老若男女が立ち寄れる居場所づくりもと腹案を打ち明ける人まで登場。これらをまとめて面倒見れば、実現してしまいそうだ。もちろんNさんがかつて夢見た施設の実現も。ただし、私には、ほかにもやらなきゃならないことがやりたいことも、だけれど、いっぱいあるんだよなあ。本と資料の山の、まさに棚卸し中に、こんな出来事が起こる。自らの来し方を振り返り、これからを思う。人生には、時々こんな不思議な巡り合わせが起こるものなんだね。
2011.02.05
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若い友人が企画に関わったと言う地元自治体主催の区民大学講座に参加する。近頃よく耳にする「地域力」で学校を拠点とした子ども・子育てネットワークを学校区ごとに構築できる人材を育てようというのが趣旨らしい。こういう講座で必ず出会う友人知人は多い。今回も企画委員の中に3名、のみならず、友人でもある保育受託団体代表と、わが団体の副代表のIさんも!休憩時間に、さっそくアンケート関連の打ち合わせ。気難しい会議の傍聴とほとんど変わらない状況(苦笑)。「授業で寝ている生徒を一人でも減らしたい!」と授業のやり方をあれこれ工夫するうちにワークショップ中心の授業にたどりつき、寝ている生徒はゼロに、成績も格段に向上させているという高校の物理教師がファシリテーター。講座の組み立てそのものにも関わったと言う。初回の今日は、課題抽出のみ。解決法については、2回目以降に予定されている先進事例も参考に、受講者たちの話し合いで探って行く。午後の休憩時間に、ほかのテーブルを回って行くと、根本的なことに共通点はあるものの、それぞれの日常的な課題意識の違いが鮮明。非常に多角的な視点で、課題が提示されているところが面白い。もれなくっていう訳じゃないけど、ひとつひとつに大きく頷かされる。複眼的な見方、これまでとは違ったアプローチやアイデアが浮かんで来そう。深夜。夫がアジア杯決勝戦を見始める。スタジアムの貴賓席に、アラブの王族の姿。取り敢えず、開催国は安泰のようだけれど、ふーむと、うなる私。スタジアムの外で何が起きていようが、今は、ともかくサッカーのことだけ考える、と、夫。あまりに眠くて先に床についたんだけど。ツィッターのタイムラインをみると、みなさま、起きていらしたのね。おめでとう、にっぽん。
2011.01.29
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今週のやるべきことが、ほぼ一段落。ともかく半日だけでも自由な時間を作ろうと努力した結果だ。で、買い物がてら、都内某所へ行く計画を立てる。飛び込んで来たメールの相手をしていたら、あっという間にお昼が過ぎ、何となく怠け心がむくむくと頭をもたげて来たけれど、そこのとこはねじ伏せ、家を出る。街はまだ、バーゲン真っ盛りなんだね。でも、今日は冷やかしている暇はない。さくさくと予定だけを済ませ、本当の目的地へGo!ほぼ1年半ぶりに訪れたら、すでにひろばそのものは終わっていたけれど、ゆったりとした雰囲気は変わらず。Kさんと、思わず2年前のことに話が及んで。疲れやストレスが首に出やすい彼女は、2年ぶりに、「首が痛くて回らない状態」なのだという。でも、2年前と比べて、表情はとても穏やか。忙しくて首が回らない状態であっても、精神的には、とてもいい感じで充実しているんだろう。この場がオープンしたときのことを思えば、何だか当時のことが夢だったような気がしてしまうくらい、状況は激変。2年間に起きた諸々がどれほど濃厚なものだったか、を物語るような感じ。常にこの場を維持し続けること。何が起ころうと、変わらず訪れる人々を待ち続けること。まさに止まり木であり、港のような存在で居続けること。場を維持し続ける努力を続けていることが大事。継続は力なりを実践して来れたことが自信と希望を生み始めているのかな?大好きな場所なんだけど、なかなか訪れることができない場所。誰しも、そういう場所があるもんだ。Kさんの大切な相棒、Sさんとあれこれ話して、1年半ぶりのひろばを後にする。ターミナル駅に出たら、ご愛用故にぼろぼろになった靴と同じものがプライスダウンで店頭に出ているのを発見!ふふふ、お気に入りの二代目をゲット。これで気分一新、日常業務にも励もう。とは言え、今日はもう、業務は店じまい。明日に備えて、メールチェックだけして就寝。
2011.01.28
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朝から一気に雑事を片付けて、さあ、作業開始。覚悟して取りかかったら、主な作業は午前中にほぼ終了。一気に気が抜ける。でも、まあいいや。これで、次の仕事にじっくり取り組める。と思ったら、今のうちにやっておいたほうが良さそうな作業を新たに発見。しばし手順を考える。ちょうど一年前も、似たような状況だったんだよね。夜は、急遽決まった印刷作業のために外出。いよいよお次のアンケートを始めるのさ。印刷しながら、先日のアンケート無断流用事件の決着の仕方を相談。団体としては、代表交代を進めなければという話になる。朝片付けた“雑事”の中には、友人でもあるローカルパーティーの選挙参謀との電話のやり取りもあって。「確かに甘えがあったと思います。 本当に申し訳ない。 以降は、そちらから協力を求められたとき以外は こちらからは近づかないように致します」昨年秋に、アンケートの紹介原稿が福祉系NPO法人の機関誌に掲載された。その原稿を書いたのは、アンケート言い出しっぺで現議員のSさん。NPO法人の事務局長が私の友人ということもあり、グラフデータの提供や原稿チェックなどで協力した。このときの原稿が、問題のローカルパーティー通信の記事の元になっていると新たに判明。むかっとしたので、もう捨てちゃったけど、どこかで読んだなあと思ったんだ。大本の報告書の本文を書いたのが私自身なので、「どこかで読んだ」ことに違和感を感じなかったのだけれど、そうか、そういうことだったのね。元々の記事を焼き直したことも、今回の無断流用の原因のひとつだったと言う。水に流したりは出来ないけれど、いつまでもこだわっているのは無意味。ともかく、こちらの抗議の理由をしっかりと受け止めていただき、お互いの線引きをきっちり実行して行かなければ。ということは、私たちにも線引っぱりの覚悟が必要。覚悟と書いたのは、今回の件のような問題に対する意識の持ち方、スタンスが、関わる人々、ひとりひとり違うからだ。例えば、議会などへのアプローチについてアドバイスをもらうのみに留める、とかね。去年の今頃は、こんなことになってるなんて思いもしなかった。Sさんは、初めから自分が表に出ないように配慮していたし、大事なところでアドバイスはしてくれたけれど、それ以上のことは全くせず、常に注意を払ってくれていた。選挙のたびに、敢えて私が具体的に動こうとしてこなかったのも、自分自身が関わっている仕事が仕事だから。政治的には中立でありたいし、そうでなければならない。3月に企てていることについても、Sさんからアドバイスいただくのみで、あとは、自分たちで考え、行動する。代表は、今、インフルエンザで臥せっているのですって。お見舞いには行けないけれど、代わりに出来ることはやるつもり。さて、これから報告メールを打とう。
2011.01.24
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毎日のように、複数のオファーがあり、最優先事項を冷静に選んで行かなくてはならないという状況が続いている。11日は、二つの会議は重なり、ひとつをキャンセルせざるを得なかった。もちろん、議事録が即座に送られてくる。ま、それで一応のことは把握出来ていたと思っていたのだけれど……。で、今日は。センター入試当日を迎えた娘が、なんと緊張のあまり?体調を崩し、そろそろ出かけないと、という時間にも関わらず、ベッドに臥せっている!その瞬間、決意した。立て続けに電話をかけてみる。3本目でようやくつながり、「今日のイベントの司会が出来なくなった」と事態を説明する。「わかりました。 大丈夫です」ううう、必殺事務職人は、本当に頼りになる。ありがと!と、キャッチフォン。あわてて電話を切ると、かかって来た電話も切れてしまう。が、即座に再びかかって来て。いま、必殺事務職人にも話したのと同じ内容を説明。娘を会場まで送ったら、すぐにイベントに参加するからと言う私に、「そういうときは、ずっと付き添っていてあげてくださいね?」と受験生の母を労うような優しい言葉を返してくれた。いま、最もこころから信頼する数名の仲間のうちの二人は、かように、優しい。ありがとう。午前中の仕事を終えて来たくした夫に事情を話すと、「え? 君、会場まで付き添うの?」と意外そうな表情。むっ、私だってこの子の母親なんですけど。娘を見送り、イベント会場に向かう。途中の乗り継ぎ路線が事故でダイアが乱れている。ちょっとだけ、焦る。イベントには、またまた思いがけないそして新しい出会いがあって。何とも和やかなムードで終了する。この地元での活動団体の代表が、4月の統一地方選に出馬することになったことは、昨夏、暑気払いの席で打ち明けられている。昨年末から、積極的に街頭&駅頭演説を行い、地元のアスベスト問題に関わる市民の会でも代表を担うなど、とても精力的に動いている。二年前のクリスマスの頃に乳がんの手術を受けたとは思えないほど。とは言え。先日、ポストインされていた彼女をフューチャーしたローカルパーティのニューズレターを見て、驚愕した。昨年の今頃、必死になって集計と分析作業を行っていたアンケート結果が無断で使われている。事前に了承を得ずに使うなんて!その神経が、まずもって理解出来ない。今日のイベントでも、日頃の演説活動の影響か、話し方が変わったと気づく。終了後に必殺事務職人とお茶を飲み、欠席した議事録には記されていなかった、さらに不愉快な事態を知らされる。それは、ずっと準備を進めて来た子どもたちに直接行うアンケートを、利用させてもらいたい(本人はそのように言わなかったらしいけれど、 とどのつまり、意味するところは、そういうこと)という提案を、彼女が行ったということだった。心から信頼している仲間は、わがもののように利用してもらっては困ると申し渡したという。ううう、よかったよー。本当にその通りだもの。私たちが行ったアンケートが、彼女に決心をさせるきっかけになったことは充分に理解する。でもね。絶対に忘れて欲しくないのは、別にあなたを決意させるため=議員にさせるために私たちがアンケートを行い、報告書を作成し、ミクロからマクロに至るまで配り歩き、担当大臣までご来臨いただくシンポジウムを開催し、さまざまなマスコミから取材を受けるような団体を立ち上げ、地元自治体内を巡回するようなイベントを継続させてきた訳ではないんだ。悪いけど、誰に投票するかは、すでに私は決めている。諸々のことから考えて、多分私はあなたに協力出来ないと思う。昨夏、この話を聴いたときには、彼女の勇気を称えたいと思っていた。でも。こうも露骨に勝つために私たちを利用しようという姿勢を露にするのは、私たちに対して、礼を失しているとは思わないのかしら?もろもろの事情は知っている。だからといって、利用しないでくれ。私たちは、自分たちの問題意識の元に行動して来た。それはこれからも変わらない。そこのところは、絶対に譲れない。倒れそうになりながらも、頑張ってセンター入試を全うした娘をまずは称えたい。そういう子どもたちのために立ち上がったと、あなたは言うかもしれないけれど。今日のワークや、参加者への対応、何より話し振りや姿勢がすっかり変わってしまったことに対し、強い違和感を感じてしまった。勝ちに行く。そこのところは理解出来るんだけれど。でも、悪いけれど、いまのあなたを応援する気持ちには絶対になれないよ。団体の活動と、あなたのこととは切り分けてくれ。そう、欠席したミーティングで申し渡した仲間に心から敬意を表するし、やっぱり、あなたがたは素敵だ!と思う。
