CELERY´S TIME

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H15.11 発達診断


     11月 発達診断の様子(初回)

★まず、基本情報の紙を書く
名前や、本籍、家族構成、勤め先 まで。あとは、相談したい内容。

★その後、面接開始。
先生と私やコニはよんだけれど、先生は自分のことを「○○さんって言います…」と
苗字で呼ぶように、自己紹介していました。先生より堅苦しくない印象を受けました。

★まずは、妊娠の経過や、出産時、今までの病気等について質問されました。
自然分娩か、何週で生まれたか、吸引したか…とか、そういうことも。
(こんなところまで遡って聞くんだ~という印象)
生後すぐの手術の話と、3歳児検診で引っかかった遠視と斜視のことについて伝える。
コニやお父さん、私の性格についても聞かれる。(どんな性格だと思いますか?と。^^;)
また、ここに来るまでの経過や、母子保健センターなどでのコニの様子や、
保健士さん、心理相談員さんにどういわれていたか…を話す。

★ 次に、先生とコニのやりとり
(順番は、バラバラです。また、忘れて抜けてる物もあると思います)
O…出来た ×…出来なかった △…多分出来るけど、今日は出来なかった

* ↑の私と先生との話の間、10個ぐらいの2cmの立方体と直方体の積み木で
遊んでいたのでそれを箱に戻す。
きっちり入るようになっていますが、余裕はあるので、上手く片付けられました。

* 鳥 卵 猫 りんご 魚 などの絵が描いてある紙を見て、
「泳いでいるのは? △」「木になっているのは? △」「お空を飛ぶのは? ○」
「ひよこさんが出てくるのは? ×」その他答えられないものが数個あった。

* 鏡 ハサミ ほうき 鏡台 椅子 などが描いてある紙をみて、
「お顔を見るのは?」「お掃除するのは?」などの質問。 すべて出来た。

* 絵本 鉛筆 その他何か描いてあった絵を見て質問。
「字を書くのは? ○」「読むのは? ○」その他は×。
段々やる気をなくす…。(これは、終わりの方だった)

* 「帽子ってどんなのか、教えて?」…× 何か違う話をしていた。
「お茶碗ってどんなの?」…お茶と勘違いし、「車(に)あるよ」と言っていた。
先生に聞かれたので、「車の中でさっき、ペットボトルのお茶を飲みました」と説明。
お茶碗ってコニは使ってないからな~知らないかも。(^^;)

* カードを見て、名前を言う。
テーブル、椅子、時計、馬、など…○
木 …△
サッカーボール…△ ←最初、「サッカー」と答えて、先生が「サッカーの何?」と聞いたら、「キック…」と答え、
「そうだね、キックするものだね、これの名前は?」と再度聞くと、
「ママと、パパと、コニくんと…キックした…」と、
完全に話が脱線。先生が何度聞いても、名前は出てこなかった…。


* 言葉のまねっこ(例を教えてもらったあと)
…忘れてしまいましたが、
「川で魚が泳いでる」程度の文を3つぐらい。
何度かチャレンジさせてもらったけど、8割程度が1文。
残りは、単語をちょっと言えた程度。

* 言葉の続きを言う(例を教えてもらったあと)
「お父さんは男、お母さんは…?」「女の子」…○(本当は女が正しいけど)
「大人は大きい、子供は…?」「子供」…×
「夏は暑い、冬は…?」「冬」…×

* 積み木
5個の積み木をテーブルにおいて
「先生に2つちょうだい」…○
「先生が1つ持ってるから、3つになるようにちょうだい」…○
 (↑ただし、全部のせてから、3つになるように手から下ろした)


* 黒と白の玉をテーブルに出して、分けさせる。…○ 
(説明の途中からやり始めて、「手はお膝」と注意される)

* 3種類の形のビーズ(○、△、□)紐通しをする。…○
また、フライング気味。紐が2本あったので、先生もやれと、催促。
先生が最初□ばかりで例を見せたので、先生が○を使うと、
○ は僕のだ…と、先生を怒る。
途中でし、「これが最後ね」と終わるように言うが、
紐に通せなくまでやりつづける。(ーー;)
終わったと、箱の上で紐から外すように指示されるが、
テーブルに出すと言って聞かない。その後箱にしまう。

