(13)理想と現実…

(13)理想と現実、寿命と役割



現実的になってしまった…結論的に。

それが 一億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方 滝井秀典 著  以降の私です。



果てしなく続くHP販売競争の果てに…成功はあるのか?
そう考えた時に…無い。
こんな結果が出てしまうと、力が湧いてこなくなってしまった。

1人だけで成功して、一人だけで成功の風呂に浸かっていようなんて出来ない。
個人は組織パワーに弱すぎる…

そうすると、みんなで互いの喜びを分かち合う方が落ち着く。
そんな考えに落ち着き…大成功の結論は見えてこない。



それで迷った時には自分の才能は、無いのか?

そう問いたくなるのです。
手相百発百中の著者 西谷泰人氏の本 をあらためて紐解いて見ます。

1979年に出版された西谷先生の初めて書かれた本でした…

それは地方の倉庫に眠った状態でしたが、私が眠りから覚まし、
手に取って読んだ時、とても新鮮で、本が好きになる一つのきっかけに
なったのもこの本があったからかも知れません。

愛知工業大学に在籍中に曲を作り、家を継ぐよりも上京して好きな事をしたいと思い、占い師に手相を見てもらった…そんな人生の岐路の話から、この本は始まります。

生き生きとした文章に思わず笑ってしまったり、とても上手とは言えない挿絵でも、何故か心をくすぐる妙味が忘れられないのです。

キリンブックスから出され、すでに絶版となり、西谷先生の本の中では、最高に面白い出来ばえでした。

しかし検索エンジンで探しても、誰もそんな本を拾って訴える方はいません。
むしろ三田明さんの「手相百発百中」が先頭に現れてしまう状態です…



[手相百発百中 ] 西谷泰人 著 より

マスカケ線

百人にニ、三人の割りで、この図79のマスカケ線に会う。
マスカケ線とは初めて聞く人も多いと思うが、一般的には百握りと言われて、特殊なので昔から知られてきた手相である。

徳川家康が典型的なマスカケ線だったことはあまりにも有名である。

この手相の人は、何か目的を決めると徹底的にやる性格で、自分がこれだ!と思う仕事が見つかれば、全精力を注ぎ込んで、他人が目を見張る実績を上げる事になるが、自分のめざす仕事が見つからない場合は、その個性を発揮する場所がなく、普通の人と何ら変わりなく、平凡な人生を送る事になる。

だから、この相の人は一生を賭けるにふさわしい仕事を見つけることが成功のカギである。

また何かのグループや団体のリーダーの手相がマスカケであることが多い。

一般に、この手相は運が強く、アイデアマンであり、人をひきつける魅力があるので、時代の流れにうまく乗って大成功する人が多い。

…佐藤栄作元首相、岸元首相、指揮者の小沢征爾氏…マスカケ運の強さは世界に通用するのである。

しかし、これは単なる運だけではなく、本人の陰のすさまじい努力とそこから湧き上がる自信によるものなのである。…

マスカケ線は、経済観念は強いので、お金の無い時などムダな出費は極力さけるが、余裕のある時はちゃんと出すのである。

また、この相は健康的には腸の弱い人が多く、それがもとで病気になる人が多い。

この手相は、天才的才能に恵まれた人が多い反面、精薄児に驚くほどこの相は現われる。
私も今までに20人ほどの精薄児を見たが、20人中10人がマスカケであった。
ただしその場合は、他の線も悪く、輝きのない枯れたような線が入っているのが特徴である。



[管理人]

久しぶりに、このページを開けて読み返してみました…

最初に手に取ってから約20年の歳月が流れているのです。

書いてあることがよく分かります。


ちなみにこの百握りは遺伝するとありましたが、自分の子供たち3人の手相を見ても、知能線と感情線は繋がってはいませんでした。

(左手の親指と人差し指の間から斜め右下に伸びているのが知能線です。感情線は小指の下からだいたい人差し指の付け根あたりに向っています。この二つの線が繋がったものがマスカケです。)

残念です。

どうしても、大局的な人生観を行こうとするので、不思議な存在になります。六占星術の天王星人の意味を知ったときもそうでした。

でも現実は、個人主義者では?ないですか…
非常に厳しい試練を乗り越えて、自己の成長に日々鍛錬せねばならない…それも私の人生なのです。

…私の人生を私がどう生きようか?
そう考えさせられる、今日この頃です。


9年前に父が亡くなり今月11日に母も他界しました。
人生は、自分の役割を果たす…このことに尽きるのかも知れません。

sin@bookの左手(略図)



…2007.1.21



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