小さな宝物

小さな宝物

2007年10月09日
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カテゴリ: 愛読書


138. オトナの片思い



フィンガーボウル(石田衣良)/リリー(栗田有起)/からし(伊藤たかみ)/やさしい背中(山田あかね)/Enak!(三崎亜記)/小さな誇り(大島真寿美)/ゆっくりさよなら(大崎知仁)/鋳物の鍋(橋本紡)/他人の島(井上荒野)/真心(佐藤正午)/わか葉の恋(角田光代)


片思いと料理がテーマになったアンソロジーです。
結構旬な方がそろってるんじゃないかなあと思います。
帯の「誰かに恋したら、次にどうすればよかったんだっけ」ってところに
惹かれて読みました。
私自身、旦那様と出会ったときそんな風に思ったから。

オトナの片思いってテーマなのでどうしても年上女性と年下男性って
シチュエーションが多くなっていました。
私的にはかなり年の離れた男の子に恋出来るかどうかちょっと微妙。
あ、恋は出来るかな。
片思いって恋を楽しむのに最高ですものね・・・。
そう考えると大人になってから片思いってしてないなあ・・・。

興味を持ったのは佐藤正午さんってどんな恋愛小説を書くのかなあってところで
北海道大学の文学部中退っていう経歴を見て今度きちんと作品を
読んでみようと思いました(変な発想だなあ・・・・(^^ゞ)

一番好きだったのは栗田有起さんの「リリー」
恋をするとお腹の調子が悪くなる主人公の女性が
奥さんのいる男性にときめいてしまうという話し。
昔の友達との会話がとてもほんわかしていて
自分の気持ちもなかなか自分ではコントロール出来ないものなんだよなあとか
しみじみしちゃったりしました。








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最終更新日  2007年10月10日 23時25分08秒
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