* 地図の上にモノを置く(記憶?)
白黒の地図の上に、小さい犬のぬいぐるみとミニカーを置いてよく見せる。
その後、5秒たってもう一度、同じ場所に置かせる。
犬は路上だったのに、敷地内に。車は正しく置く。

* 「おしっこしたくなったらどうするの?」
トイレといったけど、聞き取ってもらえなかったか何度も質問され、
「失敗しちゃう~」とか、「パンツにしちゃった」とか言っていた。
「眠くなったらどうするの?」は、「車でー、パパと、ママと、コニ君、
温泉行ったのぉ~」
ここで先生が私に目で聞いてきたので、一昨日旅行で、
銭湯に行った後車で寝たので、その話だろう…と伝える。

* 3つの数のリピート (4つぐらいやりました)
「3 8 5 」 コニ:「5… 4 3 2 1」
↑ という感じで、最後の数字だけ覚えて、後は適当だったり、そこから増えたり減ったり…。

* 積み木 
立方体2個と直方体1個でトンネルを作り、同じモノを作らせる。…○

* 5cmの正方形に、顔 と○ が描いてあって、それぞれ半分に切れている。
それを正しくくっ付ける。(パズル?)…○

* 先生と同じ絵を描く。
直線 × ○ …どれも出来た。


* お顔を描く。 HPのコニ画伯程度の顔。

前回6月の母子保健センターでの面接よりも、真面目にやっていたと思うので、
普段の生活でもそんな物だと思います。
私の聞き方だと出来そうなものも多少ありました。
ただ、ミニカーなどが出てきたら、興奮してそれで遊びたがったり、
手作業の物などは、フライング気味で、先生の話を待てなかったり、
先生の言葉で自分が思い出したこと、思いついたことがあると、
一方的に「先生、先生、コニ君ねー」と話し始めたりしていました。


★ 記録していた紙を持っていかれて5分ぐらい待った後、結果などを話し合う。
(その間、レゴ、ミニカー、恐竜のおもちゃを沢山貸してもらう)
まず、「おかあさん、今日のコニ君のやり取りを見て、どう思いましたか?」と聞かれました。(@@;)ど、どうって~~~?
やっぱり、他人からの質問には私が思う以上に答えられなく感じたことと、前回よりはましだったけれど、先生の指示が待てなかったり、自分のしたいことに気持ちが向かい過ぎてる感じがした事などを伝えました。

今回の、先生は割とはっきりと言ってくださる方のように感じました。
先生が言うには…
・ 全体的にばらつきはあるけれど、基本的には力が(普通に)ある子供。
・ 言葉はやはり、言語訓練を続けるべき。
・ 気持ちの中が、いつも自分の思いつきや、したいことが占領してしまっている。
・ 自分の周りに意識が向きにくい。(ただし、人好き)
・ 集団の中では、はみ出してしまう可能性あり。
・ 週2回ある、市の教室も、行ってみてはどうか?
主に、こんな感じで、やはり、母子保健センターの保健士さんや、心理相談員さんと
同じようなことを言われました。

週2回の教室は、半年前に見学&体験に行ったとき、
自閉症気味の子や、コニよりもっとパワーの有り余っている感じの子がいました。
だからと言って、そんなところに行きたくない…と思っているわけじゃ無いのですが、
週2回も決まった時間に出かけて行くことが、おき楽生活を送ってきた私には、
ちょっとしんどいことだったし、
自由に休んだり出来なくて、休む時は毎回電話しなくてはならない束縛間が嫌で、お断りしました。
でも、もう少し、サークルや子育て広場など、積極的に集団の場を体験させてあげなければいけないなぁと、思いました。
やっぱり、数回で、集団のルールや雰囲気を理解できる子と、何度も体験しないと学習できない子がいると思うので、コニには場数が必要なんだろうな?と思いました。

言語訓練は約半年感ぐらいお休みしている間、
まあ、彼なりに成長してる感じはありましたが、
最近ちょっとまた、年齢に比べて差が広がった感がありました。
…ので、先生も行くべきとはっきり仰ったので、
とりあえず入園まで真面目に続けます。(入園後も通うかもしれません)
言葉の問題というより(それもだろうけど)コミュニケーションの問題。