2011.01.15
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大変気の張る会議の前日、あるプロジェクトの今後についての打ち合わせ。もう数年続いていて、当初の目的は半分くらい果たせたかな。そろそろ店じまいしたっていいのかも、という意見もあれば、新たなミッションが生まれているし、その存在意義は大変貴重だよ、との意見もある。ベストセラー「もしドラ」になぞらえて、「この場合の顧客って誰?」とメンバーの一人が問う。創始者は、ミクロに位置する当事者を想定してたと思う。エンパワーメントしてもらいたい。さらには、社会全体の意識改革→大変革をも目論んでいたんじゃないかな?まあ、かなりチャレンジングというか、“投機的”(苦笑)な立ち上がりだったわけだ。それはともかくとして。今日の打ち合わせの報告を、どのようにして行うのか。その役割分担になると、先ほどまで威勢の良かったMさんが急に悩み始めちゃって。だからね、今日は帰ったらこのまま寝て、明日になってから考えるんだよ。だって私、原稿は、ひとまず書き上げてから、必ず何日か寝かすもの。ふつふつと発酵して来るのを待つんだよね。例えば、文書案を関係者MLに添付で送る。で、お風呂に入るじゃない。湯船につかってる間に、あ! あそこのところは、このようにすればいいじゃない、と、突然よりよい作が思い浮かぶのが常。「いつも頭の中で原稿案を練って、 頭の中で寝かせてから書き輝んだけど」すかさずYさんが答えてくれる。でも、頭の中で考えていることをいざ、言葉にしようとすると、凄く難しいでしょ?「そう、そうなの」まずは、具体的に書き出してみること、アウトプットって、「大事だよねえ」頭の中の出来事は極めて抽象的なのだ。イメージみたいなもの。それを言葉に置き換えることから、アウトプットは始まる。職業的に記事を書き続けなくちゃならないYさんだからこそ、そこのとこrは実感としてご理解いただけるよね。具体的な言葉に置き換えてみて、しばし寝かせておくことが、大事。それと同じく、頭の中で沸々とわき起こって来た事柄についても、一晩経ってから(寝かせておいてから)取り出してみると寝てる間に小人さんたちがせっせと作業をしてくれているらしく、「おおお、そうなのか!」と視界が開けて来たり、する。ま、最低限そのくらいの時間をかけないと、まとまるものも、まとまらないよね。訓練次第では、そうでもないけどね。まずは書き出してみること。あるいは、寝かせてみて、うちから湧き出て来るのを待つこと。もちろんその前に、目的とか、ミッションなどなど、状況設定は必要だと思うけれどね。
2011.01.13
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会議のあと、メンバーの一人と喫茶店に寄る。あまりに寒いから、暖をとろうって思ったの。小一時間話していたら、今日は早めに閉店の日なのですって。そのまま帰宅して、途中、地下鉄を降りて地上に出たときの寒さに、今朝、洗濯物を干したときの手が凍りそうなくらいの寒さと昨日、事務所を出たときに感じたとんでもない寒さを思い起こしてしまう。寒いと、なんだか孤独感も募るよね。人肌を感じたくなるのかしら?で、さっき、思いがけず受信したメール。おおお、まさかこんな時間に返信が来るなんて。理屈抜きで嬉しい!よ! 同志。こころの奥が、ほっと暖まるのは、こんなとき。疲れも何もかも、一瞬にして消えてしまうね。私は一人じゃないし、あなたも一人じゃないという実感。
2011.01.07
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春のシンポジウムがきっかけで立ち上がった地元団体の忘年会。少し距離を置きながらも積極的に参加してくれたYさんもいよいよ本格的なメンバー入り?といった風情で参加してくれる。出がけに大量にメールを送って、本日の業務は終了。直前に、今日は欠席のSさんからメール。彼女が立ち上げたプロジェクトの取材記事の掲載誌が、本日発売なのだそう。忘年会の会場に向かう途中で購入。慌てて目を通すと、とてもよい記事になっていた。取材する側だって、ずっと温めていてくれていた企画だったのよね。そうした経緯については、事前に教えてもらってた。で、その特集の中では最もよく書けていた記事でもあった。大変な覚悟をもって始めたプロジェクト。ビジネスの世界で培って来た企画力と人脈をフル活用しての社会貢献事業でもある。「一番自分の気持ちにフィットしている事業」いつもそう力説しているこの事業を始めるにあたっては、相当な覚悟を決めて臨んだという。ここまで洗練された企画は、なかなかないよなあ。初めて事業内容を聴かされたときには、そう感じて、うなってしまった。関わる誰もがハッピーな気持ちになれる事業。まだ取材を受けるには早すぎると感じていたようだけれど、いよいよ本格的始動の時期でもあり、もしかすると、よい追い風が吹くきっかけになるかもね。結局、忘年会では誰にも話さなかった。忘年会では、国際結婚の大変さについてまさに経験者は語るという状況で大盛り上がり。年明けのミーティングでの重要議題も決まり、降り出した冷たい雨の中、三々五々、家路に着いたのだった。いよいよ今年も残りわずかとなったことを実感。すでに来年の仕込みが始まっている。
2010.12.21
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地元自治体の青少年向け行動計画の素案が出来、現在パブリックコメントを実施中。早速、おしゃべりカフェ主催団体としては、団体としての意見を提出すべくミーティングを開催。今月は忘年会のみの予定だったんだけれどね。で、先週参加したワークショップの主催会議メンバーからそっちの素案にもご意見を、と依頼され、そちらも持参する。ミドルティーンおよびハイティーンの環境はあんまりよいとは言い難い。これは何も、ティーンに限らない。それまでのツケが、10代で一気に爆発してるというのが現状と言えるのかしら。ちょうど参加しているMLに、この問題を考えるのによい実例が寄せられていたので、議論のとっかかりに、早速紹介する。中学生によるホームレス襲撃事件。少年たちによるホームレス襲撃事件が報道されるたび、彼らがそういう行為に出た理由と言うか、駆り立てた背景のようなものを知りたいと思う。大阪・西成高校のように、ホームレスを招いて授業を行う学校も少しずつではあるけれど増えている。社会からの転落者というイメージで排除すべき存在と捉えるおとなは多いけれど、そこに大きな誤解、一方的な思い込みはないのか?同じ人間であること、同じ社会の一員であること。語り合えば、瞬時にして理解出来る。暴力的行為を行わずにはいられなかった少年たちの境遇にも思いは向かう。抑えきれない衝動は、どこから来るんだ?こうしたことを下敷きに、ある人材育成プログラムに向けたアイデアが出される。よし、これを意見としてまとめよう。余力のあるメンバーは、もうひとつの宿題についても、早速意見交換。こちらは、プランを作っただけで満足しそうな気配濃厚なので、実際に何かアクションを起こそうという話になる。帰り道、必殺事務職人のHさんとお茶を飲む。「哲学する赤ちゃん」(アリソン・ゴプニック著/青木玲訳/亜紀書房刊)を読んで、一番興味深かったのは、次のようなことだったのですって。3歳の子どもと5歳の子どもをそれぞれ個室に招き入れてチョコレートを差し出し、「30分食べずに待てたら、もう1枚あげる」と言って、一人にしておく。3歳児はすぐに食べてしまうが、5歳児はちゃんと待っている。ひとは5歳くらいになると、昨日の自分も今の自分も、明日の自分も同じ自分であること、を認識出来るようにまで発達する。5歳児は30分後の自分=チョコレートをもう1枚もらった自分を想像出来たので、30分間一人で待つことが出来た。「で、将来非行に走ったりする子どもは こういう概念が上手く発達出来ていなかったという フォローアップ観察もあるんです」なるほど!「30年後の自分の健康を考えず、 煙草を吸い続けたり、酒を飲み続けるおとなもいるけれどね」ま、確かに。でも、自分がこれからやろうとしていることがどういう結果をもたらすのかを予測出来るか否かが、のちのちに逸脱行動で世の中に迷惑をかけるかどうかの分かれ目なんて、いかにもアメリカっぽい発想。10年以上もフォロー観察を続けるところも秀逸だけど。5歳になっても未来の予測が立てられるかどうかが、将来を予測出来るのだとしたら、どうすれば5歳ぐらいで未来の予測を立てられるようになるのか、どうすれば予測を立てられるところにまで発達していないのか、そこのところも知りたいよね。発達の様子をじっくり観察するだけでなく、10年以上も経過観察を続けること。それは、周産期医療の治療ガイドラインでも必要としていたことだ。何せ、子どものことですからね。幼い頃のことが、将来どのような結果をもたらすのか、じっくり観察していかないと、本当の意味での治療とは言えないのだと思う。今目の前で起きている子どもたちのこと。そこに至る経緯も含めて、ちゃんと見ていかないと。ところで私は、つい先達て「赤ちゃんはコトバをどのように習得するか 【誕生から2歳まで】」(B・ド・ポワソン=バルディ著/ 加藤晴久・増茂和男訳/藤原書店刊)を買ったばかりなのだけれど。「それも面白そうですね」いやあ、「哲学する赤ちゃん」の行動観察のほうが面白そうだけど。これから読むので、面白かったらお貸ししますわ。
2010.12.07
