小さな宝物

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2008年02月17日
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カテゴリ: 愛読書

夜市

49.夜市

夜市/風の古道

くまさん555さんのブログで知り恒川光太郎さんに興味を持ち
デビュー作を読んでみました。
こちらは第12回日本ホラー大賞作品である「夜市」と書き下ろしの「風の古道」が
収められています。
両方ともとても不思議なお話です。
どこか昔懐かしいような匂いがして、ホラーの色もあるんだけど
どちらかというとファンタジー的要素が強いなあと私は感じました。
とっても不思議なお話です。

夜市は妖怪がいろいろなものを売っている不思議な市場のお話。
最初はなんかありがちな展開だなあと思うんだけど
途中からはおお~そうきたか~っていう展開になり
本当ストーリーがよく出来てるなあと感心しました。
あと日本語をとてもきれいに使われている方だなあと思いました。
読んでいてとても安心感があるんですよね。

風の古道は普段は人の目には見えないけどずっとそこにある道に
迷い込んでしまった少年の物語。
こちらも面白かったです。
不思議なんだけどもしかしたらどこかに夜市も古道も
ありそうで迷い込むのは怖いけどちょっと覗いてみたいような
そんな魅力のあるお話2編でした。








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最終更新日  2008年02月17日 23時54分22秒
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