小さな宝物

小さな宝物

2008年01月17日
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カテゴリ: 愛読書

包帯クラブ

17.包帯クラブ

傷ついた少年少女たちは、戦わないかたちで、自分たちの大切なものを守ることにした…。いまの社会を生きがたいと感じている若い人たちに語りかける長編小説。

傷つきやすくて、自分だけが痛みに耐えているような気がしていた
10代の頃を思い出す一冊でした。
現在10代という方に読んでもらいたい本ですね。
もちろん大人になってもいっぱい包帯を巻きたくなることあるけれど
やっぱり10代のそれとはちょっと違うなあって気もします。
私的にはところどころに入るアレ(読んだ方なら解ると思うのですが)は
いらなかったなあ・・・・。
ない方がぐっと物語の中に浸れたような気がします。
そこはちょっと残念なところ。
でもアレが爽やかな雰囲気を強くしていたのかな。
天童さんの本の中ではかなりサラっとした感じなんだと思うけど
感想を読むと痛すぎて読めなかったという人もいれば軽すぎて嫌だったって
人もいて人が抱えてる痛みの感じ方や種類って本当それぞれ違うんだなあって
思いました。
私はちょっと10代の頃の傷が疼きました。
傷って呼んであげれたってことはもう過去に出来てるってことなんだよね。
でも傷跡がちょっとだけ未だに痛いんですよね・・・・。

天童さんと言えば「永遠の仔」だと思うんだけど
まだ読めてないんです。
精神状態が元気な時に読もうと思いつつなかなか
勇気がなくて踏み込めず・・・。
いっそのことどよーんとしてるときに思いっきり落ちて
みるのも手ですかね~(^^ゞ





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最終更新日  2008年01月18日 00時04分22秒
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