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先週に引き続き、同窓会タイム。テレビでも紹介された新橋の有薫酒場。ここは全国の高校の同窓生の書き込みノートがある。昨年春に単身赴任で上京して来た同級生が今年になって訪れたとき、母校のノートを発見、嬉しい驚きとともに開いてみると、懐かしい名前が書かれていたことから、一気に在京の同級生の消息情報が集まったと言う。で、今年になって同級生で集まるのは3回目だというのに、忘年会と称して、有薫酒場に集まることになった。5分遅刻して到着してみれば、1週間ぶりのTくん、Dちゃんのほかに、7名。9月にも会ったNちゃん、Kちゃん、Oくんに、卒業以来のRくん、Tさん、Kさん。さらには、娘が入園した幼稚園の父の日参観にばったり出会ってお互いにびっくりしたSくん。娘同士の年齢が違っていたのだけれど、縦割りクラス編制で同じクラスだったものだから、あまりにも偶然すぎる。思わず、それぞれの娘の近況報告までしてしまう。卒業以来と言っても、Rくんは就職先の企業広告に写真が掲載されていて、おおおっ!と驚いたことがある。それを彼に言うと、「実は、5年ほど前にも、自社が巻き込まれた事件で 報道写真に写ったことがある」と頭をかいた。あんまり名誉じゃない理由の登場だったらしいけれど、ぬれぎぬだったみたいよ。それでも、かなりいい位置にまで昇進してるらしいから、波瀾万丈だねえと笑って済ませられるみたいだ。それなりに長く生きてりゃ、人生、いろいろ遭遇してるよね。(自分がテレビに映ったりしたことは棚に上げておく)わいわいとお酒を酌み交わし、おいしい料理を堪能。で、席を改め、近況報告でも、と一旦店を出る。どうやらSくん、新橋はかなり詳しいみたいだよ。と、お店を出て10歩くらい歩いたら、「団体席あります」の看板が目につき、そのままお店に打診。10歩歩いて入ったその先は、ビアホールで有名なところ。早速、黒ビールを頼む人あり、そういうウォンツを全く無視してワインを頼んじゃう人あり。ここらで一息入れようと、コーヒーを頼んでしまったのは私。ここでも、近くの席に座った人同士でてんでバラバラにしゃべり始めるものだから、一斉に近況報告なんてことには全然ならない。北海道出張から戻って来たばかりのOくんがみんなにおみやげのチョコレートを配り始める。22時閉店ということで、あっという間に時は過ぎ、第一陣が帰って行く。気持ちの収まらない8名が、次に目指したのはカラオケ。カラオケなら、大声で話したって誰にも迷惑かからないからね。目の前のネオン目指して、さっさと歩き始めたのは、またしてもSくんで、どうやら彼は事務局体質らしいと気づく。さっさと入って部屋を確保。絶対歌わないつもりだったのに、気がついたら、全員が歌える懐メロメドレーをリクエスト。中高大の年代を過ごした時代のヒット曲メドレーに、懐かしのアイドルのベストメドレーをみんなで大合唱。誰かが歌い始めると結構思い出すもので、何故だか全部歌えてしまう。週明けに、Rくんは私の部活仲間Hくんと食事の約束してるんだって。場所が決まったら連絡すると約束して、三々五々家路に着く。同級生の意外な素顔を、今頃知る。○十年ぶりの再会で、お互いがひどく気の合うことに気づいたり、ね。出会いにもタイミングってものがあるから、再会出来たってことに、セレンディピティを感じることもある。時間と場所が決まっていたって、本当に出会えるとは限らないのだし。そうだよ。お互いが3年間、長い人たちとは6年、あるいはそれ以上、同じ場所で青春時代を過ごしたこと自体が、全くの偶然がもたらした出会い。帰宅後、娘は寝てしまったものと思い込み、チェーンロックをかけてメールチェックをしていたら。娘がレイトショーからご帰還。どうやら親子で同窓会もどきを楽しんでいたらしい。
2010.12.04
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やっとゆっくり休める週末が来た。このところご無沙汰している方々にメールを送る。土曜の午前中は、みなさま同じ気持ちだったらしく、次々に返事が戻って来て、気持ちが温かくなる。熱い内容のメールもあったけれど、大いに共感出来る内容。明日のお当番ブログの内容は、これでほぼ方向性が固まったかも。次の週末はイベントが目白押し。2カ月に一度のおしゃべりカフェに、中学時代のクラス会@とうきょうなんていうのもある一方、責任ある大役を仰せつかった会議もある。クラス会では、場所を夫の友人のお店ご指名だったので、予約係を務めた。お店との折衝だけなので、幹事さんよりは気楽。重大な会議のほうは、なかなか資料が届かず、関係各位の多忙さが気がかり。と、深夜にどどどっと届く。非常に専門的な内容だけに、初めは不安だったのだけれど、率直にお伝えしたら頼もしいご指南役をつけてくださった。ありがたい。夜、散歩に出たら天空にまん丸な月。えっ?もう満月? と思ったら14夜だった。目標に向かってあと一歩?そんなイメージかしら。とても綺麗だったなあ。娘の風邪は快方に向かっているらしい。
2010.11.20
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それぞれの立場を引きずりながらの会議って難しい。まあ、国会中継を観ていても感じることではあるけれど。常に理念には賛成だけれど、具体的な政策議論となるとそれぞれの立場からの主張が繰り出されて紛糾の繰り返し。ここのところ、傍聴していて叫び出したくなるもん。「「理念」と「政策スタンス」を整理して、 対立する部分と共通の部分の整理をしないと 対立部分ばかりが目立ってしまう」仕事の合間に飛び込んで来たメールの一文を読んで、思わず共感、心動かされる。一番大切なことは何か?その大切なことを実現させるためには各々の「政策スタンス」を超えたところでの同意が必要。ときには譲り合うことも大事よね。夜の会議では、重鎮が思いを語りに来てくださった。「僕はこのように考えるんだけれど、 みなさんは、どう思う?」奇しくも、午前中の某会議にメンバーの一人が提出した意見書とほぼ同じ思い、同じ内容だった。「私たちの思い、主張と同じです」一気に場が和むとともに、みんなの思いがあふれて来て、勇気百倍の勢い。共通の理念がある、とは言え、避けられないスタンスの違い。だから、相手に応じて論調を変えながら相手に響くやり方で“攻略”していく。その攻略法を重鎮は説いていたのだけれど、その“最終兵器”の威力には、先日のイベントで誰もが痛感させられていた。こうやって話し合うことで、さらに確認できてよかった。言葉が足りなければ、大きな誤解を生むことになるけれど、ちゃんと言葉を補っておけば、同じ言葉でも響き方が違うんだよね。(人の話は最後まできちんと聴きなさいってことでもあるかしら?)いよいよ大切な時期にさしかかって来ていると誰もが感じているだけに、こうやって激励も兼ねて足を運んでくださったのよね。スタンスの違いを乗り越える方法を考えること。それは、攻略法にもなるのだった。(しかし、やっぱり教育という言葉は 別の言葉に変えたほうがいいと思うなあ。 言葉の持つ意味が、その人のスタンスを変える、 意識をも変える ということもあるからね)勢いづいた私たちは、予定時間を遥かにオーバーしてその日の議題をすべてクリアさせた。さて、明日も早いし、そろそろお風呂に入って寝ようっと。
2010.11.11
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2カ月に一度おしゃべりカフェを開催している地元団体の定例ミーティング。教育委員会からの取材も入った。今月末に開催するカフェの打ち合わせのあと、カフェにおけるディスカッションの進め方の話から、いつものようにフリーディスカッションに入って行く。このところ、地元自治体でも子どもたちの居場所についての検討会議やそれに伴う子どもたちの意見を聞く場の開催など、居場所がテーマのやりとりが多いなあ。で、課題となるのはハードじゃなくてソフトなのだということに着地する場面がほとんど。今日もそんな感じで話が進んで行く。その人にとっての居場所とは、その人にとって居心地のよい場所。自分がありのままで受け入れてもらえる場所、何らかの役割を見出せ、存在を認めてもらえる場所。そこのところは、子どもたちのフリートークでも出た。実はおとなも同じなんだよね。保育園の行き帰りに出会った人すべてに挨拶をしていると言うメンバーのお子様は両親よりも知人が多い。挨拶を交わすうちに、自然な会話が増えて行き、お互いをより知ることが出来る。コミュニケーションの第一歩は、挨拶。その存在を認知してもらう意味でも挨拶はとても効果的な方法だ。そう、我が家の娘みたいにね。挨拶を交わしながら、お互いの存在を意識する。意識して好意的に見守ることが出来たら、いいな。例えば、学校の帰り道。子どもたちは解放的な気分で、ちょっと寄り道を楽しむ。あれこれと空想しながら、実に楽しそうに帰って行く。それを温かな気持ちで、敢えて声がけせずに見守る。「まちに溶け込む子どもがいないのかしら?」メンバーが疑問を呈する。もしかしたら、まちのほうで子どもを排除しているかもしれないね。商店街で暮らす子どもたちは商店街にすっかり溶け込んでいる。商店街全体が我が家のようなもの。閑静な住宅街での暮らしとは大きく違うね。まち全体が我が家のようであればいいな。子どもを“放牧”できるまちだったら、随分住みやすいのではないかしら?おとなたちの存在を、そこはかとなく感じながら、おとなは子どもたちの存在を感じ、見守りながら。お互いの存在を認める。学校のあり方、教育のあり方について話が及ぶ。不登校率の高さ。保健室登校などの予備軍の多さ。追いつめられる母親。メンバーが関わる中学校で不登校をテーマにした講座を開催したら、不登校の子どもの母親が多く参加して、ある方は涙をぼろぼろ流して話をしてくれたとか。そんなにも追いつめられていたのかと改めて驚いた、と。不登校児の親の孤独へも、みなで思いを馳せる。子どもも親も、あるがままを受け入れられる幸せに今一度、思いを致したいと、みなで思う。取材に来た教育委員会の方が、教育委員会のイメージとは大きく違う資質の持ち主で、たくさん素敵なアイデアを話してくださる。一緒に活動しませんか?と、強力にリクルート。ふふふ、新しいメンバー、げっと!ともかく、子どものことになったら、次々と思いが巡って止まらなくなる私たち。政策作りの会議とは違って、理念が先走りすぎているかもしれないけれどね。ただ、こうやって気難しいテーマでもなんでも、忌憚のないところを話せる場を常に作りながら活動できるというところが、今日の取材者もおっしゃってくださったように、誰もが居心地のよい場作りにつながっているのだと思うわ。そうか。私たち自身が、お互いが居心地のよい場を作っているんだ。お互いを認めあい、尊重しあえる関係。定例会を「月に一度の癒し」と呼ぶメンバーがいること自体が、まさに人によってつくられる居心地のよい場、そのものなんだろうね。次回のおしゃべりカフェも楽しみ。どんな出会いが待っているんだろう?
