CATのアメリカ東海岸留学

CATのアメリカ東海岸留学

2006年グランドサークル(1)


コロラド、ニューメキシコにまたがる国立公園をぐるっと回るルート)をまわって
きました。これはその旅行の日記エントリーをまとめたフリーページです。

思えば16泊17日っていうのは、今までの人生で一番長い旅行だったんじゃ
なかったかな。

さて、今回の旅行中、コロラド州はシルバートンという、以前は鉱山町、今は観光
の町(デュランゴからの観光蒸気機関車はそれなりに有名で、アメリカ横断
ウルトラクイズにも登場したことがある)の土産物屋で、こんなものと出会った。

シルバートン

なんでも、その古い建物を今のオーナーが買い取った時に、前のオーナーが2階に
置き去りにしていった物だそうで、最近、物を整理してきたら出てきた品だそうだ。

「出所を知りたい」とのことだけど、この達筆の解読はその場ではいかんとも・・。
とりあえず写真を持ち帰ってから解読作業を試みる。この達筆、 「変体仮名」 という
現在一般的に使われているひらがなの原型になっている漢字とは違う漢字が原型の
「ひらがなのような筆記体」らしい。

今のところ分かった部分を書いてみると、

か?や
て(or く)にはる国
し??より

(「?」の部分はまだ不明。わかる人、情報提供をお願いします。最後の「より」はどう
やら変体仮名の一種の号略仮名という、一文字で二文字分を表すタイプのものらしい。)

変体仮名参考ページ: 「変体仮名を覚えよう」
号略仮名参考ページ: 「変体仮名とはなんぞや」


アメリカでこのたぐいの「日本の古いモノ」が出ることはそれなりにあって、
たいていは第二次世界大戦の際に日系アメリカ人がキャンプに連行された時に
接収された財産(所持品)がまわりまわってというパターン。

この品も、恐らく第二次世界大戦前の移民一世が、故郷から大切に持ってきた
ものじゃないか、と思ってみたり・・・。

ちなみに「第二次世界大戦モノ」も日本には意外と残っていなくって(爆撃に
あったり、証拠隠滅されたりして)むしろアメリカでお目にかかることが多い。


け・せら、せらー!さんのコメント:
むっちょりして、すごくリアルな赤ちゃんですね・・・ポイントは、そこじゃないって?

CAT0857のレス:
わはは。ちなみにファッションセンス的にも「第二次世界大戦前」か、どちらにせよかなり昔のものだと
思うんですけどねぇ。ちなみに実物はブロンズ製で、直径は50cmくらいあり、かなり立派なものです。

KSD_farfallaさんのコメント:
ばあちゃんなら草書読めるのにな。。。肝心の本人がここにいないし。ネットやらないし。気になる。
Do...。...なのかもしれない。うん。そうしておこう。(違

CAT0857のレス:
自分の場合もその通りなんですが、ばあちゃんの所にはPCもなければあったところで「メールに添付
されている映像を開く」なんていう技は・・・(以下略)。
とりあえず、ネットを使ってできるだけがんばってみております。でも、一文字一文字がなんだかわかっ
てきて判明したのは、果たしてそれがわかったところで「言葉」として理解できるのか、ってとこだな。
昔の地名とかだったらもうなんだかわからんような気が・・・。


                  *

話は変わって、今回の旅行中にイギリスでおこったテロ未遂事件のおかげで、
機内持ち込み手荷物のルールが変わってしまって、行きは全くそんなこと
なかったのに、帰りはシャンプーなど「液体モノ」をチェックインの荷物に
入れたりしなければならなくなっていた。

もっともなによりもの被害者は、空港構内の売店業者かもしれない。帰りの出発
空港の売店も「緊急営業停止」してたしね。機内に飲み物はもちろんのこと、
ドレッシングやグミキャンディー(笑)を持ち込めないので「商売あがったり」
になっちゃったワケ。

グランドジャンクション

ちなみに、この「営業停止のおわび」張り紙は「普通のアメリカ人」の英語力って
こんなもんだといういい例だと思う。英語を勉強している人たち、恐れる無かれ。

                  *

さて、ぼちぼち旅日記に突入します。

今回の最初の滞在先は3年前にも訪れた(3年前の写真はトップページからも
リンクしている アルバム の中にあります)スキーリゾートで有名なコロラド州
アスペンの郊外。近所にとにかく美しいことで有名なマルーンベルという山が
あって、今回ももれなく訪れてみました。

