禁煙日記

禁煙日記

2009.04.05
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カテゴリ: 禁煙
私が本気で煙草をやめようやめようと思ったとき、真っ先に思いついたのは「ニコレット」でした。最近ではニコチンガムも各社発売していてある程度選択肢がありますが、当時はニコレットのオリジナル味かミント味の2つに1つでした。

 正直、ニコレットはマズいですよ。いや、なれるとそうでもないんですけどね。最初は「こんな味のする物を吸ってるんだからそりゃ体に悪いわな」って妙に納得してしまうほどの、非常に毒々しい味です。特にニコチンという物質のせいなんでしょうが、説明書もよく読まず普通のガムのようにクチャクチャと噛んでしまうと、胃にとんでもない不快感がやってきます。

 ニコレットの使い方は、10回ぐらい噛んで柔らかくして歯茎に貼り付けておくんです。そして歯茎の血管からガムの中に含まれるニコチンを摂取するそうです。説明書にもそう書いてあります。でも…「これってガムでしょ。何で噛んだらあかんのよ」って思ってしまうと後悔します。私は非常に後悔しました。ニコレットに興味がある禁煙を志す方・禁煙中の方は十分お気を付け下さい。

 肝心の、ニコレットで禁煙出来るかどうかですが、テレビCMでいうほどすんなり禁煙成功とは行きません。そんな簡単に出来るんなら、もっと話題になってもっと広まってもっと安くなってもっとJTは困っているはずです。私が推測するところでは、ニコチンを摂取する為に煙草を吸っている人はニコレットで煙草から解放されます。ところが、煙草を吸う行為そのものが好きな人には役に立たないでしょう。

 例えばライターとか煙草ケースとか携帯灰皿とか、いわゆる喫煙具を含めて煙草が好きな人にとってはニコチンが補給されただけでは満たされないものがあるのではないでしょうか。自分が満足する方法でニコチン補給しないと満足出来ないのではないかと考えています。男性に多いコダワリ派の方々で喫煙者の方はきっと良いジッポをやロンソンのライターをお持ちなんじゃないでしょうか。

 逆に、煙草なんて吸えりゃ何でも良い。ライター?100円ライターがあるじゃないかっていう人はすんなりやめる事が出来ると思います。

 最後に、歯茎の血管からニコチンを摂取するというやり方。これはニコチンガム特有の方法ではありません。アメリカには「噛み煙草」というヤツがあります。これは味付けをして刻んだ煙草の葉を下あごの歯茎に挟んでニコレット同様にニコチンを摂取するという煙草です。YOUTUBEで「SKOAL」と検索すればどんな風に使う煙草なのかが分かります。「SKOAL」は噛み煙草の商品名です。マイルドセブンみたいなものです。





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最終更新日  2009.04.05 06:37:05
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