2010.11.09
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事務所のPCの調子が、またまた悪くなった。イベント前日と翌日は、元通りに動いたので、ほっと胸を撫で下ろしたのだけれど、どうやら本格的に調子が悪いみたいだよ。事務処理は出来るので、文書を作ったり帳簿を更新したりは可。問題はメールの送受信が出来ないこと。受信のところで何かが邪魔をしているみたいだ。事務局メンバー全員が、自分たちのパソコンからもメールを読めているので、自宅などでの作業は可。必要最低限のデータをフラッシュメモリーに写し、結局、“入院”させることにした。夜、お世話になった方とメールのやり取りをしていて、懇親会で語った「一番大変だったこと」の裏には、PCの不調もあったなあと、改めて思う。全国行脚に飛び回っていたメンバーと、バックに回ってPCとも格闘した私とで、「全然、疲れがとれないよお」と苦笑い。こりゃあ、温泉にでも行くしかないか?春のイベントのときにも同じようなことを言っていたような記憶が……。久しぶりにみんなでランチを食べに行く。ご近所の野菜たっぷりのフレンチ。寒いから、前菜の代わりにカボチャのポタージュを選ぶ。イベントの準備と同時並行して始まった調査はいよいよこれからが佳境。データ管理も含めて、ちゃんとフォローしないとね。今週末はプライベートなパーティーや、全く別の仲間とのイベントもある。いよいよ来週は11月。再開するプロジェクトやら、何やら、諸々てんこ盛りだった10月と状況は変わらない。自ら登壇者というイベントもあるなあ。原稿書かなくっちゃ。ふうう。
2010.10.28
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ともかく始まったら、一気呵成に終了まで走り続ける。イベントって、そういうもの。なんだけれど、今回はちょっと違っていて。ご来賓のお一人が、入りの時間のメドはあっても確定じゃなく、おまけにご要望とこちらの要望とは一致しているのに、お尻の時間が大きくズレていて、非常に悩ましいままに当日を迎えてしまった。が、コーディネーターはアドリブの名手というか、その道の熟練者。状況を把握なさったとたんに、さくさくとシナリオが書き換えられて。裏方はハラハラドキドキだったけれど、予想以上に盛り上がり、いつにもまして会場が熱い。で、ラストに待ち受けるのは……。前日深夜にメールが飛び交い、何をやってたかと言えば、みんなで歌を歌おうってことで、意見が一致。いきなり、「この歌を歌っていただきたいのですが」とお願いメール。まさか自分が壇上に立って歌うことになるとは思わなかったけど。客席総立ちで手拍子つきと、大盛り上がりで終了。ステージに立って歌うなんて、学生のとき以来だよ。夜、記録係さんが写真をまとめてサイトにアップ、メールで知らせてくださった。もちろん会場全体で盛り上がってるところもしっかりと収めてあって、ステージで歌うわが姿を確認。結構いい感じで歌ってるじゃん。素晴らしい演出だったね。よかった。今回も、多くのみなさまに支えられて無事に終わった。疲労困憊だけれど、明日からも、頑張ろう。
2010.10.24
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いよいよイベント前夜。なんとか準備は整った。それにしても、この数日間の怒濤の勢い。新しく加わったスタッフが、そのメールのやり取りの凄まじさに圧倒されていた。矢継ぎ早に送られてくるメールのやりとりでさくさくと物事が進んで行く。それもいくつもの物事が。既に誰もが気がついていると思うけれど、オフィスも我が家もとても静かなのよ。電話が鳴らないからね。しかし、昨日、今日は違ったなあ。メールと電話のダブル攻撃。こっちもややこしい話や、即決したいときにはやはり電話を選ぶから、お互いさま。それにしても、相手の方が夜になってからもオフィスから電話をくださると、ちょっとだけ申し訳ない気持ちになる。静かだけれど、熱いやり取り。ああ、手話で会話している方々がそうだわ。ものすごく気持ちだけ伝わって来るの。文字だけのやり取りでも、気持ちが入ってると、やっぱり熱くなってくる。同じ目標に向かっているからね、そりゃ、一層熱くもなるってもんだ。というわけで、前夜、というか日付が変わってからも、まだまだ最後の詰めのところで熱いやり取りが続いてる。
2010.10.23
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気難しい会議の傍聴。なぜだか、会議の傍聴に行くと、別件の打ち合わせが捗る。特にこの会議は、関わる関係者が多いので、普段はメールでやり取りだけしている人にまで会えたりする。ほかの人々も同様らしく、始まる前から、あちこちで挨拶する光景が。いよいよ日本の子ども・子育てを支えるシステムがひとつにまとめられようという検討の場。今日の会議は、口の悪い友人に言わせると、「添え物的」扱いのように見える。けれど、会議中、誰もが指摘なさったように、そもそもは、こういうことが明確になっていなかったが故に、子ども・子育て支援施策が行き当たりばったりだったかも知れず。順番が逆なんじゃないのか?システムをどうするか、ということよりも、まずは、望ましい将来像を明らかにし(目標)、その将来像を実現するために必要なことは何か(手段)を検討する。それが本来の手順なのではないのか?第一回目とあって、自己紹介代わりの軽いジャブの応酬。「きちんとゴールにたどり着かせたい」というコメントにはっとなる。トップ争いで、一時中断していたし、内閣改造で陣容もがらりと変わったからね。会議終了後も、ご挨拶は続く。むしろこちらが“密談”本番なのかも知れない。メールのように文章として残らないが、普段ならメールでお伺いを立てることが、さくさくとやり取りされて行く。家路につく途中で、仲間と晩ご飯。幼子たちが、本来身につけて然るべきことが、近代化、都市化の波で身につけられなくなって来た諸々。失ってしまったもの、壊されてしまったものの大きさに、改めて愕然となる。それらをどうやって回復させて行くのか。思いついたことから、どんどんやっていくしかないよね。今のところ、総当たり戦で、精一杯なところは否めない。だって、どう修復して行けばよいのか判らないのだもの。感覚統合=交通整理。人が育つにあたって必要なことは何か。失って初めて判ること、上手く育たなくてようやく理解出来ることがあるから、ひとつずつ見つけて行くしかないみたいだ。自ら学ぶ力を発動させるための解説も大事。ぎりぎりのところで、一通り揃っていた時代に生まれ育ったこと。個人的には感謝だけれど、壊されてしまったのは田んぼや野原だけじゃなかったことに気がついてしまった今は、自分自身が享受出来たのに、今は出来なくなっていることを必死になって探しつつ、それを解説する言葉も必要で。いい歳したおとなになってしまった今となっては、感謝ばかりしていられない感じ。今、大規模修復作業が、ようやく始まろうとしているところ。
2010.09.29
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友人が議会で代表質問。何とか間に合うように家を出たいと思っていたのに、家を出られたのは、予定時刻の5分前(苦笑)。議場に到着したのは予定時刻の10分過ぎだったけど、何とか間に合った。仲間がずらりと傍聴席に並んでいて、ぎょっとする。なかなか深刻な質問に対する行政の回答は、ネタに出来ないくらい、もっと深刻な内容で、誰も突っ込めない。ちっとも回答になっていないじゃん。それにしても、与党の欠席が目立つなあ。午前の部終了で、初めましての方とご挨拶していたら、友人が傍聴席まで来てくれた。お疲れさま!と慰労する。控え室でしばし歓談の後、傍聴組はランチへ。ともかくしゃべる人たちだらけなので、食事の後も、ひたすらしゃべり続ける。で、いきなりミーティングが始まる。どうやら先に傍聴席に集まっていた人たちはほんの数週間前に“秘密結社”を立ち上げたらしい。その顛末を聴いているうちに、気がついたら、“秘密結社”の一員に引きずり込まれていた……!明日のおしゃべりカフェ会場の鍵を借りるため、新たに出会った方たちとお別れ。仲間の車を待っている間に、なんと別の仲間Iさんと遭遇。「えっ? なんで?」と顔を見合わせる。ようやく地下駐車場から仲間の車が出て来て、Iさんに別れを告げて、カフェ会場へ。鍵を受け取ったら、お次の場所へ移動開始。と、誰かの思いつきで、まずは、シンポジウムでお世話になった花屋さんへ行き、素敵なブーケを作っていただく。で、さらに、仲間の一人Sさんのために、ちょっと遠回りして、再来月のカフェ予定地へ向かう。「どんどん景色が変わって行くんですね。 ほんと、このまちは、いろんな顔があるんだなあ。 同じまちとは思えないくらい。 ほら、あっという間に高級イメージになっちゃった」Sさんが感嘆の声を上げる。そうなの、この国の縮図みたいなまちなの。夕方からは、とあるワークショップに参加の私たち。会場に向かうと、おおお、Yさんじゃないですか!区の施設で一緒に活動してたけど、辞めたらお互いほとんど会うこともなく……。ワークショップの主催者幹部がYさんだったことを思い出す。まちづくりに関わる内容のワークでは、非常にレベルの高い、前向きな提言が次々と出された。ともかく「くれくれおばけ」とは無縁の、自分の頭で考え、モノを言い、本当にアクションを起こしてしまう人たちばかりだから、自分たちがすべきことまで、ちゃんと挙げてある。充実の2時間半が、あっという間。終わったら?もちろん、徒党を組んで夕食を食べに行く。そこでの会話もまた、まちづくり。ほんと、よくしゃべる人たちばかり。場所を変え、相手を変えても、よくもまあ、これだけ熱く語る人ばかり入れ替わり立ち替わり出て来るもんだと感心。類は友を呼ぶ?実は、カモがネギしょって現れ、雪だるま式に仲間が増えるという傾向が昨年秋から続いていて、未だに、その運気が私たちを取り巻いているらしいんだ。いやあ、面白いなあ。私たちばかり面白がってて、ごめん。
2010.09.17
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アンケート仲間と暑気払い。その前に、仲間の一人を子育てひろばにご案内、思いがけず国の制度改革の話で盛り上がる。もちろんその内容は、数ある制度改革の中でも子ども・子育てに関すること。最終的には「働き方の問題」と、働き過ぎで倒れる人がいる一方で、安定して働き続けることすら拒まれる若者が増えているといういびつな雇用問題にまで話が及ぶ。小さなお子様のお母様方も、動き回るお子様のお相手に忙しく、直接話には加わらないものの、確実に耳はこちらを向いていた。別に政治談義をしようって訳じゃない。自分たちの暮らしに直接関わることなんだもの、何より子どもたちの未来がかかっているのだし、もっとちゃんと知りたいし、自分たちの実感に伴った仕組みをと望んでいるのだ。「幼保一体化もなるほど、だけれど、 ちゃんと選べるだけのきめ細かなメニューが欲しいのよね」自前でメニューを取り揃えられる人なんていない。現行メニューのほとんどは、当事者不在の中で組み立てられて来たり、実情に合わなくなって来ているものばかり。妊娠・出産・育児は、一組の親子に連続して起こること。しかも、短期間にどんどん状況が変化していく。それなのに、いちいち母子保健だのなんだのと、ぶつぶつに区切った仕組みになっているから、例えば、産院の退院後のフォローがまったくお留守になっている。重篤なアレルギーである子どもが、骨折などで入院した場合、アレルギーに対応した食事が必須だけど、そこのところを完全にフォローできる病院はどのくらいあるだろう?同じように、下の子どもの出産や、子連れでなければ入院できない状況の母親の病気のばあい、上の子どもや、患者さんの子どもたちの行き場はどうなっている?とまあ、細かく上げていけばきりがないのだけれど。地方分権って言うけど、このままじゃ地元自治体に裁量権渡されても、「実情にあったきめ細かな施策」なんて実現できそうにない。そこのところが歯がゆくて、心優しい人々が独自に助け合っているのが実情。どうすれば自治体のやり方を変えられるのか。頼みの綱は誰? そんな人いるの?ひろばを出て、なじみの絵本屋さんに向かう。京都の出版社の本を扱っているのと、美味しいお茶とお菓子が、今日のお目当て。暑気払いでごちそうを食べることになっているから、涼しげな紅茶のゼリーを選ぶ。そのまま移動して、駅前の本屋でしばし本の探索。ようやく本日のメインイベントとなるのだけれど、そこでは、代表から驚愕の発表が!ミクロからメゾ、そしてマクロへ。自由に行き来するうちに、また新しい展開。こりゃあ、秋からますます身辺が慌ただしくなりそうだ。みなさま、私の仲間は、ただ言ってるだけじゃなく、ちゃんと行動も伴うところが“ツボ”なんですよ。まだ内緒の話なので、詳細は追ってご紹介ということに。
2010.08.27
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ご近所に、大規模チェーンの安売りスーパーが出来て早1週間。情報だけは、建築計画の立て看板が立つ前に得ていたものの、あたふたと日々を過ごしているので、開店2日目にワンコの散歩のついでに裏から通りがかってみて閉店間際にも関わらず駐車場待ちの車の列を確認したのみ。で、本日ようやく行ってみた。外出先でふと思いつき、ひと停留所前で降りてみる。駐車場も駐輪場も満車。生鮮食料品に疑問符がついていたけれど、案外良さそうよ。ほかのものも、お気に入りが満載で、しかも安い。早速、さらに3%お安くなる会員カードを作っちゃった。夕飯の準備が一段落ついたら「暑ーい!」とぼやきながら娘が帰宅。「アイス食べたい」とうるさいので、再び件のスーパーマーケットへ。どれにしようかな?とアイスクリームコーナーで物色していたら、娘の姿が消えた。仕方がないので、ほかのコーナーに移動、さっき買わなかった食品を探索。と、おおおおー!Aちゃんママじゃないの、お久しぶり。元気?突然、懐かしい方に出会う。年明けからあまりに忙しくて、地元の方とはほとんど出会えなかったんだけど、ここでいきなり出会えたね。後で娘に「不気味な仲間名」と笑われたけれど、私たち「子宮筋腫仲間」なの。その後の経過を報告し合う。さらに、ほかの仲間の悲しい話にうなだれる。まったくもって、ローカル情報にとんと疎くなってた。そうか。このスーパーに来れば、また井戸端会議が再会出来るってことかしら。新たな社交場の誕生?