一番問題の、「周り(相手)を意識していなさすぎる」と言う面においては…
その都度、気付かせてあげなければ、なかなか自分では気付かないといわれました。
相手が何か話していても、自分の目に例えば何か飛び込んできてそっちの方に気持ちがいってしまい、自分の話を一方的にするところや、
思いついたことを何でも口にする傾向がありますが、
そういう「思いついてしまう心」を止めることは出来ません…といわれました。
でも、その時に、今思いついたことを口に出していいか、行動してもいいのか…
それを考えることが出来るように、気付かせてあげることが大事だといわれました。
最近は手が出ることがまあ、以前と比べて減ってきたので、楽になりましたが、
今回の問題で言うと、恐竜好きで1日の半分ぐらいを恐竜になって過ごしたりします。
(なりきっていますが、私の声も耳に入らないほどでもない)
家ではいいのですが、外で恐竜になりきって、襲い掛かることこそしませんが、
吠えて威嚇したりします。すると相手は泣きます。(もしくは、嫌がる)
コニは何で相手が泣いてるのか、多分理解できていません。
私が、「コニ君が、恐竜になって吠えるから、お友達怖いんだよ。だから泣いちゃったんだよ」と言っても、
「草食恐竜だから、怖くないもん!大丈夫だよ。優しいよ。葉っぱしか食べないもん」と、自分は悪くない…と言うより、何か違う理由で泣いてるんじゃないの?ぐらいの態度です。
そういうときに、毎度教えてあげて、気付かせてあげた方が良い…といわれました。
別の保健士さんには、「外では恐竜になること事態やめるべき」みたいに言われたのですが、
今回の先生には「徐々に切り替えることがことが出来るように教えてあげましょう」と言われたので、
多分同じことが言いたかったのだと思うのですが、言い方によって、
全然こちらの、受け入れ方も違うなぁ…と思いました。


幼稚園に関しては、気分や自分の興味によってやったりやらなかったり…という面が
出て来そうなので、そういう子供の性格をきちんと理解して、相談に応じてくれる園が良いでしょう…とのこと。
園や、先生によっては 児童相談所や言語訓練に通っているというだけで、
問題児として扱われたり、
コニの場合発達のバランスの面でまだ上手く行っていないだけで、
それですぐには馴染めないだけなのに、
躾がなっていないとか、親が悪い…と言った態度で、間違った理解をされて、親子が悲しい思いをする場合もあるので、児童相談所や、言語訓練に通っていることを伝えるなら、
きちんと理解し、対応してくれるところを選んだ方がよい…と言われました。
もちろん、通っていることを伝えられて、なおかつ日々の生活面でもきちんと相談する時間を設けてくれるところが良いのは言うまでもありません。

最後に、
「おかあさん、バランス的には まだちょっとでこぼこしたところはありますが、
基本的な力はちゃんとある子なので、大丈夫ですよ。
上手に育てられていると思いますよ。」
と仰ってくれました。

この言葉にとっても救われた気がしました。
今まで、発達診断や個別相談を受けても、何がどう駄目なのか、何が出来てないのか、
出来ない…って、どの程度問題なのか…など、あまりはっきり言ってくれないので、
いつも、これらが終わると、もやもやした気持ち、+ たいてい、問題点ばかりいわれて、ブルーになっていることばかりでした。
でも、今回の先生は、問題点は問題点として、ちゃんと教えてくださって、
それがどの程度の問題なのか…というのをはっきりとはいわないまでも、
なんとなく感じ取れる答えをくれました。
「基本的な力はあるので大丈夫ですよ」と何度も仰ってくれたので、
凹の部分がしっかり伸びてけば、まあ、それなりに問題なく成長していけそうだ…
という明るい光が照らされた気がしました。
「上手に育てられていると思いますよ」というのも、ママのフォローとして、
仰ってくれたのかもしれませんが、
私のやり方や、考え方がまずかったり、そのせいで「そういうところに通ってる…」と
そういう風には考えなくて良いですよ…と言ってもらっているようで、
少し気持ちが楽になりました。
結局言われたことは、母子保健センターと全く同じなんですが、
いつもだと、じゃあ、どうすればいいの?まず、何を直せばいいの?
と言う感じだったのですが、
今回は取り合えず、「状況判断」すべき時に、注意して丁寧に教えてあげればよい…
という、明確な目標が出来たので、それだけでも随分楽になりました。


そうそう、次は、入園後、3ヶ月ぐらいたってから、
また、お会いしましょうということでした。

母子保健センターの方へは、児童相談所の方から電話していただけるように
お願いしました。


(思い出したら、修正&つけたし するかも知れません)


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