マルーンベル

アスペンの近くのバサルトという町はフライフィッシングの聖地といわれる
フライパン川のゲートシティーになっていて、今回はそこで初のフライフィッ
シングに挑戦。初挑戦だけに、ご期待通り釣果はゼロ。一緒に行った友達は
ちゃんと釣れてたのになぁ・・・。

テイラークリーク

これは、テイラークリークというバサルトにあるフライショップ。フライフィッ
シャーは現地のフライショップでその日、その場所に適切なフライをゲットするのが
セオリーらしく、我々もここでフライをゲット。ちなみにここでは、道具も安価に
貸し出しているので、道具にこだわりがなければ全く手ぶらで行っても大丈夫。

同じモール内には Best Western などのホテルもあって、観光シーズンでなければ
かなりリーズナブルな値段なのでじっくり腰を据えてフライフィッシングを楽しむ
こともできる、というのは現地に住んでいる友達談。


sanfrancisco_catさんのコメント:
綺麗な所ですね!毎日、あの山を見て過ごせたら・・・。こういうところに就職したいす(笑)!

CAT0857のレス:
いやあ、冗談ぬきでけっこうまじめに考えてたりして・・・。通り過ぎる田舎町に小さい大学や、
コミカレがあったりするとなんとなくチェックしてしまいます。
研究から離れて、そういうところでインストラクターをしながらのんびりとした人生を過ごす、
というのもありかな、と。



今回、アスペンエリア滞在中に、 Independence Pass という車両が通行できる峠と
しては、アメリカ国内で標高が最高の峠まで足をのばしてみた。

インティペンデントパス

標高はメートル換算で約3687m。あと100m弱で富士山の高さ。そこにあった
ちょっとした裏山まで足を伸ばす。地図上で見ると4000mは楽に越えたと思う。

そこにひょっこり雷鳥が。みごとなまでの保護色。

雷鳥

                  *

アスペンエリア滞在の後、コロラド州の西の「縁」のロッキー山中をデュランゴへ
向かってひたすら南下する。

アスペンエリアを含めてこのあたりの標高は高く(軒並み2500mくらい)この
日は低気圧が来ていたので、輪をかけて気圧が低くなっていて、それまでのアスペン
エリアの滞在でそれなりに「高地トレーニング」はできていたはずなのに、かなり
高山病チックになってしまった。

途中、この旅行記の最初にネタとして出した、ナゾのオブジェと遭遇したシルバー
トンに立ち寄る。

シルバートン

シルバートンは元鉱山町、現在は観光で成り立っている非常にこぢんまりとした町で、
大通りの両側にお土産屋などが並んでいるだけ。

シルバートン鉄道
(デュランゴ~シルバートン間を走る、観光蒸気機関車)

そもそもコロラド州のこのあたりの町は元鉱山町が多く、ちょっと山の中に入って行け
ば、たいがいゴーストタウンがあって、シルバートンの奥にもゴーストタウンがある。

ゴーストタウン

この日はあいにく雨で・・・というよりは、今回の旅行で一つ学んだことは、8月は
実はグランドサークル周辺の旅行にはベストシーズンではないということ。

雨期にあたっていて乾燥地帯なのにけっこう雨が降る。今回、このあたりに来るのは
2回目だったので、それはそれで砂漠の雨という面白い経験を楽しめたけど、なかなか
来れない人にはお勧めできないシーズンだ。

                  *

さて、デュランゴを抜け、前回に続きメサベルデ国立公園手前にある珍名好きにはたま
らない町に泊まることにするわけだけど、このように観光スポットの間にある小さな
町に宿をとるのは、アメリカドライブ旅行の宿泊費を安く押さえるコツかもしれない。

マンス1
(遠くに写っている台地がメサベルデのあるメサ。)

今回の旅行中に泊まった宿も一泊60ドル前後のものがほとんどだ。

マンス2

ちなみにこの「珍名所」、自分が尊敬する 珍名所マニアの方のHP のリストには
入っていない。ロシアの「ヤキ○○○」が入っているのに不思議だ・・・。

当然、英語ならなんの変哲もない固有名詞なんだけど、「日本人として」英会話の
中で発音することがはばかられてしまう地名だ。(後日談:フリーページに日記を
まとめてアップしようとしたら、町名が楽天の「禁止ワード」にひっかかるらしく、
削除を余儀なくされてしまった。ということは、もし日本人がその町に住んでいて、
自分の町を楽天のブログで紹介しようとしても、できないってことだね(笑)。

