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カンボジア活動報告会

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2004年12月07日

９年前の今日、私は助産師学生でした。
その当時、すでに何人かの分娩介助実習を終えていましたが
学生時代に最も楽しみにしていた分娩でした。

何故なら、この日は長期で受け持たせてもらった
継続受け持ちYさんの出産日だったから。

子供の名前はTちゃん。本当に可愛いんだぁ。
元気な男の子の誕生に嬉しくて涙してしまった私です。
臨床指導者には

「学生が母親よりも先に泣くなんて言語道断！」

とその後、別室に呼び出され延々と説教され
反省すべき点は自分でも認め誤りましたが、
それでもまだ満足できずにこっぴどく絞られました。

人間は心から嬉しいとき、涙が止まらなくなることを
初めて知りました。

素晴らしいTちゃんの誕生にグチャグチャ言われることが
次第に悔しさに変わり、Yさんの出産に立ち会えたから
もう学校辞めてもいいと思って気がすむまで涙しました。
臨床指導者には、反抗的態度をとる生意気な学生と太鼓判を押され、
しばらく実習停止をくらったのですが。。。今では良い思い出です。

そんなエピソードは当然、Yさん家族は知りませんが
少なくともTちゃんが生まれた瞬間、私が涙していることが
しっかりYさんの脳裏に焼きついたみたいで
遠く離れていても私のことを忘れずにいてくれます。

こうして卒業後も交流がもてることに感謝しながら、
成長を楽しみにしています。
中でも格別に嬉しかったのは、
Tちゃんが７つの時に一緒にお風呂に入って
背中を流してもらったことです。
実に嬉しかったものです。
あれからまた、すくすくと成長しているんだなぁ。

Tちゃん、９歳の誕生日おめでとう。
私があなたの臍の緒を切りました。
元気に大きくなりますようにと願いを込めて。

♪Happy happy birthday♪

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