小さな宝物

小さな宝物

2007年07月11日
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カテゴリ: 愛読書


61. カフーを待ちわびて

沖縄の離島・与那喜島が舞台のラブストーリー。主人公である友奇明青が何気ない生活を送っていたところに、「私をお嫁さんにしてください」と手紙がきた。半信半疑の明青の前に現われたのは、見たことも無いような美らさんで……。

唐突ですが沖縄好きですか?
私は大好きです♪
たった一度しか行ったことないけれどあの青い空、エメラルドグリーンの海
本当にきれいな場所で大好きになりました。
そういえばあの時以来水着も着てないなあ・・・。
話がずれちゃったけどこの物語はそんなのどかな沖縄の景色を思い浮かべながら
読んでほしいあったかい恋のお話です。
主人公明青(あきお)は幼い頃に父に先立たれ母も家を出て行ったきり。
育ててくれたおばあも他界し島に一人でお店をしながらのんびり暮らしています。
明青は元々右手に障害がありそのせいもあって恋愛にも臆病でいるのです。
そこに突然持ち上がった同級生からのリゾート開発の話。
まずはともかく体験してほしいと出かけたリゾート開発された北陸の島で
絵馬に「嫁に来ないか」と書いたところ幸という名の女性から手紙が届きます。
「私をお嫁さんにしてください」と。
そして本当に彼女がやってきて、楽しい日々が始まるのですが・・・。

読み終わったあとあったかい気持ちになれる優しいお話でした。
カフーというのは果報=グッドニュースというような意味の沖縄の方言なんだそうです。
明青はいつもカフーを待って暮らしています。
飼っている犬の名前もカフーです。
そして最後はカフーを伝えに行くために旅立ちます。
もどかしいくらい不器用だけど真っ直ぐな島の人たちもとても人間らしく
ラブストーリーなんだけどそこにはいろんな愛が詰まっています。

この作品第1回日本ラブストーリー大賞の大賞作品だそうです。
何気ない話だけどふと優しさ、暖かさを感じることが出来る
素敵な作品だなあと思いました(*^_^*)
そして読み終わったらとっても行きたくなりました、沖縄に(。-_-。)ポッ





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最終更新日  2007年07月11日 20時37分40秒
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