さしあたって ただの日記 \(●×●)\

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2007年09月27日
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カテゴリ: 徒然なるままに
田舎2.jpg


わが故郷は田舎....
市町村の合併がなければ、
やがて過疎の村として名を馳せたに違いないわ。
その小さな村の小さな小売酒屋に生まれ育ったわけ。

ひぃじいちゃんが始めたから、
もう、80年くらいにはなるんじゃないかな。

80歳にもなろうかというじいちゃんが
自転車の荷台つけた籠に
一升瓶数本入れて配達してた。
そして、時々はその籠に一緒に乗っかってたりした。
当時は舗装もされていない砂利道で、
雨が降るとびしゃびしゃして大変だった。

そのころ、店にあったのは
地元の米焼酎25度、地酒の二級酒、
陶製の甕に入った量り売り用の一斗樽。
ブドウ液、醤油、味醂、油くらい....

酒屋の小売免許が厳しかった時代のこと。
地元のためだけに存在すればよかった時代のこと。

今は地元の人たちが地元では買わない。
安いDSに簡単に買いに行けるからだ。
規制緩和の波は小売店を締め上げる。
過当競争になれていない田舎の店は
酒類以外の商品の品数を増やしたり、
コンビニ化を図ったり、自滅するところも多い。
それでも、街中にあって飲食店を抱えてる店は救いがあるんだけど。


  本当に地元しか見てなかった田舎の店に先はないのだろう。


卸値よりも安く売られているアルコールを
至る所で目にするたびに思う。
もう30年以上、母が一人で守ってきた店をウチは継げない。
商売の楽しさ、厳しさ、そのずるさも知り尽くした母も
今は決して店の将来を口にしない。

ウチはお酒のおかげで大きくなったわけで、
ここまで来れたのは店があったからに他ならない。
物心ついた頃から、アルコールの臭いに囲まれていた。
そして、前はそれが大嫌いだった。

しかし、今はこうして、芋焼酎に出会い、人に出会い、
はっぴぃライフを満喫できてる。


  じぃちゃん、ありがとう....


PCの壁紙になってるじぃちゃんを見るたび、呟いてみる。


  二日酔いも開けたし、
  さぁて、今宵はなに飲もうかな~


田舎.jpg

               この風景の中に実家あります






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最終更新日  2007年09月27日 14時04分39秒
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