小さな宝物

小さな宝物

2007年11月30日
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カテゴリ: 愛読書

サウスバウンド

179.『サウスバウンド』

小学校六年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても「変わってる」と言う。父が会社員だったことはない。物心ついたときからたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、ほかの家はそうではないらしいことを知った。父はどうやら国が嫌いらしい。むかし、過激派とかいうのをやっていて、税金なんか払わない、無理して学校に行く必要などないとかよく言っている。家族でどこかの南の島に移住する計画を立てているようなのだが…。型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、長編大傑作。

奥田さんの本を読むのは初めてだったのですが、面白くてぐいぐい引きこまれました。
お父さんがあまりにも奇想天外過ぎてもしも自分がこの人の子供だったら
かなり衝突するだろうなあと思うので長女のお姉さんにとても共感(^^ゞ
でも自分の思うように堂々と生きるってそう出来ることではないから
すごいなあと思うしどこかで憧れもしますよね~。
ただそういう人生を自ら進んでは選べないなあというのも事実だったりします。

あと男の子同志の友情ってすごくいいなって思いました。
第1章の二郎君のお友達達がとっても魅力的で、仲がいいのも伝わってきて
男の子の友情ってやっぱり憧れちゃうなあ・・・・。

これ映画もすごく面白そうですよね。
レンタル出来るのを楽しみにしてます(ってまだまだ先ですね・・・)










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最終更新日  2007年12月01日 22時41分43秒
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