小さな宝物

小さな宝物

2007年08月25日
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カテゴリ: 愛読書


97. 配達あかずきん

「いいよんさんわん」―近所に住む老人に頼まれたという謎の探求書リスト。コミック『あさきゆめみし』を購入後、失踪した母の行方を探しに来た女性。配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真…。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の良いアルバイト店員・多絵のコンビが、さまざまな謎に取り組んでいく。初の本格書店ミステリ、第一弾。

先日 サイン会はいかが? を読んでとても面白かったので以前の物も読んでみました。
これがシリーズの第1弾です(*^_^*)
いや~面白い。
まず読後感がすごくいいんですよね。
読んだあとすごくすっきりさわやかな気持ちになれるんです。
ミステリって言っても本当に小さなミステリで解けそうで解けない謎がまた
楽しくて書店の皆さんと一緒に謎解きできるのがまた楽しいです。
書店のお仕事のことが解るのも本好きにはとっても嬉しい。
本屋さんがますます身近に感じます♪

「パンダは囁く」・・・いろんな作家さんや著書のタイトルが出てくるのがもう楽しくて
           「あ、この本は読んだ」「あ、これは読んだことがない」なんて考え
           ながら楽しみました。
「標野にて、君が袖振る」・・・謎解きに使われている歌は実は私が万葉集の中で
               一番好きな歌なんです
              (学生の時万葉集に思い切りはまりまして(^^ゞ)
               なのでそれだけでちょっと嬉しくてそしてちょっと
               切なくて暖かい物語でした。
「配達あかずきん」・・・一番ミステリっぽい感じがして良かったです。
            ヒロちゃんのキャラがあかずきんにぴったりですね。
「六冊目のメッセージ」・・・本が作る出逢いの話し。
              こういう出逢い方って素敵ですよね~(。-_-。)ポッ
              おまけに「猫が好き」なんですよ。
              『夏への扉』読みたくなりました。
そういえば旦那様が私に貸してくれた本は「ねじの回転」だったなあ。
恩田陸さんじゃない方の。
自分は怖いの嫌いなくせになんで「ねじの回転」だったんだろう。
不思議だ~。
「ディスプレイ・リプレイ」・・・初めて自分が完璧にストーリー展開が読めたので
                逆にそれがちょっと嬉しかった作品でした。
                私も杏子さんに勝ったわ!って(*^_^*)
                でも杏子さんのお客さまが探してる本を見つける才能は
                天性のものだと思います♪









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最終更新日  2007年08月25日 10時47分36秒
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