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俳句1万句の旅☆彡 寒肥をまいて庭木の眺めけり ☆彡 季語:寒肥(かんごえ)寒中の農作物や庭の草木に肥料を施すことをいう。
2008年01月31日
朝 ・ 昼 ・ 夜 の 男 朝 朝の光に目覚める時のまぼろしのような睡魔境 新鮮なる世界のはじまりは小鳥の声と輝く空気に 包まれているものよ 昼 昼の光に目覚める時のけだるき心の睡魔境 陽光さんさんとすれど事運ばず水の冷たさに 身は凛として気高らかに出るものよ 夜 夜の光に目覚める時の淋しき涙の睡魔境 暗黒の中の小さな灯祈れども心苦しき 愛なき世界のはじまりよ
2008年01月31日
眠 る 男 幸せなる眠り 外は風が吹きすさび部屋は乾燥して喉は渇く。 テレビは大きな雑音を放つも我は知らず。 眠る。眠る。眠る。眠る。眠る。 何の雑念もなき平和な眠りよ。 何の感慨もなき深き眠りよ。 時に何かにうなされようと夢は快楽なり。 何の雑念のない無の世界なり。 わが魂も冬眠したるがごとく 無意識に眠りの中に身をゆだねる。 生まれ生き死す哀れな人の世も 眠りの快楽によって救われるものなり。 生きんがための味気なき人の 苦しみも眠りの中で消滅する。 さあ眠れ!! 眠るのだ!! 無の世界にひたりたまえ。 すべての苦痛から逃れたまえ。 それが眠りという神が人に与えた救いなり。 何の勇気もいらぬ瞼をとじるのだ。 真っ暗な世界に見えてくるだろう澄んだ青空が。 どこまでも果てしない青空が生まれるだろう。 幸せな眠りだ。 何のにごりもない澄んだ青空だ。 幸せな眠りに幸せな眠りに わが夢は無心の魂。 眠りに眠りて人を忘れ愛しき 人も父も母もすべて忘れた。 ただ青き無の世界なり。 わが魂は青い空の中にだんだんと 吸い込まれ小さく小さくなってゆく。 さあ眠りたまえ。 静かな眠りの中ですべての身も心も洗われる。 時よ 心よ いま眠るわれを責めるな。 われは眠れるひとつの屍よ。 時も心もわれにはない。 あるのは澄んだ青空だけだ。 平和な眠りが無の世界に広がってゆく。 どこへ行くのか青空よ。 静かな眠りの中で青空だけが広がってゆく。 どんどんとその青空は日本中に充満するのだ。 わが眠りの青空は美しき日本を包んでしまうのだ。
2008年01月31日
絶 壁 を あ お ぐ 男 私はいま絶壁を仰いでいる 人生という絶壁を仰いでいる 人生には多かれ少なかれ 人それぞれの絶壁がある いかにしてよじのぼりいかにして 絶壁を制覇しようかとみんな いつも考えている しかしながら絶壁を仰げば 私は赤ん坊になる どうしょうもない人生の絶壁に 対峙していると絶望的悲観から 私はいま赤ん坊になる 何も出来ないひとりの 赤ん坊になってしまう 絶壁の前で立ちすくむ赤ん坊になる 泣きじゃくるだけの小さな赤ん坊になる 泣きじゃくる私という赤ん坊の上には 青天井の冬の空がある 青天井を見て笑わない私という 小さな赤ん坊がいる ひとりの赤ん坊がいま 人生の絶壁を仰いでいる 赤ん坊だった私は大人になった 大人になると世の中が見えてきた 男と女の営みもわかった 見えてくると絶壁に登りたくなるものだ 人生という絶壁に私は手をかけた しかし絶壁は私を人生のどん底に たたき落とし苦しみをあたえ続けた 無策なるがゆえに何もできなかった 私は勉学に励み教養をつけた 人生修業に努め経験を積んだ そしてまた人生の絶壁を ひとり登りはじめたのだった 明日を夢見てただひとり 人生の絶壁を仰ぎながら おそるおそる登りはじめた しかし登れないのだ 人生という峻厳なる絶壁に 私の力不足で登れなかったのだ 私はさらにさらに勉学に努めた 私は絶壁を登るロープを手にいれた ロープをしっかり握りしめ人生の 絶壁にふたたび挑戦したのだった しかし絶壁の頂には到達できなかった ロープが切れて私は地上に叩きつけられた 大きな痛手を負って涙にくれる私であった 私は、どうしたら人生の絶壁に登れるか 毎日それを考えながら暮らした そしてついに人生の絶壁に登る方法を知った 私は絶壁に登る魔法を手に入れたのだった 人生の絶壁を立方体としてとらえるのではなく 平面的にとらえれば頂に到達することがわかった 私は絶壁を仰ぎつつ魔法の言葉をとなえた 人生の絶壁を仰ぎながら無心にとなえた そのとき絶壁はゆらぎ傾きはじめた だんだんと絶壁は傾きだした 大音響とともに崩れだしたのだ そして絶壁は完全に崩れた ただの平地になったのだった 私が獲得した魔法は言葉であった 古来からある大和言葉であった その言葉をとなえると奇跡が起こった 美しい言葉には力があった 人生の絶壁を壊してしまう すごい力があったのだ 大和言葉を知った私には自信が生まれた あれほど登れなかった絶壁は平地として 私の前に横たわっている 人生という絶壁を私は登るのではなく 軽々と歩いていけるのだ 大和言葉知りそれを使うことで道は開けた 私の前に夢と希望の世界がひろがった 私は歩く 軽々と歩く 天を仰ぐような人生の絶壁はもうない 立方体の絶壁は崩れ平地になった そして私の前には新しい道が生まれた 今年の輝かしい道ができた 今までの苦難の年に別れをつげた 新しい年のかがやく道に私はいま 健やかにさわやかに立っている
2008年01月31日
