小さな宝物

小さな宝物

2007年11月26日
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カテゴリ: 愛読書

ビタミンF

176.ビタミンF

重松さんの短編集です。
Fはファミリー、フレンド、ファザー、ファイトなどのFを作品のキーワードとして
書かれていますが基本的にはどの作品も家族の物語が軸になっています。
30代後半から40代中盤くらいまでのお父さんが読んだらきっと
いろいろ考えさせられるだろうなと思います。
私が一番心にヒットしたのは「かさぶたまぶた」かなあ。
ちょっと泣けました。
この短編集を読んで思ったのはみんな普通の家族があって普通の生活に
満足しながら本当にこれでいいのかとちょっと迷ってる。
それすらも羨ましいと思う自分。
この平凡でこんな人生か?と思ってるような人生に憧れている自分。
平凡な家族で、子供がすくすく育って、だんだん意思疎通がとれなくなって
離れていってまた二人に戻って・・・って先が見えるそんな人生。
本当羨ましい。
その普通さえ手にすることが出来ない人もいるのになあって思いました。





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最終更新日  2007年11月27日 11時56分01秒
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