2010.08.26
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地元自治体で新しく制定が検討されている条例の区民説明会に出席。終了後は、友人Nさんと落ち合って、別の案件の打ち合わせ。用件はすぐに済み、軽くお酒をいただきながら、お互いの活動の話をする。Nさんと初めて会ったとき、彼女は生協で関わりのあるローカルパーティーから、地元議会の議員に立候補したばかりで、友人の友人という関係だった。実はアンケートの設問設計から始まり、報告書作成配布、シンポジウム開催へと突っ走った一連の活動の言い出しっぺその1がNさん。以来、毎月のように会合で会っているのだけれど、案外お互い自身の話にまでは及ばないもので、Nさんが議員として、主にどんな分野で活動しているのかは知っていても、具体的なことはよく知らなかった。Nさんのほうも、私が関わっている仕事はもとより、活動のほうも詳しくは知らなかったのだ。地元自治体に限らないけれど、子ども・子育て分野について詳しく勉強している地方議員は案外少ないもので、パーティーなどで出会って話してみると、本当に知らないんだ!と逆に驚いてしまう。確かに国会議員のほうが、ずっとずっと勉強している。国で進められている施策への注視も必要だが、地元で策定した計画についても、大まかなことでよいから理解し、課題解決に向けた方策についても検討してもらいたいと常々思っているのだけれど、議会での承認を受けて施行されたはずの施策なのに、理解どころか、まるで認知していないかのような言動をとる議員さえいるのだ。あなた、採択のときに欠席してたの?と訊ねたくなってしまう。子ども関連施設を視察しようという議員もいない。今日はNさんに子育てひろばに行こうと誘い、早速来週出かけることが決定。ひろばに出向いた後は、ご近所の絵本屋さんにも行く予定。同じ電車に乗り、私が降りる駅に近づいた頃、Nさんの携帯電話に1本のメール。区民説明会の説明側だった課長からのお誘い?どうやらNさんの仲間が経営する店で課長が飲んでいて、経営者が「Nさんを呼んで」とお願いしたらしい。同じ駅で降り、その店に行くことに。「唄って飲める、飲んで唄える店」ですって。あらあらカラオケバーなんじゃない。何年ぶりだろう、そういう店に入るのは。誘い主はカウンターに座っていた。でも、いろいろ聞いてみると、手前のボックス席も、その向かい側も、どうやら区役所関係者。ふーむ、こりゃあ、新しい世界だね。その後は、帰ろうとすると席を立っている間にもう1杯水割りが作られていたり、勝手に歌がリクエストされていたりで、なかなか帰れない。おまけに、入れ替わり立ち替わりいろいろな方がやって来て、内緒の話が次々と展開される。誘い主はさっさと帰ってしまったというのに、私たち、タクシーでなければ帰れない時間になっちゃった。子ども・子育てでも乳幼児関係では、昼間に活動が集中しがちだけれど、夜、物事が動かされていくのは、同じ。部署ごと居酒屋に場所を移して密談というのも結構あるみたい。今夜は、何かが具体的に動くということはなかったけれど、胎動ぐらいは、あったかな。歴史は夜つくられる。
2010.08.20
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2年にわたり関わった地元の次世代育成支援行動計画後期行動計画策定でのかなり通好みなヒット企画が「青少年の居場所と自立支援のあり方検討」。「あり方を検討」ってところが、かなり情けないけれど、それでも、地元的にはヒットなの。で、お約束どおりの検討委員会がスタートした。自分が関わったことのフォローアップというのも、自分自身に課した懸案事項であるので、早速傍聴に出かける。傍聴の前に、友人に会いに行き、かなり膨らんだおなかを、念を込めてさする。「あり方を検討」する委員会には、この春から若者の自立支援プロジェクトをスタートさせた知人が参加。もちろん、次世代……の策定も一緒に行った。委員会のメンバーは、一応、この件に関して地元では必要不可欠と思われるメンバーが招集され、なおかつ、学識経験者として招集された諸先生方も、かなり期待出来る人材(失礼!)で、行政側のメンバーも、地元自治体の問題意識をそのまま反映させるような陣容。娘の母校の校長先生だった方まで、ご参加というオマケつき。初回ゆえ、お互いの自己紹介と、課題に対する、それぞれの立場からの意見交換がメイン。最も強烈だったのは、地元における若者世代の失業率が、全国平均よりもかなり劣っており、しかも高齢者よりも劣っているということから出された意見。若い故にアルバイト先、派遣先、請負先に事欠かず、食べることにも困らず、遊ぶお金は手に入れられる。高校生ですら、アルバイトで小銭を稼げる。こうした現実は、大人社会がさまざまなことを子どもたちから搾取して、潤っているということに他ならない。これは確かに東京ならではの問題点かなあと痛感。でも、さ。一応義務教育の中で、労働基準法など、社会人になっても困らないための法律的基礎知識くらいは学ばせているはずなんじゃないの?>義務教育=文部科学省。正規雇用でなければ、現時点でこの国では得られない権利、社会保険制度の基礎的な知識などなど、アルバイトに従事出来るようになる年齢に達する前に身につけておくべき知識ってもんがあるだろう?でも、現実は、そうなっていない。そうなっていないからこそ、非正規雇用でよしとする若者たちが大量生産?されている。ここにも、子どもたちの現実と、大人たちが個々に好き勝手描いているイメージとのギャップがある。会議が終わって、さまざまな方にご挨拶。で、知人とミスドで意見交換。ふふふ、次世代……の会議で再会したときも、このミスドで延々語り合いましたよね、私たち。生活環境がかなり劣悪な地域で教育プログラムなどの改善で子どもたちに希望を与えたアメリカ某地区の小学校の先生が言っていた。「その子どもが必要としていることを教えるのが 学校の役割」ま、ここは日本で、国が違うけれど。こんなところでも、人間観、教育観などの彼我の違いを痛感。昨晩、湯浅誠さんがご参加の討論会のようなものがあり、そこに聴衆の一人として参加していた茂木健一郎さんのツイッターの数々がすごかった。そんなことのあった翌日だけに、さらに迫って来ることがある。いいのか? にっぽん。と腹を立てつつ帰宅。娘が帰宅した後に届いた速達は、AOの書類審査通過(ということは、次は受験料払っての本試験)の通知と関連書類だった。やっぱり、自己肯定感だけじゃなく、自己効力感も大事よね?つまり、Yes,I can!ってその子どもが心から言えるような状況をつくりだすこと。
2010.07.27
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調べもののために外出。お昼をまたいで動いていたので、どうせ何か食べるならと、コミュカフェへ。スペシャルランチには間に合わなかったけれど、今日の店長、Cさんのご好意で、お薦めスイーツにリンゴのコンポートをつけていただく。さて、いただこうかな、と思ったとたん、仲間のSさんが登場。寝込んでいたため休んだ先日のミーティングの内容を、早速キャッチアップ。さらに、懸案事項について詳しくその後の経過を聞く。「なんだか瞳が潤んでいますね、熱っぽい感じ」Sさんにそう言われて、調べものの前に、ある人に会いに行って、思わず二人でうるうると涙ぐんでしまったことを打ち明ける。ものすごく心配な出来事が起きて、気になったので、顔を見に行ったら、なんだか結局二人で涙目になりながら話していたのだった。コミュカフェに来る途中のバスの中でも、思わず思い出して、泣きそうになった。人生は非常に手強い。思わずそう感じてしまうことのなんと多いことか。Sさんに経過報告を伺った懸案事項も、そんな手強い人生の話でもあって、まずは当事者間で、きちんと事実確認を行うところからやり直しになったようだ。そんな私たちを、偶然出会ったのではなく、てっきり待ち合わせをしていたかのように思っていたCさん。偶然と知って、びっくり。びっくりは、当の私たちだったのほうだったのだけれど。そんな偶然がいくつも起こるのが、この場所でもあったなあ。たまたまいらしていたタロット占いの方に、Sさんが今、最も力を入れている事業の行方を観ていただく。なんだかとってもいい感じに進みそうだよ。ほかにもいい感じの出会いがいくつかあって、何となくわくわくした感じで二人でコミュカフェを後にする。夜の会議に間に合うよう、一旦帰宅したものの、なんだかくたびれてしまって、もういいや、休もうと思って横になる。まだ、からだのほうは本調子ではないようだ。調べものの行方も、明日、再度確認してから本腰入れよう。居心地のよい場所に立ち寄って、素敵な人たちとの会話を楽しんで、精神的にはかなりパワーアップ出来たみたい。
2010.07.15
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熱でダウンしていた日の朝、さくらんぼ第3便が届いた。例年通り、秋田産の佐藤錦。いよいよ今年のさくらんぼもこれで最後。子育てひろばでのヒアリングのおみやに持参する。丸二日ぶりに表に出てみると夏の陽射しが痛い。子育てひろばの玄関先には予想通りに水遊び用プールが二つ並んでいた。塀にかわいらしいサイズの色とりどりの水着が干されている。そろそろ午後の部開始かな?お仕事のシフトが平日休みを可能にしているという育メン・パパが愛らしいお嬢ちゃま連れでいらしていた。いつもはお昼寝の時間らしいけれど、いろいろと興奮気味で、なかなか寝られないみたいだよ。さくらんぼは3時のおやつということで冷蔵庫に直行。Yさんの到着を待つ。ちょうど試験休みに入ったFさんのご長男が子どもたちの相手をしていた。Yさんに、子ども関連施設の運営委員時代に携わっていた子育て情報誌のバックナンバーを渡すべく持参。創刊号でこの子育てひろばをご紹介したことを思い出す。時間通りにYさんが到着。が、パパと来ていたお嬢ちゃまが大泣きで、ご紹介どころではない騒ぎに。そんなちっちゃな人たちの様子をYさんがいとおしそうに見つめる。ようやくご紹介が出来て、Aさんが子育てひろばについて説明してくださる。何故に私が地元情報に詳しいのかを伝えるには、子育て情報誌を見ていただくのが一番。欠けている号もあったけれど、おおよそのところは揃っているので、わがまちのご紹介を兼ねてYさんにお渡しする。区民大学の連続講座で子育て情報誌づくりを行っていたのが7年前のこと。同じ頃にはバリアフリーガイドづくりも進められていた。意外と先進的な取り組みが進められていたのだった。そんな来歴もあって、情報系やお勉強系の子育てサークル活動は盛ん。ただし、本格的な子育て支援はなかなか発展しない。「それはどこも同じだよ。 担い手不足は共通の課題」改めてYさんに指摘されて、そうかもと思う。行政側としても、市民サイドに期待をかけるようでいて、それはあくまでも町会に、というスタンス。子育て系NPOを育てる意識はあまり感じられない。ただ、改めて振り返れば、常に新しいメニューは市民側が立ち上げて来たのだ。