母 と 別 れ た 男 薄汚れた小さな駅で母と別れたのはいつだ とてつもない大都会へ旅立つ朝の駅で 母のやさしい眼差しを見たのはいつだ 想えばもやしのような私を見ていられず 不安になった母の涙をこっそり見たのはいつだ 列車がきて見送りの母にありがとうを言いながら 窓から思い切り手を振ったのはいつだ あどけない私の旅立ちに母の大きな手が 別れをつげ列車が駅を離れたのはいつだ 母と息子の慟哭のような別れがあった故郷の駅 そんな駅は新しく建てかえられて今は 活気にあふれている しかし私にはあの薄汚れた淋しい駅が・・・ 人生の旅立ちの駅がなつかしいのだ 母と子の温もりのある駅が脳裏をよぎり 私を故郷へ誘う 駅の風景がかわっても心の駅はただひとつ 過去の一こまにある母と息子の残影 夢と希望を抱き旅立った朝の運命の別れ あれからもう何年たったというのだ 大きかった私への眼差しも小さくなって 今は白髪になってしまった母よ 遠い昔の二人に何があったのだ あの駅のホームで何があったのだ
2008年01月30日
本 当 の 愛 を 語 る 男 つらいことはないか 困ったことはないか 疲れてはいないか 体は悪くないか そういう言葉を自分の子供や 相手に対して発声するときこそ 本当の愛情といえないだろうか 頑張っているか お金はあるか 淋しくないか 悲しくないか こういう言葉を発せられるときこそ 本当の愛情といえないだろうか
2008年01月30日
雪 見 酒 の 女 うす暗い畳の部屋で女は食事をした 障子を開けると一面が雪の庭であった 目が痛くなるような白さであった 部屋の暗さと雪の白さが目にしみる 雪の庭を見ながら飲むお酒!! 女はほんのりとサクラ色になった うす暗い部屋での雪見酒であった
2008年01月30日
誕 生 し た 男 僕はどこから来たんだろう この世に産み落とされた命の場所は いったいどんなところだったのだろう 父と母は一つの命を世に送り出した 尊い命を授けた父と母は 僕に何をたくしたことだろう 父は僕が高校生の時に死んだ 母は生きているが聞けないよ 僕に何をたくして生きてきたかなんて いまさら母が可哀想で聞けない なぜ僕はこの世に生まれたのだ なぜ僕は今も生きているいるのだ 地球という素晴らしい星に生まれて 僕は何をしたらいいのだろう 地球は動き季節は幾度となくめぐりきても なんの成長もないたったひとつの命 ああ~僕は何をすればいいのだろう 凡人の未来に何があるというのだろう
2008年01月30日
愛 を 歌 う 男 恋しいあなたに逢いたくて あなたの笑顔が好きだから あなたの瞳にあいたくて 僕は愛の歌くちずさむ あなたに届かない僕の歌だけど 愛する思いは命がけなのよ はちきれそうな気持ちを あなたは知らないけれど 愛はいつでもあなただけに ふりそそぐ 恋しいあなたへと 愛は一途にふりそそぐ ひとり窓辺で永遠の愛を あなたへ愛の歌を捧げてる 愛の歌を今日もあなたに 誠の愛を僕の心をあなたに 捧げてる 恋しいあなたに逢いたくて あなたの笑顔が好きだから あなたの瞳に逢いたくて 僕は愛の歌うたってる
2008年01月30日
死 に 向 か う 魂 の 男 仕事の帰りにバスの窓から外を見ていた時 「忌中」の文字が目に飛び込んできた。 ああ~また誰か死んだのか!! 私の心は「忌中」の文字で沈痛になった。 死という現実がこの世に存在していることを 知るにつけ生きる闘いと死ぬことの闘い。 この間でもがいている私という存在。 死という文字を認識する時にいつも 揺れている自分の心を感ずるのだ 死が誰かの魂を引き裂き命という 尊いものが死の闇底に落ちていった。 これまで生きるために生きようとして いかほどの鼓動で全身のすみずみまで 脈打つ血を心臓は送りこんできたことだろうか 肺はどれほどの空気を吸い胃や腸は どれほどの食物を消化してきたことだろう。 でも死という闇底は人間の命の朽ち果てる のをいつもうつうつとして待っている。 今この目でみた「忌中」の文字の中で 血族という名の集合体が一つの魂と 永遠の別れをしていることだろう。 われわれもいつか「忌中」という 文字の中に飛び込んでいく運命を 背負って生きているのだ。 私の魂は死に向かって日々刻々と 闇底に落ちて行くことに少なからず 抵抗し健康とか長寿とかそういうものに 心して生きようとしている。 しかし遠い闇底に横たわっている死の中に 私という魂は確実に向かっているのだ。 男や女、君や僕という生命体、心体が この世から完全に消滅する。 生者の宿命とはいえ、なんというむごい ことがこの世には存在しているのだろうか。 私という心体が棺おけに入るときあなたは 寿という一片の花びらを私の棺の中に 投げ入れてくれないか。 父と母からもらったたったひとつのこの命。 何も役に立つことはなかったこの命かも 知れないが命ある限り生をまっとうした 暁にはせめてもの慰めでいいから 私の心体を花びらで飾ってほしいのだ。 命ある限り死に向かう魂は遠い地平線の 向こうに潜む誰も見たことのない死の淵に・・ 死という実体のない世界に心体を横たえるのだ。 寿という花に飾られた命が私の生きてきた 限りある人生に何という雄叫びを発する ことであろうか。 生まれてこのかた死に向かう魂の中で 人間は力いっぱい生きているが 数々の想い出も夢も希望も愛も 死をもってすべて消滅するのだ。 私の命の魂は幾多の困難や苦痛から 解き放たれるその時死の闇底で安息の 魂を得るだろう。 その死顔はきっと弔問客をやすらぎの 表情で迎えることだろう。 ああ死に向かう魂!! 人は何故死に向かう魂を抱きながら 死の闇底に落ちていくのか。 せめて夢と希望と光輝に満ちあふれていた 肉体と精神の青春時代の魂をもう一度 呼び戻してその魂を抱きながら楽しい 夢を見ながら堂々と胸を張って死の闇底に 落ちてやろうと思う。 死に向かう魂を光輝に満ち満ちた魂に変えて やろうとして自己の心体を磨きつつまぶしい までの輝ける魂を抱いて死の闇底に私は落ちて 行く男でありたい。 それが今の私という死に向かう魂だ。
