小さな宝物

小さな宝物

2008年01月23日
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カテゴリ: 愛読書

その日のまえに

23.その日のまえに

ひこうき雲/朝日のあたる家/潮騒/ヒア・カムズ・ザ・サン/その日のまえに/その日/その日のあとで

短編連作集です。
「その日」というのは死を迎える日のこと。
命と家族が一連のテーマになってます。

とにかく今泣きたいという方にはオススメかな(^^ゞ
泣かせる要素満載ですから。

どこか救いがなさすぎて私はあんまり・・だったのですが。
あときれい過ぎるなとも思いました。

自分が多くのいろんな死を目の当たりにしてきたからかもしれません。
「死」がきれい事ではないことは嫌というほど知ってますから。

身近に死を感じてきたせいなのかどうかは解らないけど
私はよく明日愛する人がいなくなったらとか自分の命が
いつまであるか・・・とか考えます。
そして何でもない1日に感謝することが出来ます。

「死ぬ」って本当に恐い。
昔は恐くなかったのに。
愛するものが増えると、大切な人が増えると
どんどん恐くなってしまいますね。
それは自分がいなくなっても何も変らない世界に対してなのか
自分が忘れられていくことなのか・・・・。
きっと今が幸せだから「死」を恐ろしく考えるのでしょうね。

「その日」について考える良いきっかけになる本ではあると思います。
あと健康診断はきちんと受けようと思う一冊かな。






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最終更新日  2008年01月23日 17時10分49秒
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