地元では全国に先駆けてホームヘルプを主体とした運動体が立ち上がっているし、児童館の原型も、学童保育や母の会の拠点であったりする。いわゆる公民館保育も、行政が積極的に講座保育の担い手を養成して、非常に盛んだった時期もあった。それらがどういう訳だか小振りなままでいること。いつの間にか受け手意識のほうが強くなってしまったこと。意欲だけはあるのだけれど、まとまった動きになりにくいこと。点と線であって、面にならない。束ねるのも束ねられるのも潔しとしないという傾向は確かにあるのだけれど、改めて“勘弁をつないでいく”努力が必要だなあと思う。そう痛感した直後に寝込んでしまった私だけれど。ヒアリングが一通り終わった後で、予定通りYさんを絵本屋さんにお連れする。Yさんたちが地味に続けている勉強会がきっかけとなって、自主上映会を行ったときのパートナーでもあるKさんをようやくご紹介できたことに気づく。と思ったら、いろいろお世話になっているTさんがつい先日、ご来店なさったとのこと。きゃーっ!Tさんが描いてくださった愛らしいキャラクターを全面的に使用したパンフレットもこの絵本屋さんに置いてもらっていたのに、ちょうどなくなったところだった。そりゃあ惜しいことをした。と思うと共に、Tさん的にはよかったのかもしれないなあと、これはあくまでもこっそりと思うことだけれど。思いがけないつながりでお互い感激したところで、Yさんへのわがまちのご紹介がひととおり終了した。実際に街を歩いてもらって、まるほど、こういうところなのかと感じていただくことも大事だった。月末の会議に、きっとよい提案をしてくださるだろう。お疲れさまでした。どうぞよろしくね。
2010.07.14
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ユニバーサルデザインなまちづくりを模索中の友人Yさんを、地元でもとびきりの場所にご案内。このブログはもちろん、あちこちで紹介している場所。場所も素敵だけれど、この場所を作っている人々が、また素敵。その中でもぴかいちのHさんもご紹介。ちょうど常連さんたちが多く集う食べ物研究会で杏クラフティーづくりの真っ最中だった。親子でああだこうだといいながら楽しそう。HさんとYさんのお話を聞きながら、お菓子づくりに夢中な親子の中に懐かしい顔を発見。お子たちも随分と大きくなった!これ、地元施設巡りならではの楽しみのひとつ。この場がいかにして作られたか、そして、現在どのようにして場づくりが進められているか、徐々に話は進んで行って……。杏クラフティーがオーブンに入れられると、お次ぎは煮込み中の杏ジャムをかき混ぜる作業。そんな作業を続けながらの取材が続く。思いがけず、Hさんが作り置きの杏ジャムをアイスクリームにかけて供してくださる。ううう、美味しい!Yさんが母たちにインタビューを始める。一通りの取材が終わると、お次ぎは、下の階のコミュカフェへ。待ち合わせ場所に指定していたら、まるで手ぐすね引いていたかのようにMさんがいて、秋の連続講座の相談を持ちかけられたのだった。取材が終わったら、また戻ってくると約束していた。で、美味しいスイーツと入れた手の珈琲を注文、再び講座の相談が始まる。保育・育児分野では理論的な強い味方でもあるYさんまで同席という、何とも贅沢な陣容であれこれアイデアを出し合う。Yさんは、ともかくこのコミュカフェの雰囲気を気に入ってくれて、普段の活動エリアからは、かなり外れた場所ではあるけれど、いきなり立ち寄ってくれそうな予感。ふふふ、コーディネート、見事に成功!の瞬間。このあと、この地域周辺も見ておきたいとのご希望に応え、JR最寄り駅まで、しばしの散歩。そして、さらにお薦めスポットにご案内。Yさんと同じ会議でユニバーサルデザインのまちづくりを検討しているFさんの本拠地。土曜の午後でも、Fさんは仕事の真っ最中。呼び出してもらって、しばし懇談。国の動きや、その後予測される基礎自治体の動向等、かなりシビアな話も飛び交う。わが地元の仲間の代表的な人々をいい感じで紹介できた。来週は、再びYさんにお越しいただいて、今度は子育てひろばを紹介する予定。そうだ、ついでに絵本屋さんも紹介しておこうかな。そこまで出来れば、わがまちの一応のアウトラインは見せられたことになるかも。いずれ、率直な感想を聞かせてもらえるだろうね。それこそが楽しみでもあり、不安でもあり。Yさんに、子どもとの暮らしの現場そのものを見てもらえることが何より大事なことなんだと思ってはいるんだけれど……。ともかく、いろいろ活発に動いている割にマイナーなわがまちだから、きちんとご紹介できるチャンスには、きちんと応えたいと思うのだ。「Hさんの考え方そのものが ユニバーサルデザインだった」うん、そうなの。お次ぎは、ちょっと違う角度から、ユニバーサルデザインの具現化された場所をお見せできると思うよ。
2010.07.10
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物事をきちんと理解するにはそれなりのプロセスと手間と時間がかかるらしい。まして新しい概念をじぶんのものにするのは難しい。全国に先駆けて訪問型家庭援助をスタートさせている知人にかなり具体的なプレゼンテーションをしてもらったら、ものすごく分かりやすくて、驚いた。すでに、いくつかのテキストを読み、講演だって聴きに行っているのに、あっという間に、手に取るように理解できた。もっとも、知人も加わって作成したテキストの編集に関わり、文言の一字一句に至るまで、集中して扱うプロセスを経た後だったからということもかなり関与していたかも。育児支援も介護も、非常によく似ている。共に家庭に入り込んで、それぞれの家庭の事情を理解、寄り添いながら、家事援助等を通じて、対人援助を行う。最終目的は、その家庭がより過ごしやすくなること。だから、育児も介護も、本当に必要とされているのは分野別の細かなスキルよりも、大本のところの家庭支援、家族援助というマインドなのかもしれない。援助者と利用者が一緒に、というところが肝だ。といいつつ、細かなスキルはバカに出来ない。特に介護に関しては、体位変換ひとつとっても、生まれたての赤ちゃんを胸にかき抱くつもりで愛情を込めた動作が出来ていないと介助される人に大変な不安と恐怖を味合わせてしまうことになる。訪問型の育児支援の本当に素敵な部分を、知人のプレゼンで深く理解することが出来て、本当によかった、と思った。医療に携わる人々、福祉全般に携わる人々同様に、育児支援に携わる人々もまた、やりがいを十分に感じている。ポイントはそこだった。グッドストロークの応酬。改めて、人と人との出会いということを思う。こうやってご近所同士が出会えるのであれば、また、知り合えるのであれば、地道に続けて行くことに大きな意義が見いだせようというもの。思えば、ファミサポだって、そもそもの目的は同じだったんだよね。誰かを支えたいと思う人と、助けを求めている人とをつなぎ、そこから改めて出会いがあって、知り合って行くその過程を支えて行くこともであるのが訪問型家庭援助という事業なんだろう。せっかく深く理解できたのだから、ひとりでも多くの地元の仲間に伝えたいと思った。まずは、誰に伝えればよいのかしら。子ども・子育て新システムを、裾野の部分で確実に支えて行けるのは、こういう事業なのかもしれないなあ。全体を見ながら、細部も見る。行ったり来たりが大切だと思うのは、こんなとき。
2010.07.07
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3月まで委員を拝命していた委員会の傍聴へ。「策定した計画の今後を見届けるため、 再び公募に応じるお気持ちはないですか?」事務局担当係長に尋ねられたとき、正直有り難かったけれど、公募なんだから後進に譲って、傍聴しながら見守るという方法があるよねと思っていた。エレベーターで会議室に向かう途中でI部長が乗り込んでくる。先日のイベントのときにお会いして、「今後は、なんとか時間に都合をつけて 傍聴に伺いますから」と、すでにご挨拶済み。計画の進捗状況を確認していく委員会のメンバーも、団体推薦では代替わりしていたりして、それなりに新しい陣容になるようだ。会場に到着すると、子ども関連施設の施設長Nさんとご挨拶。「傍聴席のほうが怖そうですね」と言われる。まさか、そんなことありませんよ。保健福祉や教育委員会からも担当課長が同席、前年度の計画の進捗状況を振り返る。いろいろと突っ込みどころはあるのだけれど、誰も説明された計画の中身に具体的な質問を行う人はなく、それぞれの立場からの意見が出されていく。団体推薦のおひとりが、大好きな子ども施設のSちゃんことHさんで、思わず心の中で拍手。鋭い意見や質問を熱心になさっていた。ほらあ、ちゃんと委員さんの中にいらっしゃるでしょ?“怖い人”が。公募で新たに就任した二人の委員のうちひとりは、古巣の子ども関連施設の現運営委員Sさん。福祉の専門職でもあり、新たに保育士とNPのファシリテーター資格を取得、高齢者から子ども・子育てまでを幅広くカバーする人。もうおひとりは、美術館で企画を担当していたというこういう場ではかなり違ったアプローチの出来る経歴の持ち主で、現在は子育てに専念している女性。彼女がアートを通じたユニバーサルデザインについて語り、場の雰囲気が変わった。現在、公開されていない審議会のひとつにユニバーサルデザインに関するものがあり、なかなか意欲的な取り組みがなされている。そろそろオープンになるみたいだ。委員として関わる知人と先日話していたのは、やはり富山方式に倣って、乳幼児親子と高齢者がともに過ごせる居場所の提案が先々によい影響を与えていくだろうということ。子ども・子育てに特化したこの委員会ではなかなか提案しづらいことは、委員時代に痛感していたのだけれど、彼女が発言してくれて、嬉しくなった。傍聴席には手話通訳者が同席、聴覚しょうがいの方の参加をアピール。傍聴席はお先にユニバーサルデザインを実現していた。年に1回ペースでのんびりと進む予定の委員会。それでも緊急課題が生ずれば、招集されるかも。そう、私たちのときのようにね。(いやあ、あれはタイミング的には緊急課題ではなく、 予定されていたはずの課題だったのに、 結局、時間がないとかなんとか理屈をつけて、 地域保健福祉計画と後期行動計画策定のため、 ほぼ毎月ペースの開催に変更されたのだった。 計画の素案に関する区民説明会で、 誰も突っ込まなかったのが不思議だったくらい)なんといっても、子ども・子育て新システムの検討が着々と進んでいて、会議の冒頭I部長も「この新システムがわが区に及ぼす影響は大きいと思います」と明言したばかりだ。これまでとは違った風が吹きそうな人材の登場で、緊急課題が生ずることを祈りたくなって来ちゃった。会議終了後、見知った方々にご挨拶。もちろん元キュレーターさんにもご挨拶して、2週間先に開催される私たちのイベントにお誘いする。公募っていいよね、こうやって新しい人材が仲間入りするんだもの。案外、粋な人選をすることがあるんだよ>わが区。なじみの委員さんと新たに加わったSさんと4人でお昼をご一緒する。Fさんから、「今日は午後も会議で、一日区役所」と訊いていたところ、その午後の会議がユニバーサルデザインに関わるものと聞き、何とも奇遇だなあ、と思う。さまざまなしょうがい者が参加し、どちらかと言うとバリアフリー寄りな議論になるらしい。「ともすれば意識改革をという精神論で お茶を濁しがちだよね」「確かにソフトが大事っていう論調に向かっているの」「今日みたいに、お互いの姿を日常的に見せ合い、 同じ場所で過ごせる場づくりという提案のほうが、 長い目で考えても、遠回りのようでいて早道だよね」「そうなの。 横断歩道をどうするかっていうだけで、 しょうがいにごとの要望が出されちゃうんだもの。 お互いを知り合うことが出来る場所という提案こそ ユニバーサルデザインよね」わいわいと話しているうちに、タイムアウト。Fさんが次の会議へと席を立つ。Fさんの後ろ姿を見送りながら、のんびりと駅に向かう。「これからは、アウェイに出ていくことが大事よ」とSさんに言ってみる。「アウェイかあ。そうかも」まずは区の委員会にデビューした訳だから、そこから足がかりをつかんでいってね。そして私は、より若い人たちの活躍を、応援していこう。