2008年01月30日
お し ゃ れ な 男 おしゃれには努力がいる 自分のスタイルを作るには 時間がかかる 完全なスタイル・ 自分自身が納得できる姿 これは自分探しのひとつの テーマである 自分探し・自分のために おしゃれをするのだ
2008年01月30日
人 生 を 歌 う 男 おお人生 生きることの楽しさ 歌を歌い口笛吹いて おお人生 素晴らしき人生よ 生きるふたり 目指すは遠い果て 素晴らしい喜び 愛しい人 可愛いい人 生きているみんな おお人生 素晴らしき人生よ 生きる喜び 君と生きる おお素晴らしき人生よ おお人生 素晴らしき人生 おお人生~ おお人生
2008年01月30日
青 い 星 を み つ め る 男 青い星を見つめれば 幸せいっぱい飛んでくる 僕はうれしく声あげて 幸せ歌に酔いしれる だけど星は知ってる あの娘のことを 思いよせて苦しめば 胸が痛むよこの胸が
2008年01月30日
い つ も 笑 顔 の 男 いつも笑顔で生きたいものだ ルンルン気分で生きたいものだ この世に生まれ寝てや覚めてのくり返し 生あるかぎり笑顔忘れず生きようよ 涙のなかに笑顔して生き抜こうよ 生きているんじゃないんだね 生かされているんだね 地球という星に大地に 日本に日本人として いつも笑顔で生きたいものだ ルンルン気分生きたいものだ 生きて生かされ生かされ生きて いつも笑顔で生きたいものだ ルンルン気分で生きたいものだ
2008年01月30日
急 行 列 車 の 男 走れ 走れ 走れ 急行列車 希望の旅さ つっぱしれ 夢もある 喜びも 窓に頬よせ 歌うたい 走る列車の楽しさよ もっと もっと 飛ばせよ 走れ あてなどなくていいさ きままなものさ 好きなところで降りるがいいさ 雨が降り風が吹いても 走る列車のすさまじさ 希望が飛ぶ 夢も飛ぶ そんな愉快な旅に向かって 走れよ走れ走れどこまでも 急行列車は今日も行く
2008年01月30日
無 名 の 風 船 を あ げ た 男 熱すれば熟し冷めれば落ちる我が涙 落涙の証は人に語れなくとも 自己の過ぎし魂の消化に涙あふれたり 今日も明日も時は待ってくれなき 悔恨の念ありて反省しきりなり 春が訪れても心悲しき日々よ 愚かに空費した歳月が悲しき 無常の時という涙のいっぱいつまった 風船がひとつ春風の中に舞いあがった。 どこというあてもなく淋しく遠い旅に 行方のわからぬ旅へと舞い上がっていく 生まれてこのかた僕の魂をのせて 無名の風船はいずこえともなく 小さくなりて春の空に消えていった。
2008年01月30日
津 和 野 の 女 しずかな街津和野をゆけば 想い出だけが走馬灯 小さな城跡ここに立てば 栄華の昔しのばるる だけど今はむなしいわ 私の恋ににて ひとりめぐる城跡に 淋しい風が舞う ああ~ひとりぽっちの女の旅よ 女心にせつない風が舞う しずかな街津和野をゆけば 愛する人に逢いたくて 小さな城跡ここにくると あなたの言葉想い出が だけど今はむなしいわ 私の恋は去ったよ ひとりたたずむ城跡に 冷たい雨がふる ああ~ひとりぽっちの女の旅よ 女心に淋しい雨がふる
2008年01月30日
山 の 向 こ う に 行 き た い 女 いつも眺めるあの山の向こうには 何があるのだろう 山の向こう側には幸せがありますか 山のあなたの空遠く幸せありますか 幸せの青い鳥もみつけられますか あの山を超えたなら夢の花園ありますか いつも仰いで夢を見たあの山の 向こうにはどんな幸せありますか おやゆび姫も白雪姫もかぐや姫も シンデレラも住んでいますか 桃太郎も金太郎も一寸法師も浦島太郎も 牛若丸もガリバーも住んでいますか 紫式部も清少納言も 住んでいますか 坊ちゃんも風の又三郎もロミオと ジュリエットも住んでいますか 啄木も牧水も晶子ちゃんも 藤村も住んでいますか 芭蕉も一茶も蕪村も 山頭火も住んでいますか 竜馬も総司も隆盛も 住んでいますか あの山の向こうに住んでいる 愛する人に逢えますか 昔話や童話の世界で 遊ぶことはできますか 飛んでいきたいあの山をこえて あなたたちの住んでいる夢の花園へ 雨ニモマケズ風ニモマケズ 月の砂漠を駱駝にゆられ・奥のほそ道 銀河鉄道・蟹とたわむれ・じっと手を見て ヴィオロンのためいきの身にしみて あの山の向こう側にある夢の花園へ いつか行きたい私です
2008年01月30日
