小さな宝物

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2008年02月11日
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カテゴリ: 愛読書

密室と奇蹟

44.密室と奇蹟

不可能犯罪の巨匠J・D・カー生誕100年を記念して、国内作家8人が贈るアンソロジー。カーのシリーズ名探偵、フェル博士とH・M卿の知られざる活躍や少年探偵バンコランの冒険、カー自身が奇蹟を解く一幕など本格探偵小説を堪能できる一冊。

ジョン・ディクスン・カー氏、ギデオン・フェル博士に会う―Mr.John Dickson Carr meets Dr.Gideon Fell(芦辺拓)/少年バンコラン!夜歩く犬(桜庭一樹)/忠臣蔵の密室(田中啓文)/鉄路に消えた断頭吏(加賀美雅之)/ロイス殺し(小林泰三)/幽霊トンネルの怪(鳥飼否宇)/ジョン・D.カーの最終定理(柄刀一)/亡霊館の殺人(二階堂黎人)

実はジョン・ディクスン・カーさんの本を読んだことがありません(^^ゞ
この人の名前を聞いて思い出すのは綾辻さんの「十角館の殺人」くらいで(^^ゞ
なのですが大好きな桜庭さんと鳥飼さんの作品が収められていたので
読むことに・・・・。
どの作品もとっても面白かったです。
いろんなタイプの作品があって密室というのがテーマには
なっているけどそれでもこんなに多種多様な密室があるのか~と
感心しました。
作家の方それぞれの色もきちんと出ていてホラーっぽいものもあれば
ちょっと滑稽なものや、あっと驚く謎解きなど
ミステリ好きな方ならどなたでも楽しめそうなアンソロジーになっています。
ご本人の本を読んでたらもっともっと楽しめたのに残念。
そしてどんな作品を書いていたのかとっても読みたくなりました。









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最終更新日  2008年02月11日 23時49分13秒
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