逆のパターンでは、日本の「福」がつく地名(福井、福島、福岡など)が英語だと
ちょっとやばいというのはけっこう有名。女の子で「福美」なんて子がいたらモロ
やばいっていうネタは、オースティンパワーズでも使われていた。(日本で公開
された時の字幕がどうなってたかが未だに気になる。)

さてメサベルデ。名前を知らなくても写真を見たことがある人はけっこういるはず。
「昔のインディアンの住居の例」として、ほとんど必ずといっていいほど写真が
使われる遺跡だ。

メサベルデ

にわか旅人さんのコメント:
Mesa Verdeですか。懐かしい。
欧州からの入植者が来る前にあれだけの規模の集落が作られ、何世紀もそこに人が住み、そして廃れた、
という歴史は魅力です。アメリカ人の作る建物は、歴史的な背景が短いからか安普請な感じで好きでない
のですが、原住アメリカ人(こういう表現でいいのかな?)の建造物には心惹かれますね。復元物でも。
私が行った頃は、入園料$5.00で中の遺跡は見放題だったのですが、最近はどうなのかな?

CAT0857のレス:
Mesa Verde にいらっしゃったことがあるとは! ほとんどの日本の方はモニュメントバレー止まりで
Mesa Verde まで足を延ばされる方はまだまだ少ないような気が・・・。もっとも今回はアメリカに住ま
われてるっぽい日本人の方もちらほら見かけましたので、そういった立場であれば、けっこう足を
延ばす人も多いのかな。
あと、あの「秘密基地」っぽい作りは、子供の頃のあこがれを彷彿とさせて、なんかワクワクしてしま
うんですよね。
>アメリカ人の作る建物は、歴史的な背景が短いからか安普請な感じで好きでないのですが、
現代アメリカの建物はどんなに由緒あるものでも、結局、クォリティーを落としたヨーロッパ風建造物
ですからね。
復元に関してですが、Mesa Verdeの「修復%」はかなり高く、それも「アメリカンクォリティー」で修復
してあるので、細かいところまで見るとけっこう「ガックリ」です(写真には写りませんが)。特にこの
一番有名なクリフパレスの修復%は70~80%なんだそうです。もっとも、近年急速に修復(というより
ほとんど「再建築」)したそうなので、もしかしたらにわか旅人さんがいらっしゃった頃は、もっとオリジ
ナルに近い状態だったのかもしれません。
今回はナショナルパークパスを持っていたので、具体的な入場料はチェックしませんでしたが、入園料は
恐らく$20くらいでしょう。現在は代表的な遺跡にはその上、少額(3ドル)の参加費のガイドツアーに
参加しないと中には入れないようになっています。
前回来た時はその上さらに一日一グループ一つのツアーにしか参加できないという制限がありましたが、
今回はその制限はなくなっていました。


                    *

メサベルデからさらに西へ。Cortez を過ぎると、本格的に砂漠地帯になる。

ビュート

この砂漠のど真ん中ににょっきり突き出たビュート、Cortez を過ぎたあたりから
ずっと遠望できるんだけど、前回は途中からフォーコーナーズ方向に向かって
しまったので、今回はとにかくできるだけ接近してみる。50キロ以上ひたすら
走ってやっとここまで近づいた。

特に観光地でもなんでもないようだ。

ちなみにフォーコーナーズ方面からもちらちら見えていて、つまり100キロ四方
からのランドマークに、十分なりえるシロモノだ。写真には対象物がないのでその
でかさは分かりづらいけど(そして、グランドサークルのメインテーマの地形の
「でかさ」「奥深さ」は、どんなにうまく撮れている写真でも実際に行って見た
ものには絶対にかなわない)はっきりいって超巨大だ。

さて、フォーコーナーズ。

フォーコーナーズ

ここでは日本から来たらしい新婚さんとすれ違った。

やはりレンタカーでこのあたりをまわっているらしく、そうした「自分スタイル」
の旅行は最近さらに増えて来ているような気がする。一方、グランドキャニオンで
遭遇した「ノーキョースタイル」のツアーも健在で、まあ旅行も好みに合わせて
多様化してるってことなのかな。