両 手 を 使 う 男 男にも女にも二つの手がある この両手が幸せになるキーポイントです 両手をいつもブラブラと手持ちぶたさに していては幸せになれない!! 5本の指が10本の指があなたに幸せを呼ぶ そのためには手ぶらでいては絶対にいけない いつも何かをつかみ握りたたき開き打ち はさみ常に動かすことで人生は充実します 寝るときと休憩のほかは何かをつかみ持て!! 紙切れ1枚・鉛筆1本をつかみ持て!! パソコンも両手を使ってキーボードを打つ ピアノを弾くのは10本の指だ!! 一日に何度手指で仕事をしたかによって あなたの人生は確実に変化する その変化は幸せへの扉を開く変化だ それを知った者が人生の勝利者となれる 両手を遊ばせてはいけない!! 両手を動かしている限り幸せは近づいてくる 動かさなければ幸せは遠のいていくのだ 両手の使い方がうまく力のある人は強い 両手を使い仕事をすれば人生の道は開ける 両手を遊ばしておくのはもったいない さあ今日からあなたは両手を動すのだ 10本の指をうまく使いこなせ それがあなたの幸せにつながる 永遠のパスポートです
2008年01月30日
舞 妓 さ ん と い う 女 あなたはいま日本で一番きらびやかな存在です 舞妓さん あなたの一挙手一投足が日本の美を奏でるのです 舞妓さん 私はあなたが好きです あなたが体現する日本の美が好きです 舞妓さん 私はあなたが好きです あなたの心の中にひそむ美の心が好きです 舞妓さん 京都の街をゆくあなたは とっても美しいです その美しさは、世界に誇れるものです 探していた日本の美そのものです 舞妓さん あなたの純粋な美に魅かれあなたを愛します あなたの洗練された美に魅かれあなた愛します
2008年01月30日
ち っ ぽ け な 男 星空を眺めていると自己のちっぽけさが身にしみる 地中には地震があり地上には風雪雨や台風がある そして天上にはカミナリがあり星空には流れ星がある われという存在は地上のちっぽっけな生物である 生物だから生物として生きるのが妥当である 凡人は凡人として平凡にこの世に生きる生物 としてこの地上に生まれてきたのである 地上の星にも天上の星にもなれない ちっぽけな生物として生まれたのである 凡人は凡人としてちっぽけな生物として 生きて行くのがこの世の定めなのである
2008年01月30日
松 葉 杖 の 男 松から生まれた松葉杖 命ささえて松葉杖 松葉杖つく冬の道 ゆっくりゆっくり ふたつでひとつ松葉杖 命ささえて松葉杖 冬の道ゆく松葉杖
2008年01月30日
知 恵 の 輪 の 女 ん? うん えっ えへん うん? ええっ あそう ふふ~ん ん? ははぁ~ ふ~ん~ まぁ~ それで? ああそうなの。。。ああぁこれっ う~ん ややこしいもんだね う~む ああそうするのぅ 「。。。。」 うんうん いいよいいよ あらら くっくっ まぁ~ いやぁ~ どうすればいいの? ああ~~ いやいや知らなかった輪!! ほらぁ~ へぇ~ わかった輪~~ あはは あははっ ほほほぅ くすくす うまくいった輪ー よかった輪ー この知恵の輪おもしろい輪ー
2008年01月29日
想 い め ぐ ら せ る 男 私はいま遠い過去に想いをめぐらせている 過去・先祖代々の私たちの祖先たちの姿 父と母・祖父と祖母そしてそれよりも ずっとずっと遠い遠い果てしない過去の 日本へと想いをめぐらせているのだ それを想起すれば、深遠・広大無辺の 一大人間ドラマがある 人間はいつ生まれたのか 日本列島に生存しかつ渡来して来た 私たちの祖先たちは何を見て何に 心を砕いてきたのだろうか 私の血の中にも一滴の血の中にも 延々として遠い遠い過去からの 大きな歴史ドラマの目に見えない ひとかけらが引き継がれて いるのだろうか 私たちは遠い遠い果てしない過去に 目を見開いて日本人と日本列島への 想いをより深くすべきではないだろうか
2008年01月29日
わ が 足 を 語 る 男 汚い足でもわが足だ 地につかぬ足でもわが足だ 僕が生まれてはじめて両足で立ったとき お父さんとお母さんはとっても喜んだ 自分の小さな足できれいな足でヨチヨチと 歩いてお母さんの胸に飛び込んだとき お母さんは僕を力いっぱい抱きしめてくれた だけど僕は今よごれた真っ黒な足で 人生という道の上に頭をたれて立っている 真っ黒な足でよごれた足で立っている
2008年01月29日
断 崖 に た つ 男 私はいま断崖にいる 断崖に立ち冷たい冬の海を見ている あかね色の夕日が空一面をそめつつ 海の向こうに沈んでいくところだ 水平線は大きな円弧を描いて横たわり 地球は球体であることを知って驚愕する 私はいま断崖にいる 断崖に立って海を眺めているとこの海は どこへ繋がっているのだろうかと考える アメリカか、カナダか、南米なのか。。。 海の繋がりはそれでいいだろう ただ夕日が落ちていくのを見ると夕日は 想像もつかない世界へ繋がっているようだ 大宇宙というとてつもない別世界へ。。。 断崖に立ち沈みゆく夕日を見る男がひとり 古来からわれわれの祖先達も連綿として この沈みゆく夕日を見つめてきたことだろう 夕日でも朝日でもどちらでもよい!! 陽が昇り陽が沈みゆくこれのくりかえしを 見つめてきたことだろう ブッダも朝日を見たのだろうか!! キリストも夕日を見たのだろうか!! 断崖に立って沈みゆく真っ赤な夕日を ひとり眺めたのだろうか
2008年01月29日