2010.07.02
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思い切って美容院に行く。もちろん3年ぶりに髪を切るため。切ってもらいながら、ついでにカラーリングもお願いする。ここ1年で急速に白髪が増えてきてしまって、鏡を見るたびに老け込んでしまう感じ。「カラーリングは初めて」というと驚かれてしまう。お肌が弱いということもあるけれど、母や友人のように染めずにロマンスグレーを目指すのもいいかななんて思っていたのだ。ところが、夫からクレームがついた。「ねえ、なんでもいいから 髪の毛、染めてみたら?」“愛しのダーリン”(笑)に言われては仕方がない……。肌にやさしいカラーリング剤を置いていると知り、「じゃあ、この際お願いしよう」と思ったのだ。染めている間、周囲のお客さんとスタッフとのおしゃべりにしばし耳を傾ける。何でも朝一番からお店が混んでいて、不思議に思っていたら、今日はW杯の対オランダ戦で、夜のサッカー観戦に備えて、いつもより早めに人が動いているらしい。ああ、いけない!娘たちが代々木体育館でのコンサートに行くので、「帰りは渋谷から帰ったほうが空いてるよ」と勧めてしまった。先日の対カメルーン戦終了後、勝ったこともあって、渋谷の街が、歓喜のあまり興奮した集団で荒れたと聴いている。帰宅してみると、すでに娘は出かけた後。大丈夫かしら?と案ずるも、私は私で友人との予定があり、そそくさと出かけてしまう。ご近所にあるとびきり美味しいイタリア料理店で、ワインとアンティパストで乾杯。ここでも、「今日は空いていますね」「対オランダ戦ですからね」という会話が挨拶代わりに行われる。実際、その日のお客は私たち以外に2組だけ。いつもはあっという間に満席になる人気店、だからカウンター関覚悟で来店したんだけど。友人は児童養護施設で暮らす子どもたちに嬉しいサプライズを届けようと、あるプロジェクトを立ち上げ、推進中。今日も、そのプロジェクトの帰りだった。プロジェクトの成果を見せてもらう。ううう、なんて素敵なんだ、涙が出ちゃう。子どもたち、何とも言えず柔らかな感じで微笑んでいる。先日のテレビ取材時にも、「うれしいと思えることが大事」と切り出したのは、彼女だったっけ。場を和らげ、気持ちよく推進させるムードメーカー。このプロジェクトも「うれしい」を届ける。いかにも彼女らしい発想。そのうち、具体的な中身をご紹介出来る時が来ると思う。優しさと愛にあふれている彼女が落ち込む事件があったと聴いて、今日のワインの夕べとなった。クラスメートに荒れた態度で精神的なダメージを負わせた子どもが、その被害者の親から「学校から出ていただくか、訴えるか」と迫られているのだと言う。当の本人はかばってくれる親も親戚もいないという立場。そこにPTA幹部が間に入り、事を荒立てる前に、出来ることはないかと思案中という。彼女は、たまたま付き合いのある方から、その方の親戚のお子さんのクラスメートの話として聞き、応援を求められているらしい。そのお子さんによれば、学校から追い出されるほどひどい子じゃないのだとか。話を聞きながら、あることを思い出す。10年以上前のことだから、学校のスタンスは随分違うけど。同じように、荒れた態度でクラスメート何人かに怪我をさせた子がいて、被害を受けた子どもの親が学校に相談したら「当校は何も出来ませんので、転校なさることをお勧めします」と、今だったら新聞が飛びつきそうな対応をされ、一人の子どもが転校して行った。事態を知ったほかの親たちが緊急保護者会を招集、親同士の話し合いと共に、学校をも交えて意見交換を行った。そこで判ったことは、荒れた態度の子どもにもそうなる背景があり、原因のひとつとなっている親にも自覚がなかったこと。親同士、意見を述べ合うことは簡単だが、誰かに意見されたくらいで事態が改善するなら、いじめも虐待も、とうの昔に無くなっているはず。何より、そんなことをしても、子どもの荒れの解決にはならない。緊急保護者会の結論としては、共に忙しい生活ではあるが、もっと学校に足を運ぼう、親も見守っている、気にかけていると、子どもたちに示そうというもので、そこから、毎朝の本の読み聞かせが始まった。荒れていた子どもの表情が和らぎ、クラスが落ち着いて行く。結局その学年では、卒業するまで朝の読み聞かせが続いた。最終学年のときに取材をさせてもらったら、当番の保護者が本を読み始めたとたん子どもたちは集中、最後まで集中が途切れることなく真剣に耳を傾けていた。「読み聞かせを続けているうちに、 学年の子ども全員が いとおしく感じられるようになりました。 何だか私までこの学校を卒業する気持ちでいます」終わった後の保護者のコメントだ。彼女は出勤前に当番を続けてきた。「いい話ですねえ」友人がにっこり微笑む。確かにいい話。教育改革の議論が吹き荒れていた時期。こんなこともあった。怪我をさせられた女の子のひとりが娘のバレエの仲間で、緊急保護者会の中心となったのが大学の後輩という偶然も重なっている。私たちの世代も捨てたもんじゃなかったんだと胸を張ることも出来るけど、そういう行動を促したのは、私たちを育てた環境、時代だったとも思う。現場では、このような努力が続けられている。ときにこの話のように事態を改善させることもあれば、上手くことが運ばず、双方に傷が残ることもある。友人が憂う事件は、どのような解決を見るのだろう。気がつけば、お店の閉店時間で、そのまま夜風に吹かれて少しだけ歩く。バスに乗り込む友人を見送り、帰宅するが、娘はまだ帰っていない……。一緒にコンサートに出かけた友人のお父様が車で送ってくださり、車を待っていたためシンデレラ寸前の帰宅。「渋谷? 人通りが少なくて静かだったよ」21:30にはコンサートは終了、サッカーファンが対オランダ戦に釘付けになっている間に渋谷駅から電車に乗ることが出来たらしい。ああ、よかった。
2010.06.19
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今年で3回目となる地元のイベントに、今年は主催者側実行委員として参加。実行委員と言っても、終盤の事務局会議こそ極めて真面目に参加できたものの、準備段階の会議にはほとんど参加できなかった。ま、なんちゃって実行委員ってところか。特別講義への受講を予定、参加できないと言っていた娘が直前になって参加表明、親子で直前打ち合わせから参加する。で、打ち上げで発表された最終動員数は3700名。昨年を2000名以上も上回る結果となった。実行委員会立ち上げのときから、事務局の今回のこだわりは一貫しており、近隣地区のイベント動員数を大きく引き離す結果を残すつまり昨年度までの2倍以上の動員を目指して、諸々が動いた。会を追うごとに、本来の趣旨からかけ離れていく。鋭くそれを指摘したのが、初回からスタッフ参加してきたわが娘だった。「子育て支援と言いながら、 より多くの動員を目指し、 参加団体の最終的な利益誘導で、 今回は、とうとう手作り感が皆無だった……」これについては、今回初めて参加した自然育児系団体の方が、イベント開催中に耐えきれず、実行委員長と事務局長に抗議したのだと打ち明けてくれた。「私たちの活動コンセプトと、 このイベントの開催コンセプトに大きなズレが感じられ、 今回の参加についても失望感を抱いているし、 来年度の出展にも疑問を感じている」イベントの最中に直談判したのは「今言っておかないと、いつ言えるか分からないから」ときっぱり。今年は、一団体のみが大きく名前を出すことを避けるべく、地元自治体の共催を始めから狙い、見事に交渉に成功、表面上は特定団体のカラーを払拭することが実現できたが、明らかに参加動員数さえ伸びればいいといった感じの運営方針。対象である子育て家族は、完全にお客扱いで、実際に訪れた人々も、「どれだけ得して帰るか」を露骨に表す人が多かった。仲間のひとり曰く「くれくれ族」。訪れた人々に露骨な振る舞いを許すこと自体にかなりうんざりしてしまうのだけれど、準備段階からきちんと参加できなかった身ゆえ、そういう状況を甘んじて受け入れねばならないだろうね。記録的な動員数かもしれないけれど、これも娘が指摘するように、「単なる実績づくり」。18の小娘にそう言い捨てられても、恐らく首謀者は痛くも痒くもないだろう。この路線で行っても、来年以降も恐らく人は来るだろうし。非常に象徴的なことではあるなあ。そこのところを改めたければ、今回のようなイベントに乗っかるのではなく、自分たちが望む趣旨のイベントを自分たちで立ち上げるしかないのだと、主催者に抗議をした団体の方に申し上げておいた。こうやってタネをまくやり方もある。単なるタネまきではなく、すでに土を耕しておいき、今後、育てていけるだけの環境づくりが出来ているところにタネをまく。まいたタネは、着実に育っていけるだけのものは持っている。大きな数字だけを追いかけるんじゃなく、実質的なものも伴わないとね。本当に面白くなるのはこれからだ。
2010.06.13