さてその後、ひそかにお気に入りの「かくれ里」へ向かう。砂漠の中の田舎道を
走るわけだけど、このあたりは本当に火星に来てしまったのかと思わされるような
地形だ。

途中「野生馬」が道を占領。

馬

どこかの牧場から逃げ出してきたか、捨てられた馬が群れを作って生きている
ってかんじなのかな。ここには写ってないけど、子馬もいたし。しかしガリ
ガリでちょっと可哀想だよね。

そんなこんなで今回も無事かくれ里へ到着。

ブラフ1

このシルエットを見ただけでどこだかわかった人は相当の通だと思う。でも、
ディープにグランドサークルをまわっている人の旅行記とかには必ず登場
してるんだよね、ここ。

というわけで、この村にしばらく滞在することにした。宿泊費も安いしね。

にわか旅人さんのコメント:
ぉぉっ。Ship Rockですか。
Mesa Verdeで地元民(?)ぽい人に話を聞いたところ、遠くから見ると船(Ship)に見える岩(Rock)
だから、この名前が付いたとの事ですが......近くだと船に見えない(笑)まぁ、Mesa Verdeから見ると、
霞がかかって船っぽくは見えましたが。......行っても何もなかったかと(道と標識はあっても、
露店がない)......。
Mesa Verdeはコロラド州の南西角にあるから、私もFour Cornersまで足を伸ばしましたね。コロラド、
ニューメキシコ、アリゾナ、ユタ4州を1歩でまたげるという、荒野のど真ん中の、本当にスポット
(点)......笑
......くぅっ。あの辺は走ったつもりなのに、「かくれ里」に思い当たる地名が浮かばない。

CAT0857のレス:
おおっ、これはShip Rockって言うんですか・・・。なるほどそう言われてみれば、そう見えなくも
ないような・・・。
フォーコーナーズはある意味、荒野の中の「熱海的スポット」というかなんというか・・・。無理矢理
作った観光スポットという観は否めません。それでもついつい行ってしまいますが(爆)。
これが国境とかだったらもっとすごいのになぁ。出入国の扱いはどうなるんでしょう?
「かくれ里」はブラフです。個人的に「村っぽい雰囲気」が残っているので気に入ってるんです。
村内に平気で廃墟とか残ってますし。


ブラフ2

かくして自分的「かくれ里」、ブラフの夜は明けた。これはブラフのシンボル、
ツインロックトレーディングポスト。交易の目印(目立つからねぇ)として
昔から人が集まっていたところが今は村になっているといったところ。

ぶらぶら周辺をまわってみる。

ニュースペーパーロック

7000年前からのインディアン(そして白人入植者)の落書きの集大成、
ニュースペーパーロック。

キャニオンランド1

その先にあるキャニオンランド国立公園の南側にも足を伸ばしてみる。
これは行き(上)と帰り(下)の風景。すでに書いたけど、この奥行きを
写真で表現するのは不可能だ。行きの写真の手前は砂漠の雨で、奥の
晴れてる部分にかすむようにメサが横一線に光っているのがわかるかな。
帰りの写真はモンテセロへの抜け道の丘の途中からの写真。ここでは
はじめて「生がらがらヘビ」を見た。

キャニオンランド国立公園の感想は、特に南側は急ぎの旅だったら割愛
してもいいと思う。似たような光景はそこらへんにゴロゴロしているし。
北側には今回は、約一週間後に戻ってくるわけだけど、これも急ぎの
旅だったらあえて行く価値は・・・といった印象だった。でも、グランド
キャニオンより感動した、という感想も見かけたから、人によって意見が
分かれるところなんだろうな。

ナチュラルブリッジ

ナチュラルブリッジにも寄ってみたけど、ここも特にアーチーズ国立
公園にも行く旅程を組んでいるのであればあえて寄る必要はないかも。

(もっとも今回は2週間近く「こういった光景ばかりの場所」にいた
ので、相当目が慣れてしまったからというのもあるかもしれない。)

今回の旅行の個人的ハイライトはナチュラルブリッジからメキシカン
ハットへ抜ける261号線だった。

この道、途中まではナチュラルブリッジがある「メサトップ」を走り、
途中、地図だとかすかにしか未舗装マークが入ってないけど、未舗装の
メサを一気に駆け下りる部分がある。