鏡 を み る 女 鏡は私の心を映す 春夏秋冬の私の姿 鏡はすべてを知っている 鏡よ鏡 教えておくれ 明日の私はどうなるの 何もいわず鏡は笑っている
2008年01月29日
新 生の 道 に た つ 男 君は行く大きな野望と夢を抱き現実の 安楽さを捨ててあえて苦渋の道へと 君の脳裏にうずまく心情いかなるも 君は行く淋しく遠い試練の旅へと 東に行けば君の身たつば われは案ず君の行く手を 時に幾度か君の夢を見て君に手紙を書く 新たなる君への示唆がわが筆をはしらせ 少なからずも愛あるわれの温かき心なるを いかに生きていかに過さん 汗と涙の中のひとときに憩いあるやなしや 安楽の夢の中に遠隔のひとりの 友の顔を君は思い出したまえ かの過せし君の町になんの残像なくも わが部屋の君の本にぞ夢のような 淋しき想い出のあとなり 夜を明かして語りしすべは 誰が人にも黙すべし 君の進路にいま光見い出せねど いつか君の命がはじけ飛翔する時を われは予感するものなり ああ~君は何を欲し何をすべきに 村を出て索漠としたビルの喧騒の中で 君日々の労苦に小さくなりて生きることなき こよなくも愛すべき里をはなれ 父母のぬくもりの中で育てしかの地を 今はじめて優しきわれを醸成した 原点と知れり 君はただ一人小さき部屋で一日の 疲労をいやし胸の痛みをこらえて 一服の煙草を吸えり われを想うすべなき日夜の精魂 この時にこそ軽やかなまどろぎとなりて 次の日も次の日もまた君は一人何に楽しき 何に悲しき知らねども確かに時は 流れていくものを されど君生命ぞ世の変容になんら 臆することなき新生の道に向かい 一人荒野にたてり 君は行く 君は行く 新生の道に一人たつ
2008年01月29日
た こ 焼 き を 売 る 女 寒風をついて路上で働く人がいる 夫婦でたこ焼きを売る人がいる 寒風は吹きすさび身は凍える 手は冷たくて震える その手をこすりながら たこ焼きを売る 深夜だからお客さんは一人もいない それでも二人は、たこ焼きを売る お客さんが買ってくれるまで 夫婦は寒さに耐えながら働く 愛あればこそ共に働く 寒風をもろともしない 強い夫婦の契りがある 愛あればこそ働く 寒風の夜空に、二つの星が輝く 二つの愛の星がまたたく 愛の契りが冬の夜空で 美しい光を放っている
2008年01月29日
雪 合 戦 の 男 一枚のセピア色の写真のなかに 小学生たちのあどけない顔がある あれからいくつ時は流れたことだろう 雪が積もれば裏の田んぼで雪合戦をした 小さいながら好きな女の子がいた 好きな女の子にばかり雪のつぶてを 投げていた すべって転んで泣きべそかいて。。。 みんな雪とたわむれた 好きだった女の子はもういない 幻の遠い街に行ってしまった あんな無邪気な雪合戦が恋しいよ 雪のつぶてを投げる好きな人も 今はいないから雪合戦は夢の中!! 好きだった女の子に雪のつぶてを 投げてみた 遠い故郷の空に雪のつぶてを投げてみた
2008年01月29日
帰 省 し た 男 黄色くうるむ街灯り 涙ににじむ家灯り 今は列車の中だけど飛んで行きたい家灯り 俺の育った懐かしの駅に降り立つ夜明け前 帰ってきたんだよ 帰ってきたんだよと ささやけど淋しくゆれる家灯り ああ~故郷の家灯り 駅のホームはひっそりと昔なじみの駅だった ひとり歩いて泣きながら行けば優しい父母の 顔が瞼にやきつくよ いま帰ったよ いま帰ったよ 叫んでみても淋しくゆれる家灯り
2008年01月29日
スキンヘッド物語☆彡☆彡 散 髪 を し た ☆彡小雨がふるなかを散髪屋に行った。今年2回目の散髪であったが・・・今日は最低の日であった。散髪をする散髪屋さんによって上手下手がある。いつものように0.5ミリのサイドカットに上は長め、そういうことでやったのですが最初の0.5ミリのバリカンをいれた段階で「 アイタッタッ”” 」ひっかかりますぅというと「 そうやねぇー 」といってバリカンの刃を交換してくれたたのですが。・。・。どうもカットがいつもと違いよくないし、何度もバリカンやハサミをいれて修正するなど・・・今日はまったくついていなかった。顔をそるときもカミソリがあたるのが怖かった。荒いというか、人の顔とも思っていない感じだし、カミソリも切れが悪くて皮膚をそぎ取る感じ””そして洗髪でもカユイところをかいてくれるのはいいいですけど、思い切り洗髪用のブラシでこするからイタイのなんのって「もうやめてぇー」といおうとしたけれど最後までがまんした。(=_=)本当に散髪をする人によって全然ちがう。1700円だから何もいいたくはないけど・・・今日の散髪はあまりにもひどすぎました。
2008年01月29日
美 し い と い わ れ る 女 なぜあなたは美しいのだろう あかるい自然な表情をして 生まれたときのままの 真っ白な顔で微笑むから あなたはとても美しいのだ
2008年01月29日
男 の 宣 誓 を し た 男 ★★ー 男 の 宣 誓 ー★★ 私は日本人である 男としての本分を忘れず生きる充実感と 意気と若さをもって貧ずれども恐れず 病魔にも負けず自己のもつ個性を発揮して いかなる仕事にも努力しかつ心身を磨き 親・兄弟に孝を尽くします 何事にも誠をもってあたり愛をもって 言葉を発し和をもって人に接します つらくとも苦あれば楽あり夢とロマンを 達成しこの人生の道に美しい男の花・ 日本の花を咲かせます 肉体を磨き知性を磨き自己のおかれた 仕事と立場に全力を尽くします
2008年01月28日
小 さ な 手 の 女 小さな手が動く まん丸お手手がのびてゆく 紅葉のような手がのびる ほらこれが雪なのよ あなたの手で触れてごらん 風はつかめない 雨もつかめないけれど 積もった雪ならつかめるわ ほらこれが汚れなき白雪よ そっとつかんでごらんなさい 汚れなき小さな手がのびて はじめて雪に触れた赤ん坊 すんだ瞳が笑っているよ 汚れなき白雪と汚れなき紅葉の手 美しき雪の白さと美しき赤ん坊の 白き手が握手した 母のぬくもりに抱かれて 雪の冷たさ感じたことだろう あなたが大きくなれば雪よりも もっと美しいものをつかむのよ この雪も春になれば消えてしまう でもあなたの未来には消えない 幸せ見つけてほしい 小さな手がうごく 紅葉のような手がうごく まん丸お手手がのびてゆく 冬の小さなお手手だよ
2008年01月28日
北 へ 行 く 男 北へ行く君よ ああはるけき旅立ちよ 遠い北の大地に行く君よ 君に祈らん尊き旅の尊き命を われだけに伝えきらむに死ぬなと 君の枕辺に一抹の赤き血潮を流さむか それがわれの君したう証しとするを君は喜べしか ああ遠き旅立ちよ その広漠さゆえに君への夢はさめては 見つつ見つつはさめて幾度なりし ただ平和な夢だけに心はおさまりしものを ああわが信ずべき友は去りし ひとつの大きな重圧がわれにせまりし 君を失くせばわれのゆくてに涙ありしを 人は何といおう君への愛 君への真実 君のみ知ろう われのみ知ろう その気高き青春に生けし二つの命の交流を それに酔いながらわれも君と同じ道を行かむか ああわれら真の友といおう 真の男性といおう その怒涛の人生にわれらの誠を高く掲げて 一路の青年の雄叫びあげることを欲す 君の心もわれと同じか 違えども何の末路もなくその道を行こう ああ君の去りし青年の心の空洞は 君は知らむものと思えども君の辛苦に 比べればそれは小さきものと思えし 北の果てに立てし君の勇姿を脳裏の奥底に 深くとどめるやそのりりしき風采に涙も生まれん 君の立てし北の果てはわれまた立てし今の道か 君の声が静けき闇にながれわれはそれに答えし 来たるべき時われも立つ 君にまためぐりあいし時にわれも立つ その時まで君もわれも荒野に生けし ひとつの雑草にならむと ああ君ゆえにはるけきわれの生涯もまた はるけき尊き美しきものにならむと欲す 君も生きよ 一つの小さな雑草として 白き荒野に燃える青き雑草として その雑草の青き羽毛が輝ける時 われらの栄光ありしとしかと心に 誓えしか しかと心に誓えしか 雑草はいう われら地底に眠る震源のごとく天空に 飛びかう電波のごとく生きん われら雑草といえども小さくも花を咲かせ 実をならせ白き荒野を突き破って天に伸びよう その雑草は高き天を仰ぎてわれの道はるけきを 知るも何のためらいもなく真っ直ぐ伸びること を願わん その雑草はいつか春の道に咲くものや 身をもって寒風に立ちて進めし ああ北へゆく君よ わが身の力を信ずるや 山川変わることなき人また変わらず生けしものを 君の顔も性もわれみな知りて生まれし 深く根をはり固い絆の雑草となりしものか 君に告ぐ君はわれのみに生きよ 地底に雨のしむごとくわれを感ぜよ その心必ずやわれに通じん われもまたそのようにするをやめなむ まさにわれら二人は眠る獅子王かいや虎か猫なのか その真価は問わねどただ辛苦に克てし信念あるのみ いざ進めよ その体躯を北の果てに向け一歩を刻め 命あるかぎり北の荒野の雑草になりて真に進め われの弾痕はすべて君のために捧げしものを だから君よ北に行け だから行け北へ 青き羽毛を北に向けよ 君にとって北は勇躍の道 眼光鋭くいますぐに北へ向かえ たくましい君よ 北の寒風に立て たくましい君よ さあ早く行け 北へ 北へ 北へ さあ早く行け
2008年01月28日
誰 よ り も 地 球 を 愛 す る 男 地球を愛することは自分を愛すること 誰よりも誰よりも地球を愛します 夫婦愛よりも家族愛よりも恋人よりも 地球を先に愛することにします この地球を愛していますか そう問われると人間は何もいえない かけがえのないこの地球(星)は 人類をはじめ万物すべての宝物です 素晴らしい地球にしたいなら。。。 美しい地球にしたいなら。。。 誰よりも地球を先に愛することです
2008年01月28日
男 と い う 男 男はいつでも考える 男はいつでも呼びかける 君もお前も男なら まっすぐ進もう人生を 男はいつでも迷いつつ 男はいつでも悩みつつ 生きているなら男なら 夢を咲かそう人生に 男はいつでも情熱を 男はいつでも正しさを 秘めているなら男なら 燃やして行こう人生に
2008年01月28日
あ る 男 ある男に会った 短髪で若々しい瞳にスーツを着て 堂々と誇らしげに歩いている こんな男に会うと心うたれる 誇りをもち自信にみち夢をもち はつらつとして歩く男が少ないからだ ある男のように街の中を気持ちよく 胸をはって颯爽と闊歩したいと思う
2008年01月28日