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暑いだの寒いだの言っている間に、晴れれば初夏の陽射し。そうよね、もう6月だもの。陽射しは強くても、からりとさわやか。そこのところが昨年とは少し違うかも。で、このよき季節に青空の下でワールドカフェをとのお誘いに、早速出かけてみた。場所は新宿御苑。よく晴れていたので、日傘持参。もちろん日焼け防止のケアも万全。が、そこは女性スタッフの機転で、木陰の心地よい場所に会場が設営されていて、日焼けの心配はもとより、暑さも気にすることなく熱い意見交換のひとときに。アルコール飲料持ち込み禁止の公園ゆえ、ソフトドリンクで乾杯して自己紹介。今回もさまざまな背景を持つ人々が集まった。今日のお題は「持続可能性」。自分自身が持続可能であるために、さらには、世界全体が持続可能であるために、必要なことは何だろう?5つの“テーブル”が用意され、メンバーは思い思いの場所へと移動しながら意見交換を楽しむ。メンバーによって、物質主義的な話、精神主義よりの話と、内容が変わるところが例によって面白い。社会の暗部ばかりを取り上げる人がいたり、日本国内のみならず、世界に目を向ける人もいて、それぞれの持ち味が相まって、独特な世界が醸成されて行く。ラストの“テーブル”では、「5000ねん、1万年後にも思いを馳せてみて」との提案。とっさに、それなら現状をなんとか維持ということで、「何もしない」という提案が思い浮かぶ。が、風に吹かれていたら「そうか、メンテナンスしながら保たせるのもありかな?」というアイデアが浮かんで、手に持っていたスケッチブックに「全ての産業にメンテナンスという視点」と書き込んでみる。お互いの意見交換でアイデアとその発想までの経緯を披露すると「確かに、人間こそが環境破壊の元凶なんだよね」と、男性を中心に賛同を得る。ファシリテーターは、「より深い議論」とまとめた。いつもの会議室でのワークではないので、必要なことをメモするためのスケッチブックを全員が持ち歩いてのワーク。おかげで、自分が参加した意見交換のメモを持ち帰ることが出来た。閉園ぎりぎりまで意見交換を楽しみ、最後に記念撮影。もちろんゴミは残さず拾い集めて公園の指示通りに処理。この素晴らしい環境を、きちんと維持させるべく私たち自身が協力し合わねばね。(笑)青空カフェならぬ緑陰カフェ。これからの季節、たまにはこういうのもいい。
2010.06.06
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のびのびになっていたベーシックインカム勉強会の主催。今回はこれもまた久しぶりの司会役。講師役は、とてもかわいらしい雰囲気の女性。でも、ひとたび話し始めるときりっとしていて、しかも井戸のように深ーい。井戸は間口が狭いけど、井戸のように見えて実はどこまでも広く深く鉱脈をお持ちなのではないか?と思うくらいに懐が広くて深そうな感じ。昨年秋から話題のベーシックインカムをジェンダーの視点で語るとどうなるか?基本的に、全ての国民にあまねく生活原資となるお金を支給する。すると、これまで食い扶持を稼ぐことで保たれていた男性の沽券にかかわることになるらしい。その存在意義が問われる?でもって、アンペイドワークとされていた家事労働や育児・子育てにも賃金支給の意味合いが生まれ、DVに耐える必要が無くなる→女性万歳?いやいや、そんな簡単な話ではないけれど、かなりのひとが解放されるかも。ただし、個人単位の支給ということで、自立→自律がうながされ、子どもからおとなまで、個人がバラバラになってしまうかも?なるほどなあ。聴いていてどきどきしちゃうなあ。誰か怒り出したら……、面白いかもしれないけど、司会役としては、どう受け流せばいいんだろう?内心、かなり小物ぶりを発揮させつつ、縦横無尽にお話をしていただく。少しだけ質疑応答。うん、誰も怒っていないわ。よかった。お次のゲストにバトンタッチするや、「ベーシックインカムをジェンダー視点で語る というのはなかなか斬新な視点ですが、 逆に反発を買うかもしれませんね」と。おおお、さりげなくにこやかに、こちらの危惧する部分を言ってくださったわ。生活保障、所得保障としてのベーシックインカム。ヨーロッパではかなり前から検討されつつも、まだどこの国も実現させてはいない。お金よりも仕組み、ということで、実質的にはベーシックインカムと同じだよねという制度を発達させている国はある。オランダの雇用政策やスウェーデンの学生に向けた生活支援などが、そう。持てるものがなく、あるいは育児や介護のために雇用を失うひとが増えるんだったら、生活費と学費くらいは保障するから、現下の問題をクリア、あるいはスキルアップ、ブラッシュアップして、時期が来たら、ちゃんと雇用される人材に育ってね。先行投資して、あとで社会全体に寄与する形で戻してもらおうという考え。で、ベーシックインカムの利点と言えば。全てのひとに、というところで、働けないひとも恥ずかしくなくなるし、社会に受け入れられていると感じられる。尊厳が守られるということ、かな。ところで、子ども手当をベーシックインカム子ども版と捉える人々もいて、今日は、そちらにも議論を広げようという意図があったのだけれど、目玉となるサプライズゲストが来られなくなって、そちらの議論は、やや縮小気味に。子どもとは、まだ働くことができない存在なのに、なぜに、ベーシックインカム?という考えをするひともいますと紹介したら、講師の女性も同じ考え方で、「私も、子どもにベーシックインカムとは考えていません」とのこと。働いて生活の糧を得るという社会通念的なこともこの仕組みでは、大きく問われていく。会場でも議論は尽きなかったけれど、終わったあとの飲み会でも、さらにさらに議論が続いたのは、言うまでもない。生活に必要なお金の額について考えることは、その人の人生について考えることでもある。ほら、どうしても本がないと生きていけないと思っている私のようなひととか、好きなことが出来れば、ほかのことは最低限のものがあればと考えるひととか。で、最後は二人目のゲストのこの言葉で締めくくられ、長い居酒屋での議論が終了したのだった。「もっとお金のことを、きちんと考えるべきだよね」
2010.05.18
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地元での仲間が立ち上げた合同会社のお披露目パーティー。区長、副区長などなど、地元のそうそうたる方々が出席。昨日のおしゃべりカフェに引き続いての大イベントで、主催者側の仲間たちは、緊張の面持ちだったけれど、そこはホスピタリティーあふれるひとたちぞろいだけにきめ細やかな対応で、会場は非常に和やか。ものづくりを通して、地元の技術力をもっと広めたい。出来れば、女性の感性を活かした商品開発にもつなげたい。育児で家庭に入った女性の社会復帰の後押しにもなりたい。仲間たちの目指すところに地元自治体も全面協力の構え。地元での活動のきっかけとなった区の広報誌編集委員時代のごく初期にお世話になった女性起業家の草分け的存在のOさんと10年ぶりにお会いする。より若い友人にお願いされて、「大切な若い友人です」とご紹介。次代に引き継ぐこと、人材育成の重要さを誰よりも知る方だけに、若い友人との話も弾む。彼女たちをもり立てていくことが今後のお役目だと思う。たくさんの知人が集まっていた。わが地元の愛すべき仲間たち。今日のお披露目パーティーで、さらにネットワークが強固になったような手応えもある。こだわりの野菜に、こだわりのパンを使った料理が供される。生豆屋さん自らが入れた珈琲がまた、美味しかった!ここに並んでいるもののほとんどが、地元発。なかなか壮観な眺めかもしれない。こういう席には、必ずシャンペン持参で参加の私。今日の主催者の大好物でもあって、贈るのは2回目。ともかく全てに全力投球の彼女の、新しい門出に、乾杯。そうそう、乾杯のとき、なぜだか副区長とお話ししていて、目下の最優先事項をずっとご説明申し上げていたのだった。家に帰ってから、せっかく出来上がった新しい名刺を渡しそびれたことに気がつく。必要なことは全部伝えたのだから、ま、いいか。今頃、みんな打ち上げの真っ最中かしら?今日までの頑張りを垣間見せてもらったけれど、これからも応援するよ。ファイト!
2010.05.16
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昨日の日記を、今日の日付で更新してしまった。で、改めて5月15日の日記を書き直す。今日は、夫の○十○回目の Birthday!地元でのアンケートを行い、報告会を兼ねたシンポジウムを開催した仲間と新たなる活動を始めた。今日はその第一弾となるおしゃべりカフェ初日。活動をしやすいようにと、社会教育団体に登録をしたのだけれど、今回は、告知活動には間に合わず、口コミとインターネットのみでの広報となった。実際に参加してくださったのは6名。メンバーも入って、3つのグループに分かれ、ワールドカフェ・スタイルでワークショップを行った。1歳未満児ちゃん2名と、3歳児1名、合計3名のお子様も同席して、にぎやかに……と思ったら、未満児ちゃん二人は、開始直前すやすやとお昼寝タイムに突入。3歳児のおじょうちゃまは、メンバーのひとりが子守りを買って出て、おかあさまは議論に集中。「あなたが子どものころ、 どんな場所でどんな遊びをしていましたか?」これをアイスブレイクのテーマに使用する。団体メンバーばかりのわがテーブル。勝手知ったる仲間とは言え、お互いの幼少の頃の話をするのは初めて。途中から、遅れていらした方が参加。4名中3名が東京で幼少時代を過ごしているが、誰もが「あの頃は蛇やみみずと遊んでいた」と最も大きな今との違いを語る。1クール終わって、メンバーチェンジ。私は記録係としてテーブルに残る。次にテーブルについた方々は、全員育児休業の経験者。唯一の男性は、2回も育休をとっている。上のお子さんが学童に進んだ方は、「4年制以降の放課後の居場所が気がかり」と現行の当地での保育システムの限界に不安を隠さない。ここで出てきたキーワードは「放牧」。自分たちが子どものころは、確かに「放牧」されていたのに、自分の子どもを同じように「放牧」出来るか?「とても子どもひとりで外出させられない環境」と父親でもある男性が苦笑する。ここで休憩となるが、わがテーブルでは、そのまま議論が続く。保育園に入るまで、家族ぐるみでつきあえる仲間に出会えなかった、と児童館などでの親子付き合いの浅さを指摘する方も。さらに、結局、保育園で子どもは過ごし、親としては週末の過ごし方のみを引き受けている、と。ワーク・ライフ・バランスというけれど、生活重視で働き方を考えなくては、とても余裕を持って子どもと暮らしてはいけない。頑張って、午後6:40には帰宅するとの男性のコメントに「うわあ、うちは無理」と、ほかのみなさま。核家族の綱渡り的日常。夫が入院して、娘に学校を休ませた我が家の話をすると、「ああ」と頷かれる。子どもを保育園や学校に通わせ続ける為には、夜、ご飯を食べさせて寝かしつけ、朝、ご飯を食べさせて送り出すことが出来なければだめなのだ。ここで休憩終了。ラストメンバーは、育休中の方と団体代表。子どもの居場所の話よりも、育児全般の話に終止。地元メディアの取材が入っていて、敢えて、ワークショップに入っていただいた。いつものお砂場談義では子ども・子育て支援の制度的な話はほとんど出ないと訊いて、取材者は驚いていらした。当たり障りのない、というか、グッズやお出かけ情報などがメインなのは事実。だから、今日のような場があると、盛り上がるのだ。夜、帰宅すると、夫が台所に立っていた。わーん、お寿司やさんでごちそうしようと企んでいたのに!人様のワーク・ライフ・バランスよりも、我が家のことを真剣に考え直さなくては!と、改めて思うのだった。
2010.05.15
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