メサ1

メサトップからの眺望ははるかモニュメントバレーまで見渡せ雄大の一言。
写真でもわかる通り、「こちら側」では例によって砂漠の雨がポツポツはじ
まっていた。

メサ2

これはメサから一気に駆け下りてきて撮った一枚。ほとんど信じられない
けど、このメサの「カベ」に駆け下ってきた道がある。さらに暗雲がたれ
こめてきているのがわかるだろうか。

メサ3

そしてさらにメキシカンハット方面へ走って後を振り返れば、雨に濡れて
光るメサが・・・。「神々しい」とはまさにこういうことなんだろうなぁ、
という光景だった。


sanfrancisco_catさんのコメント:
う~ん、なんだか行った事がある様なない様な・・・。でも、アメリカ原住民の住居は記憶にあるなぁ。
もしかして、グランドキャニオンの旅行としてセットできる地域なんでしょうか?私立ちはグランド
キャニオンの後、イエローキャニオンに行きました。グランドキャニオンは普通の平地を走っていたら
いきなり「ここから地面が裂けている」状態だったので、感動した記憶があります。南側だったのかな?

CAT0857のレス:
グランドキャニオンからメサベルデまでは丸一日かかるので、セットってのはちょっとないかも・・・。
あと、もしそのルートを通っているなら、必ずモニュメントバレーも通ってると思います。
実はメサベルデに似たようなものはグランドサークルのあちらこちらにいくらでもあったりします。
いちおうメサベルデのものが一番大規模で、保存状態も良いということなんだと思います。
あ~、逆に自分は今回はイエローキャニオンには行かなかった・・・というよりイエローキャニオン
ってどこだろう?レッドキャニオンじゃなくって?
グランドキャニオンでポピュラーなのは南側ですね。北側は自分もまだ行ったことがありません。

sanfrancisco_catさんのコメント:
モニュメントバレーは記憶にないです。というか、あの辺りは似たようなものばかりなので、あまり
印象にないです(汗)。
>実はメサベルデに似たようなものはグランドサークルのあちらこちらにいくらでもあったりします。
そうなんですか。それほど大きくなかったと思うので、きっと他の場所だったのかもしれませんね。
>レッドキャニオンじゃなくって?
う~ん。イエロー・バレーだったのかなぁ???でも、多分レッドの次にイエローに行きました。
本当に谷が黄色でどんな土で出来ているんだろう、と思いましたから。多分、それほど有名でない
小さな谷だったんじゃないのかなぁ???
でも、日本のグランドキャニオン周辺のガイドブックにも載っていたような気がしたんですが・・・。


                    *

これはメキシカンハットにあった「THE SWINGIN STEAK」というベタベタのアメリ
カのイメージまんまのレストラン。遠くにメキシカンハットも見える(赤矢印)。

THESWINGINSTEAK

「老舗」などではなく「演出」というのはわかっているけどそもそもグランドサー
クルの旅自体「そういうノリ」なのでしっかりハマる。ここ以外、このあたりに
まともなメシ食えるとこないし(爆)。味もワイルドでいいかんじ。

この量を恐れるなかれ。「付け合わせのみ」っていうオプションもちゃんとある
から「メインメニュー」を2人に1つという頼み方をすればちょうどいいかんじ。

この辺りを通りかかった方は是非ともお試しあれ。

VALLEYOFTHEGODS

その後、夜の「VALLEY OF THE GODS」(未舗装)を爆走。そこここに鉄砲水が出て
いて、それを車で一気に渡っていく。まさにドキュメンタリーなどで見たまんま。
時折稲光が走り、写真(稲光と同時にシャッターを切るなんて不可能なので、
これは暗闇のまんまを撮ったものをフォトショップしたもの)のようなビュートが
暗闇にその瞬間ごとに浮かび上がり、それはそれで「VALLEY OF THE GODS」。

ちなみに今回の車は日産のMURANOだったので、こんな芸当もできたのかな。
普段ならともかく、鉄砲水が出ている VALLEY OF THE GODS に普通の車で入って
いくのはちょっとお勧めしない。

2006年グランドサークル(2) に続く。

アルバム に3年前に訪れた時の写真もアップしてあります。)

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