私 の 妹 と い う 女 妹よ 妹よ 私の妹よ こんな兄でいいのか悪いのか あなたに会うといつも考える あなたにとっての兄とは どんな男に見えるだろう なんとつまらぬ兄だろう きっときっとあなたは そう思っているだろう いつもやさしく 心配してくれるそんな妹よ こんなさえない兄でも あなたと同じ遺伝子なんだ 大きな黒い瞳と長いまつげは どうにもならない兄と妹の あかしです おだやかで明るい心も 人にやさしい気持ちも 兄と妹のあかしです 人生の生き方は妹の方が ずっとずっと上手だよ 164cmの妹の 愛の歌が聞こえるよ 愛の歌声こだまして 兄の心に響きます お疲れさま 元気でやっているの いま何をしているの どこへ行っていたの 母が熱をだしたけど もうよくなったわ 私の子供いい子やろ・・・ そんなメールをくれる妹よ それにくらべてこの兄の なんと冷たいことだろう 電話もメールもそっけなく いつもあなたを困らせる 何も出来ない兄でも 子供みたいな兄でも 世間知らずの兄でも いつもやさしい妹よ ああ~妹よ 私の妹よ そんなあなたにありがとう 心からありがとう
2008年01月28日
酒 に 酔 っ て 候 う の 男 酒をのんで赤くなり人の3倍のんだように なる顔をありがたいと思う カラオケで歌をうたうのうれしく思う ふらふらと寄り道をして酔いを 覚まして帰ろうか 酔い覚ましに喫茶店で アイスコーヒーのんで帰ろうか 酒に酔って家に帰るのは 久しぶりだとつぶやいて 流しのタクシー拾って帰ろうか 夢のなかにいるような心地よきかな ひとときをわれにくれたり酒の精 ああ~ われは今酒に酔って候う~♪
2008年01月27日
コ ー ヒ ー を 飲 む 男 ポエムという喫茶店の扉をあけた 喫茶店の名前がみょうに気になった 若いウエイトレスが年は18・19才くらいか いらっしゃいませ~♪という声で私を迎え入れた アップテンポの音楽がかかりいいムードの店だ 新聞が5紙と雑誌が10冊もある 私のコーヒーの飲み方はその店で 新聞や雑誌を読むためにある 時にはカバンに本を入れて行く コーヒーの味より読書を楽しむことも・・・ コーヒーは適当に日替わりコーヒーをたのんだ コーヒーの種類も香りも味も何もわかっちゃいない コーヒーについての十分な知識もないから 適当に注文している コーヒーを飲んで一瞬だけでも舌の上で そのコーヒーを味わっているのだろうか? 香りをかぎそのうまさにため息を ついているのだろうか? 私のようにふらっと喫茶店に行き 男女との語らいも友人との語らいもなく コーヒーの味より新聞を読み雑誌や本を 読んで帰る男なんているのだろうか? こんな私の情けないコーヒーの飲み方は 時代遅れなのか孤独なのか・・・ 変人なのかいずれかだ
2008年01月27日
人 生 の 廊 下 に 立 つ 男 暗い廊下に身をおくと小学生の時先生から 廊下に立っとけと言われたことを想いだす うららかな日の廊下に身をおくと中学生の時 初恋の人に渡したラブレターを想いだす 寒々とした廊下に身をおくと高校生の時 亡くなった優しい友を想いだす 明るい廊下に身をおくと都会において スーツで参加した成人式を想いだす 白い廊下に身をおくと病院の 診察室の青ざめた顔を想いだす 雨もりのする廊下に身をおくと 青春時代の挫折を想いだす 汚れた廊下に身をおくと 居酒屋での悪酔いを想いだす 赤い廊下に身をおくと 傷ついた可哀想な女を想いだす 人生という廊下のなかに 身をおくとよじれたわが身と いびつな心がゆれている 誰にも人生の廊下はある 小さくとも美しく優しい廊下に 立ちて人生の夢と希望を叶えたい 僕を待つ美しく優しい廊下で
2008年01月27日
わ が 心 を 語 る 男 男の感情は、刻々と変化する 年々歳々日々刻々として 喜怒哀楽のリズムのくりかえしが その人の面構えとなってあらわれる 初夏から梅雨へ、そして真夏へと 初秋から寒い冬空へそして真冬へと 男の感情も細胞という人間の微分的な 組織体も刻々として変動し流動している 血圧というこの最も人間的な活動源の 変動も、呼吸も言葉というものも・・・ 音楽を聞くことも本をみたり 映画をみたりすることも・・・ 現代の生活は、古代の生活よりも 何百倍もの感情の心がある 涙し、微笑み、憂い、激しい 精神状況のありかた 誰もが苦しみ悩み、なんらかの 感情を抱きながら日々を過す 激しくうずまく自己の感情をうまく コントロールしながらみんな生きて いるのである 誰も知らない喜怒哀楽のなかに人は生きる いつもさわやかにいつも笑みを忘れず いつも歌をうたい新しい夢と希望を この胸にいだいて生きたい 私の心は今そう思っている
2008年01月27日
俺 の 部 屋 を 見 よ と い う 男 6畳ひと間の小さな部屋 汚れた布団に古びたラジオ 古びたた畳の上で息を 殺して女々しくなる 鍵をかけた扉のなかで 小さく苦痛に耐えて 世間をのがれて孤独の生活 女々しい女々しい淋しく 暗い生活だ 人が訪ねて来たベルに身をかくして わなわなと恐怖におののく わけのわからぬ青春の彷徨 暗い部屋のなかで涙ぬぐいて 母の父のあたたかい故郷を恋す そんな苦痛とむなしさの精神が 俺の部屋には張りつめている 生臭い空気の重さ 顕せない惰性と虚脱の世界に 息たえだえとして生きる 明日のない曇りガラスのような 寒々としたたった6畳の俺の部屋 みんな見よ みんな見よ 俺の部屋をみんな見よ 息をのんでみんな見よ!!
2008年01月27日
シ ャ ッ タ ー を 切 れ と い う 男 ああ~これがわが心の故郷なのか 幻のような故郷が私の目の前にあらわれた あの森もこの川もみんな思い出のなかにあった いつも眺めた美しい山河の声が聞こえてきた よく故郷へ帰ってきましたねと言っているようだ 小高い丘に登れば新緑に輝く故郷の村があった こんな美しい村に生まれて15年も過ごした この故郷は永遠の宝なり シャッターきれ!! 写真を撮れ!! 記憶はうすれゆくものなり もう一度わが故郷の風景を心にとどめて 帰ることが私の魂を光り輝かせるだろう シャッターをきれ!! 写真を撮れ!! 喜怒哀楽の日々を父母とともに生きた わが故郷の風景を永遠にとどめよ 天晴れて行きかう人は知らずとも ここはわが故郷なり シャッターをきれ!! 写真を撮れ!!
2008年01月27日
日 本 の 男 に さ よ う な ら の 女 私は日本の男にさようならするわ もうこの国の男たちに別れるの 美しい自然も美しい言葉も大好きなのに さよならするわ もういいの 日本の男にさようなら~ いえば少しだけ淋しさがつのるのは 男たちへの未練なのでしょうか いいえそれは日本の国が 愛しくて好きなだけなのよ 住んでる男たちに未練はないわ!! なぜこんな気持ちに私がなったのか 男たちに問いただしてみたいのよ 男たちよ 日本の男たちよ じっと胸に手をあてて考えろ そういってやりたいよ ああ~泣いてる女の 堪忍袋の緒がきれた 女が泣くのは男のせいよ ばかな男に石投げてもうグットバイ 日本の男にさようなら~ もうグットバイ 日本の男にさようなら
2008年01月27日
あ の 島 を 奪 取 せ よ と い う 男 鏡に映った自分の青白い顔を見るときに この国は本当に美しい国なのだろうかと いつも真剣に考えてしまうのです・・・ 一つの気概も熱情もなくただなんとなく 毎日だらだらと過し愛する人もいない 悲しいからと少しはもててみたいからと 身をやつして奇抜な服装で繁華街を闊歩する そんな男や女たちの優しさに気づく時 この国には真に国を愛する戦士たちは ひとりもいないのではないだろうか そんな悲劇にあふれたこの国に夢をなくして さ迷い彷徨するやせ細った男と女の群れ この国に生まれてよかったのかどうか・・・ いまを享楽にふけり自分だけよければ 誰が悲しみ誰が泣き叫ぼうと関係なく ロボットや人形のように無感情でなすがまま 時に流され死んだように生きている人たち 我々がいま考えなければいけないことは この国の形をどうするかである 美しい国の未来をいかにして作ったらいいだろう ひとりひとりの勇気と情熱をいかにして生み出す ことができるであろうか 明日なき空蝉のごとき生きる力をなくした 男と女にはあの島は奪取できぬだろう だが我々は立ち上がらなければならない 燦然と輝くあの島を奪取しなければならぬ 未来永劫に燦然と輝く島を・・・ 死ぬ気になって命をかけてあの島を獲れ 苦しみもがき疲れて這いずりまわっても あの島を奪取せよ 未来の可愛い子供のために黄金に輝く あの島をあなたの手で奪い取れ その島の名は美しい日本という国だ 黄金の国ジパング "" だ ひとりひとりに告ぐ!! あの美しい島を奪取せよ!!
2008年01月27日
優 し い 自 分 で い た い 男 優しい自分であるためには もちろん誰かにやさしく あらねばならないけれど・・・ 誰かのやさしさに気づくこともまた やさしい自分であるためには 不可欠なことかも知れない やさしさって多分キャッチボール のようなもの 自分がやさしさという名の ボールを投げかけてこそ 誰かが受けとめてくれる ものなのである 何もせず日がな一日やさしさが ほしいよとお菓子をねだる 子供のように泣きまねをしても やさしさはやってきやしない やさしさがほしい時こそ やさしさを与えよう 恋だって同じだ!! ひたすら愛されたいと 願うだけでは 何もはじまりはしない 自ら愛してこそ愛される 喜びが待っているのだ ためらわずとまどわず 恐れずに・・・ やさしさという名の 愛という名のボールを 投げかけよう 時にはゴロだのフライだの ファールだの・・・ とんでもないところに飛んでいって しまったり空振りしたりすることが あるかも知れない お返しを期待せずに投げることだ そして誰かが投げかけてくれた やさしさをしっかり受けとめよう
2008年01月27日
泣 く 女 に 語 る 男 何がつらいのか 涙は頬をつたい悲しさに震えている 幾多の困難にうち勝ってこそ 生きる価値があるのだ 人生にはいろいろな障害がある 女よ泣くな 女よ泣くな 悲しきことに涙していては 何も解決せず さあ泣くのはもうおよしよ 涙をふいて笑顔をみせて・・・ 泣いていては幸せは生まれない それを信じないのですか・・・ 悲しければ俺の胸で泣け 涙が俺の胸の中ではじけ 四方八方に霧散していく 俺は強い男だ それを信じないのですか 俺は優しい男だ それを信じないのですか 女は泣く 女らしい泣き方で 強い男の前で女は泣く 男のつとめは泣いてる女たちを 幸せにすることと悲しみを拭うことだ もうおよしよ 泣けば男としての女への 愛は悲しみの愛になる 女への愛はいつも悦楽の 愛でいたいのだ 女たちよ 泣くのはおよし
2008年01月27日
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