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2006.01.23
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カテゴリ: 思想

(たちばな出版)
本日の一言-----------------------
「一七

 人はもし、自己の本来のありかたを見失わなかったならば、どのような
場でも広大であり、どこにおいても安楽である。どうしてせまくてみすぼら
しいことなどあろうか。どんな心配やおそれがあろうか。」

 -大塩平八郎(吉田公平:訳)
----------------------------
 題名からして難しいですが、これで「せんしんどうさっき」と読みます。
江戸時代末期の「大塩平八郎の乱」で有名な大塩平八郎が記した陽明
学を中心とした著述です。それを著者の吉田公平氏が現代語訳している
ので、私でも容易に理解することができました。

 「箚記」とは、辞書によると「読書した時の感想・意見などを随時書き記
したもの。随想録。」とあります。
 「洗心洞」とは、大塩平八郎がその書斎につけた名称で、易経の「心を
洗う」ということばよりとられているそうです。

 内容は、四書五経を中心に儒教、陽明学の書籍を読んだ随想録となっ
ています。大塩平八郎の捕らえ方による経書の解釈もあるようですが、
その根底には、「知行合一」、「致良知」という陽明学の精神が流れている
ように感じられました。

 ごく簡単に言うと、「学んだことを実践しなくては本当に学んだとは言えな
い」ということでしょうか。簡単ですが、重い言葉です。

 本書の紹介によると、明治以降の人格修養の書として、佐藤一斎の「言
志四録」と並んで教養人に多く読まれていたとのことです。

目次

箚記自述
後の自述
箚記或問二条

本文 

一、天は特に上に在る

一八〇、彭南いん先生曰く、「当湖の


●for Chain Reading

・「洗心洞箚記(下)」吉田公平(たちばな出版)

・「小説 大塩平八郎」安達勝彦(耕文社)

・「大塩平八郎」宮城公子(ぺりかん社)

・「大塩平八郎 構造改革に玉砕した男」長尾剛(ベストセラーズ)





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Last updated  2006.01